オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

映画ダンケルクのもう一つの主役スピットファイア

2018-06-28 21:57:50 | 映画
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映画ダンケルクのもう一つの主役スピットファイア

         




1940年、強大なドイツ軍のためフランス北端のダンケルク港に追い詰められた英仏連合軍の兵士40万人は絶体絶命。




何としても祖国への生還を誓った若者たちのドラマが多数のエピソードとして描かれる。




ドーバー海峡に面した港の英国の全船舶を総動員し、限られた時間で兵士たちを救い出すために決行された、史上最大の救出作戦。





多くの民間船を含めた700隻が自らの命も顧みずいっせいにダンケルクへ向かう。






逃げ場もなく、ドイツ軍による陸海空3方向から猛攻撃が押し寄せる。




タイムリミットが迫る中、若者たちは生きて帰ることができるのか…。



ダンケルクの闘いはこれまでも映画化されたことがあり、特に英国の人たちにとっては忘れることがで出来ない歴史的な出来事のようです。




今回の映画は最高にすごい出来とのことで北見市の映画館、イオンシネマまで見にいったのでした。




実は大の航空機マニアの私にとっては映画の内容よりもこの映画の中で重要な見せ場を担当する英国戦闘機スピットファイアとドイツの急降下爆撃機JU スツーカなどを見ることが大きな目的でした。




ドイツの戦闘機メッサーシュミットMe 109 やハインケル爆撃機、JU スツーカ急降下爆撃機との空中戦はあまりにも本当くさい映像で感激。





ダンケルクの海岸に唯一本ある桟橋に追いつめられた兵士たちが救援の大型船にようやく乗り込んだところに悪魔のようなスツーカが現れ、急降下爆撃で次々と撃沈してゆきます。


このスツーカは対戦車攻撃用モデルでこの映画にでてくるのとはちょっと違います。このスツーカで連合国軍の戦車500台以上を破壊したドイツ空軍のエースがいます。




病院船も情け容赦なく沈められる。




そこへスピットファイアが現れてスツーカを撃墜し英国兵たちを救う。







しかしまた次のドイツ機があらわれて攻撃をかけてくる。




日本の傑作戦闘機ゼロ戦と異なりスピットファイアは航続距離、滞空時間が限られる。




主役級のスピットファイアのパイロットは燃料計に被弾し残り燃料がどのくらいかわからなくなる。





空中戦が続きドイツ機を次々に撃墜するが、気がついたら味方機もほとんど落とされていた。






残るスピットファイアは自分一機だけ。


時間経過からして、もう引き返さなければ燃料が切れてしまう。


そこへスツーカが現れ急降下爆撃体制に入った。


もうだめだ、狙われた英国兵たち全員に恐怖と諦めの表情が広がる。


ここが最高の見せ場。 


燃料切れのスピットファイアがスツーカを補足して一気に撃墜する。


格好よすぎる。


桟橋を埋め尽くす英国兵たちに安堵の表情がひろがる。




しかし、ついに燃料が切れたスピットファイアはエンジンがとまり、滑空してダンケルクの街の上空を音もなく飛び、抜群の操縦技術で浜辺へ不時着する。





浜辺にひしめく英国兵などを避けて誰もいない砂浜へ着陸するが、そこにはドイツ兵が................。




ダンケルクの街の上空を音もなく滑空するスピットファイアの美しさ。 思いがけずアーッと声がでてしまい映画館の中で不覚にもボロボロと涙があふれてしまった。





今回の映画ダンケルクには実に多くの感激のエピソードが組み込まれていますが私のような視点でこの映画を見た人たちもいるのではないでしょうか。




『ダンケルク』は本編の大半において、70ミリ15パーフォレーションのフィルムを使用する世界最高峰の解像度を誇るIMAX®2Dフィルム・カメラが使用されています。このカメラで撮影された映像は、通常の35ミリフィルムの10倍以上の解像度を誇り、そのシーンでは上下に画面サイズが広がり、スクリーンいっぱいに繰り広げられる迫力の映像により、これまでに体験したことの無いぐらいの比類のない鮮烈さ、鮮明さ、鮮やかな色をお楽しみいただき、映画の世界と一体化するような感覚になります。IMAX®次世代レーザーは、日本最大級のビル6階分に相当する〝タテ18m、ヨコ26m〟の超巨大スクリーンに、4Kツインレーザープロジェクションシステムで最大1.43対1のアスペクト比で上映される。これは、通常のシアターではカットされている映像が上下(垂直方向)に拡張し約40%広くなり、『ダンケルク』の大迫力の映像が巨大なIMAX®スクリーンを埋め尽くす驚愕の<フルサイズ>上映。

 
との宣伝文がネット上にみられたが、残念ながら北見はもちろん日本中の映画館においてそんな映像は見ることが出来ない。



唯一109シネマズ大阪エキスポシティのみ、その設備があるという。機会があれば 是非見てみたいものです。






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美麗なオショロコマに寄生する川ヒル

2018-06-27 01:14:47 | 川ヒル寄生
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美麗なオショロコマに寄生する川ヒル

201X-8-9(日) 晴れ  31℃


朝 5:30 目覚ましで札幌市内のホテルで起床。タクシーで新千歳空港まで 50分。 


寝てゆこうと思ったが運転手さんがよくしゃべり退屈しなかったがねれなかった。


7:35発 JALで 女満別空港へ。車で自宅へもどったら10時過ぎ。


こんなに早起きしてまで北見にもどったのは美しいオショロコマに会うためであった。


10:30 かみさんと美麗なオショロコマの棲む北見市郊外の渓流へ出発。


自宅から一時間ほど走って目的の渓流へ到着。



浅い渓流だが川底環境が理想的で、きれいな小砂利が多いところだ。 



この渓流独特のきれいなオショロコマ♂♀成魚を10数匹釣って撮影後、すべて丁寧にもとの場所にリリースした。
















































このとき 30cm ほどのニジマス成魚を釣り落とし、ニジマス若魚数匹を釣った。








最近ニジマスが本流方面からこの支流に侵入しつつあるが、いまのところまだオショロコマの勢力が強いようだ。






ここでは、しばしばオショロコマに寄生するヒル(川ヒル)が見られる。













これまで私が見てきたところでは川ヒル寄生がオショロコマに何らかの悪影響を与えている気配は感じられない。


むしろオショロコマに寄生する川ヒルがいる渓流はどこも自然度が高くオショロコマの棲息環境としてはすぐれていると思う。


川ヒルが見られるのは決して悪いことではないとおもう。









北見へ帰る途中、国道のアスファルト道路を素晴らしい釣り人ファッションでフライ、リール竿の二人組が歩いていた。



この付近の本流でニジマスを狙ったのであろうか。



この付近、広大なタマネギ畑に接する川は荒れ果ててニジマスのポイントは無いのできっと釣れなかったと思う。






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魚べいの抹茶モンブラン

2018-06-24 22:37:24 | 北見市の出来事
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魚べいの抹茶モンブラン



北見では かっては有名回転寿司トリトンやくるくる寿司がメインでしたが、はま寿司や魚べいなど お手頃回転寿司があいついで新規オープンしたので、最近はそちらのほうもよく行きます。




魚べいはデザートが充実しているので、腹一杯お寿司のあと、ついついデザートをたのんでしまうこともあります。 


私はひたすらおいしい抹茶モンブランで、品切れがなければたいてい注文してしまいます。






 

注文がコンピュータ画面なので、大きな声で注文する恥ずかしさがない気楽さが危険。



かみさんは、太らない体質、私はすぐ太る体質。



かみさんはモンブランを注文する私を、太るぞーとひとしきり小馬鹿にするのが常ですが、しばしばちょっと味見などといって半分ほど食べてしまうのは何とも許せません。












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カワマスとオショロコマの雑交F1 の渓流 2018

2018-06-21 02:02:06 | カワマス
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カワマスとオショロコマの雑交F1 の渓流 2018



    



2018-5-6 (日)  曇り のち雨

9:30. 予報では午後雨なので出撃するかどうか、かなり迷ったが、久しぶりに道東の渓流にカワマスとオショロコマの雑交F1 の観察に出発。


湿原の中を屈曲蛇行しながら流れるこの渓流は、草木の葉が茂り川岸が湿潤になると足元がずぶずぶ沈むため単独釣り行は危険。





夏場は川面がクレッソンや金魚藻でびっしり覆われ、おおいかぶさる草木で釣り竿操作もしばしば困難となり釣りそのものが困難になる。


そのため私はこの早春の一時期を狙って入渓することにしている。




早めの昼食のあと、11時30分入渓。


この付近は何カ所かカワマスの棲む水域があるが、この日入渓した沢は、この時期、他の渓流よりも自然度が低く金魚藻が少なく川底の石にも生活排水の気配を感じさせる、ぬるぬる黒いコケがみられたりする。
 


魚はいつもと同じくとても少なかった。


雪解け増水時には川岸が相当広がるようで、その時の名残でヘドロが両岸の笹の葉にびっしりたまっていた。



オショロコマ純系かと思われるものは幼魚が合計12匹。成魚4匹。 



































カワマスとオショロコマの雑交 F1 は若魚4匹のみ釣れた。


ただここでいう純系、またはF1 というのはあくまで外見的に判断しているもので遺伝子チェックをしたものではない。


F1 の大まかな外見的特徴としては、一見オショロコマに見えるものの、よく観察すると


  1. 大きな頭と大きな口 


  2. 体側にブルーの縁取りを有する赤点紋理 

  
  3. 背びれにカワマスの斑紋出現  があげられる。 


F1 ではこれらの外見的特徴が単独または複合して見られる。 


























この他、ニジマス若魚5匹。ここのニジマス若魚は以前よりごらんのように背びれに明らかな特徴がある。











この水域ではニジマスの勢力は今のところ必ずしも強くはない。



音もなく流れるこの渓流では、魚がたまりやすい所謂良たまりは少ない。


密生する金魚藻のせいで釣りにくい。



この日、ここでは純系カワマスは釣れなかった。


これは毎度のことで他の水域ではたいてい何匹かの純系カワマスが釣れるが、何故かこの渓流ではF1しか釣ったことがない。






人影で走る魚影が見られ、魚はけっこうすれている気がするがこの渓流に多いカワガラスのせいかも知れない。



えんえんと釣り登っていったが 14:30 雨がパラパラ降り始め釣り中止。


この日撮影させていただいた渓流魚たちは 全て丁寧にもとの場所にリリースしました。



雨のなか30分ほど歩いて車にもどったが,やがて本降りとなり濡れ鼠になってしまった。




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ヤマベ釣りからオショロコマの撮影へ

2018-06-16 10:26:50 | 渓流魚、蝶、自然
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ヤマベ釣りからオショロコマの撮影へ

20XX-7-22(金) 晴れ

天気もよし、旬のヤマベはまだまだおいしい。そこでかみさんと二人で常呂川水系の、とある支流へ出かけた。


最初、ダム下魚道をさぐったが3年魚ヤマベ2匹の他はチビヤマベとオショロコマが多かった。オショロコマを6匹ほど撮影した。


ついで二つ目の橋をさぐるとかなり釣り人の跡があった。


ヤマベ釣り師がかなり入っているようで残念ながらヤマベは期待していたほどは多くない。



それでも夫婦で旬のヤマベを味わうには十分過ぎるヤマベが釣れてビクもまあまあの重さになった。



このあたりから上流はオショロコマの棲息水域となる。



ここのオショロコマはまだ十分に撮影は終わっていなかった。



そこで今日は急遽ヤマベ釣りからオショロコマの撮影に切り替えた。








食べるためにビクに放り込むヤマベ釣りと異なり、オショロコマは最初からリリースすること念頭におくので釣り方はまったく変わる。



すなわち、あわせは最初のかすかな変化をのがさず早あわせに徹する。



まちがっても、ぐんぐんっといったアタリであわせて、呑まれてしまうことがないよう細心の注意が必要。



その結果、釣り落としが増えるがやむを得ない。



右手の林道を詰め、上流へから源流に進んで、あちこちに散在する良たまりをさぐりオショロコマをひろい釣りしながら撮影。 
















ヤマベとの混生水域のオショロコマはヤマベ釣り時の混獲釣り圧のせいか年々減少傾向。



一方、ヤマベはサクラマス遡上のほか、毎年地元でかなりの稚魚放流をしているせいか減る気配はない。



かってはここの自治体が毎年、かなりのニジマスを放流していたがこのブログなどでニジマスの被害が"明らかになってきたことをうけてニジマス放流をやめるという英断をしてくれた。



継続的な放流が途絶えて、この渓流ではニジマスは漸次釣りきられ、最近ではまったく姿を消した。



最近では、ひとり滝上町を除き、ほとんどの自治体ではオショロコマ生息域にはニジマス放流を行わなくなっている。


滝上町の英断を切に望んでいる次第です。



源流域まで林道をつめてみたが、この日オショロコマは比較的多くみられ総計20匹ほどを撮影した。



ただ、ここのオショロコマは種々の理由で、かっての状態と較べると面影もないほど少なくなっていることはいなめない。













































下流域のオショロコマは比較的明るい色調の個体が多かったが、最源流に近づくにつれ暗色調が目立つようになり当然ながら小型個体が多くなる。






























この個体は、もしかすると下流域に多いアメマスとオショロコマの 雑交F1かもしれません。 白斑のみのように見えますがよくみると一部着色しています。





この日も撮影させていただいたオショロコマたちはすべて丁寧にもとの場所にリリースしました。




何故か 桂の大木は このように何本もの幹がでているものが多い。



この林道で帰路にヒグマの糞にコムラサキ、キバネセセリが集まっているのを発見した。


糞の太さは人間ほどだが便量はかなり多い。若いヒグマと思う。



この日、恐怖の針刺し事故があったことは以前に紹介しました。釣り針が親指にぶっすり、恐怖の針刺し事故。





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とある魚道の話とドローン

2018-06-08 11:58:28 | 渓流魚、蝶、自然
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とある魚道の話とドローン。


201X-7-2 (土)  晴れ  暑い


朝10時 出発。 オホーツク地区はヤマベ解禁2日目。


我が家の近くの常呂川支流S川に入ってみた。あまりにも家から近かったため、これまで渓流釣りには入ったことがなかった。


鹿ゲートを越えしばらくゆくと左下方に大型ダムが見える。何のためのダムかと言えばきっと砂防ダムのつもりなのだろう。





もうしわけみたいに魚道が見える。


しばらく林道をすすみ、もうひとつ発見したのは簡易砂防ダム。



いまにも壊れそうな安易な予算消化ダムとみた。


簡易ダムでダム下などさぐったが生体反応なし。 





さらに上流のもう一つのダムは古いコンクリート砂防ダムでダム下は、古いダム特有のほれぼれするような良いたまりだが魚信なし。




あちこち渓相がすばらしいところがあり、こまめにさぐってみたが生体反応まったくなし。




ダムの上流は死の川だ。 




入り口の巨大ダムの下流のたまりで やっと良型ヤマベ2匹。




その下流や ダムの魚道入り口付近にシンコヤマベが少し見られた。



魚道の上2/3は、多くの部分は水が流れておらず、少し水のあるところはアオコが発生していて今のところ魚道はまったく機能していない。








PS.  かってはこのような魚道を見るたびに、機能していない無能・無用な魚道だと単純に考えて馬鹿にしてきたが、その後あさはかであったことに気づくことになった。 


魚道を在来の魚類など川の生態系をまもる手段であろうと考えていたからである。


私の考え方が根本的に間違っていた。


魚道をつくる側はそんなことはまったく考えていない。


魚道は多少は商業的価値があるサクラマスなどを遡上させることを第一に考えて設計作成されているのだ。


早春、海から川へ入ったサクラマスは夏から秋にかけて成熟し産卵のため遡上しはじめるが、最後はこの水無し魚道にはばまれることになる。



ところがその後、台風の大雨が続くようになると川の水量が増し、大型台風通過の大増水で満たされた魚道を突破して源流の産卵場へと一気に遡上するのである。



あるとき、普段は生体反応のない渓流の源流域にサクラマスが群れて産卵行動をしている現場を目撃し唖然としたのであった。



PS. この話には、さらに後日談があって、この時の大増水で水無し魚道が有効に機能しサクラマスが遡上したまでは良かったが、その後の大量の流木や土砂で埋まってしまった魚道は、やっぱり役立たずの構造物と化してしまったのであった。



また産卵場所のさらに上流にある砂防ダムのため産卵場所には砂礫が乏しく粘土質であったため多数産卵はされたが多くは無効産卵に終わって、その後岸辺に稚魚が群れるようなことはなかった。



これまで ダム一基が建設されただけで自然豊かであった渓流がみるみる死んでゆくのを北見市周辺をはじめ多数の水域で見てきた。



単なる魚道設置程度でなんとかなるほど自然は甘くない。



ただ、そういうことも全て含めて北海道、日本、アジア、地球全体の生態系が大きく動いていることはまちがいない。



それだけに、今奇跡的に残っている貴重・希少な河川環境をできるかぎり大事にしてゆくことが必要だと思う。



そのような水域には決してニジマスなどの放流をしないでほしいと長年訴えてきたのは、このブログのメインテーマの一つです。



長年、実際に私自身の目でみたニジマスの弊害を多数提示してきました。



たとえばオショロコマとニジマスの関係については みなさん、これまでほとんど知られていなかった悲惨な現状を、うすうすご理解していただけてきたことをはっきりと実感しています。



ところで もっともっとスケールの大きいケース、ダムなど無配慮な河川環境大破壊による弊害を訴えてきた方々がいます(若い漁師さんたちが中心)。



最近では、ドローンを使って環境破壊の実態を訴えています。        



流域の自然を考えるネットワーク  で検索してください。















 ドローンによる画像は百の文章よりも説得力があります。








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精悍、野性的な初夏のオショロコマ

2018-06-03 22:55:46 | 渓流魚、蝶、自然
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精悍、野性的な初夏のオショロコマ

   


201X-7-15(月) 海の日でお休み。  晴れ


とある釧路川水系源流域へオショロコマの現状確認と撮影にでかけた。


最近の強風のせいか、この日は林道に多数の倒木があって、なんとか車が通れるように倒木をチェンソーで切ってあった。



新緑の渓流は美しい・





オショロコマ良型を15匹釣り撮影。



































ここのオショロコマはスマートで精悍、野性的な感じの魚体である。
















































個体数は依然多くはないがなんとか命脈をつないでいるようだ。


ニジマス幼魚は1匹のみ。ここでは積極的に侵入ニジマスを駆除しているせいかニジマス汚染はいまのところ深刻ではなかった。


撮影させていただいたオショロコマたちはすべて丁寧にもとの場所にリリースした。



ただ、こんなところにまでオショロコマを釣りにきた人がいるようで川岸にオショロコマをフキに乗せて撮影したうえで川辺で内臓を出してさばいたような跡があった。特に法律的な問題は何もないのだけれども、かといって現状をみるかぎりでは、実際おいしくもない絶滅危惧種VU オショロコマ を食べるために釣るのは、なんとかひかえていただければ幸いです。おいしい渓流魚(ヤマベ)は他にたくさんいます。




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