オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

ニジマス繁殖渓流にオショロコマ復活のきざし ? !

2017-06-30 02:55:15 | ニジマスによる被害
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ニジマス繁殖渓流にオショロコマ復活のきざし ? !

201X-9-19 (金) 晴れ

しばらく走って目的のニジマス繁殖渓流に着いた。

生え替わりの鹿の角が落ちていた。


ここでは昨年までに野生化自然繁殖ニジマスのために在来のオショロコマはほぼ壊滅状態になっていた。



この水域では、以前に60cmの大型ニジマスを釣ったこともあるが、概して大型ニジマスは少なく大きな個体でも30-40cmといった渓流である。



先日の大雨で渓流の様相がかなり変わっていた。



この日は小型ニジマスがとても多く広く分布していて 22匹釣ったがまさに小型ばかりで20cm台は一匹のみ。



















また今日は、いつになくオショロコマが多く8匹も釣れた。

























昨年はオショロコマはこの水域から消えてニジマス一色であった。


オショロコマ復活か。


それとも先日の大雨の大増水で源流域から流されてきたのかもしれない。







        次項へ続く。





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北見郊外、9月のキノコとデカヤマベ。

2017-06-27 21:15:55 | ヤマベ釣り
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北見郊外、9月のキノコとデカヤマベ。





201X-9-19  晴れ


朝10時 北見市の自宅を出発。昨年ラクヨウキノコ(ハナイグチ)を大漁した近郊の広大なカラマツ林(植林地)へ向かった。



昨年のキノコポイントへまっしぐらに向かったのだが、残念ながらラクヨウキノコ大漁の夢やぶれた。


あったのはラクヨウキノコ 老菌1本のみ。



昨年は異常といってよいほどのラクヨウキノコが発生したが、今年は当たり年ではないようだ。 


ツチスギタケ。





オシロイシメジ。




ヒラタケ。




種名不明の変わったキノコ。






近くを流れている渓流は私たちがよくヤマベ釣りをするところだ。


道路脇の渓流の土管橋下おおたまりで釣り糸を垂れると 思いがけず 26cm のデカヤマベ1匹とアメマス若魚1匹が釣れた。







ヤマベは針を呑ませておりリリース不可で食べるために持ち帰る。


この日は種々のキノコが発生していたが本命のラクヨウキノコは見られず残念であった。


当初、釣りはしない予定であったがキノコの当てがはずれて物足らず、放流ニジマスが野生化し在来のオショロコマが駆逐されてしまった近くのニジマス川へ向かった。



          次項へ続く。



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初秋の巨大ヤマベ釣り

2017-06-24 02:06:19 | ヤマベ釣り
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初秋の巨大ヤマベ釣り




201X-9-5 (金)  雨 のち曇り

朝10時、ラクヨウキノコ( ハナイグチ)が出ているかどうかチェックを兼ねて北見市郊外のカラマツ林の多い山へ出発。


ラクヨウはまだ早いのか 幼菌2本のみ。一方老菌も数本発見。


いづれにしてもこのところまったく雨が降らず、キノコの発育のためには湿気不足。雨不足だ。


キノコはあきらめ、急遽予定変更、この時期サクラマスを追って遡上してくるデカヤマベを狙うことになった。




毎年この時期、サクラマスを追って巨大ヤマベが遡上してくる渓流に入った。








































結局尺前後の大型ヤマベ3 小型ヤマベ多数 を釣ったが 当年魚の小型シンコヤマベ多数がエサ採りでじゃまをする。 





アメマスは少なく 小型3匹。



この日は、他にかなりの釣り落としがあった。









水温高く喰いがあまいせいだろうか。このほか別の渓流もまわって夕方帰宅した。


ヤマベは食べるために少しキープしたが、他はリリースした。



猛毒トリカブトがいたるところで花をつけていた。



帰宅後、収穫したばかりのトウキビと枝豆を茹でて夕食。


両者とも新鮮でこれだけで満腹。


孫たちは 妖怪ウオッチ のテレビに夢中。


釣りで疲労困憊のせいか居間で寝込んでしまい、起きたらなんと翌朝の朝5時でした。


よく寝た。



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キャッチアンドリリースの果て、針かかりについて

2017-06-20 00:52:34 | 渓流魚、蝶、自然
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キャッチアンドリリースの果て、針かかりについて

201X-6-15(金) 晴れ  暖かい

大きなたまりで川底に30cmほどのニジマス♂の比較的新しい死体が沈んでいた。













苦労して回収し、検屍してみると一心房一心室の心臓付近に恐らくルアー針による大きな損傷があり、その穴から血液がじわっとにじんできた。


リリース時には元気に川へ戻って行ったかも知れないが、この傷が致命傷で出血多量であえなく死んだもよう。


キャッチアンドリリースのつもりだろうが、こんな重症を負わせてしまったら、生存の可能性はゼロだ。





むしろ食べてあげたほうが良かったと思う。


もしくは釣り針をそのままにしてハリスを切って放流すると多少の生存の可能性が残るかも知れないが、ルアーでは無理か。


このブログでは リリース の言葉がよく出てきますが、実は生存の可能性を担保できる針かかりで釣り上げるには相当な熟練が必要だと思います。


そのような浅い針かかりを期す為には、そうとう軽い当たり( くっ )で合わせたり、道糸のかすかな動きの変化で合わせることが肝要です。


ぐんっグンっといったまともな当たりであわせると、普通は深々がっぷりと呑まれており、リリースしても無駄といった悲惨な針かかりになっています。


釣り方としては所謂誘い釣りをすると呑まれる確率が高くなります。


また、そこの渓流魚のサイズにあわせた大きさの釣り針を用い、時にはバーブレスの針(ペンチで返しをつぶす)の使用も検討することが必要です。


エラに針が刺さったり水中で明らかな出血をみる場合はきっと死ぬと思います。


トラウトの脳は比較的後方にあり、最初のエラより口側の部分に浅く針かかりする場合はリリース後生存の可能性を担保できると思っています。


ただ、[ 勝手に釣れてくるニジマスたち] で述べたように渓流魚の場合は何故か異常に活性が高くなることがあり、そのような場合は呑まれる確率が高まります。


そんな時は単なる殺戮をしているような気持ちになってしまい釣りを止めることがあります。


一方、食べる目的でおいしいヤマベを釣る場合はこの限りではありません。


キャッチアンドリリースの後の魚の生存か死亡かを決める要因には実に多数のものがあります。


単に針かかりのみに気をつけても魚に与えるストレスの大小、魚へのさわり方、酸欠状態の長短、その他色々の要因が重なり合って、リリース後の渓流魚の運命が決まります。


今回は、最も大きな要因、針かかりの状態につき考案してみました。


釣り終わって、川から林道まで深い森のなかを100mほど歩いた。途中で泥沼、湿地があって歩きにくかった。 




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勝手に釣れてくるニジマスたち、釣りにならない。

2017-06-17 21:08:04 | ニジマスによる被害
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勝手に釣れてくるニジマスたち、釣りにならない。




201X-6-15(金) 晴れ  暖かい

午後1時、近郊のニジマス川へ一人で出発。 




最初の車止めから渓流へ降りて500mほど釣り登ってみた。 



この間でニジマス20-30cmの個体を合計15匹釣った。


うち7匹を食べるため持ちかえった。



針掛かりの浅い個体はリリースした。





30cm♀はやせており、産卵後の状態からいまだ回復していない。


そのほかはまあまあの魚体であった。


何故7匹もキープしたかというと、今日は魚の活性が最高調、異常に高くて、ニジマスが勝手に吹っ飛んできて猛烈に食いつくパターンが多かった。


これらは、もはやリリースしても間違いなく死ぬという感じで呑み込んでいた。




























釣っているというより勝手に食いついてきて、いきなり竿を持って行かれる感じ。


丁度、今頃、産卵後の体力改善にともなって猛烈にニジマスの食い気が立つことがある。


今日はまさにそんな日であった。


これではまともな釣りとは言えない。殺戮を繰り返している感じ。


そのうちそんな釣りに飽きてしまい釣りを中止した。


ニジマスの繁殖にともないオショロコマは消えつつある水域だが、珍しく4匹も釣れた。






いづれも猛烈ニジマスが全部釣れた後から心なしか遠慮がちに釣れてきた。












ニジマスにエサの先取りをされているのは明白だ。


オショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。


キープしたニジマスの腹を裂いて内蔵を出し川で処理した。


胃を開けると多数の川虫(テッポウムシ)を巣ごと丸飲みして胃がぱんぱんにふくれ、川虫の巣の材料であった小石が胃や腸にぎっしり。


この時期ニジマスの主たるエサはオショロコマと同じく川底の昆虫幼体であった。 









30cmニジマスは焼いて食べたが身離れが悪くねっとりした食感でニジマスにしては最悪にまずかった。



孫たちにあげた他のニジマスは、はや脂がのってまあまあおいしかったようだ。





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凍てつく渓流のニジマス釣り

2017-06-16 22:52:27 | 渓流魚、蝶、自然
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凍てつく渓流のニジマス釣り




201X-11-23(水)  晴れ 

勤労感謝の日で休み。


あまり天気が良いので かみさんと郊外の渓流にニジマス釣りに出かけた。



北見市内では、暖かい日だと思ったが意外なことに山はめっぽう寒かった。





なんと、渓流の岸辺は既にあちこち凍っているではないか。





大型ニジマスが居着いていそうな、おおたまり上のポイントではニジマス1匹25cm のみ。





少し上の良ポイントでも振り込むと大型ニジマス2匹が、ゆらりと寄ってきたが、姿を見られてしまったせいか結局食いつかず。


水温のせいかニジマスの活性が異常に低い。 ねばってやっと釣る。





















その上、草木の葉がみな落ちて見通しよく魚からもこちらが丸見えだ。


その上流に次々に現れる良たまりを探ったが同じパターンが続く。ニジマスがいても釣れない。


川岸など、あちこち凍っているところが多く、水量少なくたまりは波や遮蔽物がないため、こちらの姿は魚に丸見えで釣りにならない。


そんなわけでニジマスは視認した割には数が釣れなかった。





この付近ではニジマスのため激減し、最近では絶滅したと思っていたオショロコマが珍しくも3匹釣れた。








かっては、オショロコマのみが豊富に生息していた水域(オショロコマの森)だが、現在は放流ニジマスが繁殖しニジマス一色に染め上げられて久しい水域である。


いつもはニジマスの圧倒的なエサの先取りパワーで釣り人の目に触れることがなかったものがニジマスの極端な活性低下のため釣れてきたのであろうか。


ながらく絶滅したと思っていたオショロコマが、この日3匹も釣れた理由は不明である。


いつもは草木が茂ってうっそうとしているが、今日は植物の葉がおちてウソみたいに見通しがよい。


川を上がって林道までは100mほどあるが草木の葉が全部おちたため見通しが良く歩きやすい。


明るい森を抜けて林道へともどるのは容易であった。





屈曲蛇行する川をずいぶん釣り登った感じであったが林道にでたら、入渓地点まで直線にして林道300mほどにしか過ぎなかったのは意外であった。





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十勝川水系支流、B川源流のオショロコマ、ニジマス汚染なし

2017-06-11 16:09:12 | 渓流魚、蝶、自然
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十勝川水系支流、B川源流のオショロコマ、ニジマス汚染なし




2015-6-19(金)晴れ のち曇り 22℃


朝10:00 十勝川水系支流のB川源流へオショロコマ調査に向かう。


北見を出て約1時間ほど走ったところで国道から強い鋭角に入っている林道へ入る。


その後はひたすらはるか遠くに見える山に向かって林道を走り続ける。


地図上では、この渓流と林道とが近づくところはそんなに多くないが最上流に達するといくつか渓流を横切る古い橋がでてくる。


川沿いには、ウコンウツギの花が満開で美しい。





ほぼ源流域に達して林道が渓流に接し始めたあたりで川に降りて釣り始めた。



B川源流域には予想通りオショロコマがいた。














良型から釣れ始めるが、ここぞというたまりは何故か小型オショロコマしかいない。


個体数は多くはないが少なくもない。


































♀が多く、腹部は黄色に着色するものが多い。赤点紋理は小さくオレンジ系、ヒレの着色は黄色系で強くない。


知床のように深紅の腹部着色や、深紅の赤点、深紅のヒレ着色はなく、概して十勝川水系のオショロコマの一般的特徴を示す。



釣り人もほとんど入っていないと思われ、川岸の岩はきれいに苔むして渓相も美しい。


100mほど釣り登るだけで30匹以上釣れた。撮影はこれで十分。


若魚もほどよくいて心強い感じ。





さらに上流へ向かうと、支流にかかるコンクリート沈み橋の下の浅いよどみに無数のオショロコマ稚魚がいた。



写真にはうまく撮れませんでしたが、私の姿で稚魚たちが右往左往逃げまどう光景が見事で素晴らしい。



この源流域のピンポイントではオショロコマが小規模ではあるが立派な生態系を保っているのが嬉しかった。



最源流域にかかる小さなブリキ管橋の上下でオショロコマを釣った。



近年激減しているとは言え、こんな源流域までくるとオショロコマは確かに生息していた。



最後に また一箇所、川にいたる細道発見、なんとか車で川の手前まで行けた。



しかし駐車したところが左後輪、崖の道をぎりぎりを踏み外す寸前であるのに気づき真っ青。


生い茂る草で道路がよく見えなかったのだが危ない 危ない。





ここでは急流に棲むオショロコマをまた少し釣って撮影し終了とした。





















撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。



この渓流はかなり下流域に大きな取水ダム、中流域に滝や砂防ダムがあるが今のところニジマスは見られない川です。


今回調査した水域はまったくニジマス汚染はなく、まさにオショロコマの聖域といってよい水域とおもわれました。


間違ってもニジマスなどの放流は行うべきでないことは言うまでもありません。




 
この日、北見市からは相当遠くまで走ったので、家には午後7時に着いた。


やや疲れた釣り行であった。



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2016年秋、美しいマユミ、枝豆の種子収穫など

2017-06-09 19:52:21 | 北見市の出来事
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2016年秋、美しいマユミ、枝豆の種子収穫など

2016-10-7(金) 晴れ 強風 寒い

この日午後3時ころ、近郊の渓流へ先般の大型台風大雨のあとの偵察から帰宅。
 

ニジマス川の変貌は惨憺たるものであったが、森のなかには私が大好きなマユミがきれいなピンクの実をつけていた。












野バラが真っ赤なローズヒップの実をつけていた。





庭にブルーベリーが紫の実をつけていて次女君はこの実がお好き。




彼女はブルーベリー大好きと関係あるのか、なんと視力 2.0




家庭菜園では取り残した枝豆が真っ黒い種をつけており、孫たちに来年撒くために枝豆の種を収穫してもらった。










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2016年秋の台風・大嵐でニジマス川、大変貌

2017-06-08 01:03:27 | 渓流魚、蝶、自然
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2016年秋の台風・大嵐でニジマス川、大変貌。

2016-10-7(金) 晴れ 強風 寒い


ミニトマトどんぶり一杯収穫。 ゴーヤを一本収穫。 


今朝は雌阿寒岳と斜里岳初冠雪。 


稚内と大雪山山麓でも初雪。


強風が吹き、寒いが北見は晴れ。


午前10:30 近郊の渓流へ先般の大型台風大雨のあとの偵察へゆく。 


11:20 渓流への入り口、最初の橋につく。


橋から川をそっとのぞき込むといつもは30cm前後のニジマスがスーッと岸辺のボサに逃げ込む良たまりは、台風の増水の猛威で消えていた。


さらに、橋を渡って右折したとたん、風の通り道みたいなところで白樺の木がバタバタと倒れ林道にも倒れ込んでいた。


林道の入り口で、はや通行不能となっており、上流の本命水域へゆくことは不可能で残念。





  

しかたなく橋の下流をさぐるが川の様相がすっかり変わり、この日は水量も多く魚信なし。 


橋の真下のたまりでやっとニジマス小1、その150m上流のたまりでニジマス2匹、珍しいことにオショロコマが1匹。



台風被害で荒れ果てた川を釣り登ったが まったく魚信なし。


この川は一時、川幅4-5倍に大氾濫した痕跡がめだつ。



激しい暴風雨、増水でバタバタ倒れ込んだ大きな樹木がいたるところに目立つ。



川の様相は完全に変わってしまい、魚たちが群れていたよどみやたまりはことごとく土砂で埋まり消え去ってしまった。













ねばり釣りで多少の小型ニジマスが釣れたが、台風前の良ニジマス釣り場の面影は無い。























しかたなく近くの支流数本のニジマスポイントへゆくが、これらの小渓流も大氾濫で渓相がはげしく変貌し、ニジマスの多かったたまりは土砂で消えてしまった。
 

いくつかの小たまりで ニジマス小数匹のみ。  


ニジマスが豊富であったこの渓流も一見したところしばらくはもうダメだ。


魚たちは一体どこへ行ってしまったのだろう。   


こうしてみると人間のおこなっている自然破壊など、実はかわいいものだ。


自然そのものによる自然破壊が、実は最もすざましい。


午後2時。空は晴れているが強風が吹き晴れて寒い。武装解除。 


帰路、人家の無いけっこうな山奥だが、道路脇にやせさらばえた黒猫が一匹うずくまっていた。



目のまわりに小さなダニ?が一杯。 


捨てられたのだろうか。近づくと、藪の中へ逃げ込んでしまった。



午後3時帰宅。


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ニジマスが消えた。常呂川源流、原生林のオショロコマとエゾイワナ。

2017-06-03 11:26:53 | ニジマスによる被害
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ニジマスが消えた。常呂川源流、原生林のオショロコマとエゾイワナ。

201X-5-27(金)  晴れ

この日、近郊の渓流あちこちをさぐったが、最後に 常呂川最源流域に入った。




うっそうとした原生林の中を流れるだらだら川が、奇跡的にほんの数百mの区間だけ屈曲蛇行して流れ、蛇行部分には深いたまりが出来て魚がたまるポイントになっている。



付近の林道にはヒグマの糞が多く、親子クマもいて、とても緊張する釣り場である。



林道沿いのタンポポにはエゾスジグロチョウやキアゲハの春型が吸蜜していた。



期待して振り込むが、どうもいつもと違って魚が少ない感じ。


とても珍しいことに、少し前に釣り人が入った気配が感じられる。


いつもは必ず尺前後のエゾイワナが竿先を絞り込んでくれるのだが、この日は小型エゾイワナとオショロコマがかかったのみであった。




オショロコマは♀は淡い色調で赤点紋理は細かく常呂川水系の個体群の特徴を示すが個体数はさほど多くない。































強力台風の猛威の跡。







小型エゾイワナはいつもながら数が多くオショロコマを圧倒している感じ。



























以前は多かったニジマスは最近激減、今日は一匹も見られなかった。


この日撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。






この水域は以前はおびただしい数のニジマスが見られたが、先見性のある地元自治体(置戸町)が生態系を破壊するとして放流を中止し、その後積極的な駆除(持ち帰り食べる)の効果か、最近は滅多に見かけなくなった。


釣り味最高のニジマスがいなくなり釣り人にはちょっと物足りないかもしれないが、貴重な原始生態系は、寸前で破壊・消滅をまぬがれたようで、これでいいのだと思う。


ニジマス放流に適した水域はほかにいくらでもある。


この水域は、ほとんどがだらだら渓流でたまりが少なく、もとよりニジマスの自然繁殖にあまり向いていないこともあり、ニジマスは最終的にきっと消えてくれると思う。





これとは真逆の方向で依然として自然豊かな渚滑川へ養殖ニジマス放流を続け、ごく些細な経済的効果と引き替えに北海道屈指の原始生態系をほこっていた渚滑川水系をニジマス川に置き換える作業に余念がないのが滝上町である。


その詳細と悲惨な自然破壊状況については本ブログで数限りなく紹介しているので重複を避ける。


ただ、いまや貴重な原始生態系はひとり滝上町やニジマス釣り愛好家たちだけの物ではないことにも、そろそろ気づいてほしい。



毛変わり時期の子キツネがじっとこちらを見ていたが、目が合うと逃げた。


最近はエサをねだって寄ってくる観光キツネが多いのだがここでは逃げてくれたのでホッとした。








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