先週の15日に「治左川の梅花藻」の折に訪れた、県内の「越前和紙の里」。
その僅か5日後の20日に集中豪雨による水害で甚大な被害を受ける。
何とか仕事の段取りを付け、24日の日に行かれた「yamasadaさん」にも前日、現場の
状況を教えてもらい、未だ現地ではヒトを必要としているとのことで、土花亭を8時前に出発し
途中、昼食用のおにぎり数個をコンビニで買い込み、「今立町水害ボランティアセンター」到着は受付が
始まる9時丁度。
二人で登録を済ませ、ボランティア番号と名前、それに血液型をガムテープに書きそれをシャツに貼り付ける。
そして、係りのヒトの指示に従い、床下の泥の排出のため指定された個人住宅へ徒歩で向かう。
途中、既に消石灰を撒かれた建物郡を通り抜け目的の建物に到着後早速、他のボランティアの
方を含め12名ほどで田舎独特の「田の字」の和室の続きの間の床下に貯まった泥を排出。
今回の泥の下には8年前の福井豪雨の折、同じ作業をして泥の排出後に撒かれた消石灰がある。
皮肉にも丁度それが泥の排出の目標となる・・・。
12人掛かりの作業で、午前中に何とか終わらせることが出来、午後からは妻と二人で今回
最も被害が大きかった地区の「紙屋」さんの床下の泥の排出へ。
報道写真等でも扱われ、河が氾濫し濁流が道路の舗装までも捲り、河川敷きが一部もぎ取られた場所。
ここでの作業も何とかボランティアセンターが終了する午後3時までに終わらせることが出来た。
今日、作業に訪れてみて、地元の被災された方々が思っていたより明るく元気に復旧作業に
頑張って居られることに感心したことと、午前中作業に訪れたお宅のお母さんがポツっと口にした
「東北の方に比べたら、何のこれしき・・・。」
この一言が耳から離れない。。。