
早春のデカニジマスたち

ある春の日。試験がせまって孫次女君が比較的静かな環境の我が家に勉強にきています。

早春の庭ではチューリップやクロッカスが咲き始めています。





エゾキリンソウやレブンウスユキソウが葉を開き始めています。


早春のオホーツクでは、どこでもエゾムラサキツツジが満開。

早春のチョウ、エゾヒメギフチョウが産卵する食草オクエゾサイシン。

ひとしきり黄金色の花が咲き誇っていたキタミフクジュソウは花が終わり、葉が展開しはじめた。

そして、この花、タッタソウが満開になると、山奥の渓流には産卵行動のため、野生化したデカニジマスたちが群れになって遡上してきます。

そのニジマスを狙ってきたのですが、林道崩壊で残念。

自然度抜群の山奥にはエゾシカが多い。


別の渓流に転戦。 里では雪が解けているが山奥ではまだ、雪が多い。



早春のデカニジマス釣りは、ほんの一瞬、産卵行動のため源流域に遡上するニジマスの群れにヒットしなければ、何も釣れない。 正に運次第、経験によるヤマカンのみが頼りの釣りなのです。


幸いなことに、おそらくファーストランと思われるまあまあの群れを発見。40~60cmクラスのデカニジマス釣りを堪能させていただきました。





まだ水温はかなり低い。
























































この渓流では、環境破壊などで在来の魚類はほぼ壊滅して久しい。この日、遊んでいただいたニジマスたちは全て、丁寧にもとの場所にリリースしました。

遡上ニジマスは、早春、まだ雪の残る源流域で、多くの人には知られることもなく手早く産卵行動を終了し、雪解け増水に乗って一気に本来の棲息場所である中流~下流域へと戻ってゆきます。

このような野生化ニジマスの特異な産卵行動パターンは、オホーツク特有のものなのか、道内一円で普遍的にみられるものなのかは今のところわかりません。

あちこちの水辺にはおびただしい数のエゾアカガエルたちが産卵しています。

フキノトウが少し葉を展開しはじめました。




おしまいです。
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