骨董商なんぞをやってますと、色んな珍しいモノに遭遇したりもするのですが
時には怪しいモノにも・・・。
今やプレミアものとなってしまった「ウランガラス」。 (日本では大正~昭和初期にかけて製造)
骨董市とかオークションでも「ウラン発光確認済み」とのうたい文句で売りには出ているのですが、
それが「ウラン」ではなく「コバルト」だったりもします。
実際、土花亭にもある古いガラス瓶をブラックライト(蛍光灯)で照らしてみると緑色に発光したりも。
でも、それは実は「コバルト」。
今回、今や骨董商の必需品と化した「紫外線発光ダイオード」を入手。
早速、ウランガラスで出来た「ビー玉」にて試験。
パッと見ぃは普通のビー玉ですが・・・。
紫外線LEDを照射してみるとぉ?
緑色に発光している部分が正しく「ウラン」。
でも、ご安心を。ウランガラスに含まれるウランはほんの0.1%~1.0%。
人体に影響を及ぼすほどの放射線は出ておらず心配の必要はない。
現在は唯一、岡山県の「妖精の森ガラス美術館」のみで工芸品として作られています。
http://kanko.town.kagamino.lg.jp/fairywood/