オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

アクセル・ブレーキ踏み間違い事故のほとんどは高齢者ではなく若者が起こしていた。

2017-04-29 16:01:01 | 北見市の出来事
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アクセル・ブレーキ踏み間違い事故のほとんどは高齢者ではなく若者が起こしていた。

2017-4-29(土) 晴れたり曇ったり


今日はかわいい孫二人あずかり。


上の孫2名たちはミニバスケットの試合でバスで早朝出発していった。


朝早くから手強い孫2名がピンぽーんとやってきた。


予定では天候を見ながらこの孫たちとエゾヒメギフを採りに山へ行くことになっていた。


エゾヒメギフ発生の指標植物タッタソウは満開。




一部は花が終わりかけている。



しかし、晴れてはいるが気温は絶望的に低いのでどうしようか微妙。


結局、夏タイヤに交換してくれるという F氏のF1 氏のご厚意に甘えて蝶採りはあきらめ、この日はフォレスターを持っていってもらった。 


もう、今日は家で手強い孫たちと楽しい時間を過ごすしかない。 


アスレチックをやったりゲームやYou tube などで時間をつぶしていた孫たちも、退屈しはじめ、どこかへ行きたいと騒ぎだした。







ジージ、ヒマだなー。



どっか行きたいなー。





どこかへいこうにも今日は車がないので遠出は出来ない。
そこで、久しぶりだがチワワのクッキーとコロを連れて散歩にでた。



久しぶりのお散歩のせいか、最初はリードを引っ張っても歩こうとしなかった。








あのね、あそこにケーサツがかくれていて、あそこで車とめて、パトカーがいるんだよ。




そのうち慣れてちょこちょこかわいく歩きはじめたクッキー。






犬をつれて歩いて行くと 我が家のそばの交差点付近、松の庭木のかげに、ひどく怪しい、やたらいかつい男が潜んでいると思ったら警察のおじさん。


ここで、携帯をやっている運転手や、チャイルドシートをしていない幼児を乗せているママさん、一時停止しなかった車 などをこっそり監視して、獲物がきたら無線で連絡、一丁向こう児童公園横に潜む警官が飛び出して停車させ、運転手を影にかくしてあったパトカーへ誘導、といったパターン。



児童公園に遊びにくる孫たちはこの取り締まりのことをよく知っている。


さっそく携帯をやりながら運転していた一台が捕まった。


公園では、わーかわいいワンコだと子供たちが寄ってきた。


遊具のなかでターザンロープは人気。 









オホーツク原産のエゾムラサキツツジが咲き始めた。



児童公園も飽きてきて、川へ行こうということになった。




堤防を上って川へ向かう。


ニジマス川として有名な無加川にかかるゆらゆら揺れる橋をわたる。






このあたり、大型ニジマスが釣れそう。 




川だ。


川原に降りて、石投げ遊びをひとしきりやっているうちに通り雨がきたのであわてて引き上げた。






三女君が川原にタマネギを見つけた。



昨年秋の台風大雨でタマネギ畑がかなり流されて、いたるところ川原はタマネギであったのでその名残りか。


テレビやマスコミはこぞって北海道のタマネギ農家大被害とあおり立て、タマネギの値上げまでおこった。


しかし、実際にはこれまでで一番のタマネギ大豊作の年であったという。 



今年もタマネギ苗の植え付けは順調。


最近のNHK ためして合点 をみて驚いた。


アクセルとブレーキの踏み間違いでスーパーに突っ込む等の事故が絶えないが、マスコミはこぞってこれらは [ 高齢者の事故 ] とあおりたてていたが、最新のデータを見てびっくり。


こういった事故の80%は実は若者が起こしていた。


しかもその原因は事故直前の携帯電話と知ってさらにびっくり。


視聴率至上主義に毒されたマスコミのひたすらあおる傾向は我が国でもとどまるところを知らない。


米国では新聞・テレビなどのニュースは話半分として、みなさん鵜呑みにはしなくなったようだが日本でも近々そのような状況になるのかも知れない。


私は今のところ週刊誌以外はけっこう鵜呑みにしていますが、今後はどうしようかな。







散歩のあとはきれいに足を拭いてから家にいれます。




孫あずかりから始まってとりとめのない話になってしまいましたが、10年後にこのブログを見ることを楽しみに記事をアップしました。


タイトルと内容がやや違ってしまってもうしわけありません。




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大雪湖流入渓流に見られる降湖型オショロコマは銀ぴか。

2017-04-27 22:37:54 | 降海・遡上型オショロコマ
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大雪湖流入渓流に見られる降湖型オショロコマは銀ぴか。



2012-6-23 (土) 曇り 小雨 寒い

大雪山山系、石狩川源流をせき止めて広大なダム湖、大雪湖ができて久しい。


この日、大雪山系の渓流の一つで大雪湖へ流れ込む R川上流へオショロコマを見に行った。


ダムへの流入場所から上流へ向かって最初の砂防ダム付近から釣り下り始めた。


つまり、この最初のダムから下流域のオショロコマは狭い渓流から広大な大雪湖へと自由に下って行くことができる。


はるか昔、私はこの渓流でオショロコマを釣るのが好きだった。


しかしダム湖ができたり砂防ダムができたり、そのほか種々の理由で環境悪化が目立ち、近年オショロコマはめっきり減っている。




この日もオショロコマの個体数はあまり多くなかった。


幸いなことに、今のところ大雪湖やその流入河川は本格的なニジマス汚染はなさそうである。


夏場と違い、この時期のオショロコマは喰いがあまい。


かすかな当たりで早めに合わせるようこころがけて、釣り針を呑まれないよう注意して釣った。


12-20cm の細い体型のオショロコマを20匹ほど釣って撮影した。




























































この日、サンマみたいに銀色に輝くオショロコマ、すなわちギンケ化した♀が6匹釣れた。


知床半島での降海型オショロコマとよく似た外見の変化である。


この川は大雪湖へ注ぐので湖を海に見立ててギンケ化して下る降湖型オショロコマであろうか。










ただ知床の降海型オショロコマと較べるとヒレの変化が弱い感じ。


知床の降海型オショロコマはヒレが透明化して背ビレ、尾ヒレの辺縁が黒くなる。


この降湖型オショロコマはそのようなヒレの変化は顕著でない。


降湖型オショロコマとして大雪湖へ下ったオショロコマが数年後、大型化してこの渓流に遡上してくることはあるのだろうか。


この日も水中で手早く撮影させていただいたオショロコマたちは、全て丁寧にもとの場所にリリースしました。











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サウルの息子。ユダヤ人大虐殺の実行部隊はユダヤ人だった。

2017-04-23 21:04:04 | 映画
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サウルの息子。ユダヤ人大虐殺の実行部隊はユダヤ人だった。







DVD サウルの息子 というのを何となく借りてみてしまった。


6枚借りたDVDの一枚。


舞台は 第二次大戦末期のハンガリーの辺地につくられたユダヤ民族抹消のための殺人工場、アウシュビッツ収容所。


そこで起きた数日の出来事を映画にしている。


ユダヤ人収容所で本来ならガス室送りのユダヤ人のうち、抜擢されて強制的に作業員にされ、ユダヤ人虐殺の実行部隊をさせられている主人公サウル。


彼のようなユダヤ人たちをゾンダーコマンドと呼ぶ。


衣服の背中には不気味な赤い×印。




彼らユダヤ人が同胞ユダヤ人を言葉巧みにだまして次々と青酸ガス室へ送り込み、大量に殺害し、遺体を灰になるまで焼却する。


汚物、排泄物、血液などで汚れたガス室を大急ぎで清掃し、また次のユダヤ人たちを送り込み、カギをかけては低濃度青酸ガスを送り込む。


低濃度のガスのためユダヤ人たちはすぐには死なず、苦しみもがき、のたうちまわった末に死を迎える。


怒号、絶叫、インフェルノ、地獄絵図。


サウルたちは能面のように無表情に機械のように作業をすすめる。




この日、サウルは偶然に自分の息子(本当に彼の息子なのかどうかは、映画ではぼかされている。)がガス室で殺されるのを目撃する。


まだ息があり最後は窒息死させられ剖検室へと送られる。


サウルはこれを絶好の機会と判断した。


虐殺された大量のユダヤ人たちはまとめて灰になるまで高熱で焼却され、灰は近くの川に流されるのだが、サウルは、なんとか自分の息子の遺体だけは正式なやりかたで埋葬しようと命をかけて奔走する。




その姿を縦軸にして、悲惨な収容所の日々とゾンダーコマンドたちの反乱が横軸に描かれる。


次々と1日1000人単位で送り込まれるユダヤ人の虐殺処理がおいつかず、サウルたちの労働も過酷をきわめる。


そこへさらに1日3000人規模でのユダヤ人たちが送り込まれるようになり、ガス室だけでは虐殺作業が追いつかず、悲惨な銃器や火炎放射器での大虐殺がはじまる。


サウルのような作業員も一定期間働かされてから抹殺されるのだが、その日が近いことを察知し、ゾンダーコマンドたちが反乱をおこすが............といったやたらと重い重い映画でした。




凄惨なシーンのオンパレードだが、短焦点距離レンズのカメラを振り回すように駆使して、サウルの視点で見たような映像で描く。


すなわちサウルの頭や顔部分はピントがあっているが周辺の悲惨な映像は全てぼけるといった特殊カメラワーク。


ピンぼけ映像が一瞬シャープな映像になったりする。


このピンぼけ映像が画面の凄惨さを観客にいやがおうにも連想・想像させるといった特殊な手法を取っている。


ドイツはユダヤ人大虐殺やアウシュビッツ収容所などを、ことが終わった後には全て跡形もなくこの世から消し去る作戦をとった。


それを察知してユダヤ人たちはなんとかこの施設や、そこで行われた大虐殺の証拠を後世に残そうとした。


実際にガラスビンに封印されて地面に埋められた10数個の証拠品(紙に書かれた詳細な記録や少数の施設撮影フィルムなど)が後に発見されアウシュビッツ収容所の存在の物的証拠になったという。


サウルが自分の息子だけは、灰にして川に流すことなく、地面に埋葬することに命をかけたのは、映画製作者は、おそらくそういったことを象徴的に表現したかったのだろうか。



笑顔など、まったく出てこない映画だが最後の一瞬だけ、サウルの笑顔が現れ、すっと映画が終わる。


この笑顔も意味深だ。


この映画は数々の映画賞を総なめに獲得したというが、娯楽映画専門の私の目には止まらなかったようであった。


この映画、すざまじい芸術作品には違いないが、とても娯楽映画とはいえない。


「野火」を見たときと同じで、見なきゃよかったと気がついて、何度も途中で見るのを止めようと思ったがとうとう最後まで見てしまった。





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2017-4-16、北海道東部標茶町で山菜採り男性がヒグマに襲われ大けが。

2017-04-20 19:07:06 | ヒグマの被害など
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2017-4-16、北海道東部標茶町で山菜採り男性がヒグマに襲われ大けが。


北海道新聞などによれば 2017年4月16日(日)午前8時10分頃、釧路管内標茶町塘路の山林で、同管内鶴居村の男性会社員(54歳)がヒグマに襲われ、頭や顔などを負傷した。


男性は襲われた直後、携帯電話で110番し、北海道警察へりで釧路市の病院に搬送されたが生命に別条なしとのこと。


男性は山菜採りのため朝早くから一人で山林に入り、襲われた場所は国道から約5Km、林道に止めた車から約300m離れた場所という。


地元猟友会がヒグマを探索中だがまだ発見されていない。標茶町は危険防止のため付近の林道を閉鎖した。


標茶町塘路の山林では2015年1月にも林業作業員がヒグマに襲われ死亡する事故があった。


このヒグマはいまだ捕獲されておらず、同じヒグマだろうか。 


2017年になってからはヒグマに襲われた事故はこれが初めてである。


この時期の山菜採りといえば、まずギョウジャニンニクです。実はヒグマもこれが大好物なのです。



今が旬で、早春の食感、歯ごたえもよくおいしいことこの上ない。



欠点は食べた人からは猛烈な臭いが出ること。


それでこの4日間は他人と会う予定がない今日はチャンス、さっそく今年最初のギョウジャニンニクをおひたしにして食べました。




ギョウジャニンニクのおひたしに鰹節をかけ醤油をかけて食べる。 おいしい。 しかし明日、私たちは相当臭うと思う。



これとは別に 2017年4月16日に北海道伊達市大滝区本郷町でヒグマ捕獲用に仕掛けた箱わなに体長約1.5m 体重105kgの若い雄ヒグマがかかり駆除された。



これまでヒグマによる人身事故は道南に多かった。


一方、標茶町など道東では最近になってヒグマによる人身事故が連続しており要注意。


以前は人間を強く恐れていたヒグマに異変が起きているのかも知れない。


つまり、人を恐れないヒグマがでた可能性があると思う。


やっつけてみたら意外と人間は弱いことに気づいたヒグマは、きわめて危険である。


そのようなヒグマのテリトリーに入ってしまうと、熊よけ鈴や呼び子などはむしろ逆効果、場合によってはヒグマが寄ってくる可能性も考えなければならない。


経験豊富な大型のヒグマは人間にバッタリ遭遇するドジは滅多に踏まないと私は考えている。


しかし若いヒグマはそうではない。実際、人間とバッタリ遭遇しヒトを襲ったヒグマの多くは、いまだ人生経験の浅い若いヒグマです。


今回は頭や顔のけがで済んだのは幸いであった。


400Kg近いヒグマ成獣に顔面を一撃された事例ではそれが致命傷になっている。


いつもヒグマのテリトリー奥深くまで入って渓流釣りをしている私にとってはまさに明日は我が身といった事故で他人事とは思われない。


携帯電話の圏内からは遠く離れた場所が多く、運悪くヒグマに遭遇した場合は、なるようにしかならないと考えています。


とはいっても先日みたDVD 、レヴェナントでは子連れ雌グリズリーにデカプリオが襲われ、ガリガリあちこちかじられたり、叩かれたり、ひっかかれたり、ズタズタぼろぼろにされてゆくシーンがえんえんと続く場面がありました。


あーやだヤダやだ、ヒグマに襲われるのはこんな風なのかと背筋が寒くなりました。


デカプリオは死んだふりを決め込み、最後は必死の反撃でナイフでヒグマを刺し殺しますが、実際にはそんなにうまくゆかないだろう。


一応、クマよけスプレーを携行し、ナップザックには大きなナタをしのばせてはいますが。





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2017-4-14 今年最初のアメマス釣り

2017-04-16 15:49:17 | 渓流魚、蝶、自然
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2017-4-14 今年最初のアメマス釣り




2017-4-14(金)  晴れ 強風

このところとても暖かい日が続いており、春の気配が例年より早い。


山奥の雪解けはまだ本格化しておらず渓流はまだ雪代増水もなく穏やかに流れているようだ。


しかし、この時期、林道には深く積もった雪があるため渓流魚が棲息するところまで到達不可能。







それでも種々の理由で林道が奥まで除雪され、なんとか釣り場まで到達できる奇跡的な渓流が数本ある。


今日はあまりに天気が良いので、その一本に釣りに出かけた。



午前9:30、自宅を出発。


最後のセルフでガソリンを入れ、最後のコンビニでおにぎり二個と野菜サラダを買い、約40分で釣り場に着いた。




川の水量は普通。さすがにひどく冷たい。日陰にはまだ氷が残っていた。






草木の葉がおちてとても見通しが良くなっている。



この時期、アメマスの活性はとても低く、それなりの良場所にしかいついていない。


ポイントからポイントまでは川の中をかなり歩く。


今日は1Kmほどの間にある良ポイント3箇所を狙う。


この時期、きっと、それらのポイント以外では、何も釣れないだろう。


普段はニジマス、アメマスが半々で釣れ、しばしば良型ヤマベが混じる渓流だ。


最源流域には砂防ダムが3基連続し、最後のダムの上流にかろうじてオショロコマが生き残っている。


オショロコマ以外の渓流魚、特にニジマスはダム群のためオショロコマの聖域に侵入出来ないでいる。


皮肉なことに自然破壊の元凶とされる砂防ダムがオショロコマを守っている格好になっている。


この日は良く晴れたが、早春独特のすざまじい強風が吹き山の稜線の木々がゴウゴウとものすごい音を出している。


しばしば強風がもろに吹き付けると体が持ってゆかれそうになる。


風にあおられ振り込みが決まらない。


道糸はふけてしまいなかなかアタリが取りにくい。


それでも 25〜35cm のエゾイワナ傾向の強いアメマスが次々にかかったが、越冬直後のせいか引きはさほど強くなかった。



























昨年秋の台風で渓流の様相がかなり変わってしまった。倒木がやたらと多い。



昨年秋のすざましい台風の強風で折れた大木がいたるところにある。














産卵行動で痛んだヒレがやっときれいになってきた感じ。






このアメマスは鼻の穴から針が入って、ちょっと変わった針かかり。 
一暴れで軟部組織が切れ遁走した。































最後に、おそらく50cm級のニジマスをかけたが取り込みに時間がかかりすぎ、軟部組織に刺さった針が外れるいつものパターンで逃げられた。


半年近いブランクで川歩きのカンが衰えているのを感じたが、今年最初のアメマス釣りを堪能できた日でした。


水中で手早く撮影させていただいたアメマスたちはすべて丁寧にもとの場所にリリースしました。





雪解けでどろどろの林道を走ったせいかフォレスターが目をそむけるような泥んこ車両に変身してしまった。 


帰りに自宅近くの洗車場で洗ってもらった。1400円でピカピカフォレスターにもどった。




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知床の羅臼側渓流で銀ぴか遡上型オショロコマ34cmの記録

2017-04-11 22:38:59 | 降海・遡上型オショロコマ
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知床の羅臼側渓流で銀ぴか遡上型オショロコマ34cmの記録


201X-6-25 (土) 曇り のち 晴れ 寒い

朝9時15分、かみさんと二人で知床半島羅臼側へむけ北見市を出発。 


いつもの東藻琴のコンビニで昼食購入。


越川の峠を越えて、知床半島羅臼側海岸へ到達。


知床岬方向に海岸線に沿って走り11時30分、最初の目的渓流へ入った。







この渓流は入渓時期により釣り果に極端な差があり、オショロコマはいたりいなかったりが顕著な川だ。



知床の渓流は砂防ダムだらけだが、このようにたちまち砂礫で埋まってしまうダムも多い。



前回は、まったく生体反応がなかった渓流だが、この日は明るい色調、腹が赤く赤点がきれいなこの渓流特有の15cm前後のオショロコマ20匹ほどが釣れた。

















オショロコマたちは全て手早く水中で撮影後、丁寧にもとの場所にリリースした。



この渓流の砂防ダムには魚道がありサクラマスが遡上しヤマベも多少見られる。


そのため、まれにサクラマスの不可抗力ヒットがある。


河川でのサクラマス捕獲が禁じられている北海道では釣れてもすみやかにリリースしなければならない。


普通、オショロコマ用の仕掛けでは大きなサクラマスは釣り上げることは不可能でハリス切れで逃げられることが多い。 





突然、かみさんが大声で何か叫んでいる。


竿が大きくしなって何やら大型の魚がかかったみたい。


チッ。まいったな、サクラマスだ。きっと。


水中で大型の銀色の魚体がギラリぎらりと反転しながら細い渓流竿を絞り込んでいる。


かなりの引きで、なかなか寄せられず足元まできたと思ったとたん反転してピユーッと向こうへ走ってしまうのを繰り返す。


その間に私が大急ぎで車にもどってランデングネットを持って引き返す。


数回、すくいそこなったがついにサクラマスをランデングネットにおさめた。 


と思ったら、背部にサクラマスらしからぬ虫食い紋理が見えた。



さらにギンピカの体側には、かすかだが確実に確認できるピンク色の小点状斑紋がみられる。





これは、サクラマスではない。


それならば何だろう。


これは、まがうことなき海から遡上してきた大型の遡上型オショロコマであった。











数年前に降海型となって海へ出て、今回大型化して遡上型オショロコマとなり知床の渓流に遡上してきたものであろう。



これまでも遡上型オショロコマと思われる大型オショロコマを釣ったことは何度かあるが、これほどまでに海から来たという雰囲気を漂わせている個体は初めてだ。






尾叉長34cm。細い頭部や体つきをみると解剖していないので断定は出来ないが恐らく♂。







今回、ここに遡上型オショロコマの1記録を記しておきたい。

 201X-6-25 1♂  尾叉長34cm 知床半島羅臼側渓流 河口から約200mのたまりで釣れた。 
撮影後すみやかにリリースしたので画像データのみ。



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血のような虹、巨大ニジマス撮影

2017-04-07 12:58:15 | 大型魚
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血のような虹、巨大ニジマス撮影





20XX-8-21  (日)   晴れ  25℃

なんとなくヒグマに会いそうな予感がしたので爆竹の束を鳴らそうとしたが湿っていて着火せず駄目であった。


まあ、いいか。


前回は支流を下って本流のニジマスポイントを目指したが川に倒れ込む倒木が多くてひどい目にあった。


そこで今日は急斜面を一気に滑り降りて本流へ到達する作戦で向かったが、意外なことに案外このほうが楽であった。







最初のポイントで妻がニジマス40cm ♀2匹を立て続けにかけ、VTRなども撮影した。



やたらと良く肥えたまさにメタボニジマスであった。








その後、ここの最高のポイントで巨大なニジマスがかかった。


流れに乗ってものすごい引き。





うぃうぃうぃと道糸が水を切って鳴る。


細い渓流竿が満月を通り越して つ の字に曲がっている。


悪戦苦闘のすえ、何度も失敗しながら私がランデングネットですくいあげた。


その瞬間、バーンと爆発音とともに竿が二つに折れ、穂先がさけた。





おもわず道糸を掴むと2号のハリスが切れたが幸いニジマスはネットの中。


間一髪で巨大ニジマスをゲットしたのであった。


鮮やかな血のような虹の巨大ニジマス♂。



てばやく撮影してリリースした。


さらに下流のポイント2箇所を釣った。


妻は倒木の橋を渡って対岸へゆき私は右岸から釣ったがさらに大型ニジマスを2匹かけた。





一匹は確実に手元までよせたがVTR撮影のため泳がせているうちに針がはずれ逃げられた。


もう一匹は見事なテールウオークで水面を走ったあと針がはずれ逃げられた。


今日は必死に呼び子など鳴らしながらの釣りであったが、結局ヒグマの痕跡はなかった。


渓流のゴウゴウ流れる音で呼び子のピーピー音は実際にはかき消されている。


始めはヒグマを恐れて釣りに来たがらなかった妻だが大型ニジマスを釣って一変にハイになってしまった。 


この日も竿が破壊されたので帰りに北見市の釣り具店フィッシュランドで清瀬3.0m  4700円を一本補充した。


この竿は年中折れるいわば消耗品である。


ナップザックにはいつも3本入っている。


3.0mの細い渓流竿で大型魚と対決するのは、いわば格闘技に近く、スリル満点、やめられない。


かってはフライや、ルアーの投げちゃ引きにはまっていた。


高品質、堅牢・柔軟なフライロッドやリール竿での対決は最初から魚の負けが決まっていてこんなスリルは味わえない。



楽しく、興奮の連続であったが、けっこう 疲れた釣り行であった。 





なんとなく、そういえば以前にアップしたような気がしたのですが、果たしてそうでした。今回のは削除しようかとも思いましたが、多少違った切り口にもなっており、前回のは動画付きですが写真が少ない。このまま見ていただくことにしました。




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たまりにはニジマス、瀬にはオショロコマ

2017-04-02 21:31:27 | 渓流魚、蝶、自然
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たまりにはニジマス、瀬にはオショロコマ

20XX-8-21  (日)   晴れ  25℃

朝10時。 北見市郊外のニジマス川に出かけた。


今日入渓した水域は外来種ニジマスが自然繁殖しているが在来種のオショロコマと、かろうじて共存している状況だ。



かってはオショロコマ、アメマス、ヤマベしかいなかったかと思うが今はニジマスが圧倒的勢力を誇っており、オショロコマは弱小勢力としてかろうじて命脈を保っている。






一方、ニジマス狙いの釣り人は多く、その釣獲圧のためかニジマスの爆発的繁殖は押さえられているかに見える。








この日、川の水量はやや多くゴウゴウと流れ、主だったポイントは大型ニジマスに占拠されているためオショロコマは浅瀬の岩陰などに潜む格好で棲み分けている。


別な見方をすれば、この時期、オショロコマたちは深いたまりよりは瀬を好む傾向があるとおもう。


また、8月のニジマスはかなり活性が高く、大きなニジマスと同じ場所にいることは小型魚オショロコマにとって補食される深刻な危険をともなっていると思う。








夏場、瀬の岩陰から、電光石火飛び出すオショロコマは精悍なトラウトに見える。






















この日、オショロコマは多いとは言えないが結局良型が6匹ほど釣れた。


オショロコマは手早く撮影後、すみやかにもとの場所にリリースした。



 次の 血のような虹、巨大ニジマス へ続く。





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