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下エベコロベツ川水系源流域に北海道北限のオショロコマはいるか?
20XX-7-15(金) 曇り ときどき小雨
いよいよ、目的の豊富町の町営大規模草地で見渡す限り山々の木々を切り払って整地し広大な牧草地とされたところへ到着した。詳細は不明だが、ここを流れる川幅1mにも満たない細流でオショロコマが記録されたというのであった。
これまでの感覚ではとてもオショロコマがいるとは思われない雰囲気だが、最初の登龍橋は通り越して地図上で本命とおもわれた源流域が農道を横切るところまで走った。
そこは土管橋を高い位置で道が横切っていた。
屈曲蛇行する川幅1mほどの川が湿地を流れている。川面は覆い被さる草でほとんど見えない。木々はほとんど無い。
川へ降り、なんとか水面の見えるところへ釣り糸を垂れると、ヤマベ2-3年魚が3匹釣れたが、魚はそれまで。
こんな自然度最低の場所にヤマベがいたとは不思議な感じがした。足元がひどく不安定で川沿いにびっしり茂った草をかき分けながら進むのは困難をきわめ100mほど下って諦めた。
川底は粘土質でヘドロ状堆積が多くすぐ濁る。オショロコマ生息の可能性はかなり低い、というより全く無いと思われた。
放牧地を抜け、やがて豊幌川支流の下北沢川にかかる橋にでた。
ここから川に降りてさぐってみたが、ヤマベ1年魚が少しいるのみで、川の状態もヘドロの多い濁りやすい川で100mほど上流までさぐったがオショロコマの可能性はなさそうで諦めた。
まわりは果てしなく牧草地が続いている環境で本来の自然は何も残っていない。
もうあたりが暗くなり、午後6時過ぎとなって、疲労困憊、武装解除した。
ホテル豊富は4階建てで、豊富温泉で現在生き残っているいくつかの宿泊施設では最も大きい。
今日は台湾など外国からの観光客の団体も入って、満室とはいえないが、けっこう混んでいた。
夕食は7時からレストランで。 あまり豪華とは言えないが品数多く満腹。ビンビール一本飲んだら眠くなった。
部屋でテレビをつけると宮崎はやおのマンガ映画ゲド戦記など2本やっていたのを、眠いのをがまんして見た。
そのあと温泉に入ったが 私にとっては初めての油温泉で石油が少し含まれているといい、やや濁った感じの湯で入ったとたん体中がヌルヌルになる。湯冷めしないという。
このヌルヌル感は格別で好き嫌いがありそうだが私は気にいった。この温泉はリピーターが多いという。
11時頃、温泉からもどると、ばったりと寝てしまった。
この項 続く。
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