先ずは決勝結果から。
シグナルオフから僅か数秒、コーナーを一つも曲がることなく終えたドゥカティの両雄・・・。
何が起こったのか暫く分からず唖然のロッシ。ヘイデンについては右手を負傷した模様。
ドゥカティにとっての苦難の2011年シーズン。それを象徴するかのように最終戦は
僅か数秒で終わり、シーズンの終わりも告げる。。。
決勝結果。。。
1. Casey Stoner AUS Repsol Honda 48m 18.645s
2. Ben Spies USA Yamaha Factory Racing 48m 18.660s
3. Andrea Dovizioso ITA Repsol Honda 48m 24.581s
4. Cal Crutchlow GBR Monster Yamaha Tech 3 48m 27.363s
5. Dani Pedrosa ESP Repsol Honda 48m 27.966s
6. Katsuyuki Nakasuga JPN Yamaha Factory Racing 48m 42.463s
7. Josh Hayes USA Monster Yamaha Tech 3 48m 51.763s
8. Karel Abraham CZE Cardion AB Motoracing 48m 56.597s
9. Loris Capirossi ITA Pramac Racing 49m 7.598s
10. Toni Elias ESP LCR Honda 49m 11.146s
11. Hector Barbera ESP Mapfre Aspar 49m 25.164s
12. Hiroshi Aoyama JPN San Carlo Honda Gresini 49m 27.405s
DNF:
Randy de Puniet FRA Pramac Racing
Nicky Hayden USA Ducati Marlboro
Valentino Rossi ITA Ducati Marlboro
Alvaro Bautista ESP Rizla Suzuki
尚、引き続きここバレンシアで火曜から来季用1000ccマシンのオフィシャルテストとなります。
そして、決勝レースに先立ち、朝のウォームアップ走行後のセレモニー。
この男、ケビン・シュワンツがピットに立つ。
そして、跨るは#58RC212V。
彼を先頭に全クラス約90台ものマシンがシッチのためにサーキットを走る。
そして、ホームストレートに終結。
「どうだい?シッチ。そんな高いところからでもみんなが見えるかい?」
「こんなにもお前が愛したマシン達が、お前の大好きなサーキットに集まったよ。」
「賑やかでいいだろぉ?見えるかい?シッチ。」
来年はmotoGPクラスを「moto1」。moto2クラスはそのまま「moto2」
125cc2stが250cc4stにステップアップ後「moto3」となりますが、今シーズンのような
3月20、中東での「3.11」に対する黙祷から始まり、ここバレンシアの追悼セレモニーで
終わるような黒くて暗いシーズンはもう懲り懲り・・・。
止まぬ雨もなけりゃ~、明けぬ夜もないはず。来年はもっと明るいmotoGPに
なることを期待したいですねっ。。。