オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

ワンキャストワンニジマス。

2017-05-30 21:08:52 | ニジマスによる被害
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ワンキャストワンニジマス。

201X-11-11(金)  晴れ

午後2時。先日の F 氏からの情報で魚がいるかもしれないという北見市郊外の渓流に調査にはいった。


長年、北見市に住んでいたがこの渓流に釣りにはいったことなく、いわば見落としていた川であった。


途中に大きなダムがあり、その上流には広い放牧地があるため、実は、鼻から魚はいないのではと考えてきた渓流であった。


橋が少ない。川は実に単調な流れ。しばらく林道をすすむと大きなダムがあり魚道はない。


ダム下は無粋なコンクリート3面張り。とりあえずダムの下流域に入ってみた。 






水は清冽とはいえないが、釣り下ると意外にも比較的渓相がよくなり、F氏の情報のとおりに魚がいた。







魚はニジマスであった。













ダムから下流200mほどのあいだに、ニジマス15-25cmがかなりたまっていて入れ食い状態。





















ワンキャストワンニジマスと言った感じでニジマス46匹を釣り、一部撮影して全部リリースした。


また針がかりを浅くするため最初のかすかな当たりであわせるようにしたので、かなりのニジマスを釣り落とした。


ここには、ニジマスしかいないのでは、と考えたがニジマスエリアは最初の200mほどで、その後はパッタリといなくなった。




200mほど釣り下ったあと、今度はちびヤマベばかりになってしまった。


下流へ向かいよさそうなたまりを探ったがどこもちびヤマベばかりであった。




最後に入った支流との合流点の下流に大きなたまりがあり、ここでもちびヤマベは多いが、アメマスも釣れた。









ヤマベ2年魚。






この渓流は 3時も過ぎると陽が入らず暗くなってしまう。4時過ぎに武装解除。この渓流では期待していたオショロコマは発見できなかった。







そのあと、林道をつめてみると、以前認識していたとおり、この渓流の最源流域は広大な放牧地になっており、口蹄疫の予防のため一般車両は進入禁止になっていた。

 



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野生の王国へアドベンチュアーツアー。その弐。

2017-05-28 15:00:20 | 北見市の出来事
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野生の王国へアドベンチュアーツアー。その弐。

2017-5-7 (日) 晴れ 強風 気温18度C 寒い

あやしい物音はモトクロスバイク熟年3人組が走る音でした。


楽しい昼食のあと、T川の源流域に入った。







昨年秋の猛烈台風で林道の状態が最悪となり、そのため北見市近郊の林道はあまり車が入って行けないところが多くなってしまった。


野生動物があまり多くなかった原生林も人や車がはいらなくなると、そこはたちまち野生の王国になる。


福島県原発事故で人間が避難していなくなった町が、たちまちイノシシ、野猿、アライグマなどが棲みついて野生の王国になったのとそっくりだ。


しかし、こちらは環境が原生林だけに迫力がある。


こんなにもいたのかと思うほど林道や周囲にエゾシカの群。


広い河川敷をエゾシカの大群がドドド-ッと走り抜けてゆく光景に圧倒された。


エゾシカがあちこちやたら多く、猛スピードで走ったり、突然、林道を鹿の群れが横切ったりする。










ただ、ポケットデジカメで動きの速い鹿の撮影は難しかった。



林道に野生の王国の王者、黒いヒグマの糞。










普段からこのあたりは確実にヒグマがいついている。


孫たちはヒグマの糞は初めてで、おっかなびっくり、石をぶつけたり棒でつついたりしていた。


いつもオショロコマが多かった場所は春先の雪解け増水のせいか魚影少なくあまり釣れなかった。






いまだ活性も低く喰いが甘くあたりをとりにくかった。



みんなでオショロコマを少し釣って撮影。













撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。




長男君は釣りなど興味なく、ひたすら川にむかって石投げに夢中。


長女君はは長靴なのに、川の深いところを渡ろうとして深みにはまりズボンまでぐしょ濡れで戦意喪失、体温低下しブルブル状態で車の中に撤退。



帰路、温泉に入ってアイスを食べた。


しばらく閉鎖されていたが、なんとか維持費が確保され今年から再開された温泉。



入浴券を自動販売機で買う。



温泉のあとはアイスだよねー。


待望のアイスだ。





アイスに落書きするのが好き。


北見市界隈でよく見るおみやげです。







ついつい、塩ヨウカン1本買ってしまいました。



このあたり、あちこちで見られる巨大針金細工の大きな鳥の像。


おいしいソバ屋さん。めちゃやかましい子供たちでしたが親切にしてくれました。




長男君4歳は大のソバ好き。盛りそばとネギが好き。


私たち夫婦はいつものエビ山菜ソバ、最高。


豪快なキツネうどん。


おいしいソバ屋で早めの夕食をとったりしながら、夕刻、北見に戻った。



本日、孫たちの最大の目的はアドベンチュアーツアーよりも温泉でのアイスだったもようで首尾よくその目的は達成された。



その夜、川の深みにはまって足がずぶぬれになった長女君が突然39℃前後の発熱、呼吸が苦しいとハアハアやって目に涙。


救急病院でインフルエンザの検査をしたが陰性で溶連菌感染症でした。抗生剤で数日で速やかに治まりほっとした次第。


翌日、幼稚園から連絡あり。


長男君の頭にダニが食いついているという。



みると左側頭部にダニ1♀がガッチリ食いついて血を吸って腹部が膨化してなかなかの迫力だ。


幸い刺入部の発赤や腫れはなく炎症所見はないのでライム病は大丈夫そう。


病院で局所麻酔でメスで皮膚を小切開し摘出した。


ダニがうまくとれないと大きなハゲになるぞと脅かしたらじっと我慢していたので処置はうまくいった。


様子をかみさんが i-phone で撮影したが残念ながら全部ピンぼけ。


帰宅して私がダニを撮影してみたが頭まできれいに取れていました。



シュルツマダニでしょうか。






今回のアドベンチュアーツアーは、長男君のダニ咬傷と長女君の溶連菌感染症というおまけがついてしまいました。



庭ではちょうどチューリップが満開。




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野生の王国へアドベンチュアーツアー。その壱。

2017-05-27 15:29:42 | 北見市の出来事
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野生の王国へアドベンチュアーツアー。その壱。

2017-5-7 (日) 晴れ 強風 気温18度C  風が吹くと寒い


GW 最終日。事情で孫4名あずかり。


午前10時、どこか行きたいとさわぐ孫たち4名を連れて車二台に分乗して5月のアドベンチャーツアーに出発した。


場所は風光明媚、自然度抜群で知られる近郊のK沢。


私たちは何度も来たことがあるが孫たちは初めてのところだ。


K沢入り口は、なぜかバリケードがあったが理由がわからないので強引にそれを突破して林道に入った。


林道はとくに何事もなく登山口に到着。





私たちの他には人影なし。


山登りの身支度を整えてきれいな滝を右手に見ながら最初の急な登りを越えた。




滝に沿ってエゾノリュウキンカがきれいな群落を作っていた。














この登りで私たち夫婦は息切れひどく大変であったが、孫たちは、きゃーきゃー騒ぎながらたいそうな勢いでまるで駆け上がるように行ってしまった。


子供たちはバスケで鍛えているとはいえ、あまりの体力差に唖然。


4歳の長男君も上三人の姉たちと一緒にどんどん登ってゆき見えなくなった。



急な登りのあとしばらくなだらかな渓流沿いの小径が続く。 










この渓流はかなりの暴れ川で生体反応なし。



めずらしいクロエゾマツがあった。




そのあと本格的な登りがあり、この急斜面の登りはハンパではなかった。


大きな岩と巨木と滝が続く。



雲突岩。



忍者岩。ちいさな洞窟がある。



岩を這う長い松の根。



巨木三本桂。





最近鼻ずまり傾向のかみさんは息が切れ、呼吸困難、途中で登るのを断念した。





子供たちはさらにけっこうなパワー一杯で展望台付近までどんどん掛け登っていった。


まわりは鹿の糞だらけ、小動物の白骨、熊に襲われたとおもわれる鹿の下顎骨、鹿の毛など、このあたりエゾシカがとても多いようだ。










糸ひき滝。











下りは、登りより大変。急斜面を転がり落ちないよう注意しながら慎重に下山した。










石投げ大好きの長男君は川をみると本能的に石投げを始める。




今日、この沢に入った目的の一つは早春の美麗蝶エゾヒメギフチョウがいないか調べることであった。



いかにもこの蝶がいそうに思われた K沢であったが、結局発見できずエゾスジグロチョウ5♂♂が飛んでいたのみ。


昼食。本当は野生の王国での飲食はよくないのだけれど。



次女君は笑い上戸。


笑い出すと止まらない。



なんだ。この音は。  クマかな。  緊張が走る。


  この項 続く。






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浜ゆで毛ガニパーティと東京イチゴ

2017-05-26 11:19:43 | 北見市の出来事
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浜ゆで毛ガニパーティと東京イチゴ

201X-4-10 (月)  曇 気温4度C 寒い

この時期、オホーツクでは毛ガニ漁がはじまる。








網走方面の漁師さんからのお裾分けという浜ゆで毛ガニをいただいたので急遽毛ガニパーティ、みんなで食べた。




冷凍ものと異なりとってもおいしい。







カニ味噌もおいしい。






そのあと 先日羽田空港で人気があったのでおみやげに買ってきた東京 銀座のいちごケーキ を みんなで食べた。




これまで東京からのおみやげと言えば東京バナナばっかりだったのでややブーイング気味であったが子供たちは大いに気に入ってくれたようで一安心。









うー  お おいしい。






子供たちはこのお菓子を東京バナナになぞらえて、東京イチゴと呼んでいます。


あと一個たべていい?



姉に全部食べられる前に、すばやくゲットしたところ。



おいしくて価格も手ごろで人気沸騰中です。





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北海道で渓流魚の木彫りお土産が流行

2017-05-22 19:51:52 | 渓流魚、蝶、自然
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にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村北海道で渓流魚の木彫りお土産が流行

2017-5-20(土) 晴れ

最近、北海道各地の観光地などで、渓流魚の木彫りがよく目につくようになり一種のブームかもしれません。


キーホルダーみたいな小物系が多いのですが阿寒湖温泉などでは名人が彫ったと思われる実物大写実的なものまであり、実にさまざまです。


この日、温根湯温泉大江本家のお土産コーナーの一角でみつけた渓流魚の小さな木彫りです。


かなり抽象化・デザイン化していますがそれぞれの渓流魚の特徴をよくとらえています。

















感心したのは一匹一匹が微妙に全部異なった外観です。


これは自然界のオショロコマやアメマスやニジマス、イトウなどが一匹ごとに全部微妙に斑紋色調などが異なることと相通じるような気がします。






手作りの結果とはいえ、納得してしまいます。 

















トラウト類は繁殖期・産卵行動時期の婚姻色、鬼形相ものといった大迫力ものが今後造られてゆくとおもしろいと思います。


ちょっと一目おかれている外来魚とはいえブラウン、カワマスも造ってほしい。


私の母親は趣味でカッパの置物、彫り物、ぬいぐるみなどかなり集めていました。 


渓流魚の木彫りコレクションもいいかも。


釣り好きの方への北海道土産に売れているようです。


ぬいぐるみもいろいろあります。




キーホルダーは種類が多い。



これは アイヌの飾り玉、いろいろあります。






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エゾリュウキンカと早春のニジマス釣り

2017-05-20 13:55:20 | 渓流魚、蝶、自然
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エゾリュウキンカと早春のニジマス釣り

201x-5-27(金) 晴れ 

昨夜くだらないことで口げんかしたためか 何となくかみさんが不機嫌でぎくしゃくした雰囲気で朝10時に近郊の渓流へニジマス釣りに出発。


セブンイレブンでおにぎりを買ったが、どれも急に1-2割大きさが小さくなっており、これって事実上値上げじゃないの。


まずいつもニジマスがたまっている良ポイントを狙ったが小型ニジマス10匹ほどで幼魚ばかり。




しかたなくその下流のポイントへ向かう。




ここはタタミの広さで4畳半ほどであるが、小型ニジマスがいくらでもつれる。














何故かここだけが、 1 mほどの 深みになっていてこのダラダラ渓流では数少ない魚のたまり場所になっている。











釣れた。



また釣れた。小さいけどニジマスなんぼでもいる。








ここでもニジマス幼魚、若魚が多く、良型は35cm♂以下3匹のみであった。


♂は産卵行動の痕跡で背びれがかなり損傷していた。腹部は放精後のようでへこんでいた。


最後になって、やっとオショロコマ若魚1匹が釣れた。


今日はニジマスを含めすべてリリース。


もはやこの付近のオショロコマはほぼ壊滅状態か。

エゾノリュウキンカが数株咲いていた。








そこから200mほど下流の橋まで釣り下ったが魚信なし。


川をあがってしばらく林道を歩いて車にもどり昼食。


よく晴れてどんどん気温があがっている。


かみさんは、防寒用に履いてきた ももひきを脱いだ。


ミヤマカラスアゲハ春型がさっそうと飛んでゆく。






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山全体がピンクに染まる温根湯ツツジ山へ登った。

2017-05-17 22:47:13 | 北見市の出来事・行事など
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山全体がピンクに染まる温根湯ツツジ山へ登った。


2017-5-6(土)  曇 一時雨  強風

GW 、私は天気のよい日はエゾヒメギフチョウを見にゆくことが多いのですが、天気が悪いときはしばしば温根湯ツツジ山へゆきます


午前10時、かみさんと長男君との3人で、北見市郊外の温根湯ツツジ山へ出発。


ここは山の斜面全体に28万本のエゾムラサキツツジが密生している類い稀な風景で、北海道天然記念物に指定されています。


開花時期には遠くから山の斜面全体がピンクに染まっているように見え、圧巻です。


毎年 GWがシーズンで開花に合わせて温根湯つつじ祭りがあり、ツツジ山の麓には食べ物の出店が並び、恒例のジンギスカン焼き肉コーナーも人気です。





この時期、オホーツクでは例年 風がつよく乾燥した畑からのほこりがものすごい。まるで霧がかかったみたいに遠くまで煙って見える。


しばしば、猛烈な強風が吹き、運転中に強風で車がフワーッともってゆかれそうになる。



この日ツツジ山はエゾムラサキツツジ満開。







ツツジ群落のなかに1本のみあったエゾヤマザクラも満開。









ほとんどの方はツツジ山へ登るのだが最初の急斜面の登りはあまりに急斜面で皆さん、悲鳴を上げている。



4歳の長男君はとても身軽にスタスタ登っていってしまった。





エゾムラサキツツジの花のトンネルで写真を撮って、もときた道を降りた。



この孫君と一緒の写真、20年後にまた見れたらいいな。








普通は温根湯ツツジ祭り恒例のジンギスカン焼き肉を食べるのだが今日はあまり食欲がない。



パスして 近くのコンビニでおにぎりなど色々買ってツツジ山にもどり昼食。美しいツツジ山を見ながらの豪勢な昼食になった。



昼食中にバラバラと雨が降ってきたので車にもどり、赤いイトウを見る為に温根湯 北の大地の水族館へ むかったのでした。


  エゾエンゴサク、きれい。






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エゾイワナの渓流。死んだ渓流と、まだ生きている渓流。

2017-05-15 20:08:39 | 渓流魚、蝶、自然
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エゾイワナの渓流。死んだ渓流と、まだ生きている渓流

20XX-11-4 (金) 曇

11時30分、北見市の自宅を出発、途中にあるレストランでオホーツク塩焼きソバで昼食。


そのあとM川支流の先日調べ損なったとある渓流に入ってみた。


砂防ダムが3つ、さらにダムもどき護岸もなされており、入念にさぐったが生体反応なし。


オショロコマはもちろん渓流魚がいない死の川であった。


ひきつづき、もう1本の支流へ入った。


この渓流は源流域まで砂防ダムの類は一切なくいわば海からここまで川を遮断する構造物がない近年極めてまれな渓流だ。













果たして、ここでは渓流魚は多かった。






















































エゾイワナ型のアメマスがけっこういて15匹ほどを撮影した。


サクラマスも遡上しているようでヤマベの良型も釣れた。









最源流域までさぐったが今回、オショロコマはいなかった。 


しかし、科学的根拠は何もないがオショロコマ生息の可能性を本能的に感じた。


強いて言えば、この渓流はいまだ海としっかり交流があり、決して死んでいない気配を強く感じたからだとおもう。


のちほど、さらに入念に調べてみようと決心したのであった。


今回、撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。



山の作業員らしき人たちの車が2台入っていた。


ここはカラマツ植林地が広がっておりラクヨウキノコ がよさそうだ。


かわいいエゾリスの姿が見えた。







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新緑のニジマス釣り、楽しい。

2017-05-10 23:55:35 | ニジマスによる被害
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新緑のニジマス釣り、楽しい。

20XX-5-19 (土)  晴れ

大型遡上ニジマスの群は、おおかた産卵を終えて源流域から本流方面へもどってしまったようだ。



今日は風邪の病みあがりのかみさんは、まだ体調も良くないので、近場の渓流に早春のニジマス釣りにでかけた。



早春の渓流は新緑がことのほか美しくて、マイナスイオンが一杯。爽快感が一杯。



ヤマザクラが満開、エゾノリュウキンカの小株が満開。






この日、ニジマスは、はや活性高く、猛烈な引きを楽しんだ。























































30cmくらいまでのを15匹ほど釣って撮影、すべてリリースした。 


思ったよりは、けっこう数が釣れてかみさんはご機嫌。


春一番だけあって、各ポイントには必ず魚がたまっていた。




ここは従来オショロコマしかいなかったが、放流ニジマスが繁殖しオショロコマは壊滅状態になって久しい。


もはやここのニジマスを駆除しきれるものではないし、駆除の意義もない。


今は楽しいニジマス釣り場としている。


早春のおいしそうなフキを少し採集。









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真っ赤なイトウを激写。

2017-05-07 01:09:02 | イトウ
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真っ赤なイトウを激写


2017-5-6(土) 曇り 一時雨  強風  22℃


イトウの♂は毎年4-5月の産卵時期になると体の後ろ半分から3/4ほどが赤く染まる。




なかにはもっと広範に赤く染まる個体もいるようだ。


小型の♂は婚姻色がでないものもあるといい、50〜60cm前後から婚姻色が顕著になるという。



産卵行動は早春に行われ、そのあとは婚姻色は漸時薄くなり、やがて8月くらいまでには赤い色は消えるようだ。


そしてまた産卵時期がくるとイトウの♂は再び濃く赤く染まってゆく。


婚姻色が出ていない期間では♂と♀は外見的に区別がむずかしいようだ。





シロザケ、サクラマス、カラフトマス、紅ザケ、マスノスケ、カワマス、ブラウントラウト、ニジマス、大型のアメマス、イワナ、オショロコマ では婚姻色のみならず♂の鼻先が伸びて、いかつい形相に変化するが、イトウの鼻先が伸びて恐ろしげな顔つきの♂になるという事はないようだ。


要するに♂も♀もイトウの顔つきには婚姻時期を含めて大きな変化はなさそうだ。


シロザケ、サクラマス、ベニザケ、カラフトマス、マスノスケは産卵行動後に♂♀とも斃死するが、他のものは産卵後も生き延びて何年もの間産卵を繰り返す。


最近、イトウと産卵時期を同じくするニジマスがイトウの産卵床を破壊することが判明しています。


ニジマスによる各地のオショロコマ被害については、このブログで再三ご紹介してきましたので皆さん周知のことと存じます。 


イトウ棲息河川や上流にオショロコマが棲息する水域にニジマスを放流するのは断固やめてほしいと思います。


産卵時期にむけて体色が赤くなるのは紅ザケが最も顕著で次がイトウとおもわれますが、何故赤くなるのか、その理由については不明。


温根湯山の水族館で朱鞠内湖産の繁殖期の♂イトウで婚姻色がでた個体を GW前後にかけて展示するというので、かみさんと孫を連れて見に行って来た。


体の半分以上が赤く染まった80cm〜1m前後の♂イトウが通常のイトウの群と一緒に悠々と泳いでいた。













赤いイトウは時々思い出したように群を離れて一見荒々しい泳ぎをしていた。



赤いイトウはやはり繁殖期で多少は気がたっているのだろうか。


赤いイトウをせっせと撮影してきました。













この赤いイトウは期間限定の展示で5月11日までの一般展示で、そのあとはまた朱鞠内漁協へもどされるとのこと。


ちなみに斜里川で釣りあげられた 巨大な 127cm ♂イトウを以前に紹介しましたが、このイトウは産卵行動の時期であったので 強い婚姻色がでた個体でした。
最近では、イトウ資源保護のため産卵時期に 真っ赤な♂イトウ を釣ることは釣り人たちが自主規制しているようです。


私の山の水族館年間パスポート(1000円で一年中何度でも入館可能)が期限切れになっていたので再発行してもらった。


この水族館の売りは、ひたすら大型イトウの大水槽です。


うわーっでっかい。すごい。こんなでっかいの川にいるの?。この赤いイトウかっこいい。


皆さん、もれなくびっくり感嘆符の声。


中にはイトウは3mくらいになるんだ、よくキタキツネを食べているんだよと、したり顔で解説する人までいる始末。




滝壺水槽のオショロコマは当初の1/10以下に個体数が減ってしまい、やたらさみしい。






鹿追やまべ園あたりから養殖オショロコマを大量購入して補充してはどうでしょうか。


氷る水槽にいたアメマス、先日このサイズ、尺前後アメマスをかなり釣りました。







山の水族館は、狭いので早い人なら10分で見終わってしまいます。山の水族館を出ると、そこは広いお土産物販売センターになっています。




ここで販売されている淡水魚関連のお土産を撮影しました。



婚姻色のでた♂イトウの置物。3400円。




オショロコマのキーホルダー。



イトウのキーホルダー。




イワナのキーホルダー。



尺ヤマベのぬいぐるみ。



尺ヤマベに指をかじられちゃったよー。



少し前、温根湯ツツジ祭り会場へ寄ってきたが意外にも閑散としており、一方、道の駅、からくり時計、山の水族館、おみやげセンターなどのあるここは、もの凄い数の人が集まって駐車場満杯。



観光バスも止まっていて集客力に圧倒的差があるようだ。


PS 長年、温根湯の 山の水族館 と呼んできましたが 最近の正式名称は 何故か 北の大地の水族館 とやたら力んだ名称に改めたようです。私的には慣れ親しんだ 山の水族館 のほうが はるかに良い名前だったと思います。

 朱鞠内漁協は 正式には 朱鞠内湖淡水漁業協同組合。





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