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オリンパスデジカメToughのレンズ保護ガラスが経年使用で擦り傷真っ白、どうするか。
閑話休題。
このところ、渓流釣りのおりにはいつもオリンパスデジカメTough を使用してきました。
当初、このデジカメはオショロコマなどの小型渓流魚の鮮明撮影にはとても使えないと思っていましたが、色々工夫してゆくと名機コニカデジカメKD500Zに勝るとも劣らない写真が撮れるようになってきました。
そうすると衝撃や防水機能に圧倒的に劣るKD500Zは、防水15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃、耐結露といったオリンパスToughと比べるともはや現場での使用には耐えない古い名機になってしまいました。
しかし、このスーパーデジカメTough にはとても気になる大きな欠点があります。それはレンズを保護しているいわば剥き出しのレンズ保護ガラス表面に細かな擦り傷がつきやすい事です。いつも胸ポケットにポンと放り込んで、瞬時にポケットから出してチャンスを逃さず迅速撮影といった使い方ですと擦り傷が出来やすいのだと思います。
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初めの頃は、あまり気にならなかったのですが、細かな擦り傷は増える一方です。不思議なことに擦り傷がひどくなっても、周りが明るいときはそれなりにまあまあの鮮明写真は撮れるのです。しかしあたりが暗くなると心なしか画像がボケるようになってきました。この擦り傷は当然メーカー側でも想定しているようで、レンズ保護ガラスをさらに保護するお大袈裟なカバーも売っていますが、そんなものをつけると本機種の売りでもある機動性が損なわれてしまうと思います。
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先日、なんとなくレンズ防護ガラスの擦り傷が耐え難いほどに増えているのに驚きました。まるでひどく進行した白内障の人の濁った目を見ているような、ドキッとする酷い有様になっていました。
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なんとかしなければと思いネットで調べてみると、同じような擦り傷に悩んでいる人は結構いるようで、かといってどうしたら良いか困っているといった感じです。
車両用の擦り傷修理用のコンパウンドというのがあり、これを電動クリーナーにつけて擦り傷面をピカピカに磨きあげるといった You tube 記事がありましたが、これはいいなと思いながらも電動クリーナーを用意するというのがちょっとお大袈裟で面倒感ありで踏み切れず。
先日、フォレスターの冬用ワイパーを買いに イエローハットへ行ったおり、偶然そのコンパウンドが目にとまりなんとなく購入。
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帰宅後、レンズ保護ガラスが擦り傷で白く見えるほどになった オリンパスTough 2台を出して、コンパウンドをたっぷり塗って恐る恐るティッシュペーパーでゴシゴシこすってみました。
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みるからに擦り傷だらけだったガラス面がさらに酷い傷だらけ真っ白混濁状態になってしまい、あれまーやっちゃったと思わず後悔。これでは流石にもう撮影は無理と思われました。
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そこで、ダメもとで再度、細めから中細、最後は極細と3種のコンパウンドを塗ってはゴシゴシを繰り返しました。3回繰り返した頃、なんだかガラス面が綺麗になってきたようで、さらに力をこめてゴシゴシをやってみると、やがて擦り傷で白くなっていた保護ガラスが心なしか少しだが透明になっているのに気づきひと安心。
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最終的にレンズ保護ガラスが擦り傷で白内障みたいになっていたのがあっと驚く新品同様のピカピカ透明ガラス面に戻っていました。
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さて今後、また擦り傷ができることは当然想定されますが、その折にはまた磨いてみようと思います。
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同様な擦り傷を気にされている方は案外多いのではないかとおもいますが、このコンパウンドゴシゴシ磨き作戦をトライする方は、あくまで自己責任で行ってください。
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