オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

ヤマベの塩麹焼き、ラクヨウキノコと豆腐の味噌汁、釜揚げウドン、カラフトマスのチャンチャン焼き

2019-12-29 11:04:31 | 北見市の出来事
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村




ヤマベの塩麹焼き、ラクヨウキノコと豆腐の味噌汁、釜揚げウドン、カラフトマスのチャンチャン焼き
   



2019-8-25(日) 曇り のち小雨 19度C


山から帰宅して小雨のなか家庭菜園のサヤインゲンマメとりで濡れてしまった。 


この日の夕食は本日釣ったヤマベ塩麹焼きと 収穫直後のサヤインゲンを電子レンジでチンしたものと 庭のきゅうり浅漬け、今日採ってきたハナイグチ(ラクヨウキノコ)と豆腐のみそ汁と白ご飯。



サヤインゲンは今夏の猛暑水枯れで収穫が少なくなりこれでお終いかな。


今日採ってきたハナイグチ(ラクヨウキノコ)と豆腐のみそ汁。



ヤマベ塩麹焼き。何だ、真っ黒焦げじゃないかなどというなかれ。




ヤマベを塩麹に数時間つけておいてから焼くと、塩麹焼きの常で表面は焦げてしまう傾向がありこんなになります。

 


しかし、食べてみると ウッソー というほどおいしくコクのある焼き魚に変身。 




ただでさえおいしいヤマベが、さらに数倍おいしくなるのです。




ちなみにニジマスも塩麹焼きにすると数倍おいしくなります。





ついでに、翌日昼はかみさん得意の釜揚げウドン、ウィンナーソーセージ入り。







釜揚げウドンは夫婦とも大好きで月に数度は昼に食べます。





夕食は カラフトマスのチャンチャン焼き。




新鮮なカラフトマスはチャンチャン焼きが最もおいしい。






湯気がすごくてカメラが曇る。






完食。







にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イトウのエサにヤチウグイ

2019-12-27 15:29:57 | ヤチウグイ
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村




イトウのエサにヤチウグイ

  



2018-9-7(金) 晴れ のち 曇り



昨夜 午前二時頃 北海道厚真町付近で発生した震度7の地震のため、全道的に大停電状態となった。



病院は休診。お店なども休み。学校は臨時休校。JR 飛行機 その他 交通すべて運休。北海道全体が麻痺状態だ。



午前中は なんとなくウダウダ過ごした。



車で市内を走ってみたら、交差点では、信号機とまっており交通整理の警官もおらずとても危険、ヒヤヒヤしながら慎重に交差点を通る。




午後2時。やることもないので近郊の無加川水系支流に釣りに出かけたが、どうも雲行きが怪しくなってきた。




時間も遅いので天候悪化に気おくれしてしまい、予定を変更し近場の川をさぐって引き上げることにした。





郊外でも、ところどころにある交差点は信号機がとまっていたが私の他の車がおらず、問題ではない。 




帰路、以前よりなんとなく気になっていた地図上で大きな沼地みたいなところへ入ってみた。





カーナビでは人工的なため池みたいにも見えるが、これまで10年以上、気にはなるがずっと未調査の場所であった。





国道からそこへ至るほそい道をすすむと、どんずまりが森の中の沼地みたいになっており、ほとりに老夫婦が住む小さな家があった。





私が釣りしたくを始めると不信気そうな表情でおじいさんが家から出てきたが私が ヤチウグイ探しです というと安心して、撮影用の水を汲んだりして協力してくれた。





沼へは足下からズドンと深く危なくて降りられず、水くみができないので魚の撮影をどうしようか思案していたところであった。



おじいさんからここの歴史をうかがった。



今から20年ほど前、ここに大きな釣り堀池を掘って釣り堀を始めたが世の中が不景気になると急に釣り客が減り、経営思わしくなく5年ほどやっただけで営業をやめたという。





その後、広大な釣り堀の回りは雑木がはえ草木が茂り、やがて森みたいになってしまったという。





私が北見を離れていたころのことで、私はこの釣り堀のことはまったく知らなかった。





釣り堀の目玉として大きなイトウもたくさん放していたという。今でもいるかも知れないとの話。





釣ってみると予想どおり 5-8cm の小型ヤチウグイが入れ食い。















釣っては撮影しリリースをくりかえした。









チミケップのヤチウグイとよく似てとても小型の個体群で大型個体はいなかった。














ヤチウグイはイトウのエサ用にと釣り池に放したところ、大繁殖したとのこと。




老夫婦にお礼を述べて釣り堀あとの沼地を後にしたが、どこのヤチウグイを持ってきて放したのか聞き忘れた。





ついで、すぐ近くの渓流へ入り最初の大たまりでデカヤマベを釣った。




その後、さらなるデカヤマベを釣り落とし、小型アメマスを4匹を釣って上流に移動。さらに小型アメマス6匹。





その後いつもの最源流へ向かったが目的のオショロコマは見つからず小型アメマスばかりなので引き返す。




夜、電気がきた。 全北海道の半分ほどで電気復旧したようだ。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チミケップ湖のチビヤチウグイとエゾウグイ

2019-12-22 11:18:46 | ヤチウグイ
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



チミケップ湖のチビヤチウグイとエゾウグイ





201X-8-27(日)  晴れ



今日は北見市での姉たちの大事なバスケ大会があるため、長男君は私たち夫婦であずかりとなった。




午前11時。長男君は魚釣りに行きたいというので北見市郊外のチミケップ湖へ向かった。
 



チミケップ湖キャンプ場の駐車場に車をとめ湖畔で楽しい食事。




長男君は例によって大好きなコンビニの盛りソバ。




チミケップ湖はアングラーやフライマンが喜ぶ大型トラウトは多くはないが、実は自然がきわめて豊か。




たとえば、日本固有のヒメマス(チップ)の原産地は阿寒湖と、ここチミケップ湖のみです。




この日も桟橋から小型ヤチウグイ、エゾウグイの群が渦を巻くように泳いでいるのが見える。




長男君とこれらを釣って遊んだが、彼はすぐ飽きてしまったもよう。




チミケップ湖特有の超小型ヤチウグイ。







準絶滅危惧種とされるヤチウグイだが、チミケップの個体群は超小型で、釣りの対象としては物足らない感じ。




道内の他の場所で生き残っているヤチウグイと較べると、チミケップのものはきわめて小型の個体群である。




女満別湖のヤチウグイシュンクシタカラ湖のヤチウグイはここのと較べるとはるかにデカイ。




たまに、アメマスやニジマスがかかることがあるが、その前に、ヤチウグイがわっと群がってくるのでどうにもなりません。



時々、エゾウグイの大群がやってきて、先頭はデカイ個体、最後尾はヤチウグイなみの小型幼魚。













昔、チミケップ湖に漁業組合があった頃、刺し網で捕獲したここのエゾウグイ30cmくらいのをアライにして食べさせてもらったことがあるが、鯉のアライと同じくらいおいしかった。




小さい魚ばかりで、つまんないなあといった表情。もっとでっかいの釣りたいなあ。








にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイスケーキとクリスマスプレゼントの夜

2019-12-21 17:14:33 | 北見市の出来事
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村







アイスケーキとクリスマスプレゼントの夜



夕方 6:30 からクリスマスパーティ。
 


かわいい孫長男君がクリスマスパーティの開会挨拶。
 


今日は、できるだけケンカをしないで、なかよく楽しいクリスマスパーティをやることを誓います。




子供用シャンパン、ビールなどで乾杯。 





七面鳥は高いので一般的にはチキン。




ポテトサラダタワー。




手巻き寿司は、最近はあまり生存競争的状況はめだたなくなったが ついに長男君と三女君がトビッコのネタ争いで一波乱。次女君の仲介でなんとかおさまった。




クリスマスのお祝いに豪華な、ルタオ(小樽の有名菓子店)のブランド品アイスケーキが送られてきました。













まずはインスタ映えする写真をとりましょう。







がちがちに凍って手強いアイスケーキですが、最近はアイスケーキの切り分けは慣れたものです。





















プレゼント交換。 




長女君は疲れた目をあたためる便利グッズ。 







次女君はかわいい服とスカーフ。 














三女君は腕時計。






長男君はトミタのパワーリフトのオモチャ。 










ママは服。 




かみさんへはパジャマ 




私はゆるめの靴下。



このあと、孫たちと大いにじゃれて 8:30 おひらき。



今夜、サンタは夜中にも別のプレゼントを持ってやってくるというので子供たちは寝ないで待つと気負っていた。










しかし 結局  全員、ぐっすり 寝てしまったもよう。



手巻き寿司の残りは明日、私たちの朝食になります。







   おしまい。




にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

がちがちアイスケーキの切り方

2019-12-20 11:56:55 | 北見市の出来事
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村




がちがちアイスケーキの切り方


 



今日はかわいい孫長女君の誕生日。  この日の天候は  曇 のち土砂降り のち雨 つづく



午前10:00  参議院選挙で近くの小学校へ投票にいってきた。




午前11:15 孫長女君の誕生日祝いに北見市内のオホーツクビール園へランチにいった。




子供たちはやたらとハイになって携帯を奪ったり靴をトイレに隠したり大騒ぎ。



悪ガキのかぎりを尽くして終始大笑い。 




三女君と長男君は恒例のお子さまランチ。




次女君は大好きなオホーツク塩焼きそば




主役のアスリート長女君はいつものとおりカレーライスとポークフライで二人分ペロリと食べた。




それでも足りず、大迫力デザート注文。 デザートがくる間、また大騒ぎ。



 


途中で外は土砂降りになったがやがて小やみになって午後2時おひらきとなった。




夜、午後7時。誕生会日は、やはりケーキがなければおさまらない。長女君ご希望のアイスケーキを買ってきた。




恒例の手巻き寿司のあと、そのアイスケーキ登場。




しかし、ガチンガチンに凍っているアイスケーキは、あまりに硬くてケーキカッター入らず。



切れない。



なんとしても切れない。




硬くて切れません。





包丁を出してきてそれで切ろうとしても刃がたたず。





しかし何としてもアイスケーキをカットしなければならぬ。





力任せにぐいぐい、やって強引に切ったら、こんなズタズタ状態になった。




それでも、待望のアイスケーキうれしい。





こんなことでは、らちがあかないので、考えた。





思案のすえ、包丁を熱湯で暖めてみた。




結果。アイスケーキはきれいに切れるようになり、このとおり。





といった、長女君誕生日のちょっとした出来事でした。




この小さいのが誕生日プレゼントの電子機器です。




孫たちと大いにじゃれて、午後9時 帰宅。


       おしまい。




にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マウレ山荘のランチ

2019-12-19 18:40:19 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村




マウレ山荘のランチ

  
  
2005-6-11(土)  曇り-雨-豪雨-雨

この日、初めて湧別川水系M川のオショロコマを調査したが、悪天候で川が増水しやや手強い釣りになってしまった。夕刻、疲れ果て、北見市までもどる気力がなくなり丸瀬布町に昨年オープンしたばかりのペンション風温泉ホテル、マウレ山荘に宿泊した。夕食はおいしかった。風呂がきれいで5分で皮膚がつるつるになる温泉。


2007-7-1(日) 晴れ

この日は湧別川水系のS川のオショロコマを調査したが林道が複雑で生息水域への到達にかなり時間がかかってしまった。夕方、丸瀬布へもどり、かみさんお気に入りの湯ノ沢のマウレ山荘に午後6時にチェックイン。ここは若い女性宿泊客がとても多かった。7時からの夕食はフルコースで地元の新鮮な食材を豊富に使い、決して高価な食材ではないが、こぎれいでとてもおいしいデナーであった。強行軍でつかれ気味であったかみさんも機嫌が良くなった。白ワイン、赤ワイン、さらには中ジョッキ生ビールで、ちょっと飲み過ぎてしまい部屋に戻ったらバタンキューで寝込んでしまった。



私のコンピューター日記でマウレ山荘を検索すると上記2編がヒットした。

その後12年間、なぜか私たちはマウレ山荘を訪れたことはなかった。



2019-4-19 (金) 晴れ のち曇り

午前10時。フォレスターでかみさんとマウレ山荘へ向かった。


今日は釣りが目的ではない。かみさんの誕生日のお祝いに、ふと思い出して、丸瀬布のペンション風温泉ホテル、マウレ山荘でランチしようと私が提案したのだ。



今はシーズンオフで、きっとのんびり出来そうな気がしたからだ。



残念ながら肌がツルツルになる自慢の温泉は修理中で日帰り入浴はできなかった。


 
11:40 マウレ山荘到着。 奥にあるヤマベ養殖施設を見に行ったりして時間をつぶし 昼頃 レストランに行った。












客は私たち夫婦のみ。







豪華ステーキ定食の予定であったがなんとなくお蕎麦モードになってしまい、急遽おいしそうな幌加内ソバの天ざるを注文し私は大盛り。ここは、おいしいソバでも有名なのです。

 



幌加内産のソバ粉を使って更級ソバ風に仕上げてあるがいかにもローカルな感じのおいしいソバでした。 



天ぷらがすごい。

 


巨大アスパラ1本物の天ぷらをはじめ フキノトウ、シイタケ、エリンギ、タケノコ、大きな海老2本、茄子、菜の花を上手に天ぷらに揚げている。






本来ならとても一人では食べきれない天ぷらのオンパレードだがついつい、おいしいので全部食べちゃった。



ソバも全部食べた。



二人とも明らかに許容量を遙かにこえた天ぷら食べ過ぎ。




特にかみさんは彼女の天ぷら許容量の3倍は食べたことになった。




おいしい天ぷらソバの快感の代償として、このあと数日は夫婦して、つらい胃もたれ症状に悩まされることになった。



マウレ山荘の売店。地元の産物など。














昔風のスキー、カンジキ、スケートなどのほか、古典的な釣りのアイテムなどホテルロビーに飾ってある。 











ロビーのライブラリーには私の著書、オショロコマの森第一巻 知床編 がありかなり読まれた痕跡あり、感激した。









  帰りに近くにある 丸瀬布昆虫生態館へ寄ったが生きたオショロコマが3匹展示してあった。


                   おしまい。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不思議な手品大会の夜

2019-12-15 11:33:17 | 北見市の出来事
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



不思議な手品大会の夜


201X-7-26 (日) 曇り 一時雨

朝 早起きして 庭の畑に大繁殖したスベリヒユ その他 雑草を抜いた。



そのあと、夫婦で網走川上流へオショロコマ調査にいった。



数ある網走川水系支流群をこまめに調べてやっと唯一オショロコマの棲む支流源流域を一カ所発見したのだ。



夕方 孫次女君がおいしいチョコバナナを作ってくれた。



夕食後、先日、羽田で買ってきたマカロンをみんなで食べたあと手品大会になった。



子供たちが空になったペットボトルに水道水を入れると、あら不思議、ペットボトルの透明な水道水が、一振りするだけで子供たちが言う色の水に変身。









一体、なんで透明な水道水が一瞬で着色するのか、まったくわからん。



じいじたちが目を白黒させて不思議がるので子供たちは嬉しくなってダンスを踊りはじめました。





後でかわいそうに思ったのか孫たちがネタを教えてくれたので納得した次第。


さて、どんなネタだったのでしょうか?。




にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年初冬、厳寒期のニジマス釣り顛末 危険な接近遭遇

2019-12-13 18:46:49 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



2019年初冬、厳寒期のニジマス釣り顛末 危険な接近遭遇

 


2019-12-7(土)  快晴  -12℃ 〜 最高気温 +4℃


朝 9:00起床。快晴だ。風もない。陽があたると暖かく感じるが、実際は 外気温は やっと+4℃ほど。風が吹いたりしたら体感温度は絶望的に下がるだろう。



とはいうものの、北見市内で窓から外をみるといかにもよく晴れて穏やかな日で近くの山には雪も見えず初冬とは思われない。



実際、12月というのに国道や北見市内は氷も雪もなくなって、旭川が -18℃ 積雪40cm で真冬状態など信じられない。



それでは 2019年最後の渓流釣りに行こうか、行くまいかとかなり悩む。



釣りにゆかずにやるべきことは山のようにあるので、それをやるべきか。



うだうだと悩みに悩んだ結果、午前11:30、近郊のM川上流へ冬のニジマス釣りに出かけることにした。



かみさんが見かねて、行け行け、オラオラ早く行け とけしかけたのが決め手になった。



自宅をでて30分。コンビニで買ったおにぎりを食べながら、追い越し禁止区間を異常にしっかりと制限速度をまもって走る車に、少しいらつきながらえんえんとついて走った。



追い越し禁止区間が終わったとたんに私は追い越しにかかったが、どっきり。ちょうど前方対抗車線で白い覆面パトが犠牲者の処理を終えて警告灯を車内にしまい動き出すところであった。



危ない。あぶない。ゆっくり走行していた車はこの覆面パトの存在をよく知っていたのでした。



白い覆面パトのナンバーを素早く暗記したが、笑いたくなるようなおふざけナンバーでした。



その覆面パトは私に目をつけたのか急ターンして、私の後方150mほどをどこまでもついて走るので、私は優良運転手になって走らざるを得なかった。



アスファルトが出て走りやすかった国道は、標高が少し上がると、たちまち恐ろしいブラックアイスバーン道路に豹変した。




日陰は危険で、ちょっと油断するとタイヤが滑り、冷や汗がどっと出る。




覆面パトの存在に関わりなく、ゆっくり運転で緊張しながら走る。



まわりの山はいつの間にか完全な冬景色。



橋から川を覗くと、あれま、川はどこも凍ってしまい川面が見えないところが多い。



いつのまにか白い覆面パトは消え、私は雪がつもった林道へと左折、すべって林道を踏み外さないよう慎重にゆっくり走る。






あたりは北見市内とは全然違って、もうしっかり冬だ。まいったな。




こなきゃこかったと強く後悔したが後の祭り、ここまできたらいくしかない。



ほどなく、M川水系支流、夏場はいつもニジマスが多い渓流へつき、釣り支度する。




車から降りると気温は下がってもうマイナス2度C。 





無風だが、日陰のせいかギンギンに寒くてとても釣りどころではない感じだ。





川はほとんど氷結し、ところどころは川面が開いているといった状況でこんなのは、想像していなかったわけではないが釣りには絶望的な光景。



それでも夏場、ニジマスが多かったポイントをさぐって釣ると、15〜30cmのニジマスがパラパラかかった。












当たりは限りなくかすかで、釣ったというより釣れてきたという感じ。



あげたらニジマスが付いていたというのが正しい。












水温を測ると、なんとプラス1℃。 外気温は マイナス2℃。 こんな低水温でもニジマスは策餌する。














かろうじて水の中のほうが暖かいが、これではニジマスの活性がとても低いのは当然である。


ネットはたちまちカチンカチンに凍った。











しかしニジマスはニジマス。それなりにかなりの引きを堪能したが夏場と較べると比較にならないほど弱い。



素手を水に入れ、釣ったニジマスを撮影するのだが、あまりの寒さに耐えられなくなってきた。



手早く撮影させていただいたニジマスたちは丁寧にもとの場所にリリースしました。



かっては冬中、北海道各地の渓流をまわってオショロコマを撮影していたが、もうそんな気力は無くなっていることがわかり釣りは30分ほどで中止した。



実は、これまでの経験からこうなることはある程度承知の上で、悲しいサガで今日も出撃してきたのです。



結局、例年とおなじ経験を繰り返すこととなったというおろかな釣り行でした。




帰路、追い越し車線のあるところで、けっこうな速度で走る車がいて、ぼんやりとそれに付いて走っていたら、急にそいつが急ブレーキで減速したので私も反射的に急ブレーキ。



私はまったく気づかなかったが、はるか前方右手にレーダーパトカーがこちらを向いて待ちかまえていたのでした。



とたんに ステルスをキャッチしました、ぴぴぴぴぴぴ ときた。



私は常に優良ドライバー、パトカーの前を時速60Kmでゆっくり通過したのでした。



私にとってパトカーと危険遭遇するのは珍しいことで、ヒグマとの接近遭遇よりも遙かに稀なことですが、今日は、いき、帰り、二度に渡って遭遇しました。


結果論だが、今日の釣りは明らかに中止すべきであったと思います。




にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放流ニジマスのためオショロコマが消えた川で大型ヒグマと接近遭遇 その弐

2019-12-08 11:17:36 | ヒグマの被害など
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村





放流ニジマスのためオショロコマが消えた川で大型ヒグマと接近遭遇 その弐


201X-5-29(土) 晴れ 強風 30度C 暑い







普通、オショロコマが消えて行く過程でオショロコマが多少生き残っている場合はニジマスを釣り切ると、最後にそのオショロコマが釣れてくるのだが、今日はそれも無かった。




この日は5月なのに真夏みたいに暑く、強風で高い木々の梢はごうごうと風に大きく揺れているのだが私のいる渓流沿いには風がとどかず渓流沿いは、おだやかな釣り日よりであった。









ゆっくりと釣り登ったが、それなりのたまりには必ずそれなりのニジマスがいて、退屈しない早春のニジマス釣りを楽しむ格好になった。











美しい新緑の渓流沿いには、春のおいしい山菜コゴミがいたるところにあるのだが、はや葉が展開してしまったものが多い。もう食不適の状態だが、早春の林床の植物としては美しい風景を作っている。








どこまで釣り登っても、この水域がいまや完全に外来種ニジマスに染め上げられていることを再確認するばかりであった。






































ここでギョウジャニンニクが多い一角があり、これをビニール袋ひとつ採取して、川から林道にあがり車へともどった。




駐車したところにもどった時に、この付近に以前から住み着いている巨大なヒグマと無意識に接近遭遇していたことに気づいた。




すぐ横の川岸の砂地に、ついさっきのものと思われる生々しい巨大なヒグマの足跡を発見したのだ。





先ほど私がここを離れたとき足跡はなかった。






恐らく、私の車のクラクションや、クマよけ鈴や、絶え間なく鳴らしていたホィッスルの音でヒグマ君は私の存在を知り、私がいなくなってからここを通っていったのだとおもう。



私の活動範囲は、常にヒグマ君のテリトリーと一致しているため、このようなことは日常的にあります。




突然の接近遭遇さえ起こらなければ悲劇は避けられると信じてはいますが.............。









にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放流ニジマスのためオショロコマが消えた川で大型ヒグマと接近遭遇 その壱

2019-12-06 09:26:47 | ヒグマの被害など
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



放流ニジマスのためオショロコマが消えた川で大型ヒグマと接近遭遇 その壱



201X-5-29(土) 晴れ 強風 30度C 暑い



朝10時。放流ニジマスが野生化し大繁殖してオショロコマが壊滅し、ニジマス一色になった北見市近郊のK川上流へ向かった。


かってはオショロコマが豊富に棲息していた水域だが今はニジマス一色に染め上げられて、オショロコマはニジマスが住みにくい最源流域の細流 に追いやられている。




その最後のオショロコマの聖域にまでニジマスはジさらにワジワと浸淫水域をひろげつつある。




この勢いはニジマスをこまめに駆除したところで、もはやどうにもならない状況になっており現在はそのなりゆきを慎重にみまもるしかない。









この付近の林道は6月になり林道整備が終わるまではゲートが施錠されている。



しかし、たまたま材木販売のため業者が入れるようにゲートが開けっ放しになっていることを先日確認しているのだ。




予想どおり、今日も、本来ならこの時期は施錠されているはずの林道ゲートが開いていた。


 
そこで開いているゲートの奥へすすみ二股分岐に駐車してその下流を釣ったがいつものポイントでニジマス大小8匹。











 


その上、下流で 5匹。 橋の上流で 30cm 2匹。 




結局、最終的にはニジマス15匹 、期待していたオショロコマは やはり 0 匹 であった。





























早春の渓流は新鮮な若い緑でいっぱい。心が洗われるように美しい。






さらに渓相のよい水域へ入って上流へ300mほど釣り登ってみたが小型ニジマス3匹。






最後の良たまりで 30cm ニジマス1匹が釣れた。 






オショロコマは、やはり釣れなかった。



 


ここまでで、ニジマス18匹。オショロコマ0匹。






     この項、続く。





にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする