オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

網走川水系、最源流域に奇跡的に生息する希少オショロコマと地球温暖化。

2024-03-29 14:38:36 | 渓流魚、蝶、自然
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網走川水系、最源流域に奇跡的に生息する希少オショロコマと地球温暖化。





20XX-7-26 (日) 曇り 一時 雨。


前項からの続きです。午前11時30分。 網走川水系支流の支流の支流の最源流域に奇跡的に生息している希少なオショロコマを見に出かけた。






従来、数ある網走川水系支流を20年以上かけてシラミ潰しに調査した結果、2箇所のみ、ほんの狭い水域にのみオショロコマの生息を認めています。そのことが奇跡的に生息している希少なオショロコマという表現の所以です。





今回はそのうちの一箇所に出掛けました。この個体群は暗い環境に棲むせいか体色は暗色調で栄養状態はよく赤点紋理は鈍いオレンジで細かく鮮やかさはない。


















ヒレは赤くならず、腹部は淡く黄色に着色する。生息域が狭いせいか、ややずんぐりした体型が多い。














前項のごとく、状況的にはこの渓流に見られる多数のアメマス軍団に押され押されて、オショロコマたちが最源流域に追い込まれてしまったかに見えますが真偽のほどはわかりません。






近年、地球温暖化による全地球的な気象変動のせいで、北海道でも南方系生物の北上傾向が見られます( チョウ類、海産魚類などに顕著 )。かって寒冷気候のため稲作は不適とされた北海道ですが今や日本で最も美味しい米ができます。






渓流の水温を系統的に調査したデータは明らかではありませんが生息に低水温を必要とするオショロコマは温暖化の影響を真っ先に受ける可能性があります。






低水温を好むオショロコマはもともと水温が最も低い渓流の最源流域に生息することが多く、渓流の水温上昇が始まっても、それ以上は逃げる場所がないのです。平たく言えば絶滅の危険があるということです。これが種々の理由で現在激減中のオショロコマが絶滅危惧種VU とされる最も大きな理由かも知れません。






実際、森林伐採、砂防ダム建設、河川改修、林道建設、釣り人の乱獲、最悪はニジマスをはじめとする外来魚の放流、その他数多いオショロコマ生息を脅かす要因をはるかに凌駕して、最も壊滅的威力を発揮するのは地球温暖化でしょうか。















地球温暖化の影響がもはや取り返しがつかないほどの状況に陥るのが10年後か、50年後か、100年後か、500年後か、誰にもわかりませんが、これまで万年単位で起こってきた変化が、未曾有の短期間で起こっているのが現在の地球の状況であることは間違いないとおもわれます。



そんなことをなんとなく考えながら網走川水系支流の支流の支流の最源流域に奇跡的に生息している希少なオショロコマを10匹ほど釣っては撮影、リリースを繰り返しました。



















10年ほど、ここのオショロコマ個体群の観察を続けていますが、種々の理由でこの個体群の未来はあまり明るくないと考えています。最悪のケースも考慮し、後世に残る記録としてデジタル画像記録だけはしっかり行なっておきたいと思います。








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アメマスとオショロコマの闘い

2024-03-27 12:24:00 | 渓流魚、蝶、自然
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アメマスとオショロコマの闘い





20XX-7-26 (日) 曇り 一時雨 25℃

北海道東部オホーツク海に注ぐ網走川のオショロコマを探して、長年かけておびただしい数の支流群を調査してきた。





網走川水系支流の源流域はどこも小型アメマスはとても多いがオショロコマはいくら探しても見つからなかった。



アメマスのほかには孵化放流事業に由来する小型のヤマベがとても多い。
















小型ヤマベは多いが 小型のアメマスはさらに多い。
































網走川の大きな支流のひとつ津別川水系では放流ニジマスが自然繁殖して在来のアメマスを脅かしていますが力関係は今のところ両者伯仲していると思います。。



一時は網走川水系にはオショロコマはいないのではないかと考えたが、やがて極めて局所的だが網走川水系支流源流域に、やっと二箇所のみだがオショロコマの生息域を確認できました。



いずれも、アメマスばかりが多い中、奇跡的に生息していたと言っても良いほどに局所的な最源流域の狭い水域です。



アメマスは下流・中流域から多数みられるがオショロコマは最源流域のせいぜい数百m の狭い区間にしかみられず数も多くない。



状況的にはオショロコマは数で圧倒的にまさる強大なアメマス軍団に押されて上流へ上流へと追われ、最後は現在の最源流域にまで追い詰められてしまったかに見える。孵化放流事業に由来する小型のヤマベたちもオショロコマはとても嫌うので、最終的にはオショロコマに勝ち目はなさそうに思われます。












また、地球温暖化に伴う気象変動( 猛暑、渇水、水温上昇、大雨、大増水、川底環境破壊 など ) でより低水温を好むオショロコマがジリジリと狭い源流域へと移動せざるを得なくなっている可能性もあります。







     この項、続く。




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ノドヤケ、怪しく光るエゾシカの目、そして暗色調の特異なオショロコマたち。

2024-03-22 19:50:07 | 渓流魚、蝶、自然
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ノドヤケ、怪しく光るエゾシカの目、そして暗色調の特異なオショロコマたち。




2023-10-14(土)  晴れ  26℃


この日、十勝のブラウントラウト釣りの帰路、十勝川水系支流の支流の支流の源流域にオショロコマを見に寄ってみた。









しかし、産卵体勢の良型オショロコマは、さらに源流の産卵場所へと移動してしまい居残りオショロコマが少し見られたのみ。




















いまだ産卵行動に参加するほど成熟していない若い小型のオショロコマ6匹ほどを釣って水中で手早く撮影して丁寧にリリースしました。



















喰いが甘く、そのため他に5匹ほど釣り落とした。






この日のオショロコマたちは、やや暗色調でオレンジ系の赤点紋理は小型。ヒレの着色は目立たない。






この水系のオショロコマの外見的特徴として腹部がほんのりと淡く着色する。



















この時期に出てくるおいしいキノコ、ムキタケがあり少し採集した。



午後 4:10 武装解除し帰路に着いた。林道はエゾシカが多くフラッシュ撮影で目が怪しく光る。



けっこう飛ばして走り午後5:30 帰宅。

 

夕食は なべ焼きうどん。 



ムキタケを鍋に入れたがツルリンとした食感でおいしい。あわてて、うっかりムキタケを呑み込んだりすると喉に引っかかりヤケドするので、このキノコの別名はノドヤケ。







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晩秋、野性的、精悍なエゾイワナたち。

2024-03-18 14:35:47 | エゾイワナ
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晩秋、野性的、精悍なエゾイワナたち。




202X-10-30 (金) 曇り のち雨 寒い。寒い。

予報では 12時過ぎから雨だという。そこで 8:40 早めに家を出て近郊の川で晩秋のエゾイワナ (完全陸封型アメマス : Salvelinus leucomaenis ) を撮影に向かった。 


昨夜から雨が降っていたようで林道は大きな水たまりが多い。カラマツの葉がすっかり黄金色になってきれい。




北海道で、いたるところカラマツ林が多くなったのは戦後の復興造林によるらしい。さらに、この松は成長が速いので炭坑が盛んだった頃、坑木用として北海道ではとりわけ盛んに植林されるようになった。






北海道ではラクヨウ(落葉)とよばれ林床に群生するハナイグチ(ラクヨウキノコ)採りはお盆過ぎからの風物詩です。






さて、エゾイワナのポイントへは 9:40到着。釣り支度をしていると林道を白いバンが三台、通り過ぎていったが伐採などやっているのだろうか。ここへエゾイワナを釣りにくる釣り人は私以外にはまずいないと思う。



幸いなことに、この渓流はいまだ奇跡的にニジマス汚染がなく、最源流域にはオショロコマ小個体群がかすかだが命脈をつないでいます。




このあたりは源流域といってもよく、この時期産卵行動のためか比較的良型のエゾイワナが集まる。釣れるポイントははっきり決まっている。振り込むと予想どおりコツコツとかすかなアタリであわせるとぐーんっと強い引き。
















晩秋、枯れ葉舞い散るなかを小気味よい強烈な引きが細い渓流竿を満月のように引き絞る。










































最初のポイントで 25-30cm アメマス4匹を 釣って撮影し、1匹釣り落とした。体に噛みキズや擦り傷がめだち尾が痛んでいる個体もいてここで産卵行動をしていたと思われた。













































ぴっかぴかの魚体ではなく、繰り返す戦闘で塗装も荒れた戦闘機みたいに、いかにも野性的、精悍、自然児そのもののエゾイワナたちです。































そのうち 風が強くなり 気温が下がりはじめ10時30分には 予報より早く雨が降り始めた。



さらに下流のたまりを探って25cm 級のアメマスを数匹追加。 



そこで雨足が激しくなり釣り中止し川をあがった。 10:40 武装解除し帰路につく。 



この日も撮影させていただいたエゾイワナ達は全て元の場所にリリースしました。



雨のなか 11:30 帰宅。今日は雨でダメかとおもったが まあまあのアメマスの写真が撮れたのでまあいいか。 しかし ぐっしょり雨に濡れてしまった。



昼食は川で食べる予定であった シャキシャキサンドと よもぎ饅頭を、家で食べた。そのあと柿。



かみさんがどこから持ってきたのか ピロピロ( 吹き戻し:巻き笛 )を吹いて無邪気に喜んでいる。口にくわえてヒュ-と吹くとスルスルと伸びたあと、先からクルクルと戻ってくる。これが進化した 地獄のピーヒャラ なんてのもあるようです。











午後3時。一時的にかなりの豪雨。今日は時間が余ったので久しぶりに近くの床屋で髪切り1540円。



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正月、お雑煮、お年玉、庭のキタキツネなどの風景。

2024-03-15 16:41:35 | 北見市の出来事
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正月、お雑煮、お年玉、庭のキタキツネなどの風景。



2023-1-1 (日)  晴れ


正月だが孫長女君と次女君がバスケットの催しのボランティアに行くので朝 7:30 の早起きとなった。


お雑煮パーティでお雑煮を作るのは何故か、カミさんと孫次女君と決まっています。


孫次女君は餅焼き名人になってしまった。


昨夜から、カミさんがお雑煮用の汁や具材を用意してあり、餅を入れるとすぐ美味しいお雑煮の出来上がり。





新年の挨拶をしてお雑煮をいただきます。




彼女は部員に慕われている女子バスケットボールクラブのキャプテン。





今年も、バスケ頑張ります。





お年玉は、我が家の簡便なルールで額が決まっています。













浪費する子もいますが全然お金を使わずゴッソリため込んでいる子もいて個性豊かです。












昼は昨夜残した年越しソバとお雑煮の汁、余ったのを使って美味しい煮込みソバ。






口取りの和菓子も美味しい。










わが家の近くには長年、キタキツネが棲んでいて、主に夜中に盛んに活動しています。新雪の時はしばしばその証拠の足跡が見られます。





この日は通り過ぎただけみたいですが、飛んだり跳ねたりの足跡のこともあります。





ゴミ収集場所は荒らされた痕跡がないので、おそらくこの辺りに豊富な野生の餌、エゾヤチネズミなどを食べているのではないかと考えています。





時々、昼間でも、実際にキタキツネが、庭のすみあたりを音もなく通り過ぎてゆくのを見ることがあります。






エキノコックスが心配といえば心配ですが、庭で野生のキタキツネが遊んでいるのもいいかも といった気もするのです。





以上、忘れていた暮れ正月の記録でした。



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北海道北見市、今年も穏やかな大みそか。札幌ではまたヒグマが出た。

2024-03-14 13:23:45 | 北見市の出来事・行事など
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北海道北見市、今年も穏やかな大みそか。札幌ではまたヒグマが出た。


2022-12-31 (土) 晴れ  -1℃




今日は大晦日。 午後7時から恒例の年越しパーティ。


口取りの和菓子と頂き物の豪華おせち。



















今年は、有名な新得ソバの乾麺を5人前茹でた。













カミさんはソバ茹で名人、秒単位で正確に茹で上げる。




茹でたてを素早く食べます。











子供達は孫長女君と次女君はまだソバの味を理解できず、私が買ってきた赤いキツネ(うどん)です。









孫長男君は、幼少期の食経験豊富で子供ながらソバ大好き人間です。





孫三女君はソバを少し食べる。





私たち夫婦はソバ大好きだが結局大量に食べ残しソバができてしまい、明日以降食べることにした。



おせちやら何やら色々食べて腹一杯で年越しパーテイは今年も無事終了。私は缶ビールやら日本酒1合ほどでほろ酔い。













NHK紅白歌合戦は韓国風のグループが多く、女の子達は夢中。



可愛いー。ぶぎゃー、可愛い、かわいい、カワイーッと、この世の中、かわいいことに最高の価値があるようだ。





あまりうるさいので私たち夫婦は引き上げることにした。別のテレビ番組など見ているうちに寝落ちして12時すぎに目覚め風呂に入って寝たという穏やかな大晦日でした。



この日、近年、クマの街サッポロ として有名になってきた札幌市ではまたヒグマが出て騒ぎになったようですが怪我人がなかったことは幸いでした。















大晦日の写真がありました。ちょっと時期外れの記事ですがアップしました。当時のコンピューター日記より。この記事、10年後に見たいものです。

新聞記事はわが家で愛読している北海道新聞より引用させていただきました。



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ニジマスとアメマス、渓流魚の撮影、フキ写真。

2024-03-08 21:20:50 | 渓流魚、蝶、自然
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ニジマスとアメマス、渓流魚の撮影、フキ写真。





2023-6-9 ( 金 )  曇


このあたりはまだ標高がさほど高くないせいか川岸は広範に大きなフキの葉が密生して、まさにフキの川だ。


もう少し標高が増すと亜高山帯の渓流の川岸はフキからササ一色に変化する。


この渓流の釣りは、昨年このブログで紹介したことがあります。




かってはオショロコマが繁栄していたが放流ニジマスが自然繁殖を始めて、とうとうニジマス川になってしまいオショロコマが消えたという、毎度おなじみよくあるパターンをたどった渓流です。



























































ちょっと変わった状況として、かっては少なかったアメマスがニジマスと同程度に増えているという、やや変わった経過をとっているのが興味深いと思います。































おそらく、将来的にはそのアメマスも駆逐されニジマス一色になるだろうが、渓流の生態系を変化させる要因は単一とは限らず複雑な場合もあり慎重に経過をみてゆきたいとおもいます。























今回、同じ渓流の釣りを再度アップしたのですが、前回と決定的に異なるのは魚の撮影に際して、すべての写真は背景をフキの葉にしているところです。






川底を背景にしての撮影は、たとえば魚が暴れて尻尾を一振りすると水が濁ってしまうなど、とっても神経を使わなければなりません。







この点、底にフキの葉を敷くと撮影時間が大きく短縮できるので、フキ写真 と呼んで状況によっては、しばしば、この撮影法をつかっているのです。





そんなことを考えながら釣っては撮影、リリースを繰り返した。






最後に思いがけなく、消えてしまったと思っていたオショロコマ良型が 1オスのみ釣れた。感激した。完全には駆逐されてはいなかったようで密かに命脈を保っていたのだ。




今後の状況によっては私の希望的観測として、したたかなオショロコマたちが復活する可能性もあり、この個体はとりわけ丁寧にリリースしました。









川岸に密生する大きなフキはヒグマやエゾシカも大好きです。フキを食べるとヒグマの糞はしばしば真っ黒になりますが今日もそんな糞が至るところにありました。




今日の夕食は外食。 最近、北見市でもたいそう人気の 餃子の王将 へゆきました。



私は、いつもの中華ソバセット。飽きない味でおいしい。



かみさんは思いきって豚辛ラーメンを食べようかと、たいそう迷っていましたが結局あっさり系の定食になりました。









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エゾサンショウウオ産卵の季節から太陽光発電、風力発電におもう。

2024-03-06 13:17:21 | 北見市の出来事
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エゾサンショウウオ産卵の季節から太陽光発電、風力発電におもう。






早春、4月。あちこちのダム湖では湖の氷が落ち、水面が出てきました。 この日は朝からの小雨が止んで、低い雲が広がり、山裾には霧が出て、なんとなく幻想的な風景です。




















北海道のオホーツクの山野では、この時期、ちょっとした水たまりなどにエゾアカガエルとエゾサンショウウオの卵が観察できます。



エゾアカガエルは無数の卵塊状の卵を産み岸辺を覆い尽くす勢いです。






しばしば多数のエゾアカガエルが岸辺で独特の声で グァーぐぁーグァーぐぁー と大合唱していて、はるか遠くからもよく聞こえます。











かなり慎重に近ずいたつもりでしたが、カエル達に気づかれてしまい、大合唱はいっぺんに止まって、カエル達は矢継ぎ早に水に飛び込み、数十匹は見られたものが、あっというまに1匹も見えなくなってしまいました。














エゾアカガエルの卵と異なり、エゾサンショウウオの卵は特異です。










水中に透明なゼリー状卵嚢に包まれて産まれたエゾサンショウウオの卵をすくってみると大抵しっかりした枯れ枝などに絡みつくような形に固定されて産まれており感心させられます。














エゾサンショウウオは早春にあちこちで見かける独特の卵塊の数を見る限り、オホーツク北見市界隈では、おそらくかなりの個体数がいるのではないかと想像できます。




しかし、卵はよく見かけるものの、実は私自身エゾサンショウウオの成体を見たことはほとんどないのです。



そもそも、ふだんどこに隠れてどうやって生活しているのか、私自身は目にしたことがないのでわかりません。




昔、大雪山にウスバキチョウ を見に行った時、ウスバキチョウ が乱れ飛ぶ駒草平の小さな水たまりで数十匹のエゾサンショウウオが団子みたいに集塊をなして絡み合い、怪しくうごめいているのを見た記憶があるのみです。ちょっと気味悪い光景でしたが、おそらく生殖行動ではないかと思いました。




少しその気がある子供たちはよくエゾアカガエルの飼育などやりますが、もう少し自然に興味がある子供はエゾサンショウウオの飼育にチャレンジします。




私の子供たちもよくエゾサンショウウオの飼育をやっていましたが成体になる頃はすっかり飽きてしまい近くの川原などに放していました。




しかし、中には成体を精魂込めて飼う人もいるようで根っからの両生類大好きと言えます。











日本には 27種のサンショウウオが生息するようですが、北海道にはエゾサンショウウオ( Hynobius retardants )のほか稀少な絶滅危惧種キタサンショウウオ( Salamandrella keyserlingii )が生息します。





近年、釧路湿原のキタサンショウウオ生息地周辺で太陽光発電所の建設が相次ぎ、このままではキタサンショウウオのみならず特別天然記念物タンチョウや絶滅危惧種の猛禽類チュウヒの生息環境が損なわれると問題視され、釧路市では太陽光発電所建設を控えるべきエリアを指定するなどガイドラインを示していますがその後の経過なども知りたいものです。



北海道新聞朝刊 2023-6-3 1p より引用。






2023年には北海道北部に奇跡的に残されたサケ科の希少種イトウ (Parahucho perryi ) の繁殖水域の心臓部に大型風力発電風車群を建設するという、信じられないようなイトウ皆殺し大作戦まで明らかになり大きな問題となりました。





錦の御旗、地球温暖化を念頭においたこれらの計画が、今ある貴重な自然を軒並み犠牲にするほどに切羽詰まった状況にあるとは, 思われません。






風力発電や太陽光発電の立案者たちは、これら自然環境などに関しては不勉強ないし無知であり、計画を許可する権限を有する行政もまた同様であることは一連の経過をみる限りにおいて容易に想像できます。








今や、田中角栄の日本列島改造論時代のような、なりふり構わぬ自然大破壊は可能な限り慎まなければならない時代なのではないかと思い、両者さん達にはとりわけ慎重な態度を期待します。






青く輝くキタサンショウウオの卵塊はぜひ見てみたいものです。


2023-4-21 北海道新聞朝刊 P26 より引用。







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お雛様壁掛けと除雪と生寿司

2024-03-03 14:11:23 | 北見市の出来事
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お雛様壁掛けと除雪と生寿司


快晴 良い天気。


まだ、少し早いけれど、3月3日のお雛様パーティ用の壁掛けをだして玄関にかけた。






カミさん曰く、あんた、そろそろ、雪かきやったら。 だと。なかなか決心がつかなかったのだ。





午前中、やっと決心して我が家の庭先に相当に積もった雪の除雪を開始した。 




雪がしまって雪の高さが低くなってきたが 案の定 雪がとても硬くなり まず剣先スコップでくずしてから本田のエンジン除雪機雪丸で遠くへ飛ばす形になった。




通常のスコップ作業+雪丸除雪の二段構え除雪になったので 労力倍増、疲労3倍増になってしまった。




午前中一杯で我が家分はなんとか終了。息があがってしまい下着まで汗ぐっしょり、脱水状態になりノンアルビール一気飲みで、一息ついた。下着 セーター汗ぐっしょりで着替えた。


 

除雪のご褒美にと、かみさんが予約しておいた回転寿司トリトンお持ち帰り生寿司を取りにゆき昼食。

















一休みして 今度は向かいの孫宅とお隣さんの一部、広範に除雪した。










その後は ぐったりダウン。除雪の一日でした。


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