オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

オリンパスデジカメToughのレンズ保護ガラスが経年使用で擦り傷真っ白、どうするか。

2024-11-11 21:14:36 | コニカデジカメKD500Z
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オリンパスデジカメToughのレンズ保護ガラスが経年使用で擦り傷真っ白、どうするか。


閑話休題。


このところ、渓流釣りのおりにはいつもオリンパスデジカメTough を使用してきました。



当初、このデジカメはオショロコマなどの小型渓流魚の鮮明撮影にはとても使えないと思っていましたが、色々工夫してゆくと名機コニカデジカメKD500Zに勝るとも劣らない写真が撮れるようになってきました。



そうすると衝撃や防水機能に圧倒的に劣るKD500Zは、防水15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃、耐結露といったオリンパスToughと比べるともはや現場での使用には耐えない古い名機になってしまいました。


しかし、このスーパーデジカメTough にはとても気になる大きな欠点があります。それはレンズを保護しているいわば剥き出しのレンズ保護ガラス表面に細かな擦り傷がつきやすい事です。いつも胸ポケットにポンと放り込んで、瞬時にポケットから出してチャンスを逃さず迅速撮影といった使い方ですと擦り傷が出来やすいのだと思います。








初めの頃は、あまり気にならなかったのですが、細かな擦り傷は増える一方です。不思議なことに擦り傷がひどくなっても、周りが明るいときはそれなりにまあまあの鮮明写真は撮れるのです。しかしあたりが暗くなると心なしか画像がボケるようになってきました。この擦り傷は当然メーカー側でも想定しているようで、レンズ保護ガラスをさらに保護するお大袈裟なカバーも売っていますが、そんなものをつけると本機種の売りでもある機動性が損なわれてしまうと思います。




先日、なんとなくレンズ防護ガラスの擦り傷が耐え難いほどに増えているのに驚きました。まるでひどく進行した白内障の人の濁った目を見ているような、ドキッとする酷い有様になっていました。








なんとかしなければと思いネットで調べてみると、同じような擦り傷に悩んでいる人は結構いるようで、かといってどうしたら良いか困っているといった感じです。



車両用の擦り傷修理用のコンパウンドというのがあり、これを電動クリーナーにつけて擦り傷面をピカピカに磨きあげるといった You tube 記事がありましたが、これはいいなと思いながらも電動クリーナーを用意するというのがちょっとお大袈裟で面倒感ありで踏み切れず。



先日、フォレスターの冬用ワイパーを買いに イエローハットへ行ったおり、偶然そのコンパウンドが目にとまりなんとなく購入。




帰宅後、レンズ保護ガラスが擦り傷で白く見えるほどになった オリンパスTough 2台を出して、コンパウンドをたっぷり塗って恐る恐るティッシュペーパーでゴシゴシこすってみました。




















みるからに擦り傷だらけだったガラス面がさらに酷い傷だらけ真っ白混濁状態になってしまい、あれまーやっちゃったと思わず後悔。これでは流石にもう撮影は無理と思われました。





そこで、ダメもとで再度、細めから中細、最後は極細と3種のコンパウンドを塗ってはゴシゴシを繰り返しました。3回繰り返した頃、なんだかガラス面が綺麗になってきたようで、さらに力をこめてゴシゴシをやってみると、やがて擦り傷で白くなっていた保護ガラスが心なしか少しだが透明になっているのに気づきひと安心。












最終的にレンズ保護ガラスが擦り傷で白内障みたいになっていたのがあっと驚く新品同様のピカピカ透明ガラス面に戻っていました。




さて今後、また擦り傷ができることは当然想定されますが、その折にはまた磨いてみようと思います。








同様な擦り傷を気にされている方は案外多いのではないかとおもいますが、このコンパウンドゴシゴシ磨き作戦をトライする方は、あくまで自己責任で行ってください。



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名機コニカデジカメKD500Z

2015-09-04 14:49:29 | コニカデジカメKD500Z
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名機コニカデジカメKD500Z





コニカ株式会社より、世界最小・最薄サイズ*1の超コンパクトで高品位なフルフラットボディに、世界最速1.3秒*2の高速起動時間と超高精細5.0メガピクセル・高性能光学3倍ズームレンズを搭載した、“コニカDigital Revioシリーズ”の最上位機種『コニカDigital Revio KD-500Z』が2002年10月25日より新発売されます。“コニカDigital Revioシリーズ”は、高画質な写真を生み出す‘クオリティ’と‘カメラとしての基本性能の高さ’を追求しながら、快適な操作性・機能性を発揮する‘ユーザーフレンドリーな製品の実現’を目指す、コニカ・デジタルカメラのシリーズです。シリーズ・ハイエンド機となる今回の『KD-500Z』は、5.0メガピクセルと光学3倍ZOOM HEXANONレンズ、コニカ独自の新信号処理エンジンなど、シリーズコンセプトを高いレベルで実現する装備を数多く搭載しています。これにより、銀塩写真に迫る超高精細画像と高度な撮影テクニックを、快適な操作性で実現することに成功しました。

*1 2002年10月1日現在。5.0メガピクセル・光学3倍ズームクラスの中で。
*2 連続使用状態において、SDメモリーカード16MB使用時。2002年10月1日現在のAF、5.0メガピクセル光学3倍ズームデジタルカメラにおいて。




上記の文章は 私が現在も最も愛用しているコニカデジカメKD500Z が今から13年前に発売されたときのものです。

現在の最新型デジカメと比べると SL と 新幹線 ほどの性能差があるとおもいますが 私はいまだにこの古いデジカメを愛用しており 私のブログにでてくる写真の95%くらいは この古典的なデジカメで撮影されたものです。

このデジカメは 当時の価格で 93000円もしました。

最初の1台は妻が買いましたが、当時私は銀塩写真の名機α9000をもっぱら愛用しており、このデジカメを買った新し物好きの妻を心底小馬鹿にしたものでした。

しかし、このデジカメで写した写真を見て、あまりの素晴らしさにびっくり仰天。もはや 銀塩写真の時代は完全に終わったことを瞬時にして悟らざるを得ませんでした。

それでもなにかと屁理屈をつけて銀塩写真の優位性を自分に言い聞かせていましたが、気がついたら、いつのまにか α9000 はホコリをかぶっていたのでした。

その後、星の数ほど次々とデジカメの新機種がでて種々の新機能も満載で画素数など不必要なほど高くなり、シロートさん相手に売らんが為の重装備デジカメ(ほとんどの機能は実際には使われない)が主流になったものです。

ただ、蝶や昆虫、魚の撮影においてのできあがり写真は はっきり言って コニカデジカメKD500Zシリーズをしのぐものはありませんでした。

私は、ずいぶん沢山のデジカメを買いましたが多くはゴミ箱行き。

なぜコニカデジカメKD500Zが これらの接写フラッシュ撮影で うまく撮影ができるのかはよくわかりません。

気がついたら コニカという会社もとうの昔につぶれてしまい、このカメラは中古機が主体となってゆきます。

中古機をずいぶん購入しました。とにかく よく壊れるのです。

水をかぶったり、湿気の多いところで使用すると すぐ壊れる。

雨が降っている時に使用すると、特に濡れなくとも、しばしば壊れる。

壊れ方としてはスイッチが入らなくなるのがもっとも多かった。

このほかデジカメ内部にたまったホコリが湿気を吸って基盤内がショートといったパターンも推定されました。

それで、もう30台以上のコニカデジカメKD500Zを購入していました。予備バッテリーも劣化が早いため、ずいぶん沢山買いました。




あるとき、どうせ壊れたのだから、と思い切って力まかせに分解してみてびっくり。スイッチのところに細かなゴミがびっしり着いて、それが水分を吸うとそこが動かなくなり、通電しなくなるということがわかりました。






なんとも初歩的な弱点です。爪楊枝で丁寧にゴミを取り除くと容易にスイッチが入り、うんともすんともとも動かなかったデジカメが復活したのでした。


こうして、ずいぶん沢山の故障機を復活させました。

もちろん、他の原因でもよく壊れるため、私にとってコニカデジカメKD500Zは消耗品です。

修理も容易で機関銃でいえば、いまだ世界中の貧乏ゲリラが愛用しているカラシニコフとよく似ているとおもいます。

やたらでっかい一眼レフデジカメをぶらさげている方々をよく見かけますが、あれでお魚や蝶の接写をされているのには心底感心してしまいます。

私もそうとう高額な、でっかい一眼レフカメラを二機種ほど買いましたが、私にとって、この大型カメラでの撮影はいくつかの理由で、無理でした。今はホコリをかぶっています。

そんなわけで、釣りや蝶の観察・採集時は胸ポケットに 名器コニカデジカメKD500Z を一台、ポンと気軽に放り込んで、チャンスには手早く、ばしゃバシャばしゃバシャ と撮影するパターンが今も続いています。

水中のオショロコマの鮮明な写真を気軽に確実に撮影できることは、このデジカメに出会って可能になりました。

このデジカメに会わなければ 写真集オショロコマの森 知床編 はもちろん、このブログそのものもこの世にはなかったと思います。

ちなみにメモリーはSDカードで容量2Gが現実的には最適です。この2G・SDカードも最近ではなかなか手に入りにくくなっています。


  2015-9-4 記。


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