オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

30年の歳月をかけ、ついにブータンの蝶 出版される

2012-06-29 21:50:01 | 渓流魚、蝶、自然
著者は約30年前、ブータンが長年の鎖国をとき開国した当初からブータンに蝶類の調査に入り、その後30年の歳月をかけて
ついに写真集 ブータンの蝶類 Butterflies of Bhutan を出版することができました。


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チェルノブイリで被爆した歌姫

2012-06-28 19:48:58 | 旅行
チェルノブイリで被爆した歌姫



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2012-5-14 
平原綾香さんの熱唱を聴いた翌日、チェルノブイリで被爆経験のあるウクライナの美人歌姫で、 バンドゥーラ奏者のナターシャ・グジーさんのミニコンサート付き昼食会があった。民族楽器バンドゥーラは重さ8Kg 、弦が63本もあり哀愁をおびた可憐な響きが特徴。

彼女は 父がチェルノブィリ原発で働いていたので原発から3.5Kmのところに住んでいた。1986-4-26 夜中に事故が起きた。何の警報もなく翌日はみな普通に暮らし、子供たちは外で遊び、何も知らずに猛烈に被爆し続けた。一日おいて非難命令が出たという。3日間だけの非難です。その後は家に戻るので何も持たずにすぐ非難するようにと言われ非難した。それ以来、永遠に家に戻ることは無く、家族はロシアのあちこちを点々として難民のように暮らしたという。今、チェルノブイリでは全てを地中に埋めてしまい死の世界になっています。被爆のせいで子供たちにもたくさん死者がでて、その子たちが成人して結婚し、出産するようになると赤ちゃんにも異常が出ています。人間は忘れることによって同じ過ちを繰り返す。事故を忘れないで下さい。そのために私は歌っているのですと上手な日本語で話した。

はやくも色あせつつある福島原発事故を永遠に忘れないでほしいというOK先生の強い思いを代弁しているようにも聞こえた。

みずからひくバンドゥーラの演奏と、とても信じられないほどの高音域で、まるで水晶のような澄んだ歌声。昨日平原綾香さんにやんやの喝采をした聴衆は、完全に圧倒され演奏が終わっても会場はシンと静まりかえり、あれ、どうなっちゃったのかなと一瞬心配になった。一呼吸おいて賞賛の大拍手。時間の関係でアンコールは一曲だけだったが、その後彼女のサイン入りCDを買いに皆さん殺到していた。私は彼女にOkをもらって何枚も撮影させてもらったが ご覧のとおり類まれなる美人です。2000年から日本語学校で学びながら主に日本で音楽活動をしているとのことです。日本語はとても上手です。

私はチェルノブイリ事故の直後に、たまたま家族連れでバイカル湖へ蝶の調査に行き、わけもわからずソビエト官憲に拘束され、あわや抑留というピンチに陥った経験があります。原発事故を調査しにきたスパイと疑われたのだと後に判明しました。そのうちブログで紹介するかも知れません。




ウクライナの民族楽器バンドゥーラ。とても重くて8.5Kg ある。この重たい楽器を持つので腕が太くなっちゃったそうです。


       今回の会長、福島の OK先生から お礼の花束贈呈。








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日本を元気にする歌姫

2012-06-24 20:48:33 | 旅行


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2012-5-13 東京で私の尊敬するOK先生が主催する学術集会があり、その二日目夜、宴席があった。この日は私も一仕事終わり、開放感で結構飲んだ。食事が終わってコーヒータイムの頃、OK先生が大ファンであるという歌手が登場。OK先生の地元福島は原発事故で激しく打ちひしがれたが、なんとか元気を回復しようという意図があったらしい。その女性歌手はみめかかたちもとても素晴らしく、トークも格段に上手で、歌は圧倒的迫力。 皆さんあっという間に引き込まれた。次々と聞き慣れない歌を披露してくれたが、たぐいまれなる歌唱力で完全に圧倒され、その後、やさしく引き込まれる。彼女は、もともとはサクソフォン奏者の父親の影響で、女性サクソフォン奏者であったという。最後には、そのお父さんも出てきてサクソフォンの伴奏をしてくれた。 NHK朝ドラの おひさま の主題歌を歌っていた歌手であったと今日知った。最初に大迫力で熱唱した歌の名前はジュピター。








最後は皆さん大感激、スタンデングオベーションで拍手喝采。彼女は、アンコールにもう一度ジュピターを歌った。酔ったせいか感動のあまり涙を流している人までいた。落ち込んだ日本を元気にするには彼女の歌が一番といった感じだ。彼女は今をときめく売れっ子歌手の平原綾香さん、1984-5-9生まれ。不覚にも、世間知らずの私は、この日まで彼女の存在をまったく知らずに生きてきた。そういえば、このジュピターという曲、どこかで聞いたことがあると思ったら、私の友人でいつも釣りに同行してくれるF氏が、携帯電話の着メロにしている曲であった。

           次項、チェルノブイリで被爆した歌姫へ続く。



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2010年秋、野生化ニジマスとの戦い

2012-06-20 21:12:21 | ニジマスによる被害
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2010-11-05(金) 晴れのち曇り 寒い
この日、十勝川水系支流KS川へ入った。この川は本来オショロコマしかいない渓流であったが、本流域に絶え間ないニジマス放流が続いた時期があり、それが上流のKS川にも侵入してきた。当初はニジマスは少なくて、そのうち消えてゆくと思っていたが甘かった。この10数年の間に放流ニジマスはここに定着して野生化し、繁殖を繰り返し、驚くべき勢いで在来種のオショロコマを圧倒しつつある。ニジマス狙いの釣り人に混獲されてオショロコマが減少した可能性も多少あるかも知れない。この渓流は自然度抜群の森の中を流れ、渓相も最高だが、それでも実際に魚のいる場所はいつもごく限られた水域である。今日は時間的にも遅いので、間違いなく魚のたまっている良ポイントへ直行し、そこでのオショロコマとニジマスの力関係を見ることにした。結局、そこではオショロコマ15匹のほかニジマス20-30cm が4匹釣れた。ニジマスは駆除と夕食のおかずの目的で持ち帰ることにした。オショロコマは水中で手早く撮影後、全て丁寧に元の場所にリリースした。釣れた魚の約3割がニジマスであったのは驚異である。これまでの経験上、このニジマス繁殖の勢いはきっととどまるところを知らないと思う。午後4時、もうあたりが薄暗くなり武装解除した。























2010-11-05(金) 晴れのち曇り 寒い
この日、十勝川水系支流KS川へ入った。この川は本来オショロコマしかいない渓流であったが、本流域に絶え間ないニジマス放流が続いた時期があり、それが上流のKS川にも侵入してきた。当初はニジマスは少なくて、そのうち消えてゆくと思っていたが甘かった。この10数年の間に放流ニジマスはここに定着して野生化し、繁殖を繰り返し、驚くべき勢いで在来種のオショロコマを圧倒しつつある。ニジマス狙いの釣り人に混獲されてオショロコマが減少した可能性も多少あるかも知れない。この渓流は自然度抜群の森の中を流れ、渓相も最高だが、それでも実際に魚のいる場所はいつもごく限られた水域である。今日は時間的にも遅いので、間違いなく魚のたまっている良ポイントへ直行し、そこでのオショロコマとニジマスの力関係を見ることにした。結局、そこではオショロコマ15匹のほかニジマス20-30cm が4匹釣れた。ニジマスは駆除と夕食のおかずの目的で持ち帰ることにした。オショロコマは水中で手早く撮影後、全て丁寧に元の場所にリリースした。釣れた魚の約3割がニジマスであったのは驚異である。これまでの経験上、このニジマス繁殖の勢いはきっととどまるところを知らないと思う。午後4時、もうあたりが薄暗くなり武装解除した。


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2010秋、野生化ニジマス爆釣  その弐

2012-06-19 21:27:06 | ニジマスによる被害
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2010-10-17  快晴。のち曇り
釣り下るにつれ小型→中型ニジマスが釣れ始め、やがて45cmクラスの大型も混じるようになり正に入れ食い状態になった。 釣り上げる瞬間の10カットを含めビデオ撮影もかなりできた。 写真もまあまあ、よく撮れたが釣りが楽しくなり後半は撮影がおろそかになってしまった。大型ニジマス40cm台は4匹リリース(食べても大味でおいしくないため)。30cm前後のを10匹キープ。今日は小型を含めるとニジマス60匹ほどを釣った。沈木など多く、きわどい振り込みが必要なため、すぐに引っかかり、仕掛けの消耗が激しかった。水量はまあまあで、水温は12℃。今日、注目すべきはもはやオショロコマが壊滅したかに思っていたこの水域で中型オショロコマ4匹が釣れたことだ。まだ全滅したわけではなかった。これらのオショロコマたちはとりわけ丁寧にリリースした。今はオショロコマにまったく勝ち目はなさそうに見えるが、最後の最後には一体どうなるのかな?.






















この渓流から上がるのはつらかった。意を決して、川から見上げる50m ほどの急斜面を四つん這いになって這いあがり、なんとか道へでることが出来た。はあはあ、ぜいぜい、心臓が破裂するのではないかと思った。この付近には間違いなくヒグマがいついていることを知っている。ヒグマに逢わなかったのも幸運とおもった。

夕食は 30cmくらいのおいしそうなニジマス♂と♀を2匹焼いて食べた。 胃を裂いてみると エゾアカガエル9cmと、もう一匹カエル1匹分の骨が出た。 他にミノムシを12匹食べていた。カメムシ3匹や私たちが落とした釣りエサも食べていた。♂♀とも未熟な精巣、卵巣であった。ここのニジマス産卵時期はこの付近の他の渓流と同じく早春とおもわれる。

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2010年秋、野生化ニジマス爆釣

2012-06-17 21:52:11 | ニジマスによる被害

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2010-10-17、野生化ニジマス爆釣  その壱

最初に源流域のオショロコマを見た後、この渓流の下流域でニジマスが繁殖している水域をさぐってみた。源流域から1Kmほど下流に魚類の遡上が困難とおもわれる滝があり、そこまでが野生化ニジマスの繁殖水域。その上流はオショロコマのみで、両者棲み分けができている。この川は、本来オショロコマしかいない渓流であったが、滝の下流にいたオショロコマたちはニジマスのために消えて久しい。滝の下のたまりには小型ニジマス~ニジマス幼魚が群れていた。ここから下流域は、もはやニジマス駆除など無意味であろう。しかし台風などの大増水時に、もしニジマスが滝を乗り越えたとすれば、ここの源流域に生き残ったオショロコマたちに危機が訪れると思う。15~25cm のニジマスがワンキャストワンフィッシュで釣れてくる。


















下流に向かうにつれて、すこしづつ魚体が大きくなってゆき、個体数も増えてきた。 以下 次項。


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現在 オショロコマの森ブログ4 http://web.me.com/purin4/オショロコマの森ブログ4/Blog_4/Blog_4.html から本ブログオショロコマの森ブログ5
へブログ移行準備中です。 gooブログ 大分慣れてきましたが i-web と比べるとかなり使いにくく苦戦しています。 文字の大きさを もう少し大きくしたいのですが どうも無理みたいな感じで こまっています。



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巨大ウミアメマスを渓流竿で釣る

2012-06-15 21:18:25 | 渓流魚、蝶、自然
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道東の晩秋、巨大なウミアメマスが群れをなして遡上します。





この巨大ウミアメマスを3.0mの渓流竿で釣ります。この釣り方はまるで大きな魚との格闘技になります。
しばしば、ものすごい爆発音とともに渓流竿が破壊されるので、予備の竿を何本も用意してゆきます。






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Yj-Papaが釣った北海道北見市の尺ヤマベ

2012-06-13 20:21:09 | ヤマベ釣り
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Yj-Papaが釣った見事な尺ヤマベです。
普通、北見市周辺の渓流で尺ヤマベが釣れることはまずありません。
オホーツクの Native のヤマベたちは5-6月に多くがギンケ化して降海するので
尺ヤマベまで育つことになる河川残留型がもともと少ないのです。
ただし 養殖種苗では大型化するものがあり人工的な稚魚放流や発眼卵埋没放流がよく行われている渓流では、
しばしば大型化したヤマベが釣れます。そのような川はオホーツクでは多くありません。
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巨大ニジマスのヒットフライは緑色

2012-06-12 22:46:30 | 大型魚


Yj-Papaさんは北見市内に秘密の巨大ニジマスポイントをもっているようですが
ヒットフライはずいぶん変わったものでした。セミルアーといい、緑色のフライといいユニークですね。








こんなフライにデカニジマスがくるんですね。

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Yj-Papaの釣った巨大幅広ニジマス

2012-06-11 23:05:32 | 大型魚
北海道積丹で釣れるイタマスと呼ばれるやたら幅広のサクラマスがいますが
ニジマスでも似たような形態変化をとることがあります。
栄養満点、産卵直前の野生化♀ニジマスなどが幅広銀ぴかニジマスとなります。
Yj-Papaさんが釣った巨大幅広ニジマスを提示します。









ぶんぶんに肥えた銀ぴかニジマスです。

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北海道北見市のデカニジマスハンター

2012-06-10 23:21:14 | 大型魚




北見市の我が家から50mのところにソバ打ち名人の方( Yj-Papa さん と呼ばれています) の家があり、最近ちょっとしたことでお知り合いになり、時々おいしい打ち立てソバのおすそわけを頂いていました。Yj-Papa は実は知る人ぞ知るこのあたりのデカニジマスハンターでした。つい最近そのことを知りました。彼の釣り場はなんと我が家からすぐそばの M川本流で、北見市内にこんなすごい野生化ニジマスが棲むようになっていたとは驚きでした。北見市では6月になると初夏を代表するエゾハルゼミが鳴き始めます。このエゾハルゼミに似せたセミルアーが大型ニジマス釣りに最適ですが、先日この貴重なセミルアーを巨大ニジマスに持ってゆかれたと嘆いておりました。 私たちは源流域の釣りでもっぱら細い渓流竿での釣りですが、Yj-Papa はルアー、フライが専門です。

Yj-Papa の釣ったデカニジマス 大体50cm前後主体 の写真を沢山頂きましたので時々アップさせていただくことになりました。魚はすべてリリースするとのことです。 
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