オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

オホーツク、コロナの日々、回転しなくなった回転寿司トリトン

2020-08-30 16:36:08 | 北見市の出来事
オホーツク、コロナの日々、回転しなくなった回転寿司トリトン

    


コロナ騒ぎになってから、何故か2週に一回くらいは回転寿司トリトンのお持ち帰り生寿司セットを食べてきました。


先日、久しぶりにお店で食べてきましたが、やはり握りたてはおいしかった。





回転寿司ですが、寿司レーンは回っていません。





まずはサケのあら汁。











あまえび。



北見市では日本初のコロナクラスターが出て一度に13名が感染、全国的に有名になり安倍首相から特別に市民一人当たり40枚のマスク(安倍のマスクではない)が送られてきたりしました。



やりいか。




そんな遠い ? 過去がありますが、その後半年、北見市では新型コロナ感染者は出ていません。




おひょうのえんがわ。




現在(2020-8-30)、その後の新型コロナウィルスに関しては、地域がら多少は気をつけるが殆ど気にしないで暮らす人たちから、いまだに死ぬほど気にする人たち(病院関係など)まで、様々な意識レベルに別れつつあるような気がします。





とびっこ。



マスコミや行政からの、流行るぞ、怖いぞ、死ぬぞ、後遺症があるぞ 等の脅し一辺倒の情報から日本人は免疫機構に特殊なものがある。そのため欧米のような高い死亡率とはほど遠い少ない死者数で済んできた。感染してもちょっとした風邪程度のものが圧倒的に多い。




無症状の人すらいる。感染したら致死率 50-89% のエボラ出血熱と、症状軽微な日本人の新型コロナ感染を、全面的に同一レベルに扱うのはおかしい。インフルエンザとの死者数比較で大差ないとの意見もある。




インフルエンザは続発する細菌性肺炎が死因となることが多いが、新型コロナウィルス感染の肺炎はサイトカインストーム(免疫暴走)が主たる原因で初期のステロイドが有効といった両者の肺炎発生機序の違いが少しわかってきた。





生サーモン(海中飼育のニジマス)



といった種々の情報、意見、思いこみ、時にはデマなど情報錯綜過多状態で本質的にはまだ十分わかっていない。ただ、指定感染症扱いは 時限で 2021-1-28までなので、この時点で格下げになる可能性はあります。



マグロ(赤身)。



インフルエンザやこれまでの他のパンデミックウィルスとの決定的な違いは、このウィルス感染がこの世に知られるようになってまだ日が浅いことだ。



ネタはどれもこんなに大きいのがトリトンの特徴。




治療法もワクチンによる予防も確立されておらず、他のウィルス感染と違ってデータ集積も不十分で、経過観察期間も短く、いまだ本性がわからない不気味な存在なのです。





マグロ(中トロ)。 



これまでのところは、まさに群盲像をなでているに等しく、そのため有識者たちも行政も、現状を見た限りのあたりさわりのない情報発信に終始せざるを得ないのは当然です。




所詮、コロナウィルスだから、インフルエンザと同じく夏の高温多湿で治まるだろうというのは、大方の日本人が期待していたところですが、あまりにも楽観的、希望的観測に過ぎなかったのは現状を見れば明らかです。





しかし、気持ちのうえでは新型コロナにかなり慣れてきてしまいました。




しろつぶ。



なにしろ、この6か月間、北見市民からは一人も新型コロナウィルス感染者が出ていないのです。




北見市で私たちのゆく各種お店や回転寿司、レストラン、居酒屋など、多少の感染予防措置はしているようですが以前と同じように営業しているように見え、客もほどほどにいます。


しかし、一方ではコロナの影響で客足が途絶えたところもあるようで、これまでに市内40店舗ほどが廃業を余儀なくされたとの情報もあります。






左から まつぶ 生ホッキ  生ホタテ。





阿寒、知床など有名観光地は閑古鳥らしい。




半年前との違いとして、飲食店以外では、どこへ行ってもほぼ全員がマスクをしている光景は壮観です。




とはいっても私たちにとっては、今のところ身内や近しい人の発症もなく、依然 コロナは他人事です。




少なくとも、親しい仲間うちや家族、親族の間ではもはやおたがいマスクをつけて接したり、三密を気にすることはあり得ない状況だとおもいます。当然、健康状態に何も問題はない場合のことですが。




回転寿司トリトンでは、消毒用アルコール設置、待合い席を一人おきに、カウンター席にアクリル板による飛沫感染遮断、 箸や茶碗、醤油皿、おしぼりは店員から手渡し、回転する寿司は止め全て注文で握る その他 種々 感染予防措置をとっていますが 商売がらお客の体温測定はやっていません。 




また流通の関係でしょうか 光り物やぶりなど 本州からのネタはかなり少なくなり道内産のネタを主力にしているようでした。





会計。二人で4000円とちょっと。





回転しなくなった回転寿司トリトン、今日もおいしかった。













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2020年度、北海道におけるヒグマによる被害など(8月まで)

2020-08-25 21:50:20 | ヒグマの被害など
2020年度、北海道におけるヒグマによる被害など(8月まで)


     
2020-6-10 北見市近郊 常呂川源流域にて。 フキを食べた真っ黒なヒグマの糞。



春の山菜採り男性、ヒグマに襲われ重傷。



2020-5-8( 金 )午前11時30分ころ北海道滝上町滝上原野の山林で山菜採りをしていた62歳男性が親子熊2頭に遭遇し、うち一頭に右足を噛まれ、ドクターヘリで旭川市内の病院へ搬送された。




砂川市養鶏場襲撃犯のヒグマ殺処分


北海道砂川市一の沢の養鶏場ではヒグマが出没して鶏の飼料を食べたり、建物に侵入しようとしたりする被害が続いていたが2020-7-30夜に砂川市が設置した箱罠に体長1.8m, 250Kg 前後と思われる大きなヒグマが入っているのが発見された。
養鶏場付近ではこのところ住民によるヒグマの目撃情報が相次いで、猟友会などが警戒を強めていた。 砂川市では、このヒグマをどうするか種々検討中であったが、引き取ってくれる動物園などはなく、最終的には殺処分となったもよう。
あまり現地の状況を知らない本州など遠くに住む部外者的お人好しの方々が、クマさん殺すなんてひどすぎると抗議の声をあげた札幌市の例を鑑みなんとか殺処分を避けようとのポーズがうかがえる。しかし当の養鶏所の方々は生きた心地がなかったと思われ、これで安心して暮らせますと語っていました。






飼い犬連続襲撃の犬喰いクマ、駆除される


北海道新ひだか町では 2020-8-17 ( 月 ) 同町三石西端で飼い犬がヒグマに襲われていなくなったもよう。飼い主が 飼い犬一頭が行方不明となり近くに血痕とヒグマの足跡をみつけたと警察に通報した。犬を飼っていた住宅から林に向かって何かを引きずっていったような跡があり地元猟友会は飼い犬がヒグマに襲われたと判断し 林のなかに箱罠をしかけた。さらに 3日前の2020-8-14( 金 )にも この住宅から約1Km離れたホテル敷地内で飼い犬が死んでいるのが発見され警察や猟友会は状況からヒグマに襲われたと判断している。8月にはいってから新ひだか町では4件のヒグマ目撃情報が警察に寄せられており、2019年度の知床羅臼町のようにヒグマによる飼い犬連続襲撃事件が相次ぐ可能性もあり警戒を呼びかけていた。
その後2020年8月20日( 木 )午後6時ごろ、新ひだか町三石西端の山林で、地元猟友会のハンター2人がクマを見つけ、その場で射殺した。クマは、体長170センチ、体重200キロほどのオスで、5歳くらいの成獣。役場や警察は、今回駆除したクマが犬を襲った可能性が高いとみて、胃の内容物などを調べる予定。 ちなみに羅臼町で2019年までに連続して合計5匹の飼い犬を食べたヒグマはまだ駆除されていません。





スイカが熟するのを待って食べにくるヒグマ

北海道札幌市近郊の赤井村の畑で、2020-8-21 育てていたスイカ50個がヒグマに食い荒らされているのが発見された。スイカを5月から丹精込めて育てていた男性によるとヒグマは1週間前から畑に出没してスイカの完熟までを下見しており、2020-8-19にはスイカは無事であったが、今回熟したスイカのみ全部ヒグマに食べられてしまったという。スイカ農家は多いので、スイカのおいしさを知ったこのヒグマの次なる行動に要注意と思われます。








人間に襲われた時、死んだふりはヒグマにも有効 ?


2020年8月24日( 月 )、最近、北海道士別市の山林に出没していたヒグマを警戒しパトロールしていた地元猟友会の浜田義幸さん(69)が、夕刻、親子とみられるヒグマに襲われた。
浜田さんの長男の証言では「血だらけだった。頭部が切れ、まぶたも切れて腕が変形していた。クマに叩かれたと言っていた」といい、骨折などの重傷であったが命に別状はないもよう。
浜田さんは襲われながらも反撃し発砲して親子2頭のヒグマを倒したという。24日、現場では事故後、別のの猟友会会員らによっても撃たれたクマ2頭の死骸? が確認されていた。しかし、一夜明けて猟友会員たちが、再度現場を訪れたところ、仕留められたと見られていた2頭とも姿がなかったという。猟友会によれば「おそらくいったん撃ち倒したけれど、後に母グマが息を吹き返して子グマをくわえて山の中に戻ったのでは」とのコメント。撃たれた親グマが生きていて、"手負いの状態"で潜んでいる可能性があるとみて今も引き続き警戒を続けている。
撃ち倒したと思ったヒグマが実は生きていて(死んだふり?)、不用意に接近して反撃された例はよくあるようだ。弾を惜しまず確実にとどめを刺すようにと言われているが今回は仮死状態のヒグマにまんまとだまされた可能性が高い。手負いのヒグマがもしその後も生きていればこれ以上危険な動物は無いので最大限の警戒が必要。


PS: その後、地元猟友会が探索を続けていたが  2020-8-27( 木 )  近くの藪のなかで死亡している母熊 1.5m 小熊 70cm を発見した。



このほか 江別市のハスカップ農園にヒグマが出没し箱罠設置、滝野スズラン公園がヒグマ侵入で閉鎖などが話題になっています。



今のところの私の個人的感想。人間と同じで一線を越えたり、怖いヒグマはいるとおもいます。

ヒグマは一般的には臆病でおとなしい性格の動物で滅多なことでは人を襲ったりすることはない。私は何度もヒグマと遭遇していますが、運良く、いまだ無事です。とはいうものの、いったんスィッチ オン になれば素手の人間などまったく勝ち目のない猛獣に変身します。この際、ヒグマのフレーズを人間に置き換えても同じでしょう。問題行動をおこすヒグマは ある特定のヒグマのことが多く、またそれを繰り返すので対策が必要になり、有効な対処法がない場合は 殺処分も時には必要だと思います。ヒグマ対策はそんな甘いものではなく、いまだ安易な感情論やきれいごとでは済まない段階にとどまっています。ヒグマと人間の完全な共生の可能性に関しては、聞き飽きた姑息的な方法ではなく、やはり、天才的なヒグマ研究者の登場を待つしかないのかもしれません。



 



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オホーツクのヤマベ釣り、午前の部と午後の部

2020-08-20 23:00:18 | 渓流魚、蝶、自然
オホーツクのヤマベ釣り、午前の部と午後の部



20XX-7-21 (金) 晴れ 30度C




朝10:30 なんとなくヤマベ食べたいモードになって、わが家から近い北見市郊外の渓流へ旬のヤマベ釣りに出発。



暑い。



このところ車が走った痕跡がない林道をすすむが草が繁殖して道がよく見えない。







なんとなくイヤな予感がして車を止めて確認すると、やはり林道侵入禁止の鎖が低く張ってあった。








不用意にガンガン走っていたら草に隠れた鎖でひどい目に会うところであった。



 

しかたなく近くの橋から降りてまず下流500mを釣った。





市街からすぐの渓流だけあって、どうやら釣り人が入っているようだ。




そのためか、ここぞというたまりはことごとく魚信なく予想はずれが続きます。



 


釣り残されたヤマベたちは、ほんのちょっとした岩陰や、瀬にでているものが多く、丁寧に小規模なポイントをさぐってゆくと 思い出したように釣れるといったパターンであった。



































午前の部、釣り果。












車にもどり昼食かわりの串ダンゴを食べたあと、2時間ほどかけて今度は上流500mほどを釣りました。














 







 

今日はおいしそうな 旬の2年魚、3年魚がやや多かった。
 


えさ取り名人の小型当年魚も、相変わらずとても多かった。



例年のことだがヤマベ資源の健全な再生産の大前提である幼魚・稚魚が多いのはとても良いことだと思います。






今日は この1Km ほどの区間の林道に ヒグマの糞 なんと7カ所もあった。


ヒグマの糞に群がるキバネセセリ♂たちとシータテハ夏型♂。






ヒグマを恐れ、呼び子をぴーぴー一生懸命ならしながらの釣りになりました。






午後の部 釣り果。







釣りの終わりは清流の岸辺に腰をおろして、小型ハサミを使って今日食べる分の内蔵処理をして引き上げました。









夕食はヤマベの天ぷら。オリーブオイル少な目で揚げたが油がはねたりして、かみさん大騒ぎ。服が汚れるからと、今日私が釣りのとき着ていたシャツに着替えています。
 






オホーツクのヤマベはサイズからいって から揚げの揚げたてが一番美味しいかも。
 




ソバをゆでて ヤマベ天ぷらソバ。 おいしい。 食い過ぎてしまった。







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東京から根室市に移住したオショロコマ愛好家

2020-08-15 14:57:22 | 渓流魚、蝶、自然
東京から根室市に移住したオショロコマ愛好家



201X-6-5 (金) 午前11:00 雨のち曇り 寒い







小雨のなか、予報では午後は晴れるというので、釧路川水系源流域のオショロコマを見に北見市の自宅を出発した。




源流域にいたる林道は山火事予防のため春先は施錠されていたが、6月1日からゲートは開いている。 




この日は朝からずっと小雨であったが現地のシカゲート付近では小やみになっていた。





思いがけなく林道に白い軽自動車、なんとなく釣り人風の男性がいた。





珍しく釣り人がいた。ここで私以外の釣り人に会ったのは初めてのことでした。





話しかけると、魚釣りです。オショロコマを釣って写真を撮るだけですが........とのこと。





へー。それでは オショロコマの森ブログ は知ってますかと聞くとファンとのことで嬉しくなった。





私の本、オショロコマの森第一巻知床編 も購入してくださったオショロコマファンとのこと。





しばらくオショロコマの現状や放流ニジマスの被害などについて話し込む。





彼からの情報では、最近、大型アメマス釣りで有名な庶路川のみならず音別川や茶路川にもニジマスが放流された由。




近年、大型アメマスがあまり釣れなくなった話は聞くが、それを補うためにニジマスを放したのだろうか。





これら素晴らしい原始河川に、何故、どのような目的で、一体誰がニジマスを放すのだろう。





私のような立場の人間たちが見ればあまりにも暴挙としか言いようがない。





これらの本格的アメマス川に放流されたニジマスにはどのような運命が待っているのだろうか ?。





また在来のアメマスたちには一体どのような影響があるのだろうか ?。





阿寒川の湖からの滝落ち口でオショロコマ1♀彼の友人が釣った由。 へー。絶滅したかに見える阿寒川水系のオショロコマが今でも生き残っていたのだろうか。それともどこかから持ってきたオショロコマを放したのだろうか。




彼は朝からがんばってオショロコマ3♂♂を釣って撮影、リリースして帰る途中であったという。











彼は、ながらく勤務した会社を退職後、北海道の自然にあこがれ東京から道東の根室市へ移住したという。





とても熱心な方なので、これからもメールなどやりとりをしようと話し合い、根室市のオショロコマ生息場所など説明して今後の調査結果をご教示いただくことになった。





今日は彼と別れてから入った上流のポイントはオショロコマ3♂♂1♀ アメマス2匹  ヤマベ1匹 で魚が少ないので途中で釣りを中止。










ここからしばらく下って入渓して、その下流で渓流と林道が交差する橋のところまで500mほどを2時間かけてゆっくり釣り下った。







水量多く、苔むした岩の渓流は美しく水は限りなく清冽で冷たくて水温は10度C。 ほんとうに冷たい............。







ときおり降っていた小雨は止んだが、今度は谷沿いに強い風が吹き下ろしてきてひどく寒い。体感温度はどんどん下がる。




岩の陰などの小規模なたまりにオショロコマが潜んでいるのをこまめに探りながら釣っては撮影、丁寧にリリースを繰り返した。 チビヤマベがうるさい。




オショロコマの生息状況は昨年とくらべてほぼ同じか、やや少なくなっている印象を受ける。




































ここのオショロコマ生息水域心臓部に侵入した恐怖のニジマスは当初制圧可能と判断して積極的に釣っては食べることを繰り返したためか今では限りなく減少している。





結局、この日は、オショロコマ良型を含めて15匹、アメマス5匹、ニジマス1若魚、ヤマベ10匹を釣って ヤマベ以外を撮影した。




オショロコマ用仕掛けの1.5号のハリスを一発で切ったのは生き残ったニジマスだったと思われるが姿は見えなかった。





ニジマスは、ほぼ制圧出来たかと思っていたが 今回は逃げた大型ニジマスよりも、恐怖のチビニジマスが釣れたことはかなり気になるところです。


   








午後3:30 川をあがり武装解除、帰路に着いた。 







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時間差産卵はオショロコマの生き残り戦略

2020-08-11 19:35:36 | 渓流魚、蝶、自然
時間差産卵はオショロコマの生き残り戦略



   



2018-11-16  (金)  晴れ  6度C 寒い




午前 10;45  北見市郊外自宅から車で1時間ほど、M川支流のK川最源流へ晩秋のオショロコマを観察に出かけた。





もとはうっそうたるオショロコマの森であったが、はるか昔、台風15号(洞爺丸台風)で樹々がなぎ倒され、その風倒木処理が終わったあとトドマツの植林が行われたところだ。





要するに植林地の中のとても小規模な渓流で、オショロコマが棲むにはあまりにも自然度が低いのだが、なんとかこの環境にしがみついて生き残っているオショロコマたちだ。








最初に針かかりしたオショロコマ♀をそっと引き抜こうとしたら、もう1匹の小型オショロコマがピッタリ寄り添って何故か離れようとしない。






お姉ちゃん、どうしたの? といった風である。





このあまり見かけない光景の謎は最後に答が出てきます。











この時期、オショロコマたちが集結するところが2カ所あり、いずれも産卵場所だ。








そっと振り込んではオショロコマたちを釣って撮影。

















産卵後の完全腹ペチャオショロコマ成魚たちが目立ちます。

















今回の調査の結果、産卵後、産卵中、産卵前の個体たちが混生していて、ここでは産卵が一斉に行われるのではなくてかなりバラバラに時間差を置いて行われていることがわかった。














そのほうが個体群の存続にとって有利になるというオショロコマの戦略だと思う。




一方、これから産卵行動に入ろうとする成魚♂はこの時期になっても激しく放精するものがいた。


































 



20匹ほど撮影して全て丁寧にもとの場所にリリースした。






寒い。 水温は12度C。恐らく水の中のほうがはるかに暖かい。





ある事情で、ここのオショロコマの生息水域はとても狭くて全個体数もせいぜい200匹くらいの小集団だとおもう。




そのせいか、年々遺伝的に血が濃くなってゆく傾向がみられ、しばしば変わった斑紋の個体をみかける。




この日は、まるで本州の特殊なイワナ、ゴギみたいな斑紋、背びれには独特の特徴を有する数匹が観察された。





オショロコマの産卵は終わりに近づき、冬がすぐ近くに来ている。





先ほどの2匹寄り添い合っていた2匹ですが、口に刺さってその後、外にとびでた針先に別のオショロコマの腹部が浅く刺さり(スレ)いっぺんに 二匹釣れた格好になったものでした。。 










草木の葉は落ちて日陰になる林道の水たまりは、はや凍っているものが多い。








夕食は家庭菜園で収穫したジャガイモでイモダンゴ汁。 おいしい。





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Taylor Swift と薄荷羊羹の恐怖

2020-08-08 20:50:22 | 北見市の出来事
Taylor Swift と薄荷羊羹の恐怖



2020-7-4 (土) 晴れ 25度C 強風



夕食は今日釣ったヤマベのイタリアン風オイル焼き。




おいしい。




完食。






孫長女君が誕生日プレゼントに所望していた テイラースィフトのCD、アマゾンで届いたのを受け取りにやってきた。





かわいい孫長女君は最近、この歌手に夢中。





彼女には悩みがあるそうで、それは何だか聞いてみるとクラスメートでテイラースィフトを知っている子がだれもいないことだと。





あのね じいじ。 Taylor Swift ってすごい 美人でしょう。 





と何度も繰り返すので、お前のほうが10倍美人だよ と返すと、彼女をけなすとはひどい....と本気で怒ってしまった。




しかし、私の目からは、当然ながら孫長女君のほうが遙かに美人にみえてしまう。





みんなにはだまっていたが、二階で賞味期限が 2017年5月 の薄荷羊羹を発見。





もう賞味期限が切れて3年以上が経過している。




誰かにいただいたものと思われるが誰にいただいたのかは思い出せない。





未開封で、多方面から検討してみた結果、どう見ても安全とおもわれるが万一、あたったらどうしよう。





1週間ほど、悩みに悩んだ結果、意を決して食べてみたが、やたらおいしいだけであった。




結局、その後も何ともなかった。 薄荷羊羹おいしいぞ。



かねてより冒険好きの私だが、ちょっと大人げの無い冒険が過ぎたかも知れないと反省。



といったとりとめのない話でしたが.....。







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ここのオショロコマ個体群の歴史は 数千年 ? 数万年 ?

2020-08-04 20:53:02 | 渓流魚、蝶、自然





ここのオショロコマ個体群の歴史は 数千年 ? 数万年 ?





20XX-8-19 (土) 晴れ 後 曇 後 晴れ




長年、知床の渓流を訪れてはこまめに渓流の状態やオショロコマの棲息状況を調査してきました。



この日は、まず知床半島羅臼側の小渓流KKR川の独特のオショロコマを撮影。



























腹部は赤いものが多いが白いものもいる。

























黒っぽい魚体に赤ヒレ・赤腹・深紅の小型赤点紋理のオショロコマを幼魚から成魚良型まで1時間ほどかけて、釣っては手早く撮影記録し丁寧にリリースした。









渓流そのものがとても小規模で、独特の外観を呈するここのオショロコマ個体群の規模は恐らくとても小さい。




恐らく、海を介して大きな天変地異の際などに別の遺伝子流入があったかも知れないが、こんな信じられないほど小さな生息水域に何千年ものあいだ世代を繰り返してきたのだろうか。



ここのオショロコマ個体群の歴史はいったいどのぐらいなのだろうか?




数千年 ? 数万年 ?



そんな歴史ある生き物を、この たかだか数十年で、人間たちは際限なく消滅させています。



私的にはせめてオショロコマだけは残ってほしいという個人的願望でこのブログをはじめて、はや10年。




幸い、この20年ほどはKKR川のオショロコマ個体群は生息数や集団の性状に大きな増減・変化はなく経過していますが、もし釣っても決して持ち帰ることなく丁寧に扱うべき貴重な小集団だと思います。










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