大荒れの屈斜路湖で秋の岸寄りヒメマス釣り。
とある秋の日。
午前10:30。 最近、毎年恒例になった屈斜路湖の岸寄りヒメマスを見に北見市を出発。
11:30 順調に1 時間ほど走っていつもの湖畔のポイントへ到着した。
例年、私が好きな好ポイントにはすでに釣り師一人が入ってせっせとルアーを引いているが今日は朝から1匹も釣れていないとのこと。
20m ほど離れて釣りを開始した。最初はいくらやってもまったく掛からなかったが、1時間もやっているうちに何となく例年のコツを思い出してきました。浅い場所のを個別にしっかり狙って釣ると少しづつ掛かるようになり、湖が最初のうちはベタ凪状態であったので湖の中で魚を撮影しました。
産卵行動直前か、産卵体勢に入ったばかりのようで、まだ魚体のキズやスレは軽微。細い渓流竿での釣りでは、引きもかなりのもので、この快感を味わうために年に1-2 度ヒメマス釣りに通っています。
ランデングネットの中で放精するオスもいる。ぱらぱらぱらと卵を産み落とすメスもいる。
せっせとこれらの岸寄りヒメマスを釣っては撮影、リリースを繰り返す。
その後、当初は無風・ベタ凪であった屈斜路湖は、天候が急変する。
おりからの岸に向かっての強風のためルアーはバックラッシュ、毛針は振り込みにくくなってくる。
さらに風が強まり、やがて大きな波が岸辺に押し寄せる大荒れ状態になり、仕方なく波うち寄せる岸辺でせっせと撮影を行った。
そんなわけで、後半はいつもの構図が決まったシャープな写真ではなく、思いがけず動的でみずみずしいヒメマスの写真が撮れた。この際、フラッシュ撮影と波がくるタイミングを合わせるのがとてもむずかしい。
朝から一匹も釣れないという老練そうなフライマンが仕掛けを見せてほしいと寄ってきたが企業秘密と、とりわけ丁寧に断った。強いて言えばと、毛針は赤が良いことを教えたが今日、赤い毛針はもっていないとのこと。
この時期、完全に産卵体勢に入ってしまったヒメマスたちは、毛針やルアーが近づくだけでぴゆーっと逃げる個体が多いのでこれらの釣り方にプライドを持っているフライマンやルアーマンの方々にとっては、なかなか手強い釣りではないかと思います。
せっせと釣る私の30mほど向こうで、もう一人、コンスタントに釣っている釣り師がいた。しばらく見ていたがまさにしこしこと絶え間なく、釣っている感じ。
陽がかたむき、すでに湖から釣り人の姿はほとんど消えている。気温がどんどん下がり、水中に左手を肘まで入れての撮影で低体温症の傾向がでてきた。左手指はかじかんで感覚がなく、震えがとまらず体の動きがギクシャクしてきた感じ。もういい加減釣り飽きてきた頃 彼も岸に上がってきたので、私は近寄って おおいにほめちぎってから、それとなく釣り方を尋ねると、超企業秘密ですがと、そっと教えてくれたのはあっと驚く、まさに基本的といえばまことに基本的な釣り方でした。
この方は長年、屈斜路湖のヒメマスをつぶさに観察していて秋ばかりでなく年中ヒメマスを釣っているらしい。この時期のヒメマス釣りについては、魚の生態を調べつくしたうえに、かなり工夫を繰り返し試行錯誤の結果、現在の釣り方にいきついたとのこと。
今日、私は細い渓流竿で 35匹のヒメマス( 29♂♂6♀♀ ) を釣っては撮影してリリースを繰り返し、けっこう疲れた。夢中で昼飯も食べるのも忘れて釣っていたので午後4時、峠の駐車場で助六寿司の遅い昼食をとり、しばらく仮眠して午後6時 帰宅した。
遅い夕食は ホタテ炊き込みご飯 と サケのあら汁。
かわいい孫娘たちが声をハモらせて、私たちもヒメマス釣ってみたいだと。それから、ついでに屈斜路湖のおいしいイモモチも食べたいだと。明日はみなさん、バスケの練習が休みとのことで、それではみんなで出かけてみますか。きっと彼女らの主目的はイモモチだとおもうけれど。
To be continued.
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とある秋の日。
午前10:30。 最近、毎年恒例になった屈斜路湖の岸寄りヒメマスを見に北見市を出発。
11:30 順調に1 時間ほど走っていつもの湖畔のポイントへ到着した。
例年、私が好きな好ポイントにはすでに釣り師一人が入ってせっせとルアーを引いているが今日は朝から1匹も釣れていないとのこと。
20m ほど離れて釣りを開始した。最初はいくらやってもまったく掛からなかったが、1時間もやっているうちに何となく例年のコツを思い出してきました。浅い場所のを個別にしっかり狙って釣ると少しづつ掛かるようになり、湖が最初のうちはベタ凪状態であったので湖の中で魚を撮影しました。
産卵行動直前か、産卵体勢に入ったばかりのようで、まだ魚体のキズやスレは軽微。細い渓流竿での釣りでは、引きもかなりのもので、この快感を味わうために年に1-2 度ヒメマス釣りに通っています。
ランデングネットの中で放精するオスもいる。ぱらぱらぱらと卵を産み落とすメスもいる。
せっせとこれらの岸寄りヒメマスを釣っては撮影、リリースを繰り返す。
その後、当初は無風・ベタ凪であった屈斜路湖は、天候が急変する。
おりからの岸に向かっての強風のためルアーはバックラッシュ、毛針は振り込みにくくなってくる。
さらに風が強まり、やがて大きな波が岸辺に押し寄せる大荒れ状態になり、仕方なく波うち寄せる岸辺でせっせと撮影を行った。
そんなわけで、後半はいつもの構図が決まったシャープな写真ではなく、思いがけず動的でみずみずしいヒメマスの写真が撮れた。この際、フラッシュ撮影と波がくるタイミングを合わせるのがとてもむずかしい。
朝から一匹も釣れないという老練そうなフライマンが仕掛けを見せてほしいと寄ってきたが企業秘密と、とりわけ丁寧に断った。強いて言えばと、毛針は赤が良いことを教えたが今日、赤い毛針はもっていないとのこと。
この時期、完全に産卵体勢に入ってしまったヒメマスたちは、毛針やルアーが近づくだけでぴゆーっと逃げる個体が多いのでこれらの釣り方にプライドを持っているフライマンやルアーマンの方々にとっては、なかなか手強い釣りではないかと思います。
せっせと釣る私の30mほど向こうで、もう一人、コンスタントに釣っている釣り師がいた。しばらく見ていたがまさにしこしこと絶え間なく、釣っている感じ。
陽がかたむき、すでに湖から釣り人の姿はほとんど消えている。気温がどんどん下がり、水中に左手を肘まで入れての撮影で低体温症の傾向がでてきた。左手指はかじかんで感覚がなく、震えがとまらず体の動きがギクシャクしてきた感じ。もういい加減釣り飽きてきた頃 彼も岸に上がってきたので、私は近寄って おおいにほめちぎってから、それとなく釣り方を尋ねると、超企業秘密ですがと、そっと教えてくれたのはあっと驚く、まさに基本的といえばまことに基本的な釣り方でした。
この方は長年、屈斜路湖のヒメマスをつぶさに観察していて秋ばかりでなく年中ヒメマスを釣っているらしい。この時期のヒメマス釣りについては、魚の生態を調べつくしたうえに、かなり工夫を繰り返し試行錯誤の結果、現在の釣り方にいきついたとのこと。
今日、私は細い渓流竿で 35匹のヒメマス( 29♂♂6♀♀ ) を釣っては撮影してリリースを繰り返し、けっこう疲れた。夢中で昼飯も食べるのも忘れて釣っていたので午後4時、峠の駐車場で助六寿司の遅い昼食をとり、しばらく仮眠して午後6時 帰宅した。
遅い夕食は ホタテ炊き込みご飯 と サケのあら汁。
かわいい孫娘たちが声をハモらせて、私たちもヒメマス釣ってみたいだと。それから、ついでに屈斜路湖のおいしいイモモチも食べたいだと。明日はみなさん、バスケの練習が休みとのことで、それではみんなで出かけてみますか。きっと彼女らの主目的はイモモチだとおもうけれど。
To be continued.
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