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2024年、秋の屈斜路湖、岸寄りヒメマス釣り。
2024-10-18 (金) 朝快晴 のち曇り 強風 のち荒れ模様となる。14℃。
我が家の庭の紅葉が最高潮に紅葉した後、葉が落ち始めると、屈斜路湖の岸辺には陸封紅鮭:ヒメマスが産卵のため大挙して岸寄りしてきます。
現在、屈斜路湖は漁協などなく、魚は程々にいて、本州方面でよくあるアレだめこれだめそれもダメおまけに高額入漁料といった面倒な規制めいたものが一切ないため、人気抜群、全てが自由な類まれな釣り場として全国的に有名です。 唯一弟子屈町からの釣った魚は持ち帰らないでというお願いが唯一のルールになっていますが罰則などはありません。
ただ、水が悪いせいか屈斜路湖産の魚は食に耐えないため知っている人は決して持ち帰ったりはしません。
私はもっぱら源流域のオショロコマ調査が釣りの多くを占めていますが、それ以外の釣りも当然大好きで、屈斜路湖の岸寄りヒメマス釣りも待ち遠しく、年に数度は出かけます。
最盛期には北海道のみならず全国各地からウソみたいにたくさんの釣り人がヒメマス狙いに訪れます。いろんな釣り方の人を見かけますが、ルアーが一番多くフライがその次、それ以外の釣り方の人はさほど多くはありません。
ルアーや毛鉤釣りの方々は自分の技術に絶大なる自信を持たれている方がほとんどで、岸寄りヒメマスにもこれらの釣り方で自信を持って立ち向かいますが、一日中頑張ってもあまりの貧果に愕然とする方々が多いように見えます。
この日、朝9:30に北見市の自宅を出発、紅葉で、おりからの天候悪化、強風で枯葉が激しく舞い散っている峠を超えて約1時間で毎年私が好きなポイントへ着きます。
この後、屈斜路湖は大荒れになって行きます。
多い時は50-60台は駐車している釣り人の車が今日は少なくて20台ほど。地元の釧路、北見ナンバーが多く函館、旭川、札幌からの車も見えますが本州ナンバーは見かけませんでした。
今朝方は快晴無風だったのですが、低気圧の通過があるようで、天候は悪化してきました。まずは強風。屈斜路湖ではしばしば一天にわかにかき曇り、湖から岸辺に向かってすごい突風が起こり湖が大荒れになることがあります。ルアーや毛鉤の振込も難しくなり、強い絶望感で釣りを諦め帰路につく人が多くなります。
この日も、最終的には大荒れの湖となってしまい、早々に帰り支度の人たちが多く見られました。
私が釣り支度を終える頃には 見える車は5-6台に減っていました。
湖大荒れで釣り人が減ると、たくさんの人影を意識して右往左往し、やたらとせわしなく泳ぎ回っていたヒメマスたちの動きが穏やかになり、群れを作りやすくなり、その結果威嚇バイトも起こりやすくなり、岸から5-6mまでに近づいてくるものが多くなるのでとても釣りやすくなり、この状態を私は大好きです。
あたりに釣り人は数人見えるだけです。大波、小波が激しく打ち寄せ、波の泡立ちが消える瞬間に水中にヒメマスの群れがはっきり見えます。
小柄なオショロコマと比べると圧倒的な強い引きを堪能しながら、せっせと釣っては撮影、リリースを繰り返しました。
最初の30匹までは数を数えていましたが、その後はやめました。
ひたすら、釣りました。抱卵メスが卵をパラパラ出すのは稀ですが、オスの多くは釣り上げた後、盛んに放精しました。
車の温度計では外気温は14℃ですが湖から吹き付ける強風はとても冷たく、体感温度はもっともっと低い状態になっています。毎度のことですが夢中で釣っているうちにほとんど低体温症になっていることがしばしばあります。
私の場合はまず頭がぼーっとしてきて判断力や注意力が低下してきます。体の動きがダメージを受けたロボコップみたいにぎこちなくなり、湖底の石や凸凹に足を取られ転倒しそうになり、実際にザンブと転びます。目の奥が痛くなり視力が急速に低下してくるので、こうなると低体温症で意識がだめになる前に釣りはおしまいになります。
午後2時。そういえば昼食も取らずに釣っていたので、車に戻り用意していたポットのお湯でカップ麺を作りおにぎり2個で昼食。
その後コンビニで買った今年初めての柿を食べましたが、水っぽくてまずかった。
熱いカップ麺と車のヒーターで温まると、再び元気が出てきて性懲りも無くまた荒波が押し寄せる湖に入って釣り始めましたが、なぜか急に魚がかからなくなった。第二ラウンドではやっと7匹撮影したところで4時30分。
あたりが薄暗くなって、今日は午後6時からの打ち合わせのため北見に帰りつかなければなりません。寒さで動きがぎこちなくなっており武装解除。 帰路につく。
午後5時45分。北見に戻りなんとか時間に間に合いました。ちょっと慌ただしい釣り行になってしまいましたが楽しい時間でした。
午後8時。山岡家のとんこつラーメンの夕食。こんな時間なのに山岡家はとても混んでいて驚きました。
悪天候のため、こ綺麗な写真を撮影することが難しく、波しぶきやら魚の暴れですぐにレンズが曇って、ピントも怪しい写真ばかりになってしまいましたが大急ぎで写真を整理、出来るだけ沢山の写真をアップしました。
どうだ、こんなに釣ったぞという気持ちもありますが10年後、もしかすると100年後にも誰かのお役に立てばといったデータ的意味合いが大きいのは、いつものオショロコマや他の渓流魚の場合と同じです。
私自身、北海道の渓流魚のまともな記録写真がほとんどないためにとても苦労をしましたので、ブログシステムやらデジカメの恩恵をとことん利用して行きたいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。
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2024年、秋の屈斜路湖、岸寄りヒメマス釣り。
2024-10-18 (金) 朝快晴 のち曇り 強風 のち荒れ模様となる。14℃。
我が家の庭の紅葉が最高潮に紅葉した後、葉が落ち始めると、屈斜路湖の岸辺には陸封紅鮭:ヒメマスが産卵のため大挙して岸寄りしてきます。
現在、屈斜路湖は漁協などなく、魚は程々にいて、本州方面でよくあるアレだめこれだめそれもダメおまけに高額入漁料といった面倒な規制めいたものが一切ないため、人気抜群、全てが自由な類まれな釣り場として全国的に有名です。 唯一弟子屈町からの釣った魚は持ち帰らないでというお願いが唯一のルールになっていますが罰則などはありません。
ただ、水が悪いせいか屈斜路湖産の魚は食に耐えないため知っている人は決して持ち帰ったりはしません。
私はもっぱら源流域のオショロコマ調査が釣りの多くを占めていますが、それ以外の釣りも当然大好きで、屈斜路湖の岸寄りヒメマス釣りも待ち遠しく、年に数度は出かけます。
最盛期には北海道のみならず全国各地からウソみたいにたくさんの釣り人がヒメマス狙いに訪れます。いろんな釣り方の人を見かけますが、ルアーが一番多くフライがその次、それ以外の釣り方の人はさほど多くはありません。
ルアーや毛鉤釣りの方々は自分の技術に絶大なる自信を持たれている方がほとんどで、岸寄りヒメマスにもこれらの釣り方で自信を持って立ち向かいますが、一日中頑張ってもあまりの貧果に愕然とする方々が多いように見えます。
この日、朝9:30に北見市の自宅を出発、紅葉で、おりからの天候悪化、強風で枯葉が激しく舞い散っている峠を超えて約1時間で毎年私が好きなポイントへ着きます。
この後、屈斜路湖は大荒れになって行きます。
多い時は50-60台は駐車している釣り人の車が今日は少なくて20台ほど。地元の釧路、北見ナンバーが多く函館、旭川、札幌からの車も見えますが本州ナンバーは見かけませんでした。
今朝方は快晴無風だったのですが、低気圧の通過があるようで、天候は悪化してきました。まずは強風。屈斜路湖ではしばしば一天にわかにかき曇り、湖から岸辺に向かってすごい突風が起こり湖が大荒れになることがあります。ルアーや毛鉤の振込も難しくなり、強い絶望感で釣りを諦め帰路につく人が多くなります。
この日も、最終的には大荒れの湖となってしまい、早々に帰り支度の人たちが多く見られました。
私が釣り支度を終える頃には 見える車は5-6台に減っていました。
湖大荒れで釣り人が減ると、たくさんの人影を意識して右往左往し、やたらとせわしなく泳ぎ回っていたヒメマスたちの動きが穏やかになり、群れを作りやすくなり、その結果威嚇バイトも起こりやすくなり、岸から5-6mまでに近づいてくるものが多くなるのでとても釣りやすくなり、この状態を私は大好きです。
あたりに釣り人は数人見えるだけです。大波、小波が激しく打ち寄せ、波の泡立ちが消える瞬間に水中にヒメマスの群れがはっきり見えます。
小柄なオショロコマと比べると圧倒的な強い引きを堪能しながら、せっせと釣っては撮影、リリースを繰り返しました。
最初の30匹までは数を数えていましたが、その後はやめました。
ひたすら、釣りました。抱卵メスが卵をパラパラ出すのは稀ですが、オスの多くは釣り上げた後、盛んに放精しました。
車の温度計では外気温は14℃ですが湖から吹き付ける強風はとても冷たく、体感温度はもっともっと低い状態になっています。毎度のことですが夢中で釣っているうちにほとんど低体温症になっていることがしばしばあります。
私の場合はまず頭がぼーっとしてきて判断力や注意力が低下してきます。体の動きがダメージを受けたロボコップみたいにぎこちなくなり、湖底の石や凸凹に足を取られ転倒しそうになり、実際にザンブと転びます。目の奥が痛くなり視力が急速に低下してくるので、こうなると低体温症で意識がだめになる前に釣りはおしまいになります。
午後2時。そういえば昼食も取らずに釣っていたので、車に戻り用意していたポットのお湯でカップ麺を作りおにぎり2個で昼食。
その後コンビニで買った今年初めての柿を食べましたが、水っぽくてまずかった。
熱いカップ麺と車のヒーターで温まると、再び元気が出てきて性懲りも無くまた荒波が押し寄せる湖に入って釣り始めましたが、なぜか急に魚がかからなくなった。第二ラウンドではやっと7匹撮影したところで4時30分。
あたりが薄暗くなって、今日は午後6時からの打ち合わせのため北見に帰りつかなければなりません。寒さで動きがぎこちなくなっており武装解除。 帰路につく。
午後5時45分。北見に戻りなんとか時間に間に合いました。ちょっと慌ただしい釣り行になってしまいましたが楽しい時間でした。
午後8時。山岡家のとんこつラーメンの夕食。こんな時間なのに山岡家はとても混んでいて驚きました。
悪天候のため、こ綺麗な写真を撮影することが難しく、波しぶきやら魚の暴れですぐにレンズが曇って、ピントも怪しい写真ばかりになってしまいましたが大急ぎで写真を整理、出来るだけ沢山の写真をアップしました。
どうだ、こんなに釣ったぞという気持ちもありますが10年後、もしかすると100年後にも誰かのお役に立てばといったデータ的意味合いが大きいのは、いつものオショロコマや他の渓流魚の場合と同じです。
私自身、北海道の渓流魚のまともな記録写真がほとんどないためにとても苦労をしましたので、ブログシステムやらデジカメの恩恵をとことん利用して行きたいと思います。
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