一日中、雨霰の悪天候のせいで日曜の続きが遅れてしまいしたが・・・。
では。。。
かつて福井藩主松平家の別邸であった御泉水屋敷の紅葉は只今、眩しくも
発色が良い。
8年もの歳月を掛け平成の時代に復元整備された、松平春嶽が名づけたと伝わる
数奇屋建築「養浩館」。。。
この日は、たまたま入園料が無料。残念ながらお茶席はこの季節は無いものの
杮葺きの数奇屋建築を水に流れる紅葉とともに観れることに喜びを覚える。
静かな空間。街中ではあるものの、ここだけは時空を越えているようにも感じる。
そして「養浩館」全景。。。
池に映し出されてしまう背後のビルの影が残念で堪らない・・・。
そんな、県内の古民家に古い洋風建築に数奇屋建築と1日で色々と観回った
最後にゃ~何故か、ここ県立文書館へ。
実は只今、県の広報写真展が開催されており、土花吉が丁度生まれた頃から、
物心がつく昭和30年代~40年代、県が広報用に撮影した貴重な写真を観ることが
出来るのと同時に県が所蔵する明治初期の写真も観ることが。
そこには何と先ほど観た「養浩館」の整備される前の池の朽ち果てた風景や
福井城址側の松平邸宅の古い写真も。
当然ながら写真撮影は禁止ですが貴重な写真をこの目で観ることが出来大満足。
そして最後に、人工池に映しだされる近代建築の無骨で無機質な空間を。。。
尚、県文書館のHPよりデーターベース化された写真を検索することも出来ます。http://www.archives.pref.fukui.jp/
こちらは、土花吉6歳の夏。
国鉄TRG港線の線路に石炭の山、港での貯木に大型クレーン、通称「赤灯台」に比べ
遠かった通称「白灯台」までの道程。小さい頃の縄張りだったTRG港の風景が
甦ります。。。