オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

炎天下の焼き肉大会

2019-05-30 20:53:39 | 北見市の出来事
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2019年、炎天下の焼き肉大会


2019-5-26(日) 晴れ 44度C


まさかこんな暑い日になるとは思わず、今日は恒例の我が町内会主催の焼き肉大会が近くの公園で予定されていた。


あまりの暑さに、朝から孫や子供の野球試合の応援にいっていた人たちが熱中症を恐れ三々五々引き返してきた。


それを見て私たちも 今回は焼き肉大会にゆくのを止めて昼は冷たいソーメンにしようかということになったが、捜してみたらソーメン在庫切れでした。


姉二人はバスケ試合で帯広へ遠征。孫三女君と長男君が焼き肉大会へ行こうよと私たちを誘いにきた。


ソーメンはないし、お腹は空いてきたし、それでは行くしかない、意を決して、みんなで焼き肉大会へ向かった。


11;30 猛暑のなか 恒例の平和公園の町内会焼き肉大会、会場に着く。







この時期、公園一杯のタンポポ綿毛種子がすごい。






暑さのせいか いつもよりは出席者は少ない感じ。




受付して飲み物や 箸、トレイなどもらう。










猛暑、炎天下の焼き肉大会、今回の当番の方たちは本当にご苦労様です。



幸い、木陰の場所を確保、焼き肉をもらっては、木陰にもどってせっせと食べた。









ジンギスカン焼き肉コーナーはいついってもお肉があたるが、そこ以外の焼き肉コーナーは混んで焼き肉確保に苦労する。










北見の焼き肉人気は  まず ジンギスカン(羊肉) >  次にホルモン > 次にその他の肉 色々 というのが一般的。


微妙なタイミングで、さりげなく焼けたお肉を確保させていただく。 












結局、最終的には 会の終わりまでがんばって、もう食べられないほど腹一杯食べた。 
 





 



もう、食べられません。



後半になり、猛暑のなか 猛烈な熱風がふきあれ始めて、小さな竜巻までおこった。



タンポポの綿毛が舞い散る光景はすごかった。



帰宅して庭の気温を計ったらやはり44度C。



しかしながら心配したレブンウスユキソウは 水を吸ってピンと復活しておりホッとした。 






イチゴ。昨日植え替えたのが全部しおれておりあわてて水をやった。
 


ベニバナヤマシャクヤク、ボタンもしおれかけておりたっぷり水をやった。


今年はじめてクーラーをいれたが家の中は本当に快適。



岡田准一主演の白い巨塔 録画第4話をみたが、あまりにも突っ込みどころ満載の医療ドラマで馬鹿みたい。 



まあ医療漫画として見れば善・悪がとてもはっきりしているのでわかりやすいかな。



といった、済んでしまえばどうということもなかった猛暑、炎天の一日でした。

       


    


   この項、続く。




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レブンウスユキソウ(エーデルワイス)の危機、北見猛暑44度C

2019-05-30 00:43:57 | 北見市の出来事
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レブンウスユキソウ(エーデルワイス)の危機、北見猛暑44度C


2019-5-26(日) 晴れ 44度C


連日の信じられないような猛暑でまいる。



午前中、暑い中フラフラになりながら、わが家の庭のタンポポやスギナをかなり抜いた。



この雑草との過酷な闘いに勝たなければ庭の維持は不可能になるので私も必死。

 

今日はトマトやキュウリ等の苗を沢山買ってきて整地した家庭菜園に植える予定であったがこんな猛暑では無理と判断し中止。








ふと見ると あれま 高山植物レブンウスユキソウ(エーデルワイス)が ぐったりしおれて まさに瀕死の状態。



気がつかないうちに連日の猛暑と乾燥で見るも無惨にダウンしている。




あわてて、たっぷり撒水して、強い日差しを傘でさえぎって手当したが生き返るかどうか心配だ。




 


もう20年来、わが家の庭で手間暇かけて育ててきたので、こんなことで失いたくはない。




なんとか死なないでほしい。






今日は、日差しが強いだけではなく、空気そのものが異常に熱いのだ。



日なたで呼吸すると、空気ではなく熱気を肺に吸い込んでいる感じ。



地球温暖化の異常気象のせいなのか、たまたまの気候の偶然か、いずれにしてもこんな暑い日は、私の生涯では初めての経験だ。



このところ大陸からわが国の上空にかなりの暖気が侵入、さらに日本上空には日差しをさえぎる雲がなく、北海道独特の特殊事情フェーン現象で増幅された熱気が大雪山を乗り越えてオホーツクへ流れ込んで来ているという。



  2019-5-27 北海道新聞より。


わが家のレブンウスユキソウにしてもこんな猛暑にさらされたのは初めて、自然界ならこのまま死に絶えることは必定。



報道では北見市の隣町の佐呂間町では、北海道気象観測史上、初めてという39.5度Cを公式記録したという。



しかし、この公式記録とは別に帯広駅前の温度計は上限の40度Cを越え、わが家の庭ではなんと 44度C を記録した。


  2019-5-27 北海道新聞より。



我が家の庭は、 なんと44℃を記録した。



ボクは暑いから外へはゆきたくないよ。



牡丹の枝が 完全にダウン。しおれてしまい 後日 この枝は枯れてしまった。


   この項、続く。





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網走川水系源流域に遡上する大型エゾイワナ

2019-05-25 15:57:31 | エゾイワナ
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網走川水系源流域に遡上する大型エゾイワナ




201X-8-29 (金)  晴れ



道東の大型河川には秋に海から群をなして産卵のため遡上する50〜80cmの大型アメマスが見られるが、これらの多くは海からやってきたウミアメマスだ。



この渓流はかなり下流に農業取水や水力発電のための河川横断構造物がみられ、魚道はあるもののもはやウミアメマスの遡上はない。




この時期には30-40cmの大型アメマスが源流域に産卵行動のため遡上しはじめるが、実際の産卵はヤマベ、オショロコマについでさらに遅い時期、11月頃である。




これらの大型アメマスたちは網走川水系上流に棲む、いつきのアメマスであり、ウミアメマスではない。













海から遡上する大型ウミアメマスに依存しないこれら河川残留型アメマスを、私たちはしばしば意識的にエゾイワナと呼んでいる。
















つまり、多くの渓流ではエゾイワナの歴史はそれほど長くはなく、いわば人間の営みが影響しはじめたせいぜいこの100年位にしか過ぎない。





ダムなどの人工物ではなく、滝などで数万年にわたって海との交通が遮断されている正真正銘のエゾイワナはきっと稀で私はこれまでのところ確認したことがない。





















この日は、予想通りに10匹ほどの大型エゾイワナが遡上していた。


















最近、馬鹿でかい道東の遡上ウミアメマス釣りには飽きてしまい、私は大型エゾイワナのほうが好きになってしまった。




















これから晩秋にかけて大型エゾイワナの遡上が増えてくるものとおもう。





撮影させていただいたエゾイワナは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。







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【訃報】オビラメの会・草島清作会長が逝去されました。

2019-05-23 22:47:09 | イトウ
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【訃報】オビラメの会・草島清作会長が逝去されました。




 




オビラメの会の草島清作会長が、2019年5月16日、亡くなりました。



享年89歳、尻別川で花開いたイトウ釣り文化を象徴するレジェンドでした。



尻別川のイトウを絶滅の縁から引き戻したご功績を讃えるとともに、慎んでご冥福をお祈りします。



本当に存在感の大きな人でした。



尻別川イトウ釣り士のレジェンドであり、また、尻別川イトウ保護においてはオビラメの会の会長としてまさに要石の役割を果たされました。



さらに、イトウ保護連絡協議会においてもその設立から中心的にご尽力され、現場に裏打ちされた発言一つ一つが重く響き、まさに全道イトウ保護の象徴的な存在でした。



個人的には、1.5mオーバーの尻別イトウを釣った話や、さらに、それよりふたまわり大きな個体(1.6m以上?)を3回かけて3回ばらした話(当時のタックルでは1.5m以上は上げられない、と仰っておりました)などを直接聞かせていただき、そのスケールの大きさに圧倒されるとともに、草島会長のイトウに対するロマンと愛情を強く感じたことが、とても印象に残っています。



  尻別川の未来を考えるオビラメの会 


     広報担当幹事 平田剛士




上記のメールが私のところにも届きました。生前に是非お会いしたかったと思います。
みなさんは、すでにご存じのこととは思いますがこのブログにも記録させていただきました。











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陸封型アメマスの行く末は ?? 網走川水系源流域の小型エゾイワナ

2019-05-19 07:49:37 | エゾイワナ
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陸封型アメマスの行く末は ??  網走川水系源流域の小型エゾイワナ


201X-8-29 (金)  晴れ


網走川水系支流源流域は小型アメマスが多い。 









実に多彩な色調・斑紋で外観を見ただけで、いまだに遺伝子の多様性に満ちた個体群であることが推定される。












側腹部の白斑は小さなエゾイワナ的なものから、瞳より大きなものまで種々雑多。












斑点模様も緑をおびた白斑、真っ白い白斑、黄色味を帯びた白斑など多彩であるが 本州産イワナのように赤みを帯びる斑点はなかった。













これまでの何万年かは海と源流域とは交通があり、繁殖は海から遡上する大型ウミアメマスが主体となって行われてきたとおもわれる。















ところが、田中角影の日本列島改造論のころから全国に狂ったように造られてきた無数の砂防ダムで、このサイクルは断ち切られ、北海道においても多くの渓流のアメマスたちは源流へ閉じこめられた格好になってしまった。



網走川水系は河川横断構造物( ダムとは異なり取水の期間、川を堰き止める )が多い。一部サクラマスはその間隙をぬって遡上するものがある。




数万年とも推定される北海道のアメマスの歴史のなかで、砂防ダムや種々の河川横断構造物群などで陸封されるようになって、実はまだ100年もたっていない。
























いまだ遺伝的にはビクともせずに繁栄しているこれら陸封型アメマスをしばしばエゾイワナと呼んでいるが、ごくごく狭い水域に閉じこめられた場合( たとえば礼文島最奥地など )は、はや独特の形態に特化しつつある。




これら遺伝的に血が濃くなってゆく個体群、エゾイワナの行く末は50年、100年、500年 といった時間的スパンのなかでは一体どうなってゆくのだろう。



そのころ、このブログを見た人たちが居るとすれば、その結果を知るのだろうけれど............。




そんなことを考えながら次々と釣っては撮影、リリースを繰り返した。


                        この項、続く。




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網走川水系支流初秋のクロヤマベ、忍者みたいな黒装束

2019-05-16 23:08:52 | 渓流魚、蝶、自然
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網走川水系支流初秋のクロヤマベ、忍者みたいな黒装束


201X-8-29 (金)  晴れ


この時期、産卵のため網走川水系支流の源流域にサクラマスが遡上する。




海で暮らしていた大型サクラマスたちの産卵行動に、小さなヤマベ(河川残留型サクラマス♂)たちが参加する。
















サクラマスつがいが産卵・放精する瞬間、ヤマベたちもサクラマスたちの隙間に素早くもぐり込み放精する。
















これら、サクラマスの産卵行動に参加するヤマベたちは、鮮やかな婚姻色に染まるサクラマスに較べ、いかにも地味なクロヤマベに変身する。


まるで忍者みたいな黒装束。







このキノコは なんだろう?









釣っていると足下にクマ糞で ドッキリ。



         この項、続く。








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砂防ダムに守られた美しいオショロコマ個体群

2019-05-08 23:45:17 | ニジマスによる被害
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砂防ダムに守られた美しいオショロコマ個体群




201X-11-2 (日) 晴れ



朝6時起床。 朝8;20 私たち夫婦は、かわいい孫3女君の学芸会に勇んで出発。


しかし日にちを一日間違えており、学芸会は実は明日でした。 


すごすご引き返した。



午前10;00  気を取り直して、昨日のSK川源流へオショロコマ再調査に出かけた。
 






昨日、調査できなかった三基めの砂防ダムの上流域をさぐったがオショロコマは50m 上流で急に渓相悪くなり、いなくなった。


さらに最源流域まで釣り登ったがオショロコマの姿はなかった。







それでも大小10匹を撮影。産卵行動後で♀は腹ぺちゃ。















斑紋パターンや赤点紋理の色コントラストは鮮やかで、6月頃ならば相当に美しい個体群と思われた。











































ひきつづき 今度はさらに三基めダムの下流200mほどまでをさぐり、このあたりから下流はオショロコマがいないことを確認した。



結局、三基目のダムの下流200mまでと、上流50m ほどがオショロコマ生息域であった。



魚止めの一基めのダムとその上流二基めのダムの間は渓流魚なし。



すなわち三基目のダムの上下のごく狭い水域がここのオショロコマ生息域になる。



オショロコマの生息水域は浅くて流れが緩やかで岩は苔むしている。



川底にはきれいな小砂利があり、川岸の笹の勢いは弱く、比較的植物相が豊富であり、大雨のときなども川が暴れることもなく安定していると思われた。




そこから下流は流れがややきつくなり川岸は笹が入り込み乾燥傾向で、川岸の岩にも苔類付着は無く、大雨増水時にはかなり暴れる不安定な水域と思われた。




撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。



今日もヒグマの糞を撮影。





ここ渓流の砂防ダムは三つ。



最初の二基の魚止めダムでオショロコマ生息域にヤマベ アメマス、さらに恐怖のニジマスが侵入するのを確実に防いでいる格好になっている。




稀少なオショロコマは、皮肉なことに自然破壊の元凶とされる砂防ダムに守られていたのであった。


下流から二番目の魚止め砂防ダム。



しかし現実的には、ごく狭い水域に完全隔離されており長い年月のうちには、遺伝的に血が濃くなって行くための弊害がでてくるかも知れない。




このあたりのオショロコマにしてはかなり美しい外観であるところにそのきざしが現れているような気がする。

     


帰りに、下流域でニジマス、アメマス、ヤマベ釣りを少し楽しんだあと帰宅した。


                            おわり。





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稀少オショロコマはダムに守られていた

2019-05-05 15:15:29 | ニジマスによる被害
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稀少オショロコマはダムに守られていた


201X-11-4 (土) 晴れ後曇りのち雨 




引き続き 源流域まで林道を登ると 最源流まじかに二つ目の砂防ダムを発見した。




高さは4mほどで魚道は無く完全な魚止めのダムである。




ここの付近はあまり渓流環境はよくないが二基目のダムの上流域で粘り釣りをしているとオショロコマ1♂が釣れてびっくり。








おそらくオショロコマは棲息しないのではと考えていたので驚いた。 








さらに上流をさぐると思いがけずオショロコマが次々とかかった。








釣り上げると口から大きなミミズを吐き出したオショロコマ。




SK川源流域のごく狭い水域ではあるがオショロコマは棲息していたのであった。





















 


明るく赤点がきれいな美麗個体群である。ちょっとした小たまりに群れていて約20匹ほど釣って撮影。




















♀は腹ぺちゃ。 幼魚もいる。成魚も 若魚もいる。




理想的な構成パターンでオショロコマが生き残っていたのであった。




稚魚もみられオショロコマの自然再生産が行われていることがわかる。








喰いがあまく、おまけに針を呑ませるのを避けるため早合わせに徹しているので、釣り上げたオショロコマのほとんど途中で落っこちてしまう。




釣り上げると素早く魚を岸辺の地面のあるところへもってゆき、そこで落っこちたオショロコマを拾うといった一風変わった釣りになった。






雨が降りしきってきたので今日はここまで。




この渓流の下流域には前述のごとくニジマスが大繁殖し、在来のヤマベ、アメマスを駆逐しつつある。




これらの渓流魚、とりわけ攻撃的外来種ニジマスのために源流域に追いやられたオショロコマの聖域は魚道のない砂防ダム二基に守られた格好で、なんとか命脈を保っている様子がうかがえる。




渓流の自然破壊の元凶のようにいわれる砂防ダムだが、皮肉なことに、ここではオショロコマの聖域にニジマスが侵入するのを防いでいる格好になっている。





米国では稀少な渓流魚カットスロートの生息域に外来魚のブラウントラウトや放流されたカワマス、ニジマスなどが侵入するのをを防ぐ目的のダムが積極的に造られているという。




午後3時30分、山間部では、はやあたりが暗くなってくる。





雨が小降りになり途中でまた川に降りるとたまたま良たまりががあり、そこでニジマス20cm程度の 3匹を追加した。 




午後4時 武装解除。



林道にヒグマのフンがあった。







今回のオショロコマ生息水域はまだ調査が不十分で、さらに追加調査が必要である。




今日、撮影させていただいた渓流魚たちはすべて丁寧にもとの場所にリリースしました。


エノキダケがあった。少し採集。


今日は 心ならずも釣り針を呑ませてしまったニジマス1匹、ヤマベ3匹を食べる為に持ち帰り、焼き魚定食となった。




うまく焼けてユズポンを絞ってかけて食べたがおいしかった。



       この項、続く



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尺ヤマベとアメマスの渓流にニジマスが侵入。その弐。

2019-05-01 20:01:27 | ニジマスによる被害
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尺ヤマベとアメマスの渓流にニジマスが侵入。その弐。


201X-11-4 (土) 晴れ後曇りのち雨 



SK川下流域は川底が岩盤状で、ところどころ段差があり段差の下が1-2mの深さでけっこうなたまりになっている。




そこにはニジマスがたまっていて、針かかりするとヤマベやアメマスなど比較にならないほどの強い引きで猛烈なファイトをみせる。



















この日は大型ニジマスこそいなかったがニジマスばかりが実によく釣れた。











前述のごとく渓流釣りの対象魚としては、まことに優れているとしかいいようがない。


木の皮がきれいにむかれ食べられているのはエゾシカの仕業です。





















上流へ向かうにつれニジマスに大型ヤマベや少数のアメマスが混じるようになり、シンコヤマベも多くなる。




ヤマベは特にオホーツクでは大型化することは珍しいが、この日は前述の尺ヤマベもみられた。




一方、本流域のように50-60cmまでは大きくならないが、尺前後のニジマスは渓流でも珍しくはなく、普通40cmくらいまでは大きくなる。




釣りをしているとすぐにわかるがニジマスの俊敏さ、パワーは在来の渓流魚よりはるかにすぐれている。




このままではアメマスもヤマベも、最終的に圧倒的に大型化しパワフルなニジマスに対して勝ち目はなさそうだ。




このSK川はまず下流域から確実に、ニジマス一色に染め上げられてきている状況と思われる。





こんな状況下では、この渓流にもしオショロコマが生息していた場合、今後はどうなってゆくのだろう。




この季節は、ツルウメモドキが多い。




      この項、続く。




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