ちと所用があり長浜へ。。。この日は晴天に恵まれるも肌寒く、吐く息も白い。
っと、その前にいつもの遅めのランチタイムは北国街道沿い「カフェレストラン 洋屋」
http://www.kurokabe.co.jp/cafe/dmshop/14.html
定番洋食「ケチャップオムライス:¥850-」(ガラス皿と同色ってのがチトどキツイ)
食事を終え向かうは「北国街道」を東へ2本ほど外れたところにある、その筋では有名な「時計店」
実は事前にこの店の主人(おじいさん)とは電話で話しをしている。
こちらの問い合わせ内容は、昨年の暮れ「喜び半日」によって切れてしまったゼンマイの部品問い合わせ。
まぁ~そん時の対応が悪いことこの上なく、「素人が動かない時計を直せるわけがない」だの
「ウチには貴重な時計が沢山あるから一度見に来い」だの挙句には「ゼンマイぐらいタダで上げる」だの。。。
まぁ、今まで柱時計であれば「精工舎を5機」「愛知を2機」置時計やトラベルウォッチを入れれば
10数機の動かない時計を実際、ド素人が動かしてきている分けで・・・。
しかし、そんなことをわざわざ言う必要もなく低姿勢で店に入る。。。
無愛想で出てくる主人。店先の箱が壊れムーブメントだけの状態で動いてる時計のアンクルロッドを手で曲げ
「これで動かなくなるもんや時計っていうもんは!」と説明し出す。。。 (当たり前)
(よくよく、そのムーブメントの軸受けの締め付け修理跡を観ると、ド素人が観ても粗い)
「コレは明治時代の八角や動いてるやろ」。。。(土花亭にも有ります、八角尾長)
「おたくTRGやろ。TRGにも若狭にも福井にも時計をまともに直せる時計屋なんておらんで」
「TRGの駅前の〇〇時計店。あそこは〇〇でアカン」「ウチは全国から修理依頼に来るでぇ」
まぁ~聞いてりゃ~言うこと全部が「自分が大将や」的な話しばかり。
何故か「近江」に「若狭越前」が小バカにされたような不快感に陥る・・・。(電気停めたろか)
店頭に並ぶ古いトラベルウォッチを観ても、程度が悪い割りに値段も高いし飾られている柱時計も
コレといったモノもない・・・(土花亭の時計類の方がまだ稀少)
ハッキリ言って、行き損。「外れ」でした。。。(北国街道外れ)
昔の職人気質の頑固一徹オヤジの話なら、いくらでも聞く耳も持つのですがダメでしたねぃ。
「一級時計技能士」以前の問題で、人やモノに対する愛情というものが感じ取れませんでした
私には。。。
しかし、ここは有名な「時計修理店」であることは紛れも無い事実。
全国から動かなくなった時計が持ち込まれ、修理され手元に戻って来ることも間違いない。
しかし・・・しかしで、技能資格は無くとも機械(時計)を直す時、私は私なりに愛情を注ぎながら
直します。決してアンクルロッドを見せしめのために無謀に手で曲げたりはしません・・・。
あっ!「ゼンマイぐらいタダで上げる」の「ゼの字」も話しに出ませんでした。。。(要らないけど。笑)