ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
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希望のタネを先払い!〜「夏に行く券」プロジェクト

2020年05月02日 | 北九州
緊急事態宣言に伴う休業要請に基づき、先月上旬から営業を停止していた焼鳥ダイニングとりぢゅうが、4月27日からテイクアウトの営業を始めました。外出自粛で外食も控えているところですが、私たち夫婦の結婚記念日でもあった昨日、とりぢゅうの料理をテイクアウトしてわが家で乾杯することにしました。
とりぢゅうで飲むとき、最初の一杯は琥珀エビスと決めているので、わが家でも…………🍺


粒マスタードのドレッシングが美味しい、薬味だけを使ったサラダ。前回のリピです (^-^)ゞ


軟骨の歯ごたえが良いつくねやささみの生胡椒焼など、好みの焼き鳥を12種類頼みました。
とりぢゅうの地鶏のたたきは絶品なのですが、テイクアウトできないのが残念です (^-^)ゞ


たっぷりのレタスを豚バラで巻いたレタス巻。レタスのシャキシャキ感と瑞々しさを残した絶妙の焼き加減です。


上のレタス巻もそうですが、こちらも前回食べて気に入ったふろふき大根のから揚げ。出汁が沁み込んだ大根に、揚げた粒マスタードのタレがいいアクセントになっています。


オーナーのメッセージが添えられていました。マスターにとってこそ「大変な時期」です。何とか乗り越えて、これからも頑張ってほしいと思います。


みんなで支え合ってこの窮地を乗り切ろう!
長引く外出自粛や緊急事態宣言に伴う休業要請を受けて、多くの事業者(とりわけ飲食業・サービス業)が存亡の淵に立たされています。苦境に陥っている事業者を何とか救いたいという趣旨で、北九州市が購入型クラウドファンディング「夏に行く券」プロジェクト(4月30日~5月7日)を始め、多くの市民の共感を呼んでいます。
「行く券」は、北九州弁の「行くけん」に掛けているんです。………今は行けないけど、夏には行くからね……そんな気持ちをこめて、夏に行くけん!


方法は至ってシンプル。参加している事業者を指定し一口5,000円(口数制限なし)の支援を行うと、支援金額の20%のプレミアムが付いた応援チケット(利用は7月1日~11月30日)が送られてくるというもの。「上乗せ支援」欄に金額を記入すると、お店には支援金が届きますが、その分の夏に行く券は発行されません。つまり、純粋な寄付ということもできます。ネットで簡単に手続きできるので、私も3軒のお店に4口分を登録しました。
「夏に行く券」という名称には、事業者にとって「夏」がギリギリの時期であるかもしれないこと、それまでには収束してほしいという切実な願いなどがこめられているんです。ウェブページの言葉が胸に沁みました。(以下、引用です)

「夏に行く券」の名称には、様々な議論がありました。
夏には情勢が落ち着くのか。自由に外出できるのか。
答えは誰にも分かりません。
しかし、この状況が夏まで続くと
多くの商業者が限界を迎えると危惧しています。
「夏に行く券」は、コロナ禍の収束を切に願う、祈りの言葉でもあるのです。
そのことをご理解ください。

今は行けない、そばで力になれないけれど
心を寄せて「夏に行くけん」

再び笑顔で会える日が、きっとくるから
どうかくじけず、元気を出してがんばって欲しい

そんな思いが資金とともに
スピーディに、ダイレクトに、支援先へ届く応援プロジェクトです。


古民家 焼き鳥ダイニング とりぢゅう焼き鳥 / 折尾駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

コメント (2)
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