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オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

初秋の放精ヤマベとアメマス

2019-03-14 07:24:16 | ヤマベ釣り
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初秋の放精ヤマベとアメマス



201X-9-13 (金) 曇り のち晴れ



ひとしきりラクヨウをさがしたあと、近くの網走川水系支流で渓流釣りを行った。



この渓流は他の網走川水系支流と異なりヤマベ、アメマスのほか最源流域に小規模ながらオショロコマが生息している。



川沿いの林道を進んで上流域へ至り昼食のあと釣り始めた。



このあたりは二次林の中を水量豊かに流れる渓流で下流域はヤマベが多い。









しかしこの時期の成熟ヤマベはサクラマスの産卵行動に参加して、けっこうキズがあり体色も暗化していわゆるクロヤマベとなっている。






釣り上げるとビユッと私の手に放精したり、水中で放精するとパーッと水が曇る。




放精直後。



この時期のヤマベは、栄養分は白子(精巣)にいってしまい身はパサついておいしくないので普通は食べない。



ヤマベ水域を越え上流に進むとアメマスが多くなり、やがてアメマス一色になる。





























アメマスはまだ産卵時期ではなく大型アメマスの遡上はまだで小型のいつきアメマスばかりだが、ヤマベとことなりまだ産卵体制ではなく魚体は美しい。














秋の花。 猛毒トリカブト。




      この項、続く。





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湧別川水系支流で旬のおいしいヤマベ釣り

2019-01-11 19:07:06 | ヤマベ釣り
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湧別川水系支流で旬のおいしいヤマベ釣り


201X-8-2 (日)  晴れ


この日、湧別川水系支流U川右支流でカラフトセセリの調査のあと、渓流釣りをした。



木々が覆い被さり釣りにくい釣り場であったがヤマベはよく釣れた。
















びーんっと魚体を震わせ、銀輪をきらめかせて釣れてくるのは快感だ。










川の水量は前日の大雨でかなり増水している。














ヤマベは短時間で42匹も釣れて大漁であったが、期待していたオショロコマはいなかった。




この日食べるために釣った旬のヤマベたち(シンコ〜2年魚)は川岸で処理したのち持ち帰った。







帰りに観光キタキツネ一匹。



旬のヤマベはかみさんがムニエルにしてくれた。



オホーツクの渓流では、大型ヤマベは稀。このサイズのヤマベが標準的な大きさで、食べるには丁度良い。



オホーツクではヤマベ釣りがとても盛んですが、ほとんどは食べることが目的。当地域の重要な食文化といえます。



夕食はおいしいヤマベのムニエルとソーメン。うまかった。





PS : この日、釣ったヤマベを水中で撮影していると、珍しいニホンザリガニが現れました。


次項では、そのニホンザリガニを提示します。





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ヤマメ、北海道と本州の違い

2018-10-18 21:33:43 | ヤマベ釣り
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ヤマメ、北海道と本州の違い


              田中 篤




   


私は北海道出身、現在は関東在住です、


なので北海道でも、本州でもヤマメを釣った経験があり、両者の違いを感じている。



ヤマメの特徴はパーマーク(幼魚班)があり川の上流部の水の冷たい流域に棲む。


しかしその生態は複雑で、ヤマメの一部が降海してサクラマスになって帰ってきたり、 ヤマメのまま渓流で一生をすごしたり色々だ。



そしてその傾向が地域によってかなり違う。


昔はサクラマスの子はヤマメか否かと言う論争があって殺人事件まで起きたそうです。


今では同種ながら生活史の違う物がいるという事がわかっています。


寒冷な地域、とくに北海道のヤマメは、メスの全てとオスの大部分が降海しサクラマスになって帰ってくる。



そしてオスの一部が河川に残ってヤマメとなるのであるが、その降海時期は2年目の春なので、1年魚のヤマメは川に沢山いる、それに比べて2年魚より大きいヤマメはすごく少ない。



なので北海道ではヤマメは新子釣りが多く、束釣りという100匹以上の釣果も多い。



私の子供の頃はズック靴のまま冷たい川に入って釣るのでほとんどが水が温む夏場しか釣りをしなかったが新子はこんなにたくさんいるのに大きなヤマメはすごく少ないのが不思議だった。



釣り人に釣られて2,3年魚は少なくなるのかな?と思ったが、私以外の人は絶対入らないだろうと思われる細い薮沢でも同じ状況だったので原因はわからなかった。



メスの全てが降海するので北海道のヤマメの2年魚以上の魚にはメスはいない。




それでもイレギュラーな魚はいて、まれに抱卵ヤマメが釣れることがある、するとそれが新聞に載ったりする、それほど珍しいのである。




私が関東に住むようになって初めてヤマメを釣ったのが群馬県の渡良瀬川水系、10匹くらい釣れて食用に4匹キープした、家に帰ってさばいてみると2匹が抱卵ヤマメだった。



生まれて初めて抱卵ヤマメを釣って「やったーーー!」と感動したが、その後知ったのだが、これは本州ではあたりまえの事だった。(汗)



このように本州のヤマメは2年魚以上になってもメスヤマメは河川に在留していて、そのまま成熟して生殖活動をする。



2年目の春に降海してサクラマス化するものはほとんどいなくて、ヤマメのほぼ全てがそのまま河川に残留する。



ただし降海する性質は完全には失ってはいないようで、大河川に下降してサクラマス化(戻りヤマメ)することもある。


相模川でも僅かながらサクラマスがいるようだ。



ということで北海道のヤマメは降海する性質が強く、本州のほとんどのヤマメは陸封に対応する性質がある。



この性質は北方の寒い地方ほどサクラマス化する確率は高く、南に下るほど降海してサクラマス化する割合は少なくなりその傾向は連続して変化していく。



このようにヤマメの性質は緯度によって連続的に変化していくので、その境目はないように思えるが、実は陸封対応型と陸封非対応型では明確に分かれる。



北海道では堰堤などの遡上障害物ができるとその上流部のヤマメは絶滅する。


つまり陸封対応能力が全くない。


ただし大きなダム湖の場合はそこを海の代わりにしてサクラマス化して繁殖を続ける場合はある。


しかしこれもヤマメとして陸封に対応できているわけではない。





この陸封型との境目は青森県にあるようで、下北半島のヤマメは基本的に北海道と同じ陸封非対応型なのですが、大畑川にだけ陸封対応型のヤマメが生息しており「スギノコ」と呼ばれ特別天然記念物に指定され保護されている。



しかしこのスギノコも現在はイワナの密放流のため、絶滅の危機に瀕しているらしい。
http://basswave.b-s-o.com/news2008/archives/2008/01/post_3.html







実は北海道にも瀬棚町の良瑠石川という所に唯一の陸封対応型のヤマメ個体群が生息しておりましたが、つい最近絶滅したそうです。


その原因は推定になりますが、現在の良瑠石川はニジマスだらけの川になっているようで、ニジマスに駆逐されて絶滅した可能性が高いと言われています。


貴重な個体群でしたがまことに残念なことです。






私は青森県南部でヤマメを釣った事がありますが、そこのヤマメは陸封型だと思います。


ちゃんと調べたわけではありませんが、今の河川はほとんどが途中に堰堤が作られていてサクラマスが遡上できないことと、釣った魚のサイズが色々で小さいのから大きいのまで均等に生息していたので陸封型と判断します。



降海型だと北海道のように新子ヤマメが非常に多くなるはずですから。


こういった陸封に対応できるかできないかは生態の違いですが、生命をつなげるか否かの大きな差になります。



しかし外見上の違いはわかりません、外見的には同じでも生態が違えば亜種の関係になると思います。




この生態の違う2種類のヤマメですが、ある特定の時期には外見的な違いが感じられます。


  本州産 夏ヤマメ



それは産卵期、婚姻色が出る頃です。


本州の陸封型ヤマメは秋になると体側がオレンジ色になりパーマークもかすれたような感じになります。








その様子はサクラマスの婚姻色に似ています。


その着色はサクラマスほど濃くはなくヤマメとサクラマスの中間のような姿になります。



陸封型ヤマメは産卵期には小さいながらもサクラマス化していると言えるでしょう。



一方の北海道のヤマメ、全てがオスですがサクラマスの産卵に加わり自分のDNAを残したい。



しかしどでかいサクラマスのメスにはペアの相手としては見られないし、オスのサクラマスに近づけば攻撃される。


なにせヤマメのサイズは20cm、かたやサクラマスは60cm、体重差は30倍近い、こんなサクラマスとまともに戦っても喧嘩にならない。


浅瀬に乗り上げていた遡上サクラマス♂。かなり小型の個体。

そこで北海道のオスヤマメがとる作戦は、サクラマスの産卵の最中に潜り込んで放精し卵の一部に自分の精子をかける事。



それまではメスのサクラマスの後ろに付いて行って虎視眈々と機会を狙っている。



まるで忍者のように目立たずに忍び寄る作戦だ。



そのためには忍者のような黒装束が効果的、それで秋の北海道のヤマメは真っ黒なのかもしれない。







地元の人は「黒ヤマベ」と呼ぶ、真っ黒黒助のヤマメだ、松崎しげるも真っ青になるほど黒い。



本州のヤマメのようにオレンジ色になって自身の成熟度をアピールするとオスのサクラマスに攻撃されるだろう。



なので忍者モードで隠密行動をした方が自身のDNAを残す確率が高くなるのだろう。



と言っても北海道のヤマメも側線のあたりがオレンジ色になる傾向はあります、ただしそれは陸封型より控えめだし、その上に黒い色が上塗りされたような感じになっている。




以上、北海道のヤマメ( 私はヤマベと呼んでいます ) と本州産ヤマメの違いを田中篤さんに解説していただいた記事ですが、これは両者に深くかかわった彼だからこそのわかりやすい解説です。北海道では河川に残留した2年魚以降のヤマベはサクラマス資源総量の増減にはほとんど貢献しない存在なのです。( 極端な話、すべて釣ってしまっても )

一方、本州ではまったく様相が異なり渓流の陸封型ヤマベを多数釣ることは即ヤマメ資源に大きく影響することがよくおわかりになるとおもいます。この場合は明らかに乱獲となる可能性があります。私の言う乱獲とはその個体群の自然再生産量を大きく超えて採捕することを指します。




北海道では、これまでにニジマス放流によりオショロコマが壊滅したり激減した水域は多数あり、この問題は本ブログのメインテーマの一つです。今回、北海道に唯一残存していた陸封型ヤマメ個体群が、恐らくニジマス放流により消えてしまったことは残念なことです。ニジマスはイトウの産卵床を破壊することもわかっており、今後はニジマス放流は在来の魚類の存在を十分検討のうえ行う( 十勝ルールなど )ことが強く望まれる所以です。






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晩秋、カレハヤマベ踊る。

2018-02-03 13:33:46 | ヤマベ釣り
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晩秋、カレハヤマベ踊る。





2013-11-8 (金) 晴れ〜雨〜一時雪 寒い

午前11時。 ブランチのインスタント麺を食べて一人で常呂川支流の仁頃川水系の、さらに数ある支流の一つへオショロコマ調査に出発。


従来、仁頃川水系でオショロコマを見たことはなかった。


先年、この渓流で奇跡的に生き残っていたと思われるオショロコマを記録したので、今年も生息しているか、調べてみたくなったのだ。


北見を出発したあたりから天気は急速に悪化、雨が降ったり止んだりの中、目的に渓流沿いの林道へ入る。


最近買ったばかりの新しい白っぽいウェーダー(24000円)をはいて入渓。


最初,以前オショロコマを釣ったポイントがわからず通過、目印的なものが無く、仕方なく最上流のダム下をさぐるが魚信なし。


そこから、釣り下りながらポイントをさがした。


やがて林道のミラーがあり、支流が入りこむあたりに昨年のポイントのダムを確認、一年ぶりに竿を入れた。



当初まったく魚信なかったが入念に振り込みを繰り返す。


水温が低下し、川岸には枯葉が厚く舞い散って積もり、川底も枯葉が埋め尽くしている。


渓流魚の活性は限りなく低下している。


場所を変え釣り下る。


やがて小ぶりのアメマス、続いてアメマス若魚、ついでヤマベ3年魚と釣れたがそれでおしまい。









引き続き少し下流のたまりをさぐったがアメマス以外は魚信なし。












深い森の中の渓流沿いは枯れ葉が多く秋から初冬の感じでものすごく寒い。



最後に浄水施設取水場の落差構までを釣ってみたが ヤマベ2-3年魚 7 アメマス若魚1 が立て続けに釣れた。


夏場ほどではないが、やはりヤマベはビーンッと体を震わせて独特の釣り味だ。


この時期のヤマベは俗に カレハヤマベ と呼ばれ、旬の7月頃のものと違い、あまりおいしくないので全て丁寧にリリースした。



























雨のあと小雪が降ったとおもったらまた小雨になる。


雨は断続的に降り、びっしょり濡れてしまいあまりの寒さで釣り終了。 


結局 昨年、僅かにみられた仁頃川水系のオショロコマは今年は確認できなかった。


やはり昨年釣れたのは仁頃川水系、最後のオショロコマであったのだろうか。




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北見郊外、9月のキノコとデカヤマベ。

2017-06-27 21:15:55 | ヤマベ釣り
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北見郊外、9月のキノコとデカヤマベ。





201X-9-19  晴れ


朝10時 北見市の自宅を出発。昨年ラクヨウキノコ(ハナイグチ)を大漁した近郊の広大なカラマツ林(植林地)へ向かった。



昨年のキノコポイントへまっしぐらに向かったのだが、残念ながらラクヨウキノコ大漁の夢やぶれた。


あったのはラクヨウキノコ 老菌1本のみ。



昨年は異常といってよいほどのラクヨウキノコが発生したが、今年は当たり年ではないようだ。 


ツチスギタケ。





オシロイシメジ。




ヒラタケ。




種名不明の変わったキノコ。






近くを流れている渓流は私たちがよくヤマベ釣りをするところだ。


道路脇の渓流の土管橋下おおたまりで釣り糸を垂れると 思いがけず 26cm のデカヤマベ1匹とアメマス若魚1匹が釣れた。







ヤマベは針を呑ませておりリリース不可で食べるために持ち帰る。


この日は種々のキノコが発生していたが本命のラクヨウキノコは見られず残念であった。


当初、釣りはしない予定であったがキノコの当てがはずれて物足らず、放流ニジマスが野生化し在来のオショロコマが駆逐されてしまった近くのニジマス川へ向かった。



          次項へ続く。



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初秋の巨大ヤマベ釣り

2017-06-24 02:06:19 | ヤマベ釣り
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初秋の巨大ヤマベ釣り




201X-9-5 (金)  雨 のち曇り

朝10時、ラクヨウキノコ( ハナイグチ)が出ているかどうかチェックを兼ねて北見市郊外のカラマツ林の多い山へ出発。


ラクヨウはまだ早いのか 幼菌2本のみ。一方老菌も数本発見。


いづれにしてもこのところまったく雨が降らず、キノコの発育のためには湿気不足。雨不足だ。


キノコはあきらめ、急遽予定変更、この時期サクラマスを追って遡上してくるデカヤマベを狙うことになった。




毎年この時期、サクラマスを追って巨大ヤマベが遡上してくる渓流に入った。








































結局尺前後の大型ヤマベ3 小型ヤマベ多数 を釣ったが 当年魚の小型シンコヤマベ多数がエサ採りでじゃまをする。 





アメマスは少なく 小型3匹。



この日は、他にかなりの釣り落としがあった。









水温高く喰いがあまいせいだろうか。このほか別の渓流もまわって夕方帰宅した。


ヤマベは食べるために少しキープしたが、他はリリースした。



猛毒トリカブトがいたるところで花をつけていた。



帰宅後、収穫したばかりのトウキビと枝豆を茹でて夕食。


両者とも新鮮でこれだけで満腹。


孫たちは 妖怪ウオッチ のテレビに夢中。


釣りで疲労困憊のせいか居間で寝込んでしまい、起きたらなんと翌朝の朝5時でした。


よく寝た。



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おいしいヤマベ釣りとヒグマの食事あと。

2016-10-20 01:13:58 | ヤマベ釣り
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おいしいヤマベ釣りとヒグマの食事あと



201X-7-3 (日)  晴れ 暑い

北海道東部でのヤマベ解禁日は7月1日です。

これから1か月ほどの間に釣れるヤマベは脂がのって本当においしい。

この渓流の上流域では何故かエサ取り名人のうるさいシンコヤマベがおらず良型ばかり、20cm前後の良型ヤマベ2-3年魚が次々に銀鱗を輝かせて水中から舞い上がる。















釣れるたび、うれしくて笑いがとまりません。




















この日は肩からビクをかけて本気でおいしいヤマベを釣る意気込みで川に入っています。

こんな山奥でヤマベを狙うのは、下流域のヤマベポイントにはすでに名人級のヤマベ釣り師たちがずらりと並んで釣っており、ちょっと勝負にならないからと言っても過言ではありません。

私たちが入った山奥の渓流では釣り人が少なく、そこではあきらかに良型ヤマベが多い。

しかし多くの釣り師たちが入ってこないのは理由があります。

ヒグマです。

そこは完全にヒグマのテリトリーなのです。

ドキドキ、ビクビクしながらの釣りになりますが、この写真のようにヒグマが新鮮なフキを腹一杯食べて食後ゴロゴロと昼寝をしたとおぼしき生々しい痕跡を見たら、もう引き上げるしかありません。






この良型は夕食のヤマベ塩焼き。 おいしい。






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旬のヤマベと、機能していない魚道

2016-10-05 00:14:45 | ヤマベ釣り
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旬のヤマベと、機能していない魚道

201X-7-2 (土) 晴れ 暑い

朝10時自宅を出発。

車で20分ほど走り、我が家からほど近いS林道へ入った。

鹿ゲートを肥え左の大型ダムをみながら少し行くと道の上下が崖でエゾキリンソウがびっしりある。

カラフトヒョウモンとホソバヒョウモンが飛んでいた。

しばらく林道をすすみ一つ目のダムは簡易ダムでダム下などさぐったが生体反応なし。 








次のダムは古いコンクリート砂防ダムでダム下はほれぼれするような良いたまりだが魚信なし。




途中で川の流れがすばらしいところがありさぐってみたがそこでも生体反応なし。

今日は完全に死の川だ。 


入り口の大型ダムの下流のたまりで 良型ヤマベ2匹。











その下流や ダムの魚道内にシンコヤマベが少し見られた。

魚道は一番上の部分が水がない。少し水のあるところはアオコが発生していて、魚道はまったく機能していない。









かって私はこんな魚道をあちこちで見て魚道に対する不信感をつのらせていた。

しかし最近はちょっと考えを改めつつある。

今は、まったく機能していない魚道だが秋の台風大雨の時期には魚道に水があふれるように流れ、サクラマスなどが一気に遡上する魚道もあることを知った。 

今日は暑くてばて気味。 あちこちさぐって旬のヤマベを釣って帰宅。


夜は 釣った シンコの唐揚げ ヤマベの塩焼き とビールのみで夕食。腹一杯になった。 

唐揚げは南蛮漬け風に料理して 庭の新鮮野菜と一緒に食べうまかった。  

この時期のヤマベは脂がのって塩焼きもおいしかった。





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放火犯 北見市郊外、解禁まもないヤマベ釣りの出来事  その弐

2016-09-15 07:24:48 | ヤマベ釣り
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放火犯 
北見市郊外、解禁まもないヤマベ釣りの出来事  その弐

20XX-7-5 (金) 晴れ  30度C 暑い

山奥の林道には太い松が2本も倒れ込んで道をふさいでいた。







このトド松が倒れたのは冬に湿った降雪があったときだろう。もう初夏なのに。林道管理者はこれを放置したままである。いらつくなあ。



ここで超可燃性の松の枝葉の上になんとタバコの吸いさしが落ちていてびっくり。








山火事といかないまでもこの松の倒木を燃やしてしまいたかったのだろうか。

異常だ。未遂に終わったが、まさに放火犯。

しかし、この犯人の心の動揺を示す証拠があった。

まだ沢山のタバコの入ったメビウス一箱がそのまま落ちていたのだ。



おそらく、吸い殻を松の枯れ枝に置いた興奮さめやらず、タバコ1箱落としたのにも気づかなかったのではなかろうか。

幸い、火はつかず、吸い殻のみが残ったようだが、世の中、いろんな人間がいるものだと考えさせられた。












ウバユリ。



この日の釣り果です。





帰路、仁頃川本流へ、ヤマベ釣り師が一人入って行くのを見た。

この付近の本流は針にもかからない当年魚のチビヤマベは多いが普通魚が小さすぎて釣りにならない。

夕食に今日釣ったヤマベをザイグルで焼いて食べてみた。







小さなヤマベはよく焼けたが 20cm 越えの個体はうまく焼けず、身ばなれの悪い最悪の焼き魚定食になった。



普通通りにオーブンで焼けばよかったのだが後の祭り。

しかたなく、夕食はおいしいヤマベ焼き魚定食のはずだったのに、急遽、卵かけご飯になってしまった。



F氏も息子君とヤマベ釣りにゆき、今日はヤマベの天ぷらだとメールがきた。

解禁後2週間ほどは、みなさんヤマベ釣りを恒例の年中行事にしている人が多く各渓流はヤマベ釣り師でにぎわう。

おそらく、この2週間で道東の渓流のヤマベの80%は釣りきられるとおもう。

近場の渓流ではこのように多くの釣り人に会うのは必定。

大釣りをしたいなら遠出をするしかないが、最近ではヤマベ沢山釣って一体どうする ? の思いが先立ち、あんちょこに近場の釣りで済ませることが多い。


PS : 仁頃川水系のヤマベポイントを連日釣り歩き、シーズン中に約2000匹のヤマベを釣った一軒おいて隣のおじさんがやってきた。

腹を出してパン粉もつけてすぐフライにできるようになっているから、ヤマベ50匹もらってくれないかだと。

かみさんは天ぷら、フライは一切やらないので断ったが、どこの家でも断られてこまっておりました。






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北見市郊外、解禁まもないヤマベ釣りの出来事 その壱

2016-09-12 00:01:00 | ヤマベ釣り
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北見市郊外、解禁まもないヤマベ釣りの出来事  その壱

     

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そこでとある近場の仁頃川水系支流へ向かった。

しかし、林道ゲート前に軽自動車一台。

車内には渓流用釣り竿が3本転がっておりここも先行者がいた。

それでもやってみようととりあえず入渓した。

最初の橋のポイントではヤマベ3匹、アメマス1匹のみ。

ここも魚が少ないと思ったが、すぐ上流に釣り竿がちらちら見えて先行者を発見。

そこで先行者を遠くに見ながら20分ほど林道を歩いてから川におりてみるとそこはまだ釣り人が入っていないようであった。

旬のヤマベ3年魚25cm src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/66/aff9138528c40cc42a7203f185ab092f.jpg" border="0">
































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猛暑日、ヤマベ50匹を釣った。

2016-05-06 16:48:18 | ヤマベ釣り
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猛暑日、ヤマベ50匹を釣った。

20XX-7-27 (金)  曇り 32℃ 暑い

暑い日で朝から孫たちが簡易プールをだして水浴びではしゃいでいる。

午前11時、近郊の K川へヤマベ釣りに行く。昨年秋にニジマスが多かった渓流だ。

この日は大きなダム下から入渓し、そこから下流300mほどを釣った。 


昨年に較べてニジマスが少なく ヤマベ2年魚が多かった。








この川の源流は広大な牧場になるせいか水は必ずしも凄烈とは言えないが、一見すると石は苔むして渓相がよいところがあり魚たちはそこにいた。

魚影がぴゆっと走るのを目でとらえ、一瞬の一呼吸をおいてびっと合わせる。ヤマベたちは銀色の魚体をビーンッと震わせて釣れてくる。

夏ヤマベ釣りの快感だ。

しかし渓相のよいごく短い区間以外ではダムのせいで川底の沈下がめだち川底は浮き石まじりの大きな石ごろごろ、不安定で歩きにくく何度も転びそうになった。 

ニジマス幼魚~若魚 10匹、 ヤマベは二年魚中心に約50匹釣って40匹ほど川でさばいて持ち帰った。 


約2時間ほどの釣りであった。 

川からあがると暑い、暑い。ここのヤマベは、ずいぶんたくさんいるがもしかするとニジマスと一緒に放流されたものではないかといった可能性を強く感じる。

ニジマスはリリースした。



帰宅するとオオイチモンジ1♀を採卵用に採集してきた F 氏が立ち寄った。

今日釣ったヤマベは F 氏が天ぷらにしたいというので彼にあげた。 

我が家は急遽焼き肉パーティをやることになった。




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オホーツク、旬のヤマベ釣り

2016-05-02 00:12:51 | ヤマベ釣り
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オホーツク、旬のヤマベ釣り

20XX-7-14(土) 雨 のち曇り  寒い

この日は雨模様で気温も低く、あまり釣り日よりとは言えない。

しかし午後になり雨も止んできたので近くのヤマベ川へ旬のおいしいヤマベ釣りに出かけることになった。

オホーツクではヤマベがおいしい時期は意外と短く、せいぜい7月一杯。

それ以降は秋の産卵行動に向けて白子がどんどん発達し身のほうは急速に脂がぬけて味が落ちてゆく。

14時から近郊の O川でヤマベ釣りを開始。 




最初の橋から川に降り500mほど一気に釣り下った。




最初は釣り人の痕跡が目立ちあまり釣れなかった。

釣り人の痕跡が希薄になり始めると少しづつ魚影が濃くなり、やがておもしろいように釣れ始めた。 




















小さいのはかなりリリース、3年魚15匹をふくめおいしそうなのを50匹ほどキープした。

本州方面の釣り堀や養殖種苗の放流ヤマベを釣る方々が見れば小さいヤマベと思われるかもしれない。

しかし道東の渓流の天然ヤマベのサイズはこれが一般的なサイズで食べても最もおいしい。




この日オショロコマは少なく、ヤマベが釣りきられてからやっと釣れてきた。











結局オショロコマは8匹ほどで少なかった。

ヤマベ釣りの場合オショロコマは外道ということになりヤマベ釣り師には嫌われる存在だ。

しかし今日ここは明らかにヤマベ優先水域で、オショロコマは、はるか源流域に移動しているようだ。

オショロコマは全て丁寧に元の場所にリリースした。

そのうち再び冷たい雨が降ってきて15時30分、釣り中止。




小型のハサミで川岸でヤマベをさばいた。




夕食は ヤマベ塩焼きとお向かいさんからいただいたナスの料理。



            おしまい。







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ヤマベの夕食

2016-01-15 01:28:02 | ヤマベ釣り
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ヤマベの夕食



20XX-7-2(土) 晴れ 暑い

夜は 昨日釣った シンコの唐揚げ ヤマベの塩焼きとビールで夕食。

唐揚げは南蛮漬け風に料理して庭の新鮮野菜と一緒に食べうまかった。 

この時期のシンコ唐揚げの食感は、とろけるようなおいしさと表現されることが多いがまさに絶品。

でかい魚を釣る釣り人のほうが偉いのだと錯覚している一部釣り人が、北海道ではシンコ釣りを禁止してそのかわり渓流でのサクラマスのルアー、毛針釣りをできるようにしろと騒いだことがある。

本末転倒である。

シンコ釣りとシンコ料理はながらく続いてきた北海道独特の繊細な釣り文化そのものであり食文化そのものでもあります。

私たちはでっかい魚を釣るのも好きだが、小さい魚を釣る繊細さも同じように大好きです。 

私たちは渓流でのサクラマスはけっこうしばしばある、不可抗力ヒットだけで十分ではないかと思っています。

この時期のヤマベはまさに旬で脂がのって塩焼きもおいしかった。

ヤマベだけで腹一杯になってしまった。


手際よくヤマベ料理をこなすかみさんはとても偉い。


まさにとろけるような食感。シンコヤマベの唐揚げ。

            
塩焼きは最近は強力遠赤外線の新兵器、ザイグルを使っていますが炭火焼きに匹敵する塩焼きができます。

            
            ヤマベの塩焼きはこうやって食べます。




完食。




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解禁日のヤマベは3本足キツネさんへのプレゼント

2016-01-13 21:37:54 | ヤマベ釣り
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20XX-7-1  (金)  暑い

解禁日のヤマベは3本足キツネさんへのプレゼント

その後 川を釣り下った。

土管橋の下流、沢山のカラ松が川に縦横に倒れ込んでいて突破するのに悪戦苦闘した。

悪戦苦闘のすえ、やっとのおもいでそこを突破したとき 妻が首にかけていたビクから沢山のヤマベがほとんどこぼれ落ちていた。

なんと数匹しかいなくなっておりガッカリ。 

きっと3本足のキツネさんへのプレゼントになったと思う。

そこからまた ゲート付近まで釣り下ったが この間 2-3年魚をかなり釣ってもりかえした。 

最終的に 良ヤマベ20 シンコ22 がビクに残った。 アメマスは良3 小型15匹を釣って撮影。

アメマスはすべてリリースした。 

この渓流は従来ヤマベ一色でアメマスがこんなにいるのは珍しい。

  この日、撮影できたヤマベ画像をお示しします。






















































疲れたのでヤマベは明日たべることにして冷凍庫へ。 

夕食は近くのドンブリ飯屋さんの中卯で親子丼。 


疲労困憊 風呂に入って 早めに寝た。





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3本足キツネとヤマベ釣り解禁日の渓流 

2016-01-12 19:49:41 | ヤマベ釣り

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20XX-7-1  (金)  暑い

3本足キツネとヤマベ釣り解禁日の渓流    



昼食のあと北見市郊外の、別なヤマベの棲む渓流へ入った。

林道入り口の付近にいたキタキツネはなんと左前足が無かった。

3本足キツネであった。



事故で無くしたのか、ヒグマにでも食いちぎられたのか、ワナにかかった足を自分で食いちぎったのか。

それでもひょこたんひょこたんと比較的軽快に歩いて遠ざかっていった。


ヒグマ目撃注意の看板が入り口にあった。

北見市界隈、すべての林道にヒグマ目撃の看板があり、これを気にしていては山に入れない。

たしかにここではしばしばヒグマの痕跡を見かける。

私は以前、ここでヒグマの子供を見た。

このあたりには確実に若い♀ヒグマがいついていると思う。




ヒグマに気を配ってホィッスルを鳴らしながら歩いて10分ほどで土管橋ポイントへ着く。

ここでは、今日はアメマス小型が多くヤマベは少なかった。 







ついで さらに10分ほど歩いて次のポイントへゆくと ここにはごっそりヤマベ、アメマスがたまっていて釣り堀状態でかなり釣った。

ヤマベだけキープしたがビクがずっしり重くなってしまった。




しかし、このあとおもいがけない悲劇に襲われるのであった。 


まず、ここで釣ったアメマスの画像を提示します。 次項で、ヤマベの画像をお示ししたいと思います。




































                   この項、続く。




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