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源流、アメマスダービー その六。
ピンクの着色斑大型ウミアメマス。
ここではやや腹が引っ込んだアメマスがみられ、すでに産卵がすすんでいる気配だ。
きれいなピンクの着色斑大型アメマスも次々にかかった。これはきっと海から遡上してきたウミアメマスと思いたい。
しかし、北見市常呂沖(オホーツク海)で5月に定置網にかかる50-60cmのウミアメマスを海鮮市場で見かける(タダ同然の値段、1本200円から300円で並んでいる)がピンクの着色斑個体は見られない。
今日釣れているピンクの着色斑アメマスたちはウミアメマスといってもオホーツク海ではなく北海道東部太平洋沿岸を回遊している個体群と思われ、道南や島牧方面の個体群とも明らかに違う。
北海道のウミアメマスは食味不良のため商業価値がほとんど認められていない。
私たちは索餌回遊中とおもわれる脂の乗ったウミアメマスを食べた経験があるが、これはとてもおいしかった。
生態の研究もすすんでおらず、これまでも、今も、ひたすらサケの稚魚を食べる害魚扱いなのが現状と思われる。
とある漁協では捕獲したアメマスを持参すれば生ホタテと交換するとアメマス退治をあおって問題になったことがある。
最近は釣りのターゲットとして多少注目されてきているようだが同サイズのニジマスやブラウンや秋サケ、サクラマス等と比べるとパワーは明らかに弱い。
北海道全域の河口付近や岸壁でのサケ釣りに夢中になる釣り人は、女性釣り師を含めて、まさに何千人もいるとおもう。
一方、ウミアメマス釣りに熱心な釣り人は島牧方面などには多少見られるようだが今のところ、そう多くはないだろう。
しかし、私たちは山奥の渓流での大物釣りとしての遡上ウミアメマス釣りにはまってしまった。
何故なのかは自分にもよくわからない。
一方、当たりはずれがとても大きい釣りでなので、そのうちには飽きるかも知れない。
この時期、午後3時を過ぎると谷間には陽が入らなくなり4時を過ぎるとあたりが暗くなり急速に気温が低下してくる。暗くなるとたちまち目が利かなくなり川はとても危険な場所になってゆく。間違いなくここに居着いているクマさんも活動を開始する。その前に釣りを終了しなければならない。
源流ウミアメマスダービー、実はまだまだ続きますが、ここで一応、中締めにしたいと思います。
一休みしたあと そのうち またご紹介させていただきます。
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