オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

晩秋3時間の釣り行、ニジマス60匹、オショロコマ3匹。

2017-02-24 14:28:40 | 渓流魚、蝶、自然
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晩秋3時間の釣り行、ニジマス60匹、オショロコマ3匹。

2011-11-3 (木) 晴れ

今日は祭日でお休み。

朝9時30分。妻と二人で 近郊の川へニジマス釣りに向かった。






前回大型ニジマスがいた 良たまりにはオショロコマ1匹のみ。



そこからダラダラ川をしばらく下るが魚信なし。













数百m ほど川を下ってゆくとダム状のたまりが出現、その付近からニジマスが見られるようになってきた。





















それなりのたまりにはそれぞれニジマスがごっそりと見られたが15-20cmの小型ばかり。





















どんどん釣り下ったが しばらく函がつづくようになるとさらにニジマスが増えてくる。











川の規模が小さいためかニジマスは多いが30cm以上の良型個体が少ない。


最初の数匹はたちまち釣れるが、やがて魚たちの警戒心が増し魚影は見えるが釣れなくなってくる。


ニジマス釣りの情景をVTR 撮影などしながらどんどん釣り下る。


やがて中間地点にさしかかると浅いだらだら川が続きニジマスは少なくなってくる。


今日の釣り行程の下流1/3 は再び函状となり大きなたまりが出てきてニジマスが増えてきた。















沢山のニジマスの中に背骨が曲がった奇形魚が一匹みられた。ここで奇形ニジマスを見たのは初めてだ。







さらに釣り下ってしばらくゆくと、やがて いつもの川から上がる地点へと到達する。







ここまでの釣り行は約3時間であったがニジマスは絶え間なくかかり、よく引き、退屈しなかった。


しかし年のせいか3時間の荒れ川釣り下りは体力の限界、へろへろに疲れ切ってしまった。


この日は20cm前後の小型ニジマスが多く大型個体は見られなかった。


結局ニジマス約 60匹 ほどを釣って撮影した。


オショロコマは全行程でわずか3匹のみで、かってはオショロコマしかいなかったこの水域はほぼニジマスに制圧されたようだ。


正確には、ここから数キロの最源流域に小型のオショロコマ個体群がかろうじて命脈を保っている。


近年、そのオショロコマの聖域にもニジマス幼魚が見られ始めている。


おいしそうなニジマス20cm前後のものを10匹ほど焼き魚用にキープし、そのほかはリリースした。 


もはや、この渓流のニジマスの駆除など不可能と思う。


川をあがり上流の駐車地点まで歩いたが直線では意外と近くて25分ほどで戻ることができた。 


途中ヒグマ成獣の糞があったがなにを食べているのか、あまり見かけない白いやわいウンコであった。 


以前、ラズベリーの実を大量に食べたヒグマの糞が灰白色調であったのを思い出したが、この時期ラズベリーの実は付近には見あたらなかった。



夜はソバとニジマス塩焼きとポテトチーズ焼き。



妻は3時間の強行軍釣り行で乳酸が蓄積したようで帰宅後足がつってしまった。


    終わり。




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北見市郊外、消えゆく? K川のアメマス

2017-02-22 21:48:05 | 渓流魚、蝶、自然
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北見市郊外、消えゆく? K川のアメマス。

201X-11-13 (日)  晴れ 後曇り 後雨 後曇り

朝10時まで寝た。 

かみさんは孫からもらった風邪が悪化しダウン。


私はインスタント焼きそばと柿 1個のブランチ。


天気も良いので 一人で我が家から25分ほどの K川の常呂川との合流点付近を見に出かけた。


河川調査を行っていた F氏からの電話情報では先日ここでかなりのヤマベが見られたという。


現場へいってみると、思いがけずなかなかよさそうなポイントが続くがチビヤマベが少しいるだけで F 氏情報で想像していたのとはほど遠い感じでがっかり。 


あれ、フォレスターの燃料計がガス欠まじかなのに気づいた。


この界隈のガソリンスタンドは日曜はどこも閉まっており、遠くへは行けない。


仕方なく近くのコンビニでサンドイッチを買って この K 川の上流域へ入ってみた。




源流域が広大な放牧地になっているせいか川の水は清冽とはいえない。


かねてより多少気になっていたが未調査であった K川上流で小さな支流との合流点にあるおおたまりとその前後100mほどを探った。





























ニジマス幼魚がいた。








アメマスは少なかった。

















良型ヤマベ3 チビヤマベ多数、ニジマス幼魚1  アメマス7匹 を釣って撮影。すべて丁寧にもとの場所にリリースした。



その後、少し下流まで釣り下ってみたが良いたまりがなく雨も降ってきたので引き上げた。


予想通り、オショロコマは発見できなかった。


ここのアメマスは間違いなく Native と思うがニジマスはもちろんヤマベもきっと放流ものであろう。


チビヤマベの多さに対して、ここのアメマスは個体数が少ないのみならず幼魚が見えないのが気になった。


幼魚がまったく見えないことから、なんとなく、ここのアメマスは近い将来消えてゆく気配が感じられた。








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M川本流、良型ニジマスヒット。オショロコマ、ゼロ   北見市近郊M川支流のニジマスとオショロコマの力関係  3

2017-02-19 11:10:59 | 大型魚
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北見市近郊M川支流のニジマスとオショロコマの力関係  3

M川本流、良型ニジマスヒット。オショロコマ、ゼロ。


2011-10-16 (日)   曇り→雨 →曇り→晴れ 強風 →雨。

大型ニジマスを狙ってM川本流へ入った。


準備をしている間に雨が降り出し、やがて本降りとなった。 


仕方なく車のなかで雨が小やみになるのを待って支流沿いに川を下り本流へと向かった。





しかしいったん小やみになった雨は、また途中で降り出し、青い雨合羽を羽織って雨のなかでの釣りになった。



いかにも大型ニジマスがついていそうなポイントはかみさんが最初に振り込んだとたん一発でヒット。





かなりの引きで最後は一気に浅瀬に引きづりあげた。


ランデングネットに入れ手早く撮影後リリース。











しかし大型ニジマスは釣れたが、いつも数匹程度は見られるオショロコマはまったくみとめられず。


天候もおもわしくないので川を上がった。 


この日は結局ニジマス繁栄河川M川の支流2本と本流の一部をさぐってみたが、外来種ニジマスの繁栄の反面、在来種のオショロコマやアメマスの衰退はさらに深刻度を増していると思われた。





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北見市近郊M川支流のニジマスとオショロコマの力関係  2

2017-02-15 22:41:18 | ニジマスによる被害
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北見市近郊M川支流のニジマスとオショロコマの力関係 2

2011-10-16 (日)   曇り→雨 →曇り→晴れ 終日強風。


ニジマス13匹、オショロコマ4匹。




そのあと、さらに一本下流域にある 別の支流を釣った。



この日はここでしばしば見られる大型ニジマスはおらず小型ニジマスばかり13匹。
































これらのチビニジマスたちは数年もすれば本流へと出てゆきやがて釣り人の竿をへし折る大型ニジマスになる。

と同時に毎年この支流へと遡上して産卵を繰り返す親魚へとなってゆく。








この日釣れたオショロコマは4匹。






かってこの渓流に繁栄していたオショロコマは、いまだ絶滅には至っていないが、まったく見られないこともありニジマスに限りなく圧倒されていることにかわりはない。


ここのオショロコマの運命は風前の灯火といったところであろうか。


この支流ではアメマスはすでに絶滅して久しい。 


上空、かなりの強風がごうごうと吹いているがここは谷底の渓流なので風はこない。


今日釣れたニジマスはおいしそうな2匹をキープ。


他のニジマスとオショロコマは丁寧にもとの場所にリリースした。




        
           続く。  




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道東のニジマス釣りで知られる北見市M川ニジマス起源

2017-02-12 10:46:04 | 渓流魚、蝶、自然
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道東のニジマス釣りで知られる北見市M川ニジマス起源


私が高校生の頃であろうか。温根湯温泉のかなり上流域の M川河川敷にかなりの規模のニジマス釣り掘りが初めて出来た。


大型ニジマスが多く放され、一時期、とても繁盛しているように見えた。


もはや記憶は定かではないが、ある時、未曾有の大雨でたくさんあった大きなニジマス釣り池がすべて流され、その後この釣り堀施設は消えた。


それから半世紀ほどが過ぎ、私はこのとき逃げだしたニジマスたちが 現在の M川に繁栄するニジマスの起源ではないかと思っている。


M川は今でも道東のニジマス釣り場として有名で全道各地から釣りマニアが訪れる。


その後、おそらく有志らによるニジマス放流もあったかも知れない。


M川本流は基本的に暴れ川で、その後も川の様相が一変するほどの大増水は、しばしばあった。しかし、この川からニジマスが消えることはなかった。


M 川には多数の支流があり、それぞれにオショロコマやアメマスが生息していた。


現在、ニジマスはこれらの支流を産卵場所として利用する形で自然繁殖している。


しかし多くの支流は山岳渓流の様相で、そのためニジマスの繁殖には必ずしも最適とはいえない。


そのためかニジマスは在来種のオショロコマ、アメマスを圧倒しているものの、今のところは絶滅にまで追いやることは出来ないでいる。


具体的には釣れてくるのはほとんどがニジマスであるが少数のオショロコマと、さらに少数のアメマスが見られることが一般的である。


支流の多くには魚道のない砂防ダムが造られていて、そのためそこから上流はオショロコマの聖域となっている渓流がある。


自然破壊の元凶とされる砂防ダムだが、奇しくも源流域のオショロコマをニジマス汚染から守っている格好になっているのは皮肉である。


そのようなダムの下流域に広範に繁殖しているM川のニジマスはもはや駆除することなど到底不可能である。


そこで釣れるニジマスに関しては私は釣っても丁寧にリリースしており、同じ水域に少数混在するオショロコマとの関係については、その推移を観察している。


北見市近郊M川支流のニジマスとオショロコマの力関係  1

 ニジマス12匹、オショロコマ3匹、アメマス1匹。

2011-10-16 (日)   曇り→雨 →曇り→晴れ     終日強風。


朝9時起床。北見市近郊 M川の支流でのニジマスとオショロコマの力関係を見るために出かけた。





この小規模で流呈の短いM川の支流 K川は渇水時期にはチョロチョロ川になってしまう小規模渓流だが多数のニジマス幼魚と少数のオショロコマが生息しており稀にアメマスも見られる。
























   



アメマスも少ないながら見られる。



オショロコマも少ないながら何とか命脈を保っているが、ニジマスに圧倒され危うい状況だ。















この日は、やっと三匹を確認した。







この日はニジマス幼魚〜30cmまで12匹、オショロコマは幼魚〜若魚3匹、アメマス若魚1匹を釣って撮影し、すべて丁寧にもとの場所にリリースした。





この支流は、当然ながらかってはニジマスは見られない渓流でありオショロコマは豊富に生息していた。


しかし、ニジマス圧倒的優先水域となって久しい。オショロコマは今のところ、なんとか絶滅は免れてはいるが虫の息で併存しているようだ。




  続く。



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北海道の節分の頃の思い出

2017-02-10 17:44:40 | 北見市の出来事・行事など
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北海道の節分の頃の思い出


2015-1-31 (土) 曇り 午後から 吹雪模様となった。

なんとなく不穏な空模様。 少しづつ 風がでてきて猛烈な吹雪模様。




夜、2名の合同誕生パーティ。 

とびっこすし飯と焼き鳥、サラダ、費用節減のための豪華手作りケーキでパーティは多いに盛り上がった。









手作りケーキの登場です。







誕生日のプレゼントは次女にユニクロの上着、孫次女君に 御菓子の見本を造るセット。二人ともおおよろこび。 



そのあと恒例のビンゴ大会。








吹雪が ますますひどくなってきた。 明日からも 大荒れの予報。




2015-2-1 (日) 吹雪 夜まで続く。

昨夜半から吹雪となって 今朝、かなりの積雪80cmと吹き溜まり。強風。

 
我が家の除雪機雪丸の出動。 



さらさら雪だが 深く積もって雪丸が雪に埋もれてしまうほどだ。






ひととおり、1時間除雪して 一息ついたところに 除雪車が入って 道路脇にうずたかく雪を積み上げて行ってくれた。


除雪車は、ご丁寧に2度もいききしてくれたおかげでかなりの積み上げだ。 


せっかく収納した雪丸のシートをはずしてまた除雪1時間。 けっこう疲れた





夕方、また20cmほど降り積もった雪を 再度 雪丸で除雪。 吹雪 まだ止まず。



明日も吹雪くようだ。 飛行機など北海道全域で全て欠航、運行停止。





北海道の節分・豆まきとは。



2015-2-3 (火) 吹雪は止み 晴れ

昨夜は吹雪いていたが、朝起きてみると20cmほどの積雪でスコップでさっと除雪して除雪作業終了。


夜 恒例の豆まきパーティ。

恵方巻きはけっこう高いのでいつもの簡便手巻き寿司で会食のあと豆まき大会。











子供たち おおはしゃぎ。


鬼になるのはもっぱら子供たちです。


初めは福は内、鬼は外などと言いながら、ぱらぱら豆まき。



だんだんエスカレートして鬼の子供たちを狙って投げつけるマメの速度が速くなってゆき、最後はお互い豆のぶつけ合い、阿鼻叫喚の世界。






マメは拾っても食べられる殻付きピーナッツが主体でそれにアメやチョコやゼリーなどの包装御菓子がたくさん混ざる。






我が家では近年豆まきというより、御菓子まき、御菓子ぶつけ合い大会みたいになっていて、子供たちもピーナツなどそっちのけで拾った御菓子やアメの量を競うゲームみたいに変化している。













豆まきならぬ御菓子まきが終わった後、みんなで年齢の数だけピーナッツをむいて食べます。











しかし大人は年齢の数ほどのピーナッツを食べるのは多すぎてとても無理。




北海道の一般家庭での節分豆まきは、おおかたこんな格好に変身しつつあるのではないでしょうか。




この歌、なんとなく感情移入しているみたいで、皆さんシンとなり聞き入っていました。




    おしまい。







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タンチョウとオジロワシと白鳥とオオワシの戦い

2017-02-09 19:25:10 | 渓流魚、蝶、自然
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タンチョウとオジロワシと白鳥とオオワシの戦い

冬の北海道ではこの4種類の大型の鳥たちが photogenic な鳥の代表でしょうか。

夏場はもっぱらヒグマの撮影をしている野生動物写真家の藤原美智雄さんも、冬場はターゲットが越冬中なのでヒマ。

そこで時々タンチョウの撮影に出かけたりしているとのことです。

阿寒郡鶴居村付近には撮影場所が多いようですが、給餌場での撮影ではタンチョウとオジロワシと白鳥とオオワシが入り乱れて、ときに激しいエサ採り合戦をやるのが面白いといいます。

タンチョウどうしや、オジロワシとタンチョウの争いが最もめだつようですが、そんなシーンをうまく撮影するのはなかなか大変。

今回、そんな光景を撮影した写真をいただいたのでアップしてみました。

ちなみに、エサ争奪戦がおきるのは穀物を撒いたときではなく、川魚のウグイなどを撒いたときに多いようで、そのため川魚やウグイを撒くのはそろそろ止めようかといった話もあるようです。


タンチョウのケンカはエサ取り合い、縄張り争いのタンチョウどうし、またはオジロワシとのケンカでも脚を使っての蹴り合いが主体で鋭く長いくちばしを使うことはないようです。

くちばしを使うと相手に致命的ダメージを与える可能性があり、また自身も大切なくちばしを損傷する可能性が高く嫌っているのでしょうか。

くちばしでブッスリ、血まみれといった悲惨な光景はないようです。白鳥とオオワシはあまり争いには参加せずもっぱら観戦が多いもよう。
















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恐怖、眼前10m、ヒグマと超接近遭遇

2017-02-03 11:52:24 | ヒグマの被害など
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恐怖、眼前10m、ヒグマと超接近遭遇。

2011-8-5 (金)  晴れ 夕方 ゲリラ豪雨

朝 9時30分 M川水系支流にニジマス釣りに出かけた。

ここはニジマスとオショロコマがつばぜり合いをしている水域で、山岳渓流の様相を呈し、ニジマス繁殖には必ずしも適してはいない。

そのためかニジマスとオショロコマの力関係は一進一退と思う。

林道に駐車すると近くを発生初期のベニヒカゲが飛んでいた。



ここから川までびっしりと背の高いイラクサなど草木が茂って見通しが悪い。

生い茂った草木をかき分けながら川に到達。



川におりてすぐのまあまあのたまりをのぞきこむと40cm ほどのニジマスがゆらりゆらり泳いでいるのが見えた。



私たちにはまったく気づいていない。



かみさんがそっと近づき上流から振り込むと、稲妻のような勢いで吹っ飛んできて電撃ヒット。


あまりの活性の高さに圧倒された。







撮影しているうちに、不覚にも釣り針をがっぷりと呑み込ませていたせいか弱り、お持ち帰りニジマスとなった。 




すぐ下の良たまりでも40cm ニジマス2匹がヒットしたが1匹は針がはずれ逃げられた。



















ここでは、今のところオショロコマは必ずしもニジマスに負けてはいない。

しかし、まずニジマスが釣りきられてからオショロコマが釣れてくるのは他の混生水域と同じ。

ニジマスがエサの先取りをしていることは明白だ。


今日は良型オショロコマも結構釣れて、結局16匹を釣って撮影しリリースした。


































このオショロコマ・ニジマス混生水域をせっせと釣り下って行くと突然、前方右手のフキの茂みから人間くらいのサイズの黒いヒグマが飛び出した。

私たちは度肝を抜かれ立ちつくした。どうしよう。

ヒグマとの距離約10m。

どうすることも出来ない。

次の瞬間、ヒグマは立ちつくす私たちに背を向けて猛烈な勢いで右斜面を駆け上がり灌木の中に消えた。

この間約5秒。

かみさんと私は顔面蒼白、顔を見合わせ、瞬時に、もう釣りは止めて引き上げようと即合意。

大急ぎで引き返し、必死に斜面をはいあがって林道に出て車にもどった。

危なかった。

いずれにしても超危険な瞬間であった。



人間を恐れ逃げてくれるヒグマであったのは幸運であった。

こちらが二人組であったのも良かったかも知れない。

今回のような場合は、もし攻撃されていたらナップザックの中の大型ナタや腰につけた熊よけスプレーなど何の役にも立たないことを痛感した。

ヒグマと遭遇したあたりは、見事なフキが密生し、この時期ヒグマ君のお食事場所であった。



この日は早々にこの渓流を離れて、かなり遠くの別の渓流でオショロコマ調査を行って午後4時すぎに帰宅。

夕方土砂降りの雨。

この豪雨の中、1000円床屋に髪切りに行ってきた。少し待たされた。


近年、道南や知床など人間を恐れないヒグマの増加が問題視されている。


北海道ではこれまで長年禁止されてきたヒグマの春熊猟を 2017年から再開するという。

ヒグマの数が増えすぎたことと、再びヒグマに人間に対する恐怖心を植え付けるためという。

実際、熊よけの鈴の音を聞いて、ヒグマが寄ってくるようになってはどうにもならない。






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