オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

岸寄りヒメマスの群れと巨大ヒグマ

2020-01-31 14:49:47 | ヒメマス
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岸寄りヒメマスの群れと巨大ヒグマ





2019-10-25 (金) 晴れ のち曇り 13度C  風が冷たくとても寒い



朝10:00 この時期、産卵のため群れをなして岸寄りしてくるヒメマスを見に近郊の湖に出発。




11:30 現地到着。 まず早めの昼食。




私のモンブランをかすめとるかみさんは許せない。




車の外は風のせいかひどく寒い。



あまりの寒さにかみさんがひるんで帰ろうなどと言うのをなだめすかして釣り支度する。




浅瀬に5-10匹ほどの小さな群になってヒメマスが岸寄りしていた。


そんな群があっちにもこっちにもいくつも見える。



婚姻色で赤くなった魚体の群れが追いかけ合ったり、からみあったりしながら水深1mほどの岸辺を移動してゆく。



私たちの他には、遠くに釣り人が一人、黙々とルアーを引いていた。



しばらく見ていたがまったく釣れる気配はなかった。



後に、聞くと朝からねばってやっと2匹釣れた由。




完全に産卵体制に入ってしまうとなかなかルアーにはこないようだ。




このあたりはモミジがきれいな美しい砂地の湖岸だ。




岸から10-15mまで立ちこんで岸の方向を見ながらしっかりヒメマスの群を視認しながらせっせと釣った。





















岸を背にすると光のかげんで魚が見えなくなるのだ。

















♂はカラフトマスに匹敵するすごいセッパリで♂も♀も尾びれと尾部は明るい美しいオレンジ。





















個体によって赤い婚姻色の出方が違うようだ。




頭部は赤みが少なく、体幹はカナダやアラスカの遡上ベニザケのような真紅の婚姻色の個体はなかった。




30-40cm の大きさだが けっこう引きは強くてランデングネットがなければ確保がむずかしい。




♂にくらべると♀はなかなか釣れない。それでも数匹がかかった。







このほか恐らくエッグイーターとして岸寄りしている40cm の大型ウグイもかかった。




波打ち際でのヒメマス撮影は砂地の岸辺がすぐ濁るためむずかしくフキ写真(魚体の下にフキの葉を置く)で撮影した。 




撮影したヒメマスは全てリリースした。




かみさんは途中で低体温症になりかけて車へもどった。




午後3時。あまりに寒いので私も釣り中止、武装解除し帰路につく。 




   巨大ヒグマとの遭遇。




美幌峠から数Km 美幌側へ下ったあたりで50mほど向こうのアスファルト道路右端に真っ黒い大きなゴリラみたいのが立っていた。




かみさんが 何で北海道にゴリラがいるの ???? 。



バカ、ゴリラじゃない。ヒグマだ。でかい。



ヒグマが立ち上がっていたのだがすぐに四つ足にもどって足早に道路を横切った。



かみさんがスマホを構えたときには既にヒグマは森の奥に消えていた。 


あまりに一瞬の出来事で驚いたり感激したりする間もない出来事であった。




私は開発が進んでいる美幌川水系にはヒグマはいないだろうと信じて長年通ってきたが、ヒグマは............いた。


しかも、やたらとでかいのが。


今後は、これまでの考えを改めて、慎重にならざるをえないと思う。





夕食は体が冷え切ったので美幌の三八ラーメンを食べようかと思ったが準備中で、近くの山岡屋のトンコツラーメンを食べたがおいしかった。










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網走川水系源流でかわいい孫と旬のヤマベ釣り

2020-01-26 21:31:16 | 渓流魚、蝶、自然
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網走川水系源流でかわいい孫と旬のヤマベ釣り  


201X-7-13  (金)  曇り 25℃



この渓流に魚が多いのには理由がある。




この網走川水系源流域からオホーツク海までは、砂防ダムなど川の流れを完全に遮断する構造物はなくサクラマスもウミアメマスも自由に遡上してくる。



そのため、いまだに原始河川の状態を奇跡的に保っている近年、類まれな貴重な渓流である。




大規模なサケマスの孵化場が数カ所あり、おそらくサクラマスも放流している。



従って、ヤマベもかなり釣れる。










オホーツクのヤマベの特徴で大型の個体は少なく、シンコヤマベが多い。
















ヤマベ釣り用の魚籠をぶら下げています。食べるための釣りです。








今日、食べるために狙うのは二年魚と、できれば三年魚の塩焼きサイズのヤマベたちです。











ここに魚が多い理由は、ダムがない(農業用取水のための一時的水門はある)ことと、いまだニジマスが侵入していないこと、高密度に生息するヒグマを恐れ、釣り人が少ないこととおもう。


ただ、はるか下流域ではニジマス汚染がはじまっており、徐々に上流へ向かってニジマスが侵淫しつつある。



数本の支流はほぼニジマス川となり在来のアメマスを圧倒しつつある。



次女君は竿さばき、五感で繊細なアタリをキャッチするコツ、身のこなし、ポイント選択等がみるみる上手くなって、まだ子供なのに一流のオホーツクの渓流釣り師みたいに見えはじめた。











あまり釣りすぎても食べきれないのでヤマベ釣りはこのあたりで止めておきましょう。




旬のヤマベは孫次女君が岸辺でハサミを使い内臓・エラを処理して持ち帰ります。










かわいい孫君との渓流釣りは至福のひとときです。




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網走川水系源流でかわいい孫と渓流釣り(オショロコマ・アメマス)

2020-01-24 13:06:28 | 渓流魚、蝶、自然
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網走川水系源流でかわいい孫と渓流釣り(オショロコマ・アメマス)  





201X-7-13  (金)  曇り 25℃




この日は孫の次女君が修学旅行の代休で一人家にいたので私たち夫婦と一緒に、3人で近くの渓流に釣りに出かけた。







天気予報では雨であったが、空を見るとこの予報、きっと外れると判断、無視して出撃したのだった。








 


今日入渓したのはとある網走川水系支流の源流域、林道最奥へ入って最初の橋から入渓。




この渓流は網走川水系に多数ある支流のうち源流域にのみオショロコマが生息する唯2本のうちの、その一本の渓流だ。











この渓流のオショロコマの外観に派手やかさはなく、渓流の宝石というよりは地味でいかにも野性的かつ小規模な個体群だ。









ここでは、何故か個体数は少ないが大型のオショロコマが釣れることがある。




オショロコマの繁殖も、それなりに続いており最源流域のよどみにはオショロコマの稚魚、幼魚も多く、一見健全な生態系を保っているかに見える。







しかし、広大な網走川水系にピンポイント的に奇跡的に残ったガラス細工みたいに危ういオショロコマ生態系であることに変わりはない。




オショロコマとアメマスとの混生水域が少しあり、その下流域はエゾイワナの雰囲気の強いアメマスが多くなる。









































秋には大型遡上アメマスも見られるが、今はいつきのアメマス若魚、幼魚が多い。


































次女君は振り込みにくい源流域にもかかわらず、次々に良型を釣り上げるが、根がかりも多い。




また地球釣っちゃったー、ハリスを切ると騒いでいる。




しばらくすると地球を釣ったはずの道糸がゆるゆると動き始めた。




大きなアメマスが針かかりしたあとボサ下へ逃げこみ道糸が絡んだせいでした。




水中の枯れ枝に絡んだ道糸をはずしてゲット。




この日もオショロコマとアメマスは手早く撮影のあと、全てもとの場所に丁寧にリリースしました。













さて、ここでいったん川をあがった。




コンビニおにぎりの遅い昼ご飯のあと、旬のおいしいヤマベを少し釣って帰りますか。








     この項、続く。





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タナゴ釣り

2020-01-20 21:43:08 | 渓流魚、蝶、自然
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タナゴ釣り



昨年の11月に 本州の渓流釣りにつき、いろいろとご教示いただいている東京の Sさんから最近のタナゴ釣りの写真が送られてきました。


2019-11-16

ご無沙汰いたしております。先日タナゴ釣りにいってきました。



いつも行く埼玉県川越市の川が、台風の影響でダメになりその近くの沼に行きました。釣り人が多く小さな沼に30人位はいたでしょうか。





ここではヘラブナ、マブナ、タナゴが対象です。



釣り果は 3時間釣って3人でタナゴ3匹でした。



この写真はクチボソ。



クチボソは、学名モツゴでコイ科の淡水魚です。



この写真がタナゴ。




タナゴは、関東で釣れるのはヤリタナゴ、タイリクバラタナゴ(こちらではオカメタナゴ、ゼニタナゴと言っています)写真は、その2種類のタナゴです。




禁漁期(10~2月)は、タナゴかオイカワ、ウナギ釣りをしています。





私は、かって本州のタナゴ釣りにあこがれていた時期があり、そのうちなんとか奥の深いタナゴ釣りにチャレンジしたいとおもっておりました。

最近は渓流魚にはまってしまいましたが、今後は体もきかなくなってくるでしょうし将来は、機会があればタナゴ釣りもやってみたい。

ただ、今回の釣り果を聞きますとタナゴ釣りも昨今そう甘くはなさそうですね。

オショロコマと外来種ニジマスとの関係は深刻な問題ですが、タナゴの世界にも外来種、在来種の問題はあるのでしょうか、





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カピバラと手作りケーキの誕生会

2020-01-18 13:25:12 | 北見市の出来事
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カピバラと手作りケーキの誕生会


とある初夏の頃、午後7時〜8時30分、みんなで私の誕生パーティをやってくれた。










子供たちはビールが大好きで、いつも誕生会にはかなりビールを飲んで、それなりに酔っぱらって上機嫌。
















私への誕生プレゼントは長女君からは靴下2足、他の子供たちからは御菓子各種。





かみさんと娘からはウィンドブレーカーをプレゼントしてくれた。





次女君は、かなりのかわいこちゃんながら、バスケで鍛え上げた男子をしのぐ体力と強靱な脚力が自慢で、気分がのると驚異の足技、ヒコーキ(カピバラ)をやる。






体重が軽い三女君や長男君を軽々と両足で持ち上げ、はいっ、両手を大きく広げてーっ とヒコーキをやるのだ。






三女君は次女君の偉大な脚力を信頼して、エイヤーッ 中国雑伎団みたいな見事なヒコーキ。






長男君はややビビッて、思い切り体をそらせないでいる。













そのうち転落。 このとき、下から見上げると長男君の顔が カピバラ にそっくりだと笑い始めた。






いったん笑いはじめたら笑い転げて止まらなくなる笑い上戸です。






実は、我が家では、この次女君が行うヒコーキのことを、以前から カピバラ と呼んでいて、しばしば カピバラー !! と絶叫しながらヒコーキをやるのです。






手作り感満載、誕生日の豪華手作りケーキです。






      おしまい。




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>大型トラウトの針かかり考

2020-01-16 23:03:15 | 大型魚
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大型トラウトの針かかり考



カラフトマス・サケ釣りはじめ、海釣りなど食べるための魚を釣る場合には、絶対に逃げられないように思い切りしっかり喰わせて、できれば食道・胃袋あたりにまで深く針が刺されば完璧だ。



また、ごついルアー針や毛針を力任せに合わせて、顎や上顎の硬骨を貫通するほどの針かかりにすればラインが切れないかぎりは確実に魚を確保できる。



30年ほど前までは、私もそういった釣りが主体で、釣った魚をリリースするといった考えは全くなかった。



当時、渓流で釣れる魚は、これほどまずいオショロコマでさえ、常に貴重な家庭の食料であったのだ。



私の子供3人は、渓流魚のフライや天ぷら、ときには焼き魚を、たらふく食べさせられて育ったが、旬のヤマベ以外は一律まずい魚でありオショロコマは特に不評であった。



このように、かっては、釣りは魚を釣り上げる限りない快感と、それを食べるという実益とが、常に2本立てで一緒になっていたのだ。



その後、日本は信じられないほど豊かになって、流通も便利になって、釣り好きのお父さんが苦労して釣ってきた渓流魚が日常の食卓を飾っていた時代は完全に終わった。



スーパーに安くておいしい魚が山積している現在、川で魚が沢山釣れたからと、おすそわけしても心から喜んでくれる人は稀だと思う。




ゲットした渓流魚を食べられるように処理するのは、現代ではかなり面倒くさい作業になってしまったので、かみさんにそれをゆだねると逆鱗にふれることになる。



キャッチアンドリリース。



なんとなく、渓流魚保護、自然愛護 etc、と関連する微妙な錯覚をともなう変なワードだ。





近年、釣った魚をリリースする人たちの中には、前述の魚処理の面倒くささのためにリリースする人もかなり多いのではなかろうか。











要するに魚が欲しいわけではなくて、魚を釣る快感だけを得たいのである。





もしかすると運がよければリリースした魚は来年また釣れてくれるかも知れない。




大きな魚なら、写真やビデオをとってドヤ顔ですごいだろうと鼻の穴を大きくふくらませて、他人に自慢したくなるのが釣り人というものだ。




私の場合は、そういった理由のほかに、渓流魚の分布や生態、外観的特徴の写真記録、生息環境調査などに異常な興味を持っているので毎年釣り上げる魚の数はハンパではないが、その多くは丁寧にリリースしています。




リリースといっても、その魚が一年後にもまた釣れてくるような、最後まで魚の命を損なわないようなリリースは実はかなり難しいと実感してきました。



リリースされて元気よく泳いでいったはずの魚が、数時間後川を上がろうとすると川底に仰向けに沈んでいるのを発見するとかなりこたえます。




針を呑まれないまでも、針がエラや血管をかすめて出血をきたすと大抵は致命傷になります。 




道糸を常に張った状態でかすかな最初のアタリを逃さず、超素早く合わせて釣り針を呑まれないよう細心の注意を払う必要がある。




できれば道糸の動きが止まった瞬間に合わせるように心掛け、アタリもぐんぐんの最初のグで合わせるようにして、要するに超早合わせに徹しています。




そうするとこんな針がかりにすることが可能です。この程度なら致命傷にはならない。











ぐん、ぐん、ぐん といったしっかりしたアタリで合わせるとまずは手遅れで、普通は呑まれており、最後の手段の糸切りリリースを考慮しなければなりませんが、これにも色々問題はあります。







魚をよく視認して、ヒットする瞬間に合わせる Ultra sight fishing も浅い針かかりのためには有用ですが、そのような機会は実際にはそう多くはない。




そのため、私は釣り落としがとても多いのが実状です。




魚が多い時にはバーブレスの針を使うこともありますが、これが一番魚のダメージが少ないと思います。




ただ、確保までに空中で魚が激しく暴れるとかなりの確率で落っこちてしまうので、これが難点です。




針はずしは、小型の医療用彎曲コッヘルを使います。




これは正確な針はずしのためだけでなく、自分の爪を保護するためにも大切だとおもいます。




ところで、大型トラウトを釣る場合、これまで何度か述べてきましたように、私の釣り方では、釣り針は硬い顎骨や頭骨を貫通することは出来ません。




骨の上の軟部組織を、浅くすくうような針かかりになります。




そのため、魚のパワーを弱らせるために長時間のファイトに持ち込むと、大抵最後は身切れで針がはずれてしまいます。










従って、短期決戦、力任せの格闘技みたいな壮絶な釣りになるのです。







このほか私は魚のダメージを少なくして、確実に確保するための特殊な釣り技を使いますが、ここでは触れないでおこうとおもいます。




最後に、誤って返しのある針を自分の指などにぶっすり刺してしまう可能性を考慮して常に小型ラジオペンチを携行すると無難かとおもいます。




渓流釣りに対する考えや趣向は釣り人それぞれで実に多彩・多様なものがあると思いますが、以上が私の渓流釣りのスタンスと針がかりに関する現在の考えです。



リリース。













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大型ニジマス釣りと危険な低体温症

2020-01-09 23:26:26 | 大型魚
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大型ニジマス釣りと危険な低体温症






20XX-4-26  (金) 曇り 気温 2.3度C 強風 寒い




そのあと、巨大なニジマスが数匹、激しく追いかけあって浅瀬を走るのを確認。




産卵のため、少なくともほかに数匹の大型ニジマスがきている。




入念に振り込みを続けるうちに ついに大型ニジマス ヒット。




猛烈に引き、右に左に走り太陽光の加減で道糸が見えなくなると、走る方向をたちまち見失う。



そのため、一人ではなかなかランデングネットにおさめることが出来ない。




5分ほど経過して、何とか足元まで寄せたところでまた道糸を見失った。




次の瞬間、巨大魚が私の股下をすり抜けて走った。




その時、不覚にも、道糸が水中の私のウェーダーにからまった。




釣り竿の弾力性が失われ魚のパワーが直接ハリスにかかったとき、あっけなくハリス切れで巨大ニジマスに逃げられてしまった。




その後しばらくしてもう一匹、大型のニジマスがかかった。












これまでの個体と較べて、ややパワーがない感じ。





おちついて3分ほどのやりとりの後ランデングネットで確保できた。




産卵行動終了後の♀であちこちウロコが落ちて、鼻の頭にはキズが出来ていた。








やや、パワー不足を感じたのはそのせいであったようだ。












左手をざっぷりと思い切り肘まで水につけて撮影しているうちに、毎度おなじみの低体温症になってきた気配。




水温9度Cの水中のほうが暖かいのはよいのだが、水からあげた濡れた左前腕が冷たい風にあたるとき、一気に体温が奪われてゆく。




急にガチガチと歯の根が合わなくなってブルブル体の震えが止まらなくなってきた。




いつものように目の奥が痛くなってきて、視力が落ち、目がしょぼしょぼして焦点が合いにくくなってきた。




手足の感覚が鈍くなってきて、岩に思い切り手をぶつけたはずが、あまり痛みを感じない。




体の動きがロボコップみたいになってきて、動きがそうとう鈍くなっている。




これまで、何度も経験済みの低体温症である。




このままゆくと、経験上、急速に思考力、判断能力が落ちてくることもありこれが限界だ。




危険を感じ、ただちにニジマスはリリース。




釣りはやめて 午後3時40分、武装解除しました。




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早春の巨大ニジマス釣り

2020-01-06 23:06:02 | 大型魚
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早春の巨大ニジマス釣り








20XX-4-26  (金) 曇り 気温2.3度C  強風   寒い




豆パン、目玉焼き、キャベツ千切りの昼食のあと、北見市近郊のニジマス遡上渓流へでかけた。寒い。

 


この時期、多くの釣り人たちにはまったく知られることなく密かに大型ニジマスたちが産卵のため本流域から各水系の源流域へと遡上する。




産卵場所へ到達し、産卵行動後、本流へもどるまでの期間はとても短い。




遡上時期は渓流によって、またその年の気象状況などによって大きく異なる。




およそ産卵後 1週間ほどで多くの大型ニジマスは人知れず源流域から姿を消す。









このタイミングを何とかつかみ、毎年デカニジマスとの格闘技を楽しむ。












オショロコマ生息域に侵入、産卵しようとするニジマスはおいしくいただくが、それ以外の場所では全て丁寧にリリースしてきた。
















その源流域へ通じる林道の多くはまだ雪が積もっており一般的には車で入ることは不可能。




山奥にはまだ残雪が多く本格的な雪解け増水の前のせいか水量はむしろ少ない感じ。




雪をこいで到達したニジマスポイントの川岸には雪少し、先週まであった岸辺の氷はまったく消えていた。




入念に振り込んでも最初の30分はまったく魚信がないがこれはいつものこと。




ここであきらめては、早春の大型ニジマスは釣れない。




それでも何の反応もないとさすがに、もしかしたら魚はいないのかも知れないとあきらめかけた頃、やっとかすかなアタリのあと猛烈な引きがきた。






激しい糸鳴りと水しぶき、なりふりかまわぬ5分ほどの力任せのやりとりのあと、かろうじてネットイン。









私の釣り方では針かかりが浅くなるため、時間が経つほど針がはずれて逃げられる確率が高まる。










3.0m の細い渓流竿が木っ端みじんに破壊されてもかまわないといった気持ちで強引に寄せてネットする。





この時の、いわば Ultra sight fishing でヒット後の格闘技みたいなスリルと興奮が好きだ。




かなり昔、この凄味を知ってから、日本の渓流釣りではルアーやフライは一切止めています。




まるでアキアジ♂をおもわせる大きさ、立派な体躯で、実はこの辺の本流域にはこんなニジマスが沢山いるのかと改めて驚かされる。










  ここでは撮影してリリース。



  この項、続く。






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2019年12月31日、大晦日の風景

2020-01-03 10:37:00 | 北見市の出来事
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2019年12月31日、大晦日の風景。


2019-12-31(火)  阿寒は雨 強風  北見は曇り



幸運なことに、今年も豪華なおせちと、打ち立てのおいしい年越しソバをいただくことができました。









昼抜きの子供たちは腹ぺこで夕方 5:30 から恒例の年越しパーティ。




年越しソバ第一陣も茹で上がりました。




乾杯に使うシャメリーシャンパンの蓋を開けるのは毎年じいじの仕事。わざと蓋が天井まで飛ぶように、パーンッと凄い音がでるように、ネジネジしながらゆっくり開けます。孫たちが怖がってキャーキャー騒ぐのが楽しい。








大声でカンパーイ。職場の忘年会から始まって、このところ、なんだか毎日乾杯しているような気がします。




子供たちは、おせちの他に、近くのスーパー、ビッグハウスで買った豪華ローストビーフを狙っています。




滅多にあたらないローストビーフを断固確保しようと目に見えない火花が散っています。








おせちに入っていたイクラでイクラごはん。








年越しソバ、2回目を茹でました。孫長男君は大のソバ好き。もっと食べたい。





この年齢で、こんなにソバが好きな子供は珍しいとおもいます。





年越しパーティのご馳走はたちまち食べてしまいました。






なんとなくエネルギーあまっている感じ。











三女君は依然、圧倒的な体の柔らかさを誇示しています。






クラスで男女総合体力テスト NO. 1 、バスケで鍛え上げた次女君は、急遽天井に飛びついて見せることになった。




ジャージに着替えてやる気まんまん。




すごいジャンプ力。 もう少しで届く。




もう一回ジャンプ。





今度は届いたか。




大晦日のパーティも終わり、NHK 紅白歌合戦 が始まったあたりで解散。大晦日だというのに今年は雪が無いのです。




今日は阿寒湖温泉からもどってかなり疲れていたこともあり、紅白を見ているうちに居間のソファで寝込んでしまっていた。




ぎゃんぎゃん、ものすごい音で目が覚めたらロックをやっていた。







YOSHIKI と KISS のコラボ。 すごいロックでした。





ロックが終わったら、また寝込んでしまったのでした。







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2020年元旦。地球温暖化の不気味な気配と平和なお正月。

2020-01-01 19:11:02 | 北見市の出来事
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2020年元旦。地球温暖化の不気味な気配と平和なお正月。



2020年元旦 (水) 晴れ 気温プラス6度C !!



2019年12月の天候は北見の歴史にはかって見られなかった異常気象。




とても寒い日と、異常に暖かい日が交互にあって雪は少なく、結局2020年元旦の今日、北見市界隈では積雪ゼロ。





おまけに今日の我が家の庭は暖かく、実測したところプラス6度Cであった。







毎年なら深い雪の下にある庭の植物たち。

ほおずき。



シュウメイギクの綿毛種子。


まだ使えそうなパセリ。




昨日見た阿寒湖はさらにびっくりで、湖にやっと張った薄氷がまさかの雨で岸辺から広範に解け始めていた。


これでは例年人気のスノーモービル遊びやワカサギ釣りなど冬の行楽は無理である。


全道各地でも雪不足でオープンできないスキー場が多い。


雪のない北見の正月は、私も94歳の母も初めての経験だ。



このあと大雪、猛吹雪などがきて結局例年なみの積雪で帳尻が合えば一安心だが、このまま経過すると夏場は深刻な水不足必発。



類稀な不思議な冬にならないことを願います。



北海道の日本海側や道央・道北などは例年どおりの冬のようだがオホーツク、特に北見市界隈は異常である。




地球温暖化の不気味な前兆の気配なのか、偶然の気象状態なのか心配になってきました。



そういえば、2019年は全国で、いまだ経験したこともなかった想定外、未曾有の大水害、災害が頻発し異常気象の影響と目されていることは皆さん周知のことと思います。




さて といったことはともかく、今日は2020年度のお正月です




まずはお雑煮。



この20年以上、幸せなことに毎年我が家の暮れ・正月は頂き物の餅、おせち、お蕎麦でなんとか成り立ってきました。今日のお雑煮の餅も恒例の頂物です。





雑煮に入れる三つ葉を切る。



毎年、雑煮の餅を焼くのは孫次女君が得意。





7人分のお餅はトースターで一気に焼きます。





ちょっとぷくっとなって、ちょっと焦げ目が付く程度がよろしい。







お雑煮できあがり。


これは餅二個。




これは成長期真っ最中の次女君用で餅5個。ごはん5杯分の勘定です。





あらたまって新年の挨拶のあと、お雑煮、おいしい。





孫三女君は、お雑煮よりも 十二支和菓子に興味しんしん。






いかにもおいしそうな正月用十二支和菓子。











ウサギの和菓子。





ハート型の次女君愛用のカップ。





サルの和菓子。




イノシシの和菓子。




三女君はもう一個食べる。






いよいよ待望のお年玉。子供たちにとって現金をゲットする数少ない貴重な機会です。













気前よく使ってしまう子もいれば、堅実にママ銀行へ預けて預金通帳の数字を楽しむ子もいる。



毎年、おなじみの正月の光景ですが、こんな一見当たり前にみえる家庭の日常が、実はこの世で一番貴重で大切なものであることを、うっかり忘れがちな昨今の日本なのかも知れません。



孫長男君が自分で描いた絵で自家製絵本を作ったのを見せてくれた。絵が上手で、きっと才能ありそう。










しかし、外を見るとウソみたい。まったく雪のない北国北見の正月。



除雪器具も今のところ 出番なしです。







スウェーデンの女の子に言われるまでもなく私たちは、今、すでに水茹でカエル状態なのかもしれません。






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