オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

北見市近郊T川源流域のオショロコマと激しい回転運動

2022-03-30 18:41:25 | 渓流魚、蝶、自然
北見市近郊T川源流域のオショロコマと激しい回転運動






オショロコマ、アメマス、ヤマベ、そして招かれざる侵入者ニジマスなどが混生する北見市近郊のT川。





中流、上流、源流域ではこれらが種々の力関係のもと混生するが、現在、最源流域にはオショロコマのみが棲息している。


























近接撮影すると、明るい色調で比較的美麗な外観のオショロコマ。










やや暗色調のオショロコマ。












オショロコマ腹部。










ここのオショロコマ幼魚は色調・斑紋はくすんだようなはっきりしない外観。










一般的に釣り上げたばかりのオショロコマは釣り針を支点にして、激しい回転運動を行い、しばしば口が切れたり、浅かかりの針がはずれる格好で、針から逃れ逃亡する。このときは無理に押さえず、なすがままにして、おとなしくなったところで手早く水中で撮影し、リリースします。














      次項に続く。



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活火山雌阿寒岳を空撮。1959年大噴火の思い出。

2022-03-26 14:44:48 | 北見市の出来事
活火山雌阿寒岳を空撮。1959年大噴火の思い出。

20XX-11-26 (日) 曇り  寒い


雌阿寒岳は主峰ポンマチネシリ(標高1499m)など8つの火山で構成される成層火山群の総称で遠くからみると一つの大きな山に見える。





北海道東部阿寒湖の近くにあり北見市からはやや近くて、登山口までは車で約1時間。





雌阿寒岳に対してすぐ近くには雄阿寒岳( 1370m )があるがこちらは1万年前の噴火を最後に現在は火山活動はない。




一方、雌阿寒岳は現在も盛んに噴煙をあげている活火山で、私が知っているだけでも1959年に大噴火、2006年、2020年に小規模な噴火があった。





1959年の大噴火は私が中学生のときで地震のゆれなどはもはや記憶にないが火山灰がすごかった。




朝,起きると空はすべて灰色に覆われて太陽の光がなく夜みたいであった。





昼間でも自動車がライトをつけて走っていました。






しんしんと雪のように連日火山灰が降り続き、掃いても掃いても積もった。





その後1週間ほどは太陽の光がなく夜も昼もない日が続いて、最後は恐怖を覚えたのを思い出す。





町も山も森も畑も川も厚く降り積もった火山灰で、最後は見渡す限り恐怖の灰色の世界であった。





まるでこの世の終わりを思わせる光景であったが、噴火がやみ火山灰降下がおさまるとみるみる火山灰は除去されて、やがて何事もなかったかのように、もとの風景がもどったのでした。





とある秘密情報では、近年、雌阿寒岳山麓においしい松茸の群生地があるらしく、まことしやかな地図まで書いていただいているが、いまだ松茸とりに出かけたことはありません。





今回提示した写真は、札幌にでかけた帰路、女満別空港にむけて比較的低い高度で着陸態勢に入りはじめたJAL機内から、たまたま眼下に雌阿寒岳の噴火口がはっきりと見えたので撮影したものです。





こんなに噴火口がはっきり見えることは滅多になく絶好のチャンス。





朝1番の早い便で乗客はわずか10名。そのため撮影しやすいシートに素早く移動してなんとか雌阿寒岳を撮影できました。






飛行機が着陸態勢に入ると配られる、いつものチョコ。孫用にと沢山とる。





上空からみるオショロコマの森は雪化粧。





女満別空港へ着陸。
















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おいしいヤマベを少し持ち帰る。

2022-03-22 23:42:06 | 渓流魚、蝶、自然
おいしいヤマベを少し持ち帰る。





20XX-7-25 (金) 晴れ



ヤマベ解禁後、約1か月が過ぎたが、まだヤマベの状態はよくておいしい時期だ。










この渓流には、ヤマベ、アメマス、オショロコマ、ニジマスが生息するが、ヤマベは一番少ない。















ヤマベ2年魚。 native の小型ヤマベより、やや立派な体躯。












ここのヤマベは過去に10年以上にわたって放流されていた養殖ヤマベが起源で、オホーツク native の小型ヤマベたちと異なりしばしば良型個体も釣れる。






この日は食べる為のヤマベを少し釣って持ち帰り、夕食に塩焼きにして食べたがまだ白子の発達しておらず、そのためまだ魚肉に脂がのっておいしいヤマベでした。。







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オホーツクの節分豆まき大会の特徴。

2022-03-19 10:49:57 | 北見市の出来事
オホーツクの節分豆まき大会の特徴。



20XX-2-5 (金) 曇り 寒い



夜、恵方巻きを食べたあと、恒例の節分豆まき大会をやった。










豆まきとはいうものの、実際はピーナッツ(落花生)と アメ、チョコレート、包み菓子 などを鬼のお面をかぶった子供たちに大人たちが投げて子供たちがそれを必死に拾うのだ。











本州では いった大豆 などを撒くようだが拾って食べるには不潔だし、北海道では殻付き落花生を撒く。







昔は落花生だけであったが子供たちに人気なく、オホーツクでは、お菓子類を混ぜて投げるようになって久しい。






最近、子供たちは賢くなってピーナッツは拾わず真っ先にチョコやアメ、お菓子ばかり拾っている。





しばしば、お菓子をめぐって大喧嘩になるが、今年は豆まき直前に既に大喧嘩して、いったんそれが治まっており、豆まき中は大丈夫であった。




やはり年齢順にお菓子を巧みに拾い分けており、末娘や長男君はかしこい姉たちに負けて落花生ばかり多く拾う羽目になった。





一般的に年齢の数だけ豆(落花生)を食べるとよいらしいのだが、私たち夫婦くらいになると、ちょっと食べきれないほどの豆の数になってしまうので、適当にお茶を濁して終了。






わんこたちも豆まきに参加したかったようです。








体の圧倒的柔らかさを誇示する孫娘たち。





恵方巻きのあとの恒例の豆まき大会はおしまい。





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北海道の陸封型アメマス(エゾイワナ)の背ビレは完全無紋。

2022-03-16 16:51:00 | 渓流魚、蝶、自然
北海道の陸封型アメマス(エゾイワナ)の背ビレは完全無紋。





北見市近郊 T 川の源流域はヤマベの多い水域の上流はアメマス、オショロコマの生息域が交互にみられ、しばしば混生する水域もある。今回は、まずアメマスの多い水域をめざし、ひとしきりアメマスの撮影を行った。



ヤマベ分布域を過ぎ、しばらく走ると林道上にヒグマのやや古いウンコ。




ここは アメマスの多い水域だ。アメマスといっても すでに海との交流は断たれて半世紀ほど経過しており、完全に陸封型個体群として生き残って繁殖しているいわゆるエゾイワナたちだ。












エゾイワナたちは海からの遡上ウミアメマスには由来せず、普段は大型個体は少ない。現実的には狭い源流域で大きくなっても個体群として有利なことはなにもないと思う。

















ところで、北海道オホーツクのエゾイワナの大きな特徴として背ビレが完全に無紋であることがあげられると思う。




















ごく稀に 背ビレ付け根にのみ、わずかな白点を現すものがいるが、ほとんどの個体では背ビレが完全無紋であるといえる。









東北のアメマスやイワナの背ビレが完全無紋であるのかどうかはとても興味深いが、私自身は調べたことがありません。




私のように水中で背ビレがピンと張った写真を撮影する方はほとんど見かけたことがないため、多くのブログなどの写真で背ビレの斑紋の有無につき情報を得ることは難しい。



この点につき東北のアメマス釣り師の方のご意見を鮮明な背ビレ写真とともに聞かせてていただければ幸いです。





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アメマスやオショロコマのヒレに寄生する淡水ヒル。

2022-03-13 19:14:36 | 川ヒル寄生
アメマスやオショロコマのヒレに寄生する淡水ヒル。



20XX-7-25 (金) 晴れ

オホーツクの清流に棲む渓流魚のヒレには、しばしば小型の淡水ヒルが付着して寄生しています。


ヒルの寄生は最源流域のオショロコマに最も多く見られ、アメマスやヤマベのヒレにも見られることがあるがオショロコマと比べると頻度はさほど多くない。





ヒルの大きさ、太さ、長さはまさに変幻自在で、おおかたは気をつけていないと容易に見落とす小型サイズ。






興味深いことには、このヒルに寄生された渓流魚たちはとりわけ弱った気配はなく、普通は元気いっぱい。




またヒルが付くことによって渓流魚たちが何らかの利益を受けているようでもなく、いわゆる共生関係でもなさそうだ。






ボラやスズキにはウオビル科ヒル類の一種で大型のヒダビルの寄生が知られるが、これは明らかに魚から吸血しており、寄生された魚にとってははなはだ迷惑ではなかろうか。





オショロコマ、アメマス、ヤマベに寄生するこれら小型の淡水ヒルに関しては私がネットレベルで調べた限りではその存在意義を含めて詳細は不明で、どなたか詳しい方がおられましたらご教示いただければ幸いです。





今回 北見市近郊のT川源流域で釣ったアメマス(エゾイワナ)の胸ビレにも、この小型淡水ヒルが付着(寄生)していたので提示しました。刻々と形態が変わる様子を写真で確認して下さい。







アメマスに対して、オショロコマに淡水ヒルが寄生することはさらに稀でなく、同じ場所で釣ったオショロコマにも付着していました。









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北見市近郊T川、珍しい陸封型尺ヤマベの♀を釣った。

2022-03-10 13:54:38 | 渓流魚、蝶、自然
北見市近郊T川、珍しい陸封型尺ヤマベの♀を釣った。




20XX-7-25 (金) 晴れ



朝10時。北見市近郊のT川源流域にゆく。自宅から約1時間20分で釣り場へ着いた。途中の林道にはコムラサキの吸水集団が多く車に驚き舞い散る。オオイチモンジ♀の破損個体が林道を舞っていた。



T川源流域は意外と渓相がよろしくない場所が多いが、一部原生林の中を屈曲蛇行して流れるところに私の秘密のポイントが三カ所ある。



まっすぐに、その森の奥にある三箇所のポイントへ向かう。三カ所とも渓流の屈曲部分が大きくほれて深みになっている。



ここはとりわけヒグマの気配が濃厚であるのを警戒してか一般の釣り人は入ってこないようで、そこへゆくたびにごっそりと魚が溜まっていることが多い。



深みの手前は瀬になってさざ波があり、深みの表層にも小波がひろがるため、上流に立ち込む私の姿は魚からは視認しにくい。



瀬のところから、たまりに流し込むことで次々にアタリがくるという理想的な釣り場である。



ここでの釣りのコツは他の魚たちに怪しまれないように、針かかりしたとたん遊ばせず一気に抜きあげる。




ここは何故かオショロコマは稀でアメマスが主体。ニジマスは以前は多かったが駆除を続けているうちに確実に減少しており、じきに姿を消すと思う。




ここではヤマベもけっこう釣れる。この日、珍しく30.5cm の♀尺ヤマベも釣れた。





さすがにこの大型ヤマベは一気には引き抜けず、流れにのって糸鳴りをさせながら細い渓流竿を満月のように引き絞ってくれた。






釣った時は気づかなかったが食べるために持ち帰り、さばいているときに卵巣を確認、♀だとわかった次第。





この渓流で尺ヤマベが釣れることは稀で、それがメスヤマベであったことはさらに珍しいことであった。



ちなみにこの渓流はとある理由で海との交流が完全に断たれており、ここのヤマベ個体群は何十年も放流され続けてきた種苗を起源とする、所謂陸封型ヤマベである。




同様の陸封型ヤマベの♀は近郊の美幌川水系源流域や道東の忠類川でも釣ったことがある。




北見市近郊には同様に海との交流が途絶えた水域に、放流ヤマベを起源とする陸封型ヤマベ個体群のみられるところは多いが♀が釣れることは比較的めずらしいとおもう。





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白いシャジンの花が咲き誇る風景

2022-03-05 16:32:02 | 北見市の出来事
白いシャジンの花が咲き誇る風景。


とある夏の日。窓をコンコンやって孫次女君がやってきた。紙粘土と先日女満別湖畔でたくさん拾ってきた貝殻でかわいい鉛筆立てをつくったという。




なかなか趣のある鉛筆立てで、ほんのりと心温まるすばらしい作品です。下にあるのは女満別湖畔でひろった軽石。




貝の声が聞こえる耳を持ちましょう。






孫三女君は健康ドリンクでドーピングしてたくましそう。







孫長男君とクッキー。







野菜畑。もうすぐいろいろと収穫です。







庭に大繁殖したモイワシャジン白花が咲き誇っています。











我が家の庭はシャジンが多く、これから秋にかけていろいろ咲き誇ります。






株分けしたレブンウスユキソウ。







青いアジサイの花。これからどんどん咲きます。







昼は冷たいソバとソーセージ。








といった、別にどうということはない日の写真をコンピューター画面の片隅みに発見したので、アップしました。こんな日常がいかに貴重なものであるか世界の状況を見るにつけては、つくずくと感じ入る昨今です。





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