孫長男君とアメマス・ニジマス入れ食いポイントへ渓流釣りに向かう。その弐。

2020-9-12(土) 曇り 16℃
倒木で林道通せんぼのあたりから渓流に降りたが、はや源流域の様相を呈して小型ニジマス、小型アメマスが多かった。

よさそうなポイントを教え、かみさんの指導で 3.0m の彼にとってはかなり長い竿で振り込む。
釣るのは魚よりも地球のほうが圧倒的に多いけれども、はげしく魚体をふるわせて釣れてくる虹鱒に、彼がとても興奮しているのがよくわかる。










ここは、オショロコマがいないね。孫長男君がオショロコマがいないことに気づく。


昔は少ないながらオショロコマもいたが、もともとアメマスに押されて減少傾向であったところに、ニジマスが加わったとたん、たちまちオショロコマは消えた。



この渓流においてはニジマスとアメマスは勢力拮抗しており、私の観察ではアメマスのほうがやや優勢と見ている。ニジマスのためにアメマスが減っているという感じがしないのは、オショロコマとの大きな差異といえる。





この水系の多くの支流では一般的にアメマスが主体で、次いで小型ヤマベ、源流域にオショロコマの小規模集団。私の知る限り、本流域と3本の支流にはニジマスが見られるが、他の支流は今のところニジマス汚染はないようだ。



昼食後、下流域へ移動するとアメマスが多くなってくる。



アメマスにはニジマスのような激しいファイトは無い。釣って楽しいのは、やはりニジマスと言えるがやはり native のアメマスが健在なのはいいものだ。





私のように古くからの在来魚中心の渓流釣りに親しんできた人間と、孫長男君のような新世代人間とは外来魚ニジマスに対する感覚は多少違うかもしれない。ニジマスたちは彼が生まれた時には、あたかも在来の魚のようにふつうに川に存在している魚なのだ。
孫長男君は振り込みやポイントの見極めなど進歩は著しいが、今日はでっかい魚が少ないとやや不満気味。
小型ニジマス、アメマスを沢山釣ったので、午後3時。帰路につく。
我が家の家庭菜園のトマト畑。そろそろ終わりかな。

終わり。
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