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35cmの美麗デカオショロコマ♂を釣った
201X-10-9 (木) 晴れ
朝10:00 北見市の自宅を出発。大型のオショロコマが棲むとある渓流へ向かった。
ひたすら走って 12:00 目的の渓流に到着した。水量は普通で渓流の水はよく澄み、水温も13℃、川の状態はいつもと変わりない。
林道をしばらく走って渓相がよくなってきたあたりで斜面をくだって川に降りることにした。
その前に、いつもどおり、まずはクラクションを盛んに鳴らし、ホィッスルを吹きまくって、必ず近くにいるヒグマ君にこちらの存在をアピール。
危険なヒグマとの超接近遭遇を避けるためです。
たまりを入念にさぐりながら釣り登ったが、針にもかからない小型オショロコマ(幼魚)が盛んに餌取りするだけで釣れない。
いつもの大型オショロコマはまったくいない。どうしたことだろう。
しかし、こんなことはままある。
あきらめずに釣り登ってゆくと、魚の気配がでてきた。
下流のたまりでは、どう流しても、まったく魚信がなかったが、ここぞと思われるポイントの水面に遠くから大きなライズが見られたのであった。
そのたまりにゆっくりと接近、姿を隠しつつ、慎重に振り込むと期待どおり良型オショロコマがヒット。
どうやらこの日、ここのオショロコマはひどく敏感になっており人影が見えると、まったく釣れない状況であることがわかった。
オショロコマが何故か、かなりナーバスになっているのだ。
ここまでまったく釣れず絶望的になっていたがなんとなく理由がわかり一安心。
その後は、しっかり姿を隠してそっと振り込むと良型オショロコマが次々と釣れはじめた。
この川独特の外観の、美しいほれぼれするようなオショロコマたちだ。
最後のダムを越えて少し上流の、なかば埋もれた砂防ダムのコンクリート壁の下がえぐれて深いたまりになっているところに到着。
ここでは、這いつくばるようになって接近し、慎重に振り込むと、かすかなアタリのあとにものすごい強烈な引き。
水中でぎらりと白い腹をみせて反転する巨大なオショロコマ ? が見えた。
オショロコマにしては信じられないほどの大きさだが、もしかして サケかマスか ?。
しかし、従来、ここにはオショロコマしかいない。
流れに乗って猛烈な引きだ。
普通オショロコマ釣りではランデングネットが必要になることはないので、今回も持ってきていない。
どうにもならず強引に引き抜こうとしたがなかなか抜けず、そのうち道糸が川に飛び出した木の枝にひっかかり、ああ万事休す。
仕方なく、深呼吸して自分を落ち着かせてそのまま様子をみるしかなかった。
しかし魚も落ち着いてきて、ゆるゆるとよい方向へ移動して、なんと木の枝に絶望的にからんでいた道糸がすんなりとはずれた。
このチャンスしかないと確信し竿が折れるのも覚悟の上で強引に抜き挙げた。
大きなオショロコマが水面から躍り出たとたん、釣り針がはずれ、スローモーションで宙を飛んだ魚は水際に落ちた。
激しく暴れるのを、すかさず押さえつけ岸へ放り投げて確保した。
ランデングネットが無いので逃げられないように、しっかりと口に釣り針を打ち直してから撮影させてもらった。
この渓流は従来、大型のオショロコマの多い川だが、これまで釣ったなかでは最大級の立派な 35cm♂のオショロコマであった。
まわりを見るとかなり奥深く遡行してきていることに気づき、急にヒグマの恐怖がこみあげてきて引き返すことにした。
大急ぎで川を下ってゆく途中で、バランスを崩し、不覚にも川の中であおむけに転倒した。
すばやく起きあがったものの背中からウェーダーにかなりの冷たい水が入って、とりわけ右足がぐっしょりになってしまった。
年齢のせいか、最近平衡感覚がやや鈍くなってきた感じ。
この転倒で完全に戦意を喪失し、デカオショロコマも釣れてたことだし、これで引き上げることを決心した。
今日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。
尺越えの大型オショロコマは河川残留型が主体の北海道では極めて稀にしか釣れないが これまで 知床1、 知床2、 知床3、 知床4、 日高山系、 斜里川水系 などで経験しています。
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35cmの美麗デカオショロコマ♂を釣った
201X-10-9 (木) 晴れ
朝10:00 北見市の自宅を出発。大型のオショロコマが棲むとある渓流へ向かった。
ひたすら走って 12:00 目的の渓流に到着した。水量は普通で渓流の水はよく澄み、水温も13℃、川の状態はいつもと変わりない。
林道をしばらく走って渓相がよくなってきたあたりで斜面をくだって川に降りることにした。
その前に、いつもどおり、まずはクラクションを盛んに鳴らし、ホィッスルを吹きまくって、必ず近くにいるヒグマ君にこちらの存在をアピール。
危険なヒグマとの超接近遭遇を避けるためです。
たまりを入念にさぐりながら釣り登ったが、針にもかからない小型オショロコマ(幼魚)が盛んに餌取りするだけで釣れない。
いつもの大型オショロコマはまったくいない。どうしたことだろう。
しかし、こんなことはままある。
あきらめずに釣り登ってゆくと、魚の気配がでてきた。
下流のたまりでは、どう流しても、まったく魚信がなかったが、ここぞと思われるポイントの水面に遠くから大きなライズが見られたのであった。
そのたまりにゆっくりと接近、姿を隠しつつ、慎重に振り込むと期待どおり良型オショロコマがヒット。
どうやらこの日、ここのオショロコマはひどく敏感になっており人影が見えると、まったく釣れない状況であることがわかった。
オショロコマが何故か、かなりナーバスになっているのだ。
ここまでまったく釣れず絶望的になっていたがなんとなく理由がわかり一安心。
その後は、しっかり姿を隠してそっと振り込むと良型オショロコマが次々と釣れはじめた。
この川独特の外観の、美しいほれぼれするようなオショロコマたちだ。
最後のダムを越えて少し上流の、なかば埋もれた砂防ダムのコンクリート壁の下がえぐれて深いたまりになっているところに到着。
ここでは、這いつくばるようになって接近し、慎重に振り込むと、かすかなアタリのあとにものすごい強烈な引き。
水中でぎらりと白い腹をみせて反転する巨大なオショロコマ ? が見えた。
オショロコマにしては信じられないほどの大きさだが、もしかして サケかマスか ?。
しかし、従来、ここにはオショロコマしかいない。
流れに乗って猛烈な引きだ。
普通オショロコマ釣りではランデングネットが必要になることはないので、今回も持ってきていない。
どうにもならず強引に引き抜こうとしたがなかなか抜けず、そのうち道糸が川に飛び出した木の枝にひっかかり、ああ万事休す。
仕方なく、深呼吸して自分を落ち着かせてそのまま様子をみるしかなかった。
しかし魚も落ち着いてきて、ゆるゆるとよい方向へ移動して、なんと木の枝に絶望的にからんでいた道糸がすんなりとはずれた。
このチャンスしかないと確信し竿が折れるのも覚悟の上で強引に抜き挙げた。
大きなオショロコマが水面から躍り出たとたん、釣り針がはずれ、スローモーションで宙を飛んだ魚は水際に落ちた。
激しく暴れるのを、すかさず押さえつけ岸へ放り投げて確保した。
ランデングネットが無いので逃げられないように、しっかりと口に釣り針を打ち直してから撮影させてもらった。
この渓流は従来、大型のオショロコマの多い川だが、これまで釣ったなかでは最大級の立派な 35cm♂のオショロコマであった。
まわりを見るとかなり奥深く遡行してきていることに気づき、急にヒグマの恐怖がこみあげてきて引き返すことにした。
大急ぎで川を下ってゆく途中で、バランスを崩し、不覚にも川の中であおむけに転倒した。
すばやく起きあがったものの背中からウェーダーにかなりの冷たい水が入って、とりわけ右足がぐっしょりになってしまった。
年齢のせいか、最近平衡感覚がやや鈍くなってきた感じ。
この転倒で完全に戦意を喪失し、デカオショロコマも釣れてたことだし、これで引き上げることを決心した。
今日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。
尺越えの大型オショロコマは河川残留型が主体の北海道では極めて稀にしか釣れないが これまで 知床1、 知床2、 知床3、 知床4、 日高山系、 斜里川水系 などで経験しています。
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