オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

オホーツクのヤマベ釣り解禁二日目の釣り。

2023-07-30 13:54:11 | ヤマベ釣り
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オホーツクのヤマベ釣り解禁二日目の釣り。






2023-7-2 (日) 曇り  ~24℃

朝10;00起床。

どうしょうか迷ったが昨日おもいがけずヤマベ釣り貧果であったのでリベンジ期待して近郊の別のヤマベ川へ出発。


30分ほどで現地へ到着、釣り始めたが期待していたよりヤマベ少ない。恐らくここも釣り人がはいっているようだ。




私はけっこズボラな性格で、いつもこんな遅い時間以降に釣り開始するが、普通のヤマベ釣り師は釣り終わって帰宅しはじめる時間帯だ。



従って、早い者勝ちや、腕の差が釣り果に反映する釣りでは私に勝ち目はなく、それで私はいつも普通の人が入らないような場所をさぐっての釣りが多いのです。




しかし、さすがにヤマベ釣りとなるとなかなかそうはいかないのがつらいところです。




少し下った良太まりで、釣り堀みたいに次々と良型ヤマベ2年魚がかかった。これはいけると思ったが ヤマベがたまっていたのはここだけで、あとは良溜まりではアタリ無く、ときどき思い出したように二年魚や 当年魚の超小型ヤマベがかかるのみ。



































































餌取り名人の超小型ヤマベ一年魚が、わっと群がり邪魔をする。




しばらくこのヤマベ川はご無沙汰していたが、川の様子がかなり変わってしまい。川底沈下がさらに著明、深刻になっていた。



川底の砂、砂利や小石が極端に少なく大雨のたびに川底の土砂が洗い流され、一方、上流域の貯水堰や二基の砂防ダムのため上流からの土砂の補充はなく、結果としてどんどん川底が沈下して岩盤のみがむき出しになる最悪の川底条件(俗に言うグランドキャニオン化)になっている。










ここのヤマベたちは川底が掘れた岩の割れ目みたいなところから、電光石火飛び出してヒットする。 ビーンっと激しく銀鱗が踊る。この一瞬の釣り操作がたまらなく快感です。




ヤマベをこまめに拾い釣りしながら下流の橋近くまでゆくと岸辺に釣り人の足跡があり、ここも明らかにヤマベ釣りに人が入った痕跡があった。 




橋から川をあがってアスファルト道路をのんびり歩いて車にもどる途中、首筋あたりに蟻が走り回る蟻走感、つづいて激痛。おそらくパニックになった蟻が私の首筋から背中をかじっている。



次々に数カ所かじられ焼けるように痛い。背中を蟻が走り回る。たまらず上半身裸になって蟻をさがしたが逃げたようで見つからなかった。(帰宅後かみさんにみてもらったら首筋~背中にかじられた跡がぼこぼこ腫れ上がり痛がゆくて悲惨なことになっていた。デキサンGを塗りやや改善。)




河原に出てヤマベの内蔵処理をした。胃内容を見ると多くは落下昆虫や落下して流れてきた鱗翅類幼虫を食べていた。 この日はヤマベ大小 29匹を釣ったが夫婦で食べるには多すぎるくらいの釣り果になった。  



この日釣った旬のヤマベの一部です。



午後3:30 帰路につく。


私の長年の経験ではオホーツクのヤマベの約7割は解禁日から1週間の間に釣り上げられると推察しています。みなさん、ヤマベ釣りの目的はスポーツフィッシングとしての釣りの楽しみを得るのではなく、ひたすら旬のヤマベをおいしく食べるためです。これは長年続いているオホーツクの食文化だとおもいます。



昨日と今日、コロナあけで4年ぶりに復活した北見市のお祭り、ぼんぼん祭り やっていた。



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美しいルピナスの原生花園とニジマス大釣りポイントの不思議。

2023-07-24 22:18:43 | 渓流魚、蝶、自然
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美しいルピナスの原生花園とニジマス大釣りポイントの不思議。


2023-6-9 (金) 曇り


オホーツク、道東、道北のヤマベ釣り解禁日は7月1日です。



そのため、この時期、ヤマベのいる渓流でオショロコマやアメマスを釣って撮影していると山作業のおじさんなどにヤマベは禁漁だよと言われることがある。



場合によっては警察に通報されることもある。



そんなわけで、この日はヤマベのいない北見市近郊のニジマス川本流へ午前9:40 出発。



私は細い渓流竿の釣りが好きなので、本流の釣りは不得意、というより嫌い。



それでも、例年ニジマスがごっそりたまって、短い渓流竿でもまるで釣り堀みたいによく釣れるウソみたいなポイントがいくつかあります。



この日は、まっすぐにそこへ向かった。例年は秋、草木の葉が落ちて見通しがよくなりヒグマとの接近遭遇の危険がなくなる頃に、気が向けばニジマス釣りに入る場所です。



この日は新緑が美しく、川岸のフキが見事に発育して、クマさんとの超接近遭遇の危険がある。川のゴウゴウ流れる音でクマ鈴やホィッスルはあまり効果がないかもしれない。今のところこの付近には悪いヒグマはいないようなので、まあ、いいか。



本流なので遡上するには川の流れがきつく、川底はごろごろ大きめの石で歩きずらいので、岸辺の背の高いフキをかきわけて川沿いにすすむ。


おもいがけず、ノボリフジ(ルピナス)の大群落が見事に開花してまるで秘密の花園へわけいったみたいだ。






北見市界隈ではこのようなルピナスの大群落は稀ではない。










ときどき日が射すとシロオビヒメヒカゲやベニシジミ春型が飛ぶ。ルピナスの見事な原生花園をせっせと撮影した。
























やっと、目的のポイントへ着いた。だらだらした流れの場所が多いこのニジマス川では珍しい深さ2.0m はあろうかという立派な深く広いたまりだ。




いつもここではニジマス20〜40cm 級がたまっていておもしろいように釣れるのだ。




菜の花みたいな黄色い花が満開で美しい。








わくわくしながら振り込んだが魚信なし。うそだろー。




それでも、がんばって何度も入念にあちこち流してさぐったが、本当に魚信がない。




やっと釣れてきたのは、チビニジマスとオショロコマ各1匹のみだった。








何故、魚がいないのか色々考えてみたが、要するにいつもはいるはずの魚がいない。






強いて考えればいつも、ここへ入るのは晩秋から初冬の時期。 これに懲りずにその時期にまた来てみようかと思う。



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オショロコマとニジマスの勢力争い、一見伯仲だが。

2023-07-20 12:47:07 | ニジマスによる被害
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オショロコマとニジマスの勢力争い、一見伯仲だが。





2023-早春  (日) 晴れ 13度C 寒い  夕方からグンと冷え込み。

朝10:00 北見市郊外のニジマスポイントへ出発。しかし現地へ着くと昨夜降ったかなりの雨で川は大増水、普段は穏やかな流れが激流になっていた。


笹濁りの激流で、水位が上がり、どこがポイントの溜まりだったかわからなくなってしまい釣りは無理な状態でした。


そこで山間の森を流れる支流へと転戦したが、この場所は本流ほどの水位上昇はなくなんとか釣りは可能な状態。











ここでは約数百mほどなかなかの良い流れが続いている。かっては在来種オショロコマのみの渓流だったが、近年侵入してきたニジマスが自然繁殖を開始し勢力を拡大しつつある。










ニジマスとオショロコマの勢力は一見伯仲しているものの、おそらくニジマスがオショロコマを圧倒しつつある水域と思われます。















渓流の規模からいつきのニジマスは大型個体は見られず15~25cmの個体が多かった。この規模の渓流の常でニジマスは20cm前後ですでに生殖活動を開始しています。

































この区間、入念に探って2時間でニジマス12、オショロコマ7が釣れました。リリースを前提とした早合わせ釣りに徹しているため、ほぼ同数くらいを釣り落としています。




オショロコマはこの渓流全域で見られる10-15cm の小型個体群で体色は暗色調、赤点紋理は淡く鮮やかさがない。











ヒレや腹部に顕著な着色はなくメス腹部は白い。














やや特徴的な形質としては背びれのつけ根の白斑が連なって横に走る線状になるものが約80%を占める。












































ニジマス個体群には特別な変異はなく、本流からの産卵遡上デカニジマスは見られませんでした。


































良たまりなどでは、まずニジマスが吹っ飛んできてかかり、ニジマスがいなくなるとオショロコマが釣れてくるといった状況で大型で俊敏なニジマスが餌の先取りをしていることは明らかです。






ニジマスがもう少し大きくなれば、オショロコマが捕食されてしまう恐れが強くなります。





今のところ一見、この渓流では勢力伯仲しているかに見えるオショロコマと野生化ニジマスの関係ですが長いスパンで見るとオショロコマに勝ち目がないことを多くの渓流で観察してきました。








食べるには、やや開きすぎたコゴミの群落。



この水域ではどのような経過をとるのか慎重に様子を見て行きたいと思います。






  早春に咲くエゾノリュウキンカです。




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2023年、奈良への短い旅 その弐。東大寺・大仏殿、唐招提寺、薬師寺。

2023-07-17 23:48:52 | 旅行
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2023年、奈良への短い旅 その弐。東大寺・大仏殿、唐招提寺、薬師寺。


奈良へは高校生の時、修学旅行できたような、こなかったような、遙か昔のことで定かではありませんがきっと、奈良、京都は回ったのではないかと思います。  そんなわけで、今回の学術集会の合間に、2時間ほど観光タクシーですばやく近場の観光スポットを回ってみました。 昔と違って、何枚撮影しても写真の現像代やプリント代がかからなくなった時代をよいことに多数のスナップ写真を撮影しました。観光タクシーの運転手さんはとても博学で、その都度、立て板に水みたいに詳細な説明・解説をして下さいましたが大方忘れてしまいました。それで、今回は写真の説明は時間の関係上 Cut させていただきました。なんといっても東大寺と大仏殿は圧巻でした。 ついでに 唐招提寺と薬師寺もまわりました。今回は写真のオンパレードでもうしわけありません。


東大寺

















































柱くぐり





















































正倉院







































唐招提寺














































薬師寺































































































   終わり。






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2023年、奈良への短い旅、その壱。

2023-07-16 01:23:23 | 旅行
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2023年、奈良への短い旅、その壱。





2023-6-14 (水) 晴れ


新型コロナウィルス感染症が5類になり4年ぶりに学術集会の現地開催が解禁になりました。


そこで、2023年6月中旬。とある学術集会出席のため北見からはるばると奈良への短い旅行をしました。


女満別空港売店で見たヒグマと鹿肉の缶詰。昨今、ヒグマの話題が多くよく売れるらしい。









JAL 562 女満別 9:30発 で羽田へ。新幹線のぞみ で京都まで約3時間。JR奈良線で1時間で奈良へ着く。




久しぶりの羽田空港。






東京始発なので新幹線のぞみの自由席は空席多数。



東京駅地下の目を見張るような広い立派な弁当売り場で弁当を買った。やたらとおいしそうなので買ったのだが、何故かとてもまずかった。米の品質が悪いのが原因とおもう。



奈良駅西口にある ダイワクロネットホテル へチェックイン。 東口に降りたので まったく見当つかずタクシーでいったら1区間だったが、どうにもわかりずらい場所にあるホテルであった。



一泊朝食附きで13000円。東京・札幌などで見られる宿泊費異常大暴騰の波はまだ奈良にはきていない。二階には温泉がある。





客の多くは外国人観光客というホテルでした。







近くのコンビニで買ったクズきりとホテルフロントでくれたコーヒーで一服。






2023-6-15 (木) 晴れ

朝6:00 起床。2Fの温泉に入って朝食バイキング会場へゆくと偶然、先日北見市での熊田先生のweb 講演会(私が司会をした)で北見にきていたMRさんがいた。





8:30 予約しておいた高円(たかまる)タクシーで 奈良コンベンションセンターへ。QWコードでネームカードを書き出し受け付けした。最近の会場受付は、どこもこんな風に電子化されたようだ。会場にはおびただしい数の学術集会出席者。やはり現地開催の緊張感はいいものだ。









コロナのため4年間ごぶさたしていた現地開催の学術集会に夕刻まで参加。この4年でずいぶん大きな進歩・変化があったのをひしひしと感じる。




夕刻のイブニングセミナーまで参加してしまった。このときも一見おいしそうな弁当が出たが何故かまずい。原因は明らかに米の品質が低いためとおもう。 北海道の弁当はおいしいぞ。




近年、気候変動のせいか、いつのまにか北海道が米作適地になり、いまやコシヒカリよりも北海道米のほうがおいしくなってしまったのです。



事情を知らず、すこし会場付近を歩いて、タクシーを拾って帰ろうとしてひどい目にあった。奈良では運転手不足でタクシーが極端に少なく、流しのタクシーはほぼ無いとのことでした。タクシー会社に電話しても,つながらないか今は車が無いとの返事ばかりで万事休す。



結局、奈良の街を当てもなく2時間放浪し、こんな街はずれまできてしまった。途方にくれたが、まさに奇跡的に現れた帰社途中のタクシーでホテルに戻りました。





ぐったり疲れて近くのコンビニで買ったビールとチーズなどで部屋で酔って寝てしまった。




2023-6-16 (金)  曇り


朝 6:00 起床。  2Fの温泉に入る。朝食バイキング会場へゆくと、ほとんどが外国人観光客。



8:30 予約してあった高円(たかまる)タクシーで 奈良コンベンションセンターへ。



11:50~ 12:30  学術集会の現地開催地が奈良ということで、万葉集研究の大家による特別講演がありました。 




ようこそ 万葉の奈良へ 上野 誠。司会 熊田博光 を聞いたが とても面白かった。







演者は相当に講演慣れしているようで芸能人ないし話し家を思わせる巧みな語り口で引き込まれてしまった。




万葉集は 恋愛~不倫の内容の和歌が多くを占めることを強調され 最近の広末涼子の不倫恋文曝露を引用し、まさにこれが現代版万葉集に匹敵する と絶賛して喝采を浴びていました。



司会の熊田先生は肝臓病の大家ながら万葉集は ど素人で、この日の為に必死に万葉集の勉強をして質疑応答集まで作っていたようですがそんな付け焼き刃は不要でしたと話していました。






この日、学会場で食べた弁当も、一見とてもおいしそうなのだが同様の理由、ご飯の米の品質のせいか、まずかった。






14:30~ 18:30 今回の学術集会出席の主目的であった2023年度の前期教育講演会出席。



終わったら昨夜はタクシー拾えずひどい目にあったのでぎゅうぎゅう詰めの最後のシャトルバスで奈良駅までもどった。


今回の旅行の主目的が無事終わって何となく開放感。











少しは奈良の街でも見ようかと奈良駅から観光客相手の店が並ぶ通りに入ってどんどん進むうちにたちまち道に迷った。




まあいいかとあちこち通りを眺めながらブラブラ歩くうちに、迷いに迷い、どうにものっぴきならないまでに迷った。





この日はポケットにガラケーしかなく、おまけに北海道と違って、道路は碁盤の目みたいになってはいなかったのです。




アノー。駅はどっちですか?と出会ったおじさんに聞いても、そんなの説明しようがないよといった顔つきであっちと指さすばかり。




なにかおいしそうなものをと闇雲に捜し歩いていたのだが腹が減り、もうなんでもよくなった。









そこで途中で目についたイワシラーメンなるものを珍しさもあって食べた。客は私一人で店主は今日一日の仕事で完全に疲れ切ったようにぶっきらぼうで おまけに期待に反してまずかった。






ラーメンの好みは100人100様とはいうものの、最近北見市の味の王将で食べた中華そばのほうが遙かにおいしかった。この日、奈良駅近くでも味の王将は二軒みかけた。




結局、今回の奈良旅行では、とうとうおいしいものに巡り会うことはなかった。






完全に道に迷ったが、もときた道を忠実に後戻りしようと決心。








あちこち 右往左往したあげくなんとか駅前にもどることができた。












タクシーでも拾えばよいのにと思われる方もいるとおもいますが奈良では流しのタクシーはほぼ皆無。コロナ禍でタクシー需要激減の後なので、現在運転手さんが極端に不足しているようです。




見知らぬ街をえんえんと歩きすぎて昨夜に続き疲労困憊。コンビニのモンブランとホテルのコーヒーで一息。




やっとホテルにもどり疲れ果て、部屋でビールなど飲みながらテレビで 女子バレーボールを見ているうちに 寝てしまった。





2023-6-17 (土)  晴れ

朝遅く朝食のあと奈良のダイワクロネットホテルをゆっくりチェックアウト。このホテルの名前、やっと覚えました。





JR で奈良駅から京都へ。新幹線のぞみ で東京まで3時間。
















羽田で夕食に生寿司とおもい4年前まで行きつけだった店にゆくとコロナの4年間で、いかに羽田とはいえやたらと高くなっており、安くておいしい寿司店のある北見市民としては許容できずパス。

となりのソバ屋でハモ天丼とソバのセット1600円。
 


お土産にバターシュガーの木を買った。奈良のおみやげとしては、鹿のふん(それそっくりの御菓子) もしくは奈良漬けしかなくパスしていました。



羽田空港にあった検査場。5類となった今、需要は激減していると思う。




JAL 17:45 は 機材繰りや整備で50分遅れて離陸。







久しぶりに富士山を見た。




無事女満別空港に着陸。女満別空港から車で帰宅。夜9時過ぎていました。




今回の旅行は、けっこう疲れたなあ。


道外からの方がよく北海道は食べ物がおいしいと言われますがその意味を実感できた旅でした。


 次項、 2023年、奈良への短い旅 その2  へ続く。

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青いウチダザリガニ。

2023-07-10 09:32:10 | ウチダザリガニ
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青いウチダザリガニ。




最近、北見市郊外の 北の大地の水族館 ( 旧山の水族館 )で 青いウチダザリガニ( Pacifastacus leniusculus) を見ました。私自身は青いウチダザリガニを見たのは初めてでしたが、ネットで検索すると自然状態でも、ごく稀に見られるようです。


この個体は目が覚めるような真っ青でありませんが、こういった青い個体の交配を繰り返して美しい青いウチダザリガニの種苗を開発固定するとかなり人気が出そうです。しかし、日本では特定外来生物に関する法律上、それは無理と考えられます。





ザリガニ類は食べた植物に含まれるカロチノイドから赤い色素アキスタチンを作ることで体の色を赤黒くしていているとされます。





ザリガニに植物性の原料を含まないエサ、例えば熱帯魚ディスカスのエサや、サバだけを与え続けると、やがて青いザリガニになることはよく知られています。






しかし、このようなエサを与え続けるとせっかく青いザリガニになっても脱皮に失敗して死んでしまうような弱い個体になってしまうため、時々は植物性の餌も必要とされています。






ただ、野菜類などもバランスよく食べるようになると、残念なことには再び普通のザリガニの色に戻るとされています。




これとは別に交配を続けて遺伝的に青いザリガニとして固定された品種としては、オーストラリアの真っ青なザリガニのブルーマロン や 米国のフロリダブルー(フロリダハマー)が有名です。


ザリガニ愛好家は結構多いらしく、中でも青いザリガニはマニアの間では、とりわけ人気があるようです。







わが国では、最近北海道で 青いニホンザリガニ が発見されています。この青いニホンザリガニの悲劇に関しては以前、報告したことがありましたが今でもこの個体群が生存しているのかどうかは情報を知りません。なんでも青い青いニホンザリガニ保護条例を作るような話でしたが…………。





ザリガニに限らず一般的に、甲殻類では似たような理由でしばしば青い個体が見られるようで、例えば青いハナサキガニが知られています。 これら青い色の甲殻類たちも茹でると普通個体と同じく赤くなるようです。






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2023-7-1 オホーツクのヤマベ釣り解禁日の釣り果。

2023-07-08 00:53:10 | 渓流魚、蝶、自然
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2023-7-1 オホーツクのヤマベ釣り解禁日の釣り果。






2023-7-1 ( 土 )  曇 後霧雨 強風 寒い



この日は道東、道北のヤマベ釣り解禁日。このところ雨が少なくどこも渇水状態の渓流が多かったようだが、昨日かなりの雨が降り、常呂川や無加川の本流は褐色の大増水状態。


しかし、ヤマベ釣りの舞台になる各支流源流域はきっと大丈夫だろうとの希望的観測で、午前11時、ヤマベ釣りに出発した。


北海道のヤマベ釣りは、毛針を振って釣って撮影し、はいリリースといったスポーツ感覚のものではなく、ひたすら食べるために一生懸命釣ります。唐揚げ、フライが中心になるので20cm以下のサイズがかみさんたちには好まれます。旬のヤマベを釣って美味しく食べるのはオホーツクの食文化と言えます。



この時期、旬のヤマベ釣りでは、私も肩から魚籠をかけます。釣り方もオショロコマの時のようにリリースを前提とした釣りではなく、しっかり喰わせます。



この日の目的地は北見市郊外の常呂川水系支流で昨年、おもいがけない大釣りを経験した源流域です。 



常呂川本流をみると褐色の大増水だが、見て見ないふりを決め込んで支流沿いに山へ入り、昼なお暗い林道の奥深くへ進んだ。



昨今、ヒグマの人身事故や、ヒグマ出没ニュースばかりなので念のためクマ撃退スプレーを腰に付けました。





予想通り、支流の源流域では渓流の水量は普段よりはかなり多くいつもの清冽透明な水が笹濁りになっており、昨日の大雨の影響がでている。







昨年、大釣りした場所は、別にどうということのない平凡な流れの場所。さっそく振り込むが昨年と異なりヤマベは釣れず、なぜか小型ニジマスばかりが釣れ不吉な予感。











突然、予想もしていなかった猛烈な引き。ヤマベ釣りの仕掛けなので慎重に寄せると35cm ニジマス。招かれざる外道。









なにか、糸みたいのが絡まって釣れてきたが、この時期に見られる気持ち悪いハリガネムシでした。








どうも様子がおかしいと思っていたら案の定、釣り人満載の大型ランクル二台がやってきて、びっくり。ここで私以外の釣り人に会ったのは初めてだ。彼らは解禁日前日から釣りに入っていたもようで、いやー、昨日はひどい渇水状態だったが今日はすごい水量だね、上流にいいとこあったよ だと。



残念ながら、こういった掟破りのヤマベ釣り師はけっこういるようで解禁日直前に真面目な釣り師たちを出し抜いて、ヤマベを抜いてしまうが、ほとんど罪の意識はないのでどうにもなりません。



仕方ないので、おそらく普通の釣り人は入らないとおもわれる釣りにくい場所( 川に入りにくそうなところ)を中心にこまめなさぐり釣りを行った。




















電光石火、吹っ飛んできてヒット、激しくビーンっと銀鱗をふるわせて釣れてくるヤマベ釣り独特の快感。
























この渓流は、しばしばオホーツクの天然ヤマベにしては魚体の大きいものが見られるが、大場所のヤマベは抜かれたせいか、今回巨大ヤマベは見られなかった。













実は、巨大ヤマベは概して調理しにくいせいかまずい。今回、釣れたヤマベたちのサイズは唐揚げ、フライ、焼き魚、どれでも食べて最高です。





天候は徐々に悪化し、強い風と吹き付ける霧雨で、どんどん気温が下がり、夢中で釣っているうちになんとなく低体温症の予感。





釣り人が入っていない場所ではそれなりによく釣れてまあまあの数をかせいだので午後3時、釣りを終了し、魚の内臓処理をして帰路についた。あさましくも鬼釣りを期待していたのだが、まあ、こんなもので良いでしょう。











釣り終わってセブンイレブンのモンブラン。






かみさんが良型ヤマベを塩こしょうを振ってからオイル焼きしたものですが、おいしい。











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オショロコマの森ブログを開始してはや20年。オショロコマの森ブログ5になって10年が経過しました。

2023-07-05 16:48:34 | 渓流魚、蝶、自然
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オショロコマの森ブログを開始してはや20年。オショロコマの森ブログ5になって10年が経過しました。





2023-6-2 (金) 晴れ

ここへきたのは今年初めて、昨年秋からは8か月ぶりになります。




いつも通り、辺りにはエゾシカの群が多く、それを見ればきっとヒグマはいないと思われるけれど、念のためクラクションをけたたましく20秒ほど鳴らしてから釣り仕度開始。




この辺りにはいわゆる悪いヒグマはいないので、こちらの存在を知らせればヒグマは寄ってこないと思う。




PS : 従来稀ではあるが、種々の理由でヒトの存在を知ると逃げるどころか寄ってくる悪いヒグマが一定頻度で存在し人身事故を起こします。この場合はクマ鈴やクラクションはかえってヒグマを寄せ、危険なことになるので要注意。先般、朱鞠内湖で釣り人を襲って、腹一杯人肉を食べたヒグマはこの悪いヒグマの代表です。




この時期は、色鮮やかなクリンソウが咲き始め、岸辺を彩り美しい。オショロコマの姿を見るのも快感だがクリンソウの群落を見て心が洗われるのも楽しみなのです。






オショロコマは毎年、なんとなく衰退してゆく気配を感じます。この辺りに長らく継続的放流が行われたニジマスが野生化し、オショロコマを駆逐しつつあることは明白ですが、そのニジマスも継続的放流が行われなくなると徐々に勢いが衰えてきました。











ニジマス問題以前から大規模な森林伐採や、際限ない砂防ダム建設による川底環境の劣悪化や、個体群の分断、近年地球温暖化に伴う水温の微妙な上昇傾向や、源流域までの林道整備で釣り人侵入が増えたり、その他 etc etc でこの後100年も経たないうちにオショロコマは漸次、この世から姿を消してゆくことは間違いないと考えています。













このことがオショロコマが絶滅危惧種( VU : Very Urgent )に指定されている所以です。現在、比較的多数の個体が残っていると思われる知床でも、この20年の間では衰退著しく、ある瞬間から一気に消滅してゆくと考えています。
 


私がオショロコマに興味を持ち始めたころからも、現在までにオショロコマが姿を消した渓流も多数あります。



20年くらい前に私はデジカメなるものに初めて出会いました。



消えてゆくことは間違いないオショロコマの鮮明な電子画像をできるだけ残しておきたいと思い オショロコマの森ブログ を開始して20年くらいになります。
 

この間、離島を含め、全道各地の渓流をまわりオショロコマを撮影してきました。



ブログの形態・環境は年とともに変化し、紆余曲折があり、2012年に かなり安定したシステムとなったこの Gooブログに乗り換え オショロコマの森ブログ5 になってからも、はや10年ほど続いています。




さて、この水域のオショロコマはお示ししたように、決して美麗とは言えないが、ややくすんだ暗灰褐色系の体色で赤点紋理は小さく淡いオレンジ系で鮮明さに乏しいが、いかにも野生的な外観のオショロコマ個体群です。慣れると、これらの画像だけでどこの水域のオショロコマか が鑑別可能になります。





























いつも通り、撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧に元の場所にリリースしました。







気がついたら、オショロコマの森ブログを開始してはや20年。オショロコマの森ブログ5になって10年が経過していました。











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