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オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

大雪山山麓亜高山帯の渓流に繁栄する小型で野性的なオショロコマ

2013-01-31 20:46:54 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX年7月23日。 
昔、旭川に住んでいた頃、よく蝶の採集や魚釣りに来たことのある石狩川水系の支流源流域のオショロコマを撮影に向かった。

久しぶりのこの川にオショロコマはまだ健在だろうか。

川への小道に入るつもりが間違って登山道に迷い込んで仕方なく登り始めた。

登山客に混じって雨の中、特長をはき雨合羽を羽織った異様な格好で、えんえん30分ほど登ってやっと川にでた。

ここまでの登山で、はや疲労困憊だ。ここは人気の大雪山系縦走の起点となる登山路で熟年カップル登山客が多い。

結構な山道を登ったせいかウェーダー底の滑り止めがはずれてしまった。

このウェーダーでは川底が滑って危険だ。

懐かしいここのオショロコマはまだ健在であった。

山間の大岩ごろごろの激流で雨の降りしきる中10数匹ほどを手早く釣って撮影。










デジカメが雨に濡れ、とうとうレンズが曇りはじめたのでやむなく撮影を中止した。

高山帯に棲み、暗褐色調で10-15cmと小型であまりきれいとはいえず特徴のない地味なオショロコマだが、個体ごとに微妙に斑紋が異なり新鮮、野性的な感じの個体群だ。













心強いことには、流れのゆるいところに当年生まれの3cmほどのオショロコマ稚魚が本当に多数いた。

こんな山奥に苦労して、小さくて地味なオショロコマを釣りに来る人はまずいないだろう。

とても小型だが、いまだ人間による影響を受けずに、のびのびと繁栄している立派な個体群だと思う。








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知床、硫黄臭の渓流は灰青色のオショロコマ

2013-01-30 22:16:30 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-5-12 (土) 曇 小雨 強風 寒い。

低温・雪崩・強風注意報のなか知床半島、羅臼にむけ3人で出発。

羅臼峠は濃霧、強風、少し前まで吹雪であったのかハイ松やダケカンバが樹氷になっている。

車の窓を開けたり車を降りるとすごい突風に驚かされる。峠を越えると天候はやや回復傾向。






夏場は草木が生い茂って入ってゆきにくい羅臼川源流域でオショロコマをさぐった。




この水域独特の淡い灰青色調のオショロコマが釣れた。川の水は何となく灰色調に濁っている。

硫黄臭がする。

知床界隈では硫黄臭のする渓流ではどこでもオショロコマが淡い灰色調を呈するのは共通した特徴のようだが、その理由はもちろんわからない。















強風で渓流の水滴が飛ばされてきて衣服が濡れてしまった。

びしょぬれになると強風でみるみる体感温度が低下し、唇が紫色になって体がガタガタ激しく震えてくる。

腕を水中につけてのオショロコマ撮影は、もう限界だ。

この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。






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あでやかな黄色い腹、秋のM川水系美麗オショロコマ

2013-01-29 22:31:38 | 渓流魚、蝶、自然
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Salvelinus malma in nature in Hokkaido, Japan. Oshorokomanomori blog 5


20XX-10-16 日  晴れたり曇ったり 寒い日

とある10月中旬の寒い日の午後、北見市のM川水系のとある支流のオショロコマ産卵場所へいってみた。

ここへは我が家からかなり近い場所だ。

普段は魚がいないが、この時期にゆくと産卵のため集結してくるオショロコマが見られる。

産卵場所とおもわれるところに良型♂と産卵後の♀がいて少しだけ撮影させてもらった。

赤点紋理は細かく、ややオレンジ系の色調。腹部やヒレは強い黄色調で赤くはならない。

この時期、♂の暗色部はさらに暗色調が強まり、色調・斑紋はさらに鮮やかなコントラストを呈してかなりあでやかな装いになる。

産卵行動で擦り傷だらけの♂からまだぴかぴかの♂までいて、産卵が今後もだらだら続くことがうかがえる。

そういえば、意外なことにオショロコマの集団にしては♀がとても少ない。普通は♀の方が圧倒的に多いのだ。

きっと♀の集結はこれから本格化するのだと思う。

成魚たちの集結水域から下って100mほどは小型オショロコマ若魚10匹とニジマス幼魚1匹が釣れた。

今日も撮影させていただいたオショロコマたちはすべて丁寧にリリースした。

午後遅くこの渓流に入ったので、はや日が暮れてきたのでそこで釣りは終了。

どんどん気温が下がり水中写真撮影でかなり体が冷えて疲れた。ちょっと疲れすぎで注意力が散漫になっていた。

思い切り川ですべって仰向けに転び、右腰を尖った岩に強打した。

あまりに痛くて5分ほど身動きとれずじっとしていた。恐る恐る起きてみたら歩行は可能だがひどく痛い。

その後一か月ほどは腰痛に悩まされた。産卵期のオショロコマに悪さをした報いでしょうか。












































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湿原の渓流のヤマベ、アメマス釣り

2013-01-28 20:27:29 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX年7月9日。
久しぶりに道東の初夏の湿原の渓流にヤマベ釣りに入った。




この川はかってはオショロコマが豊富に生息していたが最近では減少の一途で、将来的には消えてゆくものと思われる。

変わって増えているのがヤマベとアメマス、夏の終わりから秋のカラフトマスとサケの大群である。

しかしそれらの個体数もオショロコマと較べると相対的に多いというだけでかってのこの川を知るものにとってはいずれも相当少なくなったと言わざるを得ない。

この日は天候も薄曇り、気温も水温もほどよくて雪解けの轟々たる増水も落ち着いて、スモールト化したヤマベたちはすべて海へ下って、とても穏やかな渓流であった。

ヤマベの活性はとても高くてエサがまだ水面につく前に水中から躍り上がって空中で食いつくやつもいる。

ここのヤマベはビーンッと銀色の魚体を震わせる個体とバッタラクッタラとアメマスやオショロコマみたいに釣り上がってくる者とがいる。

この二種類のヤマベの違いの理由はよくわかっているが、ここではふれないおこう。

































北海道東部ではヤマベ釣り解禁は7月1日である。この日、道東に棲むヤマベの70-80%釣り上げられて釣り人のビクに収まってしまうと推定される。

有名釣り場は釣り人の車が並びたいそうなにぎわいだ。

何度かそのような釣り場に入ったことがあるが、勝負事や他人との競争には勝ったためしがない私にはちょっときつい釣りであった。

この渓流は今年はまだ釣り人が入った気配はない。

美しい湿原特有の木々の緑。

鳥の声。

さらさらと渓流の瀬音。

流れにたなびく目もさめるような緑のバイカモ。

その影から電光石火のごとく矢のように飛び出すヤマベとアメマスたち。






この日も撮影させていただいた渓流魚たちはすべて丁寧にもとの場所にリリースしました。





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硫黄臭の渓流の灰青色のオショロコマ

2013-01-27 22:43:28 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX年7月20日  雨 とても寒い
知床半島羅臼側のTyr川には多数の支流があり、各支流ごとに興味深い色調・斑紋のオショロコマが生息する(オショロコマの森第1巻 知床編参照)。今日はその一つ硫黄臭のする渓流に棲む灰青色のオショロコマを撮影にいった。

この渓流に入ったのはもう夕方で、あたりは薄暗くなり深い森の中を走ってやっと釣り場に着くと小雨が降りしきって撮影条件は最悪になった。

おまけに、ものすごい数のヤブ蚊の猛攻でめちゃくちゃに刺され顔中ぼこぼこになってしまった。

この渓流は川の水がムトウハップをうすく溶かしたように何となく白っぽい色を帯び、川底もヘドロ状の堆積がありすぐ濁る。

川底の石もぬるぬるして滑りやすい。つんとかすかな硫黄臭がするのは羅臼川とよく似ている。

羅臼川水系のオショロコマは灰青色の個体群の棲む水系がいくつかありここのオショロコマもそれらとそっくりだ。

羅臼川と同じくオショロコマは硫黄のせいで白くなったのではなく、この川の水の色そのものに体色を合わせてきたのだろうと思う。

そんな事を考える余裕もなく、せっせと釣っては撮影してリリースする作業を続けたが蚊の猛攻に、もはや耐えられず退散することにした。

雨はますます強くなり夜半にかけては猛烈な豪雨、雷の大嵐になった。

















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常呂川水系源流域、オショロコマの危機

2013-01-24 20:47:36 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX年7月16日。
 常呂川最上部の源流域は昔から相当な荒れ川で季節によって水量の増減も激しく、オショロコマの生息にはあまり適さないようだ。

特に昨年秋の大雨で川は荒れに荒れ、その名残りはいまだにすざまじい。



今回入渓した川では、前述のアメマスの多い奇跡的に自然度の高い水域のさらにその上流域のほんの短い区間でのみ、少ないながらオショロコマが生息していた。

アメマスがひとしきり釣れてからやっとオショロコマが釣れ始める。

個体数はオショロコマが圧倒的に少なく、アメマスが遙かに優勢である。

もしアメマスとオショロコマが対立関係にあるとすれば、もう勝負は見えていると言わざるを得ない。

この渓流のオショロコマには特徴がある。

すなわち常呂川全域の各支流に共通する、特有のぼけたような斑紋である。

赤点紋理はオレンジ系の色調で、とても小さく細かく、余り目立たない。

♂腹部は淡く黄色に着色するが♀腹部は白い。ヒレの着色はほとんどない個体が多い。

ここのオショロコマは以上の特徴から、外見を見ただけで常呂川水系のものであると同定することができる。
























かっては常呂川水系の川底にはおびただしい数のドジョウたちとカジカたちが棲んでいた。それぞれ何種類かいたとおもう。いつのまにか
これらの底魚たちは消えてしまい、いまは僅かなハナカジカが残っているに過ぎない。



私自身の私見だが常呂川水系のオショロコマは各支流とも、この10年間でみる限り、かなりの速度で減少しつつある。

種々の理由で、きっとオショロコマが消えてしまうだろうと思われる支流も多々あるがどうすることも出来ない。

せめて画像だけでも記録しておこうと思う。

この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。






時々はボクも釣りに同行させてほしい。 美形ロングコートチワワのクッキー君です。超小型で体重は1.7Kg.食費は月300円相当の
ドックフードのみです。



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51cmの超巨大エゾイワナを釣った

2013-01-23 20:04:58 | 大型魚
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20XX-7-16

今度はオショロコマを求めて釣り登ることにした。

その後もアメマス多数、目的のオショロコマ25匹、さらに まったく予想もしなかった尾叉長51cmのこの渓流にしては超巨大なアメマスを妻が釣った。

細い2.7mの渓流竿が満月を通り越してつの字の形になって今にも折れそうだ。

大きめの魚がかかるとデっかーい、わーっすごいだとか騒ぐ妻もあまりの引きに、声もなく顔面蒼白で必死に竿を立てて踏ん張っている。

うぃうぃうぃと糸鳴りがして、ものすごい引きである。

魚の走りがゆっくりしておりニジマスでないことはすぐにわかった。近くは岸辺が岩でどうにもならない。

ランデングネットなぞ持っていない。ちょっと危険だが反対側の岸に川を横切って引き寄せ、一気に砂地へ引き上げた。

とたんに2号のハリスが切れた。

危なく逃げられそうになったが、かろうじて取り押さえた。






かなりの力で暴れるのを30秒ほどやっとの思いで、なんとかささえて撮影できた。大きな立派なアメマス♂だ。

実は今日、妻はささいなことから朝から私と口げんかで、その後ずーっと口もきかずに釣りをしていたが巨大アメマスを釣ったとたん、一変にハイになり急に仲直り状態になった。

他の渓流で尺アメマスや尺オショロコマはもちろん、道東では50~80cm のウミアメマスはかなり釣っているが、彼女にとって、この渓流では、こんな巨大なアメマスは初めてだ。

ダムや堰堤で常呂川に遡上するウミアメマスははるか下流で遡上不可能になる。

常呂川水系の山間の渓流で見られる陸封型アメマスとしてはこの個体は最大級の個体であろうと思う。

さて、北海道ではエゾイワナという概念がある。アメマスが体色が明るく、瞳孔より遙かに大きい白斑を示すのに対し、エゾイワナは白斑が瞳孔より小型化し、体の色調も褐色調を増す。

私の経験ではダムなどで陸封化され、かなりの時間が経過するとアメマスがエゾイワナ化してゆく傾向を、はっきりと認識している。

私はこれを海からのウミアメマスを介した遺伝子供給が途絶えた場合のアメマスの変化と認識している。そのような意味合いではこの個体はエゾイワナとしてもよい姿形であった。

今日も釣り上げたアメマス、オショロコマは撮影後すべて丁寧にリリースした。






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アメマス、雨鱒、雨マス、爆釣

2013-01-22 21:35:36 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX年7月16日。 休日。  晴れ。 午後は気温が下がり寒い。

いつもの近道の林道を抜け峠を越えて、十勝川水系のとある未調査の支流へ入るつもりで、のんびりと朝10時に北見市の自宅を出発した。

しかし近道のはずの林道は昨年の大雨で崩壊し、まだ大規模な復旧作業中であり、峠手前で通行止めになっていた。

業者の一般常識として工事のため通行不能であると林道入り口に掲示すべきだが、ずぼらな関係者はそれを怠っている。

そうとは知らずにやってきて工事現場でUターンさせられてた。

仕方なく、今日は予定を変更し、常呂川水系の渓流でオショロコマ撮影を試みることになった。

常呂川の最源流域は昔からひどい荒れ川で魚はほとんどいない。

はたして入念にさぐったが案の定ほとんど魚信なくハナカジカ一匹のみ。

この常呂川水系の渓流には奇跡的に自然度の高いごく短い水域があり、そこには大きなプール状のたまりが連続していくつかあり オショロコマはごくわずかしかいないがアメマスは比較的多いところだ。

驚いた。今日はアメマスが信じられないほど多くて、20-28cmが次々に釣れた。




















下るにつれまったくアメマスしかいない状況になり、まさにアメマス、雨鱒、雨マス、爆釣の状況となった。
次々と水中で撮影し全て丁寧にもとの場所にリリースしたが、ほとんど個体変異がなく20匹目以降は撮影するのをやめた。


次項、 51cmの超巨大エゾイワナを釣る へ続く




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厳冬期の大型美麗オショロコマ

2013-01-21 19:25:27 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX-3-10 (土) 晴れ  +2度
この時期にしては天気がよく、暖かいので冬期の斜里川水系のオショロコマを撮影に北見市の自宅を朝9時30分出発。

林道はどこも冬山造材以外の場所は雪で通行不能。渓流へアクセスできる場所は限られる。

最初に入ったのは斜里川の一番西にある支流 I 川。 はるか下方に渓流の川面が見える。

いつもはびっしりと笹の生い茂った斜面でアクセス不能だが、この時期は雪に覆われているため、雪の斜面を尻滑りで一気に川まで滑り降りた。


川は冬季にみられる黒いコケで川底が滑りやすい。

雪は中途半端な固雪でぬかってしまい疲れる。

I 川と PI川を200mほど遡行したがまったく生体反応がなく引き返した。


もう少しゆくと砂防ダムがあるはずだが、力尽き、そこまで行かなかった。

映画八甲田山雪中死の行進と同じで、雪中行軍はエネルギーの消耗が著しい。へろへろに疲れた。



その後、川面にアクセスできそうな場所を順次さぐったが、さすがに魚は少なかった。

奇跡的に良型のオショロコマ1♀が釣れたが、それ以外は小型オショロコマ10匹、ヤマベ15匹(やせて 15cmほどのもの)、ニジマス♀25cm ニジマス幼魚15cmが釣れた。(ニジマス♀は 持ち帰り焼いて食べたが美味であった。)


気温が下がりはじめ午後4時に川をあがった。

冬の渓流釣りは体力消耗激しく、完全に懲りた。



帰宅すると知り合いの漁師さんからうれしい初物の毛ガニのプレゼントが届いていた。旬の毛ガニはおいしい。






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波打ち際のオショロコマ釣り

2013-01-20 11:15:56 | 渓流魚、蝶、自然
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にほんブログ村20XX-5-7. 朝 9時、F氏をまじえて三人で懸案の武佐川水系ウラップ川上流へオショロコマをさがしに向かう。斜里までは結構な本降りの雨。山は厚い雲に覆われ、はたして越川の峠はまさかの雪であった。





夏タイヤなので慎重に峠を越えた。峠を越えると曇、強風、低温、時々小雨が降る最悪の天気。ウラップ川上流を横切る橋の上下に二つずつ砂防ダム(平成13年完成)が出来ており、雪解けや夜来の大雨のせいか水量多くダムの落ち込みもまったく魚信なし。300mほどさかのぼってみたが魚信無く水量多く、引き上げた。途中鎖のかかった道を300m下ると取水している大きなダムがありそこで少し釣ったが魚信なく、ウラップ川はまたもや完全に敗退することになった。ルアー竿が取水場のダム横に立てかけてあった。サクラマスの密漁かな。  PS 何度かの挑戦の後、ついにウラップ川のオショロコマを発見、撮影しています。



時間が余り、物足りないので、TS川河口でオショロコマ降海型を狙った。


目の前は寒風吹きすさぶ海。ここは 正に波打ち際のオショロコマ釣りだ。

銀ぴか個体は2匹釣り落とした。きっと降海型オショロコマと思うが、ヤマベだったかも知れない。

そのほかは河川残留型の良型オショロコマ20匹ほどを釣って撮影した。

多彩な斑紋の個体群だが概して赤点紋理がとてもきれいで腹、ヒレはオレンジから赤である。腹部もおおかた赤い。



































強風はますます激しく、小雨が吹きつけ、あまりの寒さに釣りは中断して退散することにした。

海岸の河口で虹をバックに写真を撮った。




TS川はもともと流程の短い川だが海から100mほどで大きなダムが二基ありそこから上流への遡上は不可能だ。

こんな狭い水域に棲むオショロコマにはどんな将来が待っているのだろう。この日も水中で撮影させていただいたオショロコマたちは
すべて丁寧にもとの場所にリリースしました。






クッキーちゃんはかわいい。



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富山への短い旅  富山城

2013-01-19 21:44:24 | 旅行
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2010-9-10(金) 晴れ 学術集会2日目。

朝風呂へ入り、今日は朝方、ホテルの目の前にある富山城へ行ってみた。











通勤する人がお城の公園を抜けてやってくる。

お城は戦後建造されたもののようで今は富山市の博物館として使用されているようだが模様変えのため今日は残念ながら休み。














越中富山の薬売りはかって北海道の北見市や大雪山麓厚和の山奥のまでやってきて、年一度の置き薬点検を行い、
置き薬を使った分だけ代金をとって補充して帰ってゆきました。




公園の草地にモンシロチョウ、ヤマトシジミが飛んでいる。ヤマトシジミは普通種であるが北海道には棲息しない。

在来種モンシロチョウは外来種オオモンシロチョウに圧倒され、北海道では激減している。

いずれも敏感でなかなか撮影のチャンスがなかったが交尾中のヤマトシジミを発見し激写した。 




今日は学会2日目で、私は第三会場で司会を行った。 

午後、ホテル前からでる空港行きバスで富山空港へ向かった。 




14:20エアドゥで札幌へ15:45着。札幌でちょっと早かったが5時ころ味噌ラーメン。 

JAL 2718 18:10 発で女満別へ18:55着。行きと同じく小型機であった。



実にあわただしい富山への短い旅が終わった。

                        おわり





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富山への短い旅 居酒屋つくし、富山湾、シネマ食堂街

2013-01-19 09:30:50 | 旅行
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2010-9-9(木) 曇り のち晴れ 学術集会初日

台風が去り天候は回復傾向だ。




朝風呂にはいり朝食抜きですぐ隣の会場の富山国際会議場へ向かう。

学術集会は例年どうり盛会で活発な質疑応答で盛り上がった。昼食のカレーがおいしかった。

午後も学術集会出席。 夕方6時過ぎから出席者全員懇親会。 

富山国際会議場で回転寿司のパターンで料理が回ってくるが人が多いので追いつかない。

常連の山本先生がまたいつもの学会歌を歌うために今日はホームレスみたいな破れたジーパン姿で待機中。


みなりはみすぼらしいのですが実は Pneumoactivate EVL device の特許で大金持ちなのです。実物はジョニーデップよりいい男。



私たちは懇親会のなかほどで抜け、仲間うち6人で 富山市の飲食店街シネマ横町の つくし というオンボロ小料理屋へ何となく入った。



とてもよくしゃべる女将さんと娘さんが仕切っているが、そう混んでもいないのにやたら忙しそう。


何となく、富山に来ているんだといった雰囲気に包まれている感じ。真っ黒なホタルイカの沖漬け、天然ブリの刺身、生のタコの刺身がうまかった。女将さんがいちいち料理に解説をつける。刺身には金箔が振りかけられていた。 



彼はギター片手に各地をまわって多くの人を勇気づけている有名人です。


彼も食道静脈瘤治療の名手で、とても有名な人です。この日はたががはずれて飲み過ぎていた。





富山湾 という飲みやすい日本酒をみんなでしたたか飲んで、そのうえビール中ジョッキ二杯で私は年甲斐もなく、ちょっと飲み過ぎだった。










みんなと別れてから酔っぱらって、ふらふら町を歩き、ホテルになんとか戻ってバタンキュー。


                 続く



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富山への短い旅    貫一お宮

2013-01-18 21:23:51 | 旅行
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2010-9-8(水) 晴れ 富山は台風通過一過性大嵐


昨日からテレビは今日台風9号が北陸へ上陸すると大騒ぎ。マスコミの常で、えんえんと危機感をあおり続けて視聴率をかせごうとしている。その北陸、富山での私が最も好きな学術集会に出席するため女満別空港へむかう。

北見の自宅を午前7時50分に車で出発。

JAL2710 9:10で千歳へ10:00着。途中、大雪山が飛行機からきれいに見えた。
 

エアドゥ で札幌千歳 12:15発 富山に13:50分到着。途中、函館が飛行機からきれいに見えた。




富山空港は河川敷内の狭い空港で着陸するやいなや、すぐ急ブレーキ、もう少しで滑走路が終わる付近でやっとつんのめるように飛行機がとまる。石垣島のとても狭く短い滑走路を思い出す。





つながりのよい空港バスでANA クラウンホテルまで25分、代金は一律400円。



ホテルにチェックインするあたりから雨が降り出した。

段々雨足が強くなり風も出てきて台風が近くの福井に上陸したらしい。向かいの富山国際会議場が明日からの会場だ。


ホテルの窓から富山城が眼下に見える。



夕方風雨が猛烈に強まり台風9号が通り過ぎていったようだ。

その後天候は回復傾向となった。

午後7時30分から心づくしの懇親会。貫一お宮の力の入った寸劇、富山大学版 金色夜叉がメインの出し物であった。お宮が食道静脈瘤をわずらっていたというのがおち。







心底楽しませていただき、酔っぱらってホテルにもどり、バタンキュー。




                               続く




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大型ニジマスが釣れ始め嬉しかった。

2013-01-18 13:04:20 | ニジマスによる被害
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20XX-8-22 (日)雨 のち晴れたり曇ったり
朝方かなりの雨。雨の中を10時30分北見市を出発。

近郊の十勝川水系支流で最近目立ち始めた外来魚ニジマスと、在来魚オショロコマの関係を見にでかけた。

今回は冷凍庫においしいニジマスが無くなってしまい、野生化ニジマスを少しゲットしようという気持もあった。

いつもの林道を延々と走って二股を右に入っていつものオショロコマの棲む沢に入り、一つ目土管ポイントをみたが魚影なし。

二つ目の良土管ポイントはオショロコマ1匹のみ。そこへパジェロミニに乗った親子が下流からやってきて立ち話。

彼らは三つ目の最良 ポイントで大型ニジマス1匹オショロコマ3匹釣っていた。彼らに先を越されてしまった形。

私たちは途中で川におり、下りながらポイントを探して釣ったが良型オショロコマばかり。

写真撮影はフラッシュを用いなかったためほとんどぶれてだめ写真。天気が良い日は、日陰でフラッシュ撮影の原則を忘れていた。

次の良ポイントでは少し粘ってみた。しかしオショロコマ5匹。ニジマス小型1匹。カジカ1匹。

カジカは数匹いて川底を、すすすーっとエサに近寄ってくるのがよく見えた。

橋の上手の良ポイントでは、かなりの大型ニジマスがかかったが浅瀬の岸辺がなく、ランデングネットもなく、仕方なく一気に引っこ抜こうとして失敗。ハリス切れで逃げられた。くそ。


次の橋の下で良型ニジマス1匹。このニジマスの当たりはとてもかすかで弱かった。


その後、鹿ゲートをぬけてR町へ出た。火山のような異様な山が見える。

最後は十勝川水系T川本流でニジマス釣り。ここにはもはやオショロコマはいない。

私が大型ニジマス1匹をかけたが悪戦苦闘の末逃げられた。

あたりが暗くなってから妻がおいしそうな良型2匹を釣った。エゾウグイも小さいの2匹釣れた。



この日 確保したニジマスは当初の予定どおり全て食べる為にキープした。

撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。


PS    後に、この渓流はほぼニジマスに制圧されてしまうとは、この頃はあまり深刻に考えていなかった。



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オショロコマと10分、新緑の渓流

2013-01-17 19:46:45 | 渓流魚、蝶、自然
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20XX年7月9日。

ちょっとオショロコマの顔が見たくなって。

道東の渓流でヤマベを釣っての帰り、急にオショロコマの顔が見たくなって夕刻通りかかった斜里川水系のとても小さな支流に10分だけ入った。

ここのオショロコマは黄色い体色が基本色調で、とっても小型の小規模な個体群だが、赤点紋理がとりわけ綺麗な個体もいて私は好きだ。

時間がないので、たまり一つだけ釣らせてもらった。

水中撮影の準備がなかったので手持ち撮影で手早く撮影して丁寧にリリースした。

今日は渓流の新緑もとりわけ美しかった。



















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