ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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春のバラ満開!~響灘緑地グリーンパーク

2020年05月14日 | 北九州
北九州市は昨日(5月13日)、新型コロナ感染拡大防止のため臨時休園していた市内の4つの公園を再開しました。若松区の響灘緑地グリーンパークもその一つです。例年であれば春のバラフェアが行われ、バラ園全体に甘い香りが漂っている時期。今年の春バラは観られないものと諦めていた矢先の開園でした。
真っ青な空に向かってすっくと立ちあがるサハラ'98。あざやかな黄色からオレンジ、淡いピンクへと色が変化しながら咲き進みます。


バラ園の入口では、例年以上に様々な品種のバラが咲き誇っていました。はや満開と言ってもいい状態です。
こちらは、イギリスで作出されたエマニエル。やわらかなサーモンピンクの花から、マスク越しに芳香が漂ってきました。


昨年まではアイスバーグ(Iceberg:氷山)と表示されていたシュネービッチェン。ドイツ語で「白雪姫」という意味だそうです。(シュネービッチェンは品種名、アイスバーグは商品名とのこと)


「アンネの形見」という意味のズヴニール・ド・アンネフランク。アンネの死後、ベルギーのバラ育種家ヒッポリテ・デルフォルヘから、父オットー・フランクに贈られました。つぼみの時は赤く、開くにつれてあざやかな黄色やみずみずしいピンクなどが混ざりあって華やかです。


濃いピンクの花が密に咲いているのは、おそらく「うらら」という品種だと思います。日本(京成バラ園)で作出されたバラです。


明るく淡い紫いろのバラ、ラベンダードリーム。小さな花ですが、華やいだ雰囲気がありました。


オランダで作られたゴールデン・ボーダーは明るいレモンイエロー。咲き始めほど色が濃く、次第に淡く変化するそうです。


ごくごく淡いピンクの桜貝は、日本(京成バラ園)で生み出されたバラです。


クラシックな印象を受ける深みのある黄色、バタースコッチ。


褐色のコーヒーのような色あいのエスプレッソ。色の濃淡の幅がかなり大きいようです。


濃い黄色から鮮やかな赤のグラデーションが美しい錦絵。ミスターローズと呼ばれた鈴木省三氏が生み出したバラです。


ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコは、元モナコ大公・故レーニエ3世大公の即位50周年を記念して命名されたバラ。


そのレーニエ大公の王妃となった故グレース・ケリーに捧げられたプリンセス・ドゥ・モナコ。


クリームイエローの花びらの先は淡いピンク。キリッとしながらも優しい印象のダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ。


苗木の売り上げの一部を、ダイアナ元妃の遺志を継ぐために創設された「ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ記念基金」に寄付することを条件に、エリザベス女王から名前の使用を許されました。今はその契約が切れ、「エレガントレディ」という名前で苗木が販売されているそうです。


愛子様の誕生を祝って名付けられたプリンセス・アイコ。淡いピンクが清楚な雰囲気ですね。


中央は濃いオレンジ、外に行くにしたがって淡いクリーム色に変化したカップ咲きのバラ。


淡いピンクの花びらがぎゅっと詰まったピエール・ドゥ・ロンサール。世界で一番愛されているバラと称されています。


大輪のピース。クリームイエローの花びらの先端にやわらかなピンクの覆輪。優しい色あいです。


320種、約2500株のバラがグリーンパークを彩っています。


バラ園の一番奥までやってきました。
黄色やオレンジの鮮やかな花を次々と咲かせるリオ・サンバ。


強い芳香を持つシャルル・ドゴール。つぼみは濃い紫ですが、開くにつれて淡い色に変化します。


もっとも美しい黄色のバラと言われるグラハム・トーマス。


ロココは、ごくごく淡いピンクの花びらが、波打つように開くのが特徴。


温かみのある黄色の一重咲きのミセス・オークリー・フィッシャー。


アブラハム・ダービーは、全体的にはやわらかい色調ながら、中央部分はオレンジがかったピンク。柑橘系の甘酸っぱい香りを漂わせます。


空は抜けるような五月晴れ。時折り吹く微かな風が心地よく、最高の散策日和でした。ずっとマスクを着けっぱなしだったので、バラの香りがあまり感じられなかったのが残念です (^-^)ゞ
コメント (8)
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