オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

35cmの美麗デカオショロコマ♂を釣った

2018-12-31 21:52:22 | 大型魚
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35cmの美麗デカオショロコマ♂を釣った








201X-10-9  (木) 晴れ


朝10:00 北見市の自宅を出発。大型のオショロコマが棲むとある渓流へ向かった。


ひたすら走って 12:00 目的の渓流に到着した。水量は普通で渓流の水はよく澄み、水温も13℃、川の状態はいつもと変わりない。


林道をしばらく走って渓相がよくなってきたあたりで斜面をくだって川に降りることにした。


その前に、いつもどおり、まずはクラクションを盛んに鳴らし、ホィッスルを吹きまくって、必ず近くにいるヒグマ君にこちらの存在をアピール。


危険なヒグマとの超接近遭遇を避けるためです。


たまりを入念にさぐりながら釣り登ったが、針にもかからない小型オショロコマ(幼魚)が盛んに餌取りするだけで釣れない。



いつもの大型オショロコマはまったくいない。どうしたことだろう。



しかし、こんなことはままある。



あきらめずに釣り登ってゆくと、魚の気配がでてきた。



下流のたまりでは、どう流しても、まったく魚信がなかったが、ここぞと思われるポイントの水面に遠くから大きなライズが見られたのであった。



そのたまりにゆっくりと接近、姿を隠しつつ、慎重に振り込むと期待どおり良型オショロコマがヒット。






どうやらこの日、ここのオショロコマはひどく敏感になっており人影が見えると、まったく釣れない状況であることがわかった。











オショロコマが何故か、かなりナーバスになっているのだ。



ここまでまったく釣れず絶望的になっていたがなんとなく理由がわかり一安心。 



その後は、しっかり姿を隠してそっと振り込むと良型オショロコマが次々と釣れはじめた。













































この川独特の外観の、美しいほれぼれするようなオショロコマたちだ。
























最後のダムを越えて少し上流の、なかば埋もれた砂防ダムのコンクリート壁の下がえぐれて深いたまりになっているところに到着。




ここでは、這いつくばるようになって接近し、慎重に振り込むと、かすかなアタリのあとにものすごい強烈な引き。



水中でぎらりと白い腹をみせて反転する巨大なオショロコマ ? が見えた。



オショロコマにしては信じられないほどの大きさだが、もしかして サケかマスか ?。



しかし、従来、ここにはオショロコマしかいない。



流れに乗って猛烈な引きだ。



普通オショロコマ釣りではランデングネットが必要になることはないので、今回も持ってきていない。



どうにもならず強引に引き抜こうとしたがなかなか抜けず、そのうち道糸が川に飛び出した木の枝にひっかかり、ああ万事休す。



仕方なく、深呼吸して自分を落ち着かせてそのまま様子をみるしかなかった。



しかし魚も落ち着いてきて、ゆるゆるとよい方向へ移動して、なんと木の枝に絶望的にからんでいた道糸がすんなりとはずれた。



このチャンスしかないと確信し竿が折れるのも覚悟の上で強引に抜き挙げた。



大きなオショロコマが水面から躍り出たとたん、釣り針がはずれ、スローモーションで宙を飛んだ魚は水際に落ちた。



激しく暴れるのを、すかさず押さえつけ岸へ放り投げて確保した。



ランデングネットが無いので逃げられないように、しっかりと口に釣り針を打ち直してから撮影させてもらった。












この渓流は従来、大型のオショロコマの多い川だが、これまで釣ったなかでは最大級の立派な 35cm♂のオショロコマであった。





まわりを見るとかなり奥深く遡行してきていることに気づき、急にヒグマの恐怖がこみあげてきて引き返すことにした。



大急ぎで川を下ってゆく途中で、バランスを崩し、不覚にも川の中であおむけに転倒した。



すばやく起きあがったものの背中からウェーダーにかなりの冷たい水が入って、とりわけ右足がぐっしょりになってしまった。



年齢のせいか、最近平衡感覚がやや鈍くなってきた感じ。


この転倒で完全に戦意を喪失し、デカオショロコマも釣れてたことだし、これで引き上げることを決心した。
 


今日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。



尺越えの大型オショロコマは河川残留型が主体の北海道では極めて稀にしか釣れないが これまで 知床1、 知床2、 知床3 知床4、 日高山系 斜里川水系 などで経験しています。








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チミケップ湖のヤチウグイ、エゾウグイ釣り

2018-12-30 10:52:42 | 北見市の出来事
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チミケップ湖のヤチウグイ、エゾウグイ釣り






201X-8-15 (金) 曇り 23℃


午前中 長女君と次女君の夏休みの自由研究 北見の蝶の鱗粉転写 を完成させた。


しかし、派手やかな蝶のクジャクチョウがないのが物足りないということになった。


近くのクジャクチョウの多い林道へ三人でネットを持ってでかけたが、道路崩壊でゲートに鎖がかけられており断念。


そこで急遽チミケップ湖へ転戦したが、この時期、湖畔はテント客が多く蝶はきわめて少ない。 


そのため再度予定を変更し魚釣りをしようということになった。



湖畔で昼食。



キャンプ客の大きなワンコに物怖じせず近づく長女君。将来は獣医希望だと。




しかし、湖の近くの魚の多い渓流へ至る林道も、これまた道路崩壊で通行止めになっていた。



先般の大嵐の影響は、はかりしれない。これではどこも山奥へ入ることができない。



チミケップホテル。



しかたなくチミケップホテル桟橋で釣ったがチビヤチウグイの群れがいたが、いつも群遊してくる大型ウグイは釣れず。



ときどき釣れる良型ニジマスやアメマスもいなかった。



ヤチウグイは近年、生息場所の湿地沼沢がことごとく埋め立てられて激減し、準絶滅危惧種に指定されているが、ここチミケップ湖には比較的多い。





この湖のヤチウグイは他の生息地のものと明らかに異なり極めて小型の個体群である。




湖からの唯一の流出渓流へ崖をつたって降りてみたが、以前は多かったニジマスやアメマスは見られず小型エゾウグイのみであった。 







 
クジャクチョウは北見へもどる途中、1♂をかろうじて採集。


たまたま入ってみたその林道をつめると古い農家跡の土手にイラクサ大群落と多数のクジャクチョウ幼虫、サカハチチョウ幼虫発見し これらを少し採集してきた。







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北海道北見市の庭は美しい春爛漫

2018-12-28 10:17:22 | 北見市の出来事
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北海道北見市の庭は美しい春爛漫






201X-6-2 (日) 曇り 一時小雨  かなり寒い



このところの猛暑はいったい何だったんだろう。



昨日も、その前の日もピーカンで死ぬほど暑かった。 



一昨日は、なんと32℃もあり、植えたばかりのトマト、キュウリ、茄子の苗、その他がしおれかけてあせった。



幸い、水やりでまたピンと持ち直したが異常高温の日が続いて辟易していたのだ。



暑い日は渓流が良い。



ということで二日続けて近郊の渓流にニジマス釣りに出かけ、昨日はまたもや妻がアキアジみたいな超巨大ニジマス♂を大格闘の末、釣りあげた。



今日はさすがに連日きつい川歩きで体のあちこち筋肉痛。



今日、突然の寒冷日に内心ほっとしたところ。



午前中は孫たちとうだうだ過ごして、午後は畑をおこしてニンジン、その他4種類の野菜の種を撒いたがこれもけっこう疲れた。




ふと見ると、夏場は雑木林みたいになる我が家の庭は春爛漫、春の草花やツツジ、シャクナゲなどの花が一杯だ。 





赤花ボケ。




ニオイツツジ。









クロフネツツジ。



このブログは渓流魚関連のブログなのですが、これから厳寒の真冬に向かっている今日、あえて春の庭の様子、美しい花たちをご紹介します。


アメリカコマクサ。



ケマルバスミレ。


ケマルバスミレ近景。


ノビネチドリ。



ノビネチドリ近景。



スズラン。




ブルーベリー。








ヤマツツジ。


白ボケ。









ドウダンツツジ。




クロフネツツジ。



ヨドガワツツジ。






蝶の食草、食樹を中心に一体何種類あるのか、ものすごくたくさんの種類の植物が植えられ、このほか年甲斐もなく50坪くらいの家庭菜園もやっています。



各種のトマトを植えています。







ただ、春の花といえば 北見市には有名な 河西牡丹園 や 北見フラワーパラダイス など大迫力の花園があります。





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孫と山奥へオショロコマ釣りに行く

2018-12-23 12:36:04 | 渓流魚、蝶、自然
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孫と山奥へオショロコマ釣りに行く


2017-9-3 (日) 曇り  18℃


朝から皆さんバスケの試合のため出払って、孫の長男君は私たち夫婦あずかりとなった。


妖怪ウォッチ録画など見ながら知床土産のクマザサダンゴを一人で沢山食べて最後の一本はかみさんにあげるだと。



テレビも飽きてしまったのか、長男君は大好きな釣りに行きたいといいだした。



そこで幼児向けの、あんちょこな釣り場、家の近くの PK川 のおおたまりへいったが水量少ない。



いつもはデカヤマベやデカアメマスがたまっている時期なのだがまったく魚信なし。
 


しかたなく、ちょっと山奥になるが 別な渓流へ釣りに行くことになった。



まずは昼食。長男君は好物の盛りそば完食し、でかどらやきも一個食べた。



最初のポイント、いつもは魚が多いダム〜石垣沿いの良たまりをさぐったが、チビシンコヤマベ5 チビオショロコマ4 のみ。



ものすごい水音を立てて浅瀬を60cmくらいの大型サクラマスが数ペア走った。



サクラマスが登っているので今日はサクラマス狙いのヒグマに要注意と思う。



そこで、さらに山奥へと林道をひた走り、オショロコマのいるもうひとつの秘密ポイントへ入った。


ここには20匹前後のオショロコマがたまっているのが見えた


長男君は自分でエサをつけ、次々とオショロコマを釣り上げる。 












オショロコマが弱るから手で握ったりしたらダメなんだよ。



そうです。オショロコマに触れるときは、川と同じくらい冷たく冷やした手で、そっとだけ。


















なんだ、子供でも釣れるんじゃあないか、などと言うなかれ。  


彼は、きっとあなたよりオショロコマ釣りは、はるかに上手です。








オショロコマを 7-8匹釣って飽きたようで釣りおしまい。

















この日も釣らせてもらったオショロコマたちは、もとの場所にリリースしました。



林道に車を停めたすぐ近くにヒグマの糞。ここは完全にヒグマたちのテリトリーなのです。








なにか小動物の糞にセンチコガネがきていた。





普通、オショロコマの森はヒグマのテリトリーのなかにあるのです。




帰宅するあいだ長男君は釣りで疲れたのか、ぐっすり寝ていた。



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本流ニジマスとオショロコマの闘い

2018-12-21 13:39:20 | ニジマスによる被害
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本流ニジマスとオショロコマの闘い。


201X-7-4(金)  晴れ のち曇り


北見を10;00 出発。ニジマスとオショロコマが拮抗している渓流へ向かった。


この水域は本流で支流ではない。この日の水量は普通。


いつも本流デカニジマスがひそむ最初の深いたまりでかみさんが振り込んだとたん、予想どおりの猛烈ヒット。



ギューンと細い渓流竿がものすごい勢いで絞り込まれ竿先が水中に没するが、次の瞬間、パーンッと針がはずれ逃げられた。



いつものパターンで、今回も釣り針がデカニジマス口腔内の軟部組織を浅くすくう形で刺さってしまったものと思う。


大型魚の口腔内に釣り針が刺さるが貫通できず、軟部組織が切れて釣り針がはずれるパターンだ。



まあ、私たちの釣り方では、これが限界で、仕方ないでしょう。







 


そのあとは オショロコマと ニジマス25-30cmが ぱらぱらと釣れたが大型ニジマスは現れなかった。
































































オショロコマにとっては、デカニジマスよりはるかに怖いのはチビニジマスだ。



このような 恐怖のチビニジマス がけっこう見られるようになると、普通、オショロコマに勝ち目はなくなってくる。



チビニジマスの存在は、そこでニジマスが順調に繁殖していることを示している。



チビニジマスは数年で成熟し、こうなるとオショロコマは圧倒されはじめ次第に駆逐されてほどなく消えてゆく。



ほどなくという期間は水域によって様々で、数年のこともあるし、時には数十年のこともある。


私は、その両方をつぶさに見てきたが、はっきり言えることはオショロコマにとってニジマス放流は迷惑千万以外の何者でもないということだ。



かなり苦労しながら150mほど釣り下り、いつものところで引き返した。 







この日は、疲れたわりには大物がおらず不満足感が残った。



そこで数Km下流の別のポイントへ入ってみた。



林道入り口に80歳越えの老釣り師が立派なビクをぶら下げて歩いていた。何を釣るのかな。



最初のたまりでかみさんが30cmくらいの良型ニジマスを釣ったが移動中に逃げられ撮影できず。



すこし下った本命のたまりは最近の大増水の影響か土砂がたまって浅くなっており魚信なし。
 


引き返して上流の見事な大たまりをさぐったがいかにもいそうなのに魚信なし。







その上のたまりでオショロコマ良型1匹で終了。 




きょうは ちょっと不満足感が残る釣り行であった。







PS : この頃は、この水域では、いまだにオショロコマがそこそこ見られていた。しかし、その後は繁殖し続けるニジマスに押される一方で、最終的に 2018年 にはニジマスが、かっては豊富に生息していたオショロコマを完全制圧しています。





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晩秋、川底に堆積した枯葉の中から飛び出す寒ニジマス

2018-12-19 02:06:25 | 渓流魚、蝶、自然
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晩秋、川底に堆積した枯葉の中から飛び出す寒ニジマス



201X-11-7 (金) 晴れ 寒い 寒い 寒い



朝9:30 歯科検診へ行った。5年ぶり。 歯石が少したまっているが幸い虫歯はなかった。まず前歯の裏の歯石を取ってもらい今日は終了。歯周ポケットは基準よりやや深めとのことで要注意。



午前11;00 天気が良いので寒いからと嫌がるかみさんを強引に誘って北見市近郊のニジマス川へ釣りに出かけた。
 


最初の橋から、大たまりをのぞくと 瀬尻では 3-40cm のニジマス 7匹がゆらゆらやっている。



しかし橋の上の我々に気づき、全部ぴゆーっとボサ場の下へかくれてしまったのはいつもと同じ光景だ。
 


どうしたのだろう。いつもと違って今日はニジマスがまったく釣れない。








この時期は、水量の変化が少なく川の流れも安定してくるため水の透明度が増す。そのため川の水が限りなく澄んでくる。草木の葉が全部落ちた上、今日は快晴で日射しが川底まで届いて川の中がとてもよく見える。







ということは魚からもこちらが丸見えに違いない。



まったく魚信ないのはそのせいだろうか。





それとも、滅多にはないことだが、私たち以外の釣り人が入っているのだろうか。 



結局ニジマス若魚3匹でおしまい。いつもは必ず釣れるここぞというたまりも全部だめだった。

 


寒いし釣れないしかみさんは怒り心頭、ぶーたれブーブーぶーブーぶー。やたらと不機嫌になってきた。



そこで、深い笹藪をこいで、いつもは入らない奥深い久しぶりのポイントへ向かった。この時期、こういった藪こぎ中を100-200mの距離で鹿撃ちハンターに見つかると鹿と間違えられて誤射される危険があるので要注意です。





良ポイントの続く水域に出た。




ここも川底まで丸見えで同じような条件だ。
 



しかし、流れのゆるやかな深い川底に厚く堆積した枯れ葉の中から突然ニジマスが躍り出てヒット。




びっくりした。



ニジマスたちは枯れ葉の中にもぐっていたのだ。














出来るだけ姿を見せないようにしてそっと振り込むと枯れ葉の中から次々とニジマスが飛び出してきて 結局 30cmくらいまでのニジマスがかなり釣れた。 

































こんなことは初めての体験であった。



ここはオショロコマが壊滅してニジマス一色になってしまって久しいニジマス川だ。



ニジマスたちは、丁寧にリリースした。 



午後陽が傾き出すと、寒さが最高潮に達し、思い切り着込んできたにもかかわらず、ぶるぶる低体温症気味。



もう釣りなんかやだーっと怒り狂って騒ぐ妻をなだめつつ帰路につく。



夕食はおいしそうな銀鮭一切れ150円を買ってあったのを焼いて焼き魚定食。



今日、心ならずも針を呑ませてしまったニジマス1匹はリリースしても死んでしまうため持ち帰った。




一緒に焼いて食べたが寒ニジマスはおいしかった。






 



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北見市、ビクトリアの夕食の思い出

2018-12-16 15:09:33 | 北見市の出来事
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北見市、ビクトリアの夕食の思い出

        
       




201X-2-24(火)  晴れ 真冬なのに異常に暖かい日



昨日は よく晴れて 普段は厳寒時期の北見なのに、なんと+9.7℃まで上がったようで かなり雪が解けた。



網走も プラス10℃越えたもよう。 このところ稀にみる暖冬だ。 異常気象だとしか言いようがない。



今日も 暖かく よく晴れていた。



ゆるんだ気候のせいか、急に仕事が多忙となった。



今日はみなさん、やたらと多忙の日で、大人たちの帰宅は午後7時を過ぎてしまった。



子供たちは夕食が遅れ、完全はらぺこ大騒ぎ。猛烈ブーイングの嵐。



もう食事を作るのは間に合わないので今夜は みんなで家から車で5分の近場にある人気焼き肉レストランのビクトリアへいった。



各自、いろんなメニューを選んで注文。













カレー、各種ライス、サラダやデザートフルーツやゼリーなどは自由に食べ放題。



この頃はカレーライスがタダで、みなさん料理が届く前にカレーライスを1-2杯食べてしまう。










長女君は最近、変顔に凝っていて、寄り目を基盤にいろんな変顔を披露。



比較的無難な変顔写真。ただ、これ以上の変顔写真はすごすぎて掲載不可です。





例によって 食い過ぎ。  お腹が苦しくなるほど食べて帰宅。



世界中には、今日も食事があたらない腹ぺこ子供たちがいるんだよ....といった話をしても日本の子供たちには、まったく実感がわかないみたい。
悪魔の飽食といったところでしょうか。私は若い頃から蝶をもとめてたくさんの国々を訪れましたが、こんなに豊かで平和な国は日本以外にはありません。



道路、つるつるだね。転ばないよう気をつけよう。






  神武以来、今ほど繁栄と平和を謳歌したことのない日本。首相、大臣その他多くの日本人が戦争をまったく知らない世代になってきたのがとても怖い。
  私は戦争映画大好きです。日本以外の各国が、今も絶え間なく作っている種々の戦争映画を年中みていると、なんと言われようとも、どんな戦争よりも、とにかく平和が一番だとわかります。
  みずゆでカエルにならないよう十分気をつけながら、平和憲法のスタンスを崩さないように徹することが大切だとおもいます。


  渓流釣りのブログですが、たまに話が少し別方向に飛んでしまいました。





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ニジマス激減、在来魚の復活

2018-12-14 17:56:23 | ニジマスによる被害
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ニジマス激減、在来魚の復活


201X-9-6 (土)  晴れ  25℃


朝10:00 釧路川水系のとある支流源流域へ渓流魚調査に北見市を出発。
 

昼前に目的水域に到着。川の水量はやや少な目で渓流の状態はよく落ち着いていた。



源流域には二段ダムがあるが、2.0mほどで比較的背の低い最初のダムを60Cm級大型サクラマス♂2匹が跳躍して難なく乗り越えるのを見た。



他にもオショロコマやアメマスが盛んに跳躍していたが大型魚でなければこのダムを乗り越えるのはむずかしそうだ。



ダム間プールでアメマス26cm 1、アメマス若魚8、オショロコマ11匹を釣って撮影。
















































ニジマスがいないのが意外であった。





一段目ダム下はアメマスがやや多く ヤマベも釣れたがごく少なかった。 











そこで1時間30分ほどかけて釣り下った。







あまり立派なたまりはないがアメマス若魚多数 オショロコマ良型2♂2♀ 若魚6 












やヤマベが3匹。











ニジマスは  幼魚1 若魚1 が釣れた。






大型魚はおらず 渓流釣りとしてはやや物足りないがニジマスが激減しているのが印象的であった。 






この日の水温は意外と高く14℃もあった。
 



そのせいか 魚の活性はやや低く、喰いも甘いため今日は釣り落としがとても多かった。




またもどって入念に釣ると、喰いは甘いが結構釣れはじめてオショロコマを10匹 アメマス3匹ほどを追加できた。



























































































喰いが甘いのと、針を呑まれるのを避けるため早合わせに徹しているせいか、この日は、撮影したものと ほぼ同数のオショロコマ アメマス を釣り落とした。



撮影させていただいたアメマスやオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。




ニジマス激減、在来魚の復活




この川は比較的急流部分が多く、緩やかな大きなたまりはほとんどなく 魚たちは所々にある狭いたまりにしがみつくように棲んでいる。




最終的に、ここはニジマスには住み難い川と思われ、私たちはかってこの渓流で大型ニジマスを徹底的に駆除したこともある。




そのせいか、一時期、侵入・繁殖していた攻撃的外来種ニジマスには、現在かっての勢いはなく激減傾向で、反面、在来種のオショロコマ、アメマスが増えつつあり在来の生態系が復活しつつあるとおもう。







午後4時 武装解除。 疲れてしまったので、ゆっくり運転して帰宅した。



夕食はかみさんが食欲なくソーメンと昨日釣ったヤマベのニンニク漬け塩焼き。




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2018年11月、ヒグマ親子のサケ捕り

2018-12-11 21:51:43 | ヒグマの被害など
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2018年11月、ヒグマ親子のサケ捕り。



オホーツクのとあるサケ遡上渓流の河口付近。


例年なら十数頭のヒグマが集まってサケを捕る光景が見られる。


しかし今年はヒグマの親子の2頭しかみえないのは、一体どうしたことでしょうか。


川に遡上してくるサケがいないのです。


朝から母親と小熊が河口近くでサケを狙っていたが、まったく獲れないでいたのです。


今年はオホーツク一帯でサケ・マスの遡上がことのほか少なくて、おまけに何故か、サケの大きさが異常に小さい。


いつもは足にゴンゴンぶつかるほど沢山のサケが遡上してくるのに、こんなにサケが少ない年はめずらしい。


午後、母熊は、やっと1匹のサケが岩陰に静止するのを確認。


母熊が慎重に近づいて、がばっと一気にくわえた。


あやうく逃げられそうになったが、かろうじて尾びれ近くをしっかりかじって確保。 


はげしく暴れるサケだがまるで8月のカラフトマスみたいに小さい。



それでも、朝から粘ってやっと捕まえたサケは貴重です。贅沢は言っていられない。



お持ち帰りのサケ。くつろげるところにいってゆっくり食べましょう。


母ちゃん、今年のサケ、カラフトマスみたいに小さいね。


贅沢言うんじゃない。やっと捕まえたんだからね。


オショロコマを狙うカワセミがヒグマの親子をほほえましそうに見ていた。



オホーツクの動物写真家、藤原美智雄さんから今年(2018)もヒグマのサケとりの写真をいただきました。文章は藤原さんからのお話をもとに私が創作したものです。


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知床で最も赤点紋理の数が多いオショロコマ個体群

2018-12-08 11:47:52 | 渓流魚、蝶、自然
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知床で最も赤点紋理の数が多いオショロコマ個体群


     

2017-8-6 (日)  晴れ 25度C

小高い、いくつもの滝で海とは完全に隔絶した環境にある知床の特殊な渓流へ久しぶりに入ってみた。





映画もののけ姫の舞台みたいな原生林の深い森。ヒグマの気配がとりわけ濃厚であるほか、種々の理由で一般の釣り人がこの渓流に入ることはまずないと思う。





知床の渓流の常で流呈が短い、とても小規模な浅い渓流だ。





この10数年で下流域にあったオショロコマがたまる大きなプールが消えてしまったが、この日の水量はいつもどおり少な目で貧弱な渓相にはあまり変化がない。





もともとオショロコマの個体数は多くない渓流だが、この日は思いがけず良型オショロコマをふくめ、よく釣れた。














































図示するように、ここのオショロコマは暗色調の体色で細かな赤点紋理の数が異常に多い
















知床のオショロコマでこんなに赤点紋理の数が多い個体群は他にはみられない。


















隔離された狭い特殊な環境で気の遠くなるような長い年月(北海道では二万年ほどか)の間、ほとんど近親相姦に近い格好で生殖を繰り返してきた結果だと思う。


おそらく遺伝的な多様性(個体群の強さ)はとりわけ少ないと思われる。


これはおびただしいダムや河川改修工事などで道内各地にピンポイント的・奇跡的に生き残らざるを得なくなったオショロコマ全般に言えることだ。


たとえば上述の状況に加うるに、思いがけない自然大災害や、たまたまの猛暑の夏や、みずかび病などの病気の発生、釣り人の壊滅的乱獲、ニジマスの放流などがあればたちまち絶滅すると思われる。


この、たちまち と言うスパンが数年なのか十数年なのか数十年なのか100年なのかは不明だが、私はこれまでの経験上、数年単位だと推定する。


オショロコマが絶滅危惧種VU とされるのは、いうまでもなく上記の きわめてきわどい危うさ が大きな理由であることは明白です。


たまたまの棲息水域で、たまたま一時的に個体数が増えたとか、減ったとかいう目先の増減のみが主たる理由ではありません。


撮影させていただいたオショロコマたちはこの日も全て丁寧にもとの場所にリリースしました。











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放流中止でニジマス激減

2018-12-03 21:37:12 | ニジマスによる被害
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放流中止でニジマス激減


201X-9-7 (土) 高曇り 小雨 寒い


この日はラクヨウキノコを採ったり、近郊の川3本をまわってオショロコマ、アメマス、ニジマスの棲息状況を調べ撮影を行った。




最後に、久しぶりにT川本流の大規模ダム下のポイントへいったがダム周囲の灌木帯に群生するハンノキが一気に大きくなって景観がすっかり変わっていてびっくり。




期待に反してダム下ポイントでは小型オショロコマばかりで数も以前と比べると異常に少なく、他には小型アメマス少しのみ。




 










     




ダムから川を下ってゆく。











やがて昼なお暗いうっそうとした原生林の森の中へ入って行く。






いかにも良さそうなポイントが現れる。














































森の中でのポイントでは良型アメマスが次々にかかり、オショロコマはみられずアメマス天国の様相だ。














































アメマスは幼魚、若魚、尺近い成魚までが見られる。




最後の最後に小型ニジマス3匹が釣れた。 















最終的に、ここでの釣り果はアメマス10、オショロコマ5、ニジマス3 であった。


ここでは以前はニジマスが圧倒的に多かったが、在来の生態系保護に目覚めた所轄自治体がニジマス放流を止めたことと、その後の釣り圧のせいかニジマスは激減、在来種のアメマスが増えてきた。


一方、対照的に、かっては豊富に棲息していたオショロコマの回復はやや遅れており、ほかの渓流と同じく、勢力を増すアメマスに負けてゆく可能性がある。


撮影させていただいた渓流魚は丁寧にもとの場所にリリースしました。


その下流はずつとダラ川で ポイントがなく川を上がった。 


近年、無制限なニジマス放流を見直す自治体や団体が増え、上流に在来種個体群が棲息する川には安易にニジマスを放流しないという十勝ルール(十勝川ルール)などが浸透して、在来種保護といった視点が広く認識されつつあることは本当に喜ばしいことだと思います。





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