goo blog サービス終了のお知らせ 

オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

2021-11-27 夕張でヒグマと誤認されてポニーが撃たれた。

2021-11-30 21:30:20 | ヒグマの被害など

2021-11-27 夕張でヒグマと誤認されてポニーが撃たれた。



ヒグマ騒動の続く夕張市でまた、ヒグマがらみの悲劇があった。 





かわいい小型馬ポニーをクマと間違って撃ってしまったという。





誤射したハンターは鹿撃ち猟に出ていたようだが高さ1mほどの枯れ草がひろがる牧草地にいたポニーをヒグマと誤認して撃ったもよう。






おそらく遠くから高性能スコープ付きライフルで狙撃したとおもわれるが、先般の夕張市のハンター死亡ヒグマ事故の後だけに、かなりの思い込みもあったのではなかろうか。 



鹿猟が始まり沢山の鹿撃ちハンターが山に入るようになると渓流でオショロコマ調査をしていて鹿やクマと誤射される危険があり、私はこの時期はヒグマとの接近遭遇より、誤射を恐れています。




血まなこのハンターにかかるとオレンジ色の警戒服を着ていた林業作業員まで、鹿と誤認、撃ち殺されてしまった事件もありました。



このかわいいポニー君は今回の事件とは関係ありません。




新聞記事は我が家で長年購読している北海道新聞朝刊より引用しました。



最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


このかわいいポニー君は今回の事件とは関係ありません。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021-11-24 夕張でハンター、ヒグマに逆襲され死亡。

2021-11-27 16:24:58 | ヒグマの被害など
2021-11-24 夕張でハンター、ヒグマに逆襲され死亡。







報道各社によれば、江別市在住の50歳代男性ハンターが狩猟に出たきり戻らないと2021-11-24 家族から警察に捜索願が出され、警察は携帯電話の位置情報から50代男性が夕張にいたことを突き止め、ヘリで上空から捜索を行ったところ夕張市富野の山林の林道で彼の車を発見した。


警察署員らが付近を捜索すると25日午後1時15分ごろ、北海道夕張市富野の山林で、栗山署員らが、頭部に深い傷を負った男性の遺体を発見した。 


男性の遺体は林道から20メートルほど下の斜面にあおむけに倒れていて、近くには彼の狩猟用の銃が落ちていたという。猟銃には発砲した形跡があり、クマがかじったような跡もみられたという。


状況から、たとえば林道から沢にいるヒグマを発見し発砲したあと、沢に降りていったところを隠れていたヒグマに襲われ返り討ちにあったのではなかろうか。


栗山署で行った司法解剖の結果、死因は頭部を激しく損傷したための外傷性ショックとされた。


ヒグマはもろにハンターの頭部・顔面を攻撃していることから激しい敵意をもって一撃必殺を狙っている。これはヒグマが自分を撃ったハンターを襲う場合に最も多く見られる攻撃パターン。


夕張では最近でもヒグマ出没で同市滝上公園が閉鎖になったり、大型のヒグマが捕獲されたりしていてヒグマが多い地域だ。今回の現場も夕張市役所から西に約2Kmという市街地に近い山林であることから、このヒグマは付近に居着いている個体ではなかろうか。



種々、事情があるかもしれないがこのヒグマはできるだけ早く駆除する必要があるとおもわれます。



今年度に入って起きたヒグマによる人身事故は本例を含め8件で、死傷者はあわせて12人(死者4人、けが8人)にのぼり、統計が残っている昭和37年度以降最も多く、ヒグマ目撃情報も最多となっている。






ヒグマ愛好家や研究者たちはその理由・原因につき色々と述べてはいるがそれらはすべて付随的な理由に過ぎない。



年中ヒグマの巣窟奥深くオショロコマをもとめて入り込んでいる私の個人的な感想としては、エゾシカの場合と同じで、単純にヒグマの数が増えすぎただけとおもっています。




今回の捜索はヘリが有用であったようです。ちなみに、万一私が山から戻らない場合は上空からのヘリによる捜索(私の車を発見してもらう)を依頼するよう、いつもかみさんに話しています。車はできるだけ上空から見えやすいところにとめています。



その後の栗山警察署の調べで、この男性は 北海道江別市錦町の 会社員 橋本和晶(かずよし)さん 53歳 と判明しました。



2021-11-30 北海道新聞朝刊より。





報道各社の情報を参考にしましたが 今回引用させていただいた新聞記事は我が家で長年購読している 北海道新聞のものです。



最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道東、バイカモの渓流でカワマスをさがす。

2021-11-23 21:34:51 | カワマス
道東、バイカモの渓流でカワマスをさがす。




20XX-10-23 (金) 晴れ



AM10:30  北見市を出発。  かねてより気になっていた道東のバイカモの多い渓流の未調査水域にカワマスをさがしに出かけた。




今日の調査水域は上流の二本の支流である。




まず、右沢に入った。屈曲蛇行は強いものの、ひたすら急な流れのバイカモの多い川で足下は細かな砂礫で川の中に立っていると足下の砂礫がどんどん流され転びそうになる、川底がきわめて不安定な渓流だ。






所々に深みのある狭いところがあるがどこも流れは速くて、魚が定住できるところが少ない。





水温は8℃で冷たく澄んでいるが川岸はヘドロ状の堆積が多く、すぐに濁りやすい。





川面を埋め尽くすバイカモの隙間を狙ってエサを流してもヒユーッと流れていってしまうところが多く魚を誘いだすのに一苦労。












これは、もしかするとF1の可能性があるが、遺伝子解析をしなければ断定できないかも。



オショロコマは流れのゆるい場所のバイカモの陰にいて人影でスーッと逃げてゆく。





スーッと走った 30cmほどの魚体はニジマスだろうか。





結局、ニジマス若魚2 オショロコマ6 でおしまい。期待していたカワマスや、カワマスとオショロコマの雑交F1 は発見できなかった。


























次に左沢の上流を探ったが、オショロコマ幼魚がエサ採りをするばかりで成魚がいない。




先日の台風崩れの大嵐の大増水で魚たちが全部流されたのだろうか。




とにかく今日は魚が少なく、大増水や大嵐の爪痕は各所に見られた。 



結局、左沢では オショロコマ4匹のみ。 ニジマスやカワマスや F1 はいなかった。 












今日は 結局 目的のカワマスやF1は1匹も釣れなかった。オショロコマやニジマスも多いとは言えなかった。


撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。


いつもの釣りと比べると実に物足りない釣り行であった。








川の周囲はどこまでも広大な牧草地で毎年、このあたりの渓流の自然度が低下してゆくように感じる。








午後4時。もう日陰は暗く、気温も低下して武装解除。 











午後6時すぎ 帰宅。



最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画、砂の惑星を見た。

2021-11-21 10:21:45 | 映画
映画、砂の惑星を見た。

2021-11-20 ( 土 ) 曇  5度C

閑話休題。久しぶりに釣りにも行かず、庭の片付けもやらず、孫とカップ焼きそばを食べただけの、のんびりした日でした。夜、急に発作的に映画を見に行きました。話題作 砂の惑星 Dune. スターウォーズに酔いしれた世代なので多少気にはなっていました。 しかし、最大の目的、ある期待を持って、ちょっと映画に行ってくると、家を出たのです。映画は期待していたとおり新鮮な目をむく映像のオンパレードで、特に音響効果がすごいこと、すごいこと。話の内容は今の世界とあまり変わらず、現在地球を支配している大国の首脳たちの顔と完全にオーバーラップします。下手な鑑賞後感想文はやめにして、小学生と同じで、おもしろかった、すごかったですとしておきます。ただ、最近導入された自動入場券売り機、何度タッチしても反応せず。もしかしてボケちゃってこんなこともできなくなったのかとあせる。ポップコーン売りのお兄さんしかおらず、聞くと、このタッチパネル、触れても反応しない人、結構います。私も時々反応しなくなります。と言いながら券を買ってくれた次第、不良品です。ところで前述の、最大の目的、ある期待はどうなったか。残念ながら私以外に一番後ろの席に男性客一人。首都圏などで話題作とさわがれても、北の果て北見市では夜遅い時間帯では広い劇場に私一人ということがあり、それをおおいに期待していったのです。別に映画泥棒をするわけではありません。たった一人で夜間興業の映画を贅沢に満喫したかったのです。




この巨大?な生き物はなんだ。長さ数Km. このまさにトンボみたいなのは何だ。








最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネルケのプロフィール  その参  カップ麺

2021-11-18 17:19:47 | ヒメマス
ネルカのプロフィール その参 カップ麺







とある秋の日。 (日) 晴れ  最高気温15℃ 寒い 寒い


今日は蝶の幼虫の世話やら、たまりきった画像の処理やらやること一杯で、魚釣りはどうしようか迷いに迷ったがとても天気がよいので、午前10時に岸寄り中のヒメマス(landlocked Oncorhyncus nerka )釣りに北見市を出発。



午前11時過ぎに現地着。


全国各地 全道各地からの車が日曜のせいか、まさに沢山の車が駐車しており今日は北見ナンバーも多い。

 
私が着いた頃、はや釣りを終わって帰路につく車も多くみられた。













何人かの釣り人に聞いてみたが、ほとんど釣れていないとのこと。














毛針やルアーにはなかなかこないようだ。岸寄りしているヒメマスは産卵行動に専念しており いくら喰わせようとしても滅多なことではヒットしない。

















頼みの威嚇バイトも、こんなにたくさんの釣り人がいてはヒメマスも警戒してルアーやフライを噛みにはこないようだ。
















それでも皆さん、投げちゃ引きや、毛針の振り込みを無心に続けています。

















突然、激しい水音。やったーっ、エッグのフライに食いついたー と叫ぶ釣り人がいた。しかし、それはおもったとおり大型のウグイでした。














 

ダブルハンドを思い切り振り回してフライを遠投する人、岸辺で足下のヒメマスに喰わせようと粘る人、なんとか威嚇バイトを起こさせようとルアーを踊らせる人、スプーンのルアー三本針で岸辺のヒメマスを狙い引っ掛けを試みる人、無心にキャストを繰り返す人、ものすごい長竿をだしてかなり深いところまで立ちこみ浮き釣りで頑張る人など実に様々だが、ほとんど釣れていないようでした。













昼食はイクラおにぎり、お湯を持参したカップ麺。冷たい水に手を入れての撮影を続けて、低体温症なりかけ寸前状態で、暖かいカップ麺は最高。いつも低体温症でひどい目に遭っているので今日は暖かいカップ麺を用意してきたのだが、温まり最高。スープまで全部飲んでしまいました。







私は もう一匹 もう一匹と 撮影、リリースを続けて気がついたら 湖畔には釣り人が誰もいなくなっており、もうあたりが暗くなって  4:30武装解除。



              この項、 続く。





最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネルケのプロフィール  その弐 威嚇バイト

2021-11-12 20:57:22 | ヒメマス
ネルカのプロフィール その弐   威嚇バイト





とある秋の日。 (金) 曇り 18℃


朝9:30 屈斜路湖へ向けて北見市を出発。峠は晴れて湖がきれいで撮影。

10:40 屈斜路湖畔へ到着。 湖はベタナギ。

私の好きなヒメマス( landlocked Oncorhyncus nerka )の岸寄りポイントでは、はや14名ほどの釣り人が ルアーやフライで釣りをしていたが ほとんど釣れていないようであった。





釣れないので早々に引き上げた釣り人もいたというから、朝方はずいぶん賑わっていたようです。






ヒメマスは岸寄りしていたが、まだ最高潮ではなく個体数はあまり多くはない。





かっては足の踏み場もないほどのヒメマス岸寄りがあったというが、近年はそんな光景は見られないらしい。






今日はベタナギで 釣り人の動きが魚にもはっきりと見えるためか警戒心強く、なかなか掛からないのかも知れない。







産卵行動に夢中のヒメマスたちを普通の方法で釣ろうとしたところで、この時期は摂食そのものにまったく興味がないので、それはもともと無理な相談だ。





産卵行動中のヒメマスたちは近くにルアーや毛針がくると警戒してぴゆーっと逃げて行くものすらいる始末。






思いあまってスプーンや小型ルアーの3本針を利用して引っ掛けを試みる釣り人も多いが、狙って引っかけようとしてもヒメマスはやたら素早く動き、巧みに逃げて滅多なことでは掛からない。



実は岸寄りヒメマスの引っ掛け釣りはやってみるとはっきりわかるが、普通のやりかたでは極めてむずかしく、まず困難といえます。( 11月に入り、産卵行動終了後のへたりヒメマスは掛かることがある。)




その結果、皆さん、文字通り、むなしい投げちゃ引き、むなしいフライの振り込みを数時間もやり続けて、やっと事態を悟り、引き上げてゆく方が多いようです。




そんな中、稀ですが何かのはずみでしょうか、立て続けにヒメマスヒットの釣り人も見かけます。パチンコと同じでそんなラッキーを経験した人はリピーターになるのかも知れません。






やがて、産卵行動中のヒメマスはほとんど摂食せず、威嚇バイトでヒットというパターンしかない事に気づくと一気に釣り果があがってきます。



威嚇バイトとは、♂が自分の産卵行動の邪魔になる♂を全力で追い払ったり、自分の産卵場所に侵入しようとする他の個体を追い払う♀が、思い切り相手に噛みつく様子を指します。



しかし威嚇バイトはヒメマス♂♀の数が少ないと威嚇する必要もなくなり、釣り人の数が多くなると警戒するため急速に見られなくなり、結果、滅多に釣れないといった状況になります。







この日、私は午前11時から午後2時まで3時間でやっと 2♂♂2♀♀ を撮影しリリースしました。






今日はめずらしく湖に波や風がなく湖の水中で撮影を行った。







やがて 雲が広がり、強風が吹き始め、雨も降り始めたのでこれ以上の釣りは無理と判断し、武装解除しました。


 



釣りを終えて帰り支度をしている釣り人たちに聞くと、今日は、みなさんヒメマスは1匹も釣れていないとのことでした。岸寄りヒメマスの数がまだ少なく、反面、釣り人がとても多かったため威嚇バイトが起きにくかったのかも知れません。







   この項、続く。




最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネルケのプロフィール。 その1。

2021-11-03 21:52:39 | ヒメマス
ネルカ(ヒメマス)のプロフィール。
 その1。










秋になると 北海道屈斜路湖では 産卵のためヒメマスたちの岸寄りが始まります。ヒメマス landlocked Oncorhynchus nerka の画像を呈示しながらネルカのプロフィールについて述べてみます。





屈斜路湖は1938年の屈斜路湖地震による水質悪化があり、さらに1950年ころからの急激な温泉開発で温泉水流入による湖水の酸性化、同時にアルミニウムイオンの濃度が魚類にとって致死的レベルに高まった。




そのため1960年ころまでに屈斜路湖の魚類は、ほぼ壊滅状態となり、ついには死の湖になった。





その後、温泉開発が収束したせいか湖水の中性化がすすみ徐々に魚類が棲息可能な環境がもどりはじめました。





1968年以降、屈斜路湖に種々の魚類の放流が行われはじめました。


また屈斜路湖へ流入する小河川群に避難していたアメマス、ウグイなどがもどってきたのか、湖の魚類相が少しづつ回復し現在に至っています。











ただ、攻撃的外来種ニジマスの放流は、いくつかの深刻な問題の火種になっています。





屈斜路湖にはかっては漁協があったようだが 魚類資源が減り1954年に解散、以後漁業権設定のない湖になっている。





すなわち、あれだめ、これだめ、それもだめ に縛られる本州方面の管理された湖と違い、自由に無料で釣りができる湖として近年全国的に人気が高まっている。








釣り方の規制もなく、まさに完全に自由な釣り場で当然、然別湖のような管理人や監視者などはいません。







完全に自由な屈斜路湖の釣りのイメージはとても大切なもので、このスタンスは決して崩さないほうが良いと思います。








規制とまでは言えませんが、唯一、釣った魚は持ち帰らないでほしいとの弟子屈町から釣り人へのお願いがあるのみです。








幸いといおうか、屈斜路湖の魚は、とてもまずいので知っている人は決して食べない。







持ち帰っても法的には問題はないが、屈斜路湖の水質がよくないせいか魚類の味は食に耐えない。

















以前、屈斜路湖で釣ったというニジマスをいただいたことがありムニエルにしたが、まずくて完食できなかった。








和琴半島のキャンプ地では屈斜路湖に繁殖する外来種ウチダザリガニ採りが人気だが、これも阿寒湖産とは異なり、茹でて食べても吐き出すほどまずいという。









ちなみに屈斜路湖畔で採取した山菜ギョウジャニンニクもなぜかとてもまずかったことを思い出した。







すなわち、屈斜路湖の魚類は水産資源としての価値は低く、近年流行のフライ、ルアー釣りのターゲットとしてフィッシング市場を維持したり、多少の地域活性化をになうといった価値が際だっているといえます。実際、湖岸に停められている釣り人の車のナンバーをみると遠く道外のものやレンタカーがとても多い。






北海道の湖にはヒメマスが棲息するところが多いが、本来 native のヒメマスは阿寒湖と北見市近郊のチミケップ湖のみで、これ以外の湖のヒメマスはすべて放流によるものである。






現在の屈斜路湖のヒメマスは 1994-1995にかけて、釧路川に遡上したベニザケ親魚由来の稚魚放流がおこなわれたが、これが起源とされています。







これは、屈斜路湖で育ちスモルト化したものが降海・遡上型となりベニザケ資源になることを期待したものとおもうが、残念ながらそうはならず、淡水の屈斜路湖内で世代交代を繰り返す湖沼型個体群( 尾叉長28cm前後と小型 )となり現在に至っている。






ただ、2009年の調査では 採捕された 573個体中1匹のみだが 尾叉長 63.6cm、体重3.12Kg と大型で 耳石の Sr. : Ca 比の検討から降海・遡上型と思われる個体が捕獲されており、きわめて稀にだが降海・遡上型もみられることがわかった。





湖沼型個体群はヒメマス、降海・遡上型はベニザケと言い分けるとわかりやすく、ベニザケは水産資源保護法、および北海道内水面漁業調整規則により川での捕獲(いわゆる密漁)は禁じられるが屈斜路湖のヒメマス捕獲はこれらの法律には抵触しない。




   ネルカのプロフィール 2 へ続く。






最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする