これも昨年の写真です。
小川に沈んだ落ち葉が光と水とともに戯れていました。この小川にはカワニナもいてゆっくりと川底を這っている姿を見ることができます。
「丸山眞男 音楽の対話」という本を読んでいたら、1936年に初来日したケンプの演奏会に丸山が聞きにいったと書いてあった。丸山はこのとき22歳、ケンプは41歳だから20歳近い差があったわけですが、ほぼ同時代を生きた二人だったのですね。この本の著者によるとケンプは丸山が一番好きな音楽家だったのではないかと書いている。
私が音楽を聞き始めたころは、ケンプはすでに晩年で、元々、ピアノのテクニックに卓越したピアニストではなかったので、どうもあまり高い評価がされず、ちょっと過去の人という感じでした。しかし、1914年生まれの丸山にとっては、まさに同時代の音楽家だった。それぞれの時代のなかでの歩みを思います。
小川に沈んだ落ち葉が光と水とともに戯れていました。この小川にはカワニナもいてゆっくりと川底を這っている姿を見ることができます。
「丸山眞男 音楽の対話」という本を読んでいたら、1936年に初来日したケンプの演奏会に丸山が聞きにいったと書いてあった。丸山はこのとき22歳、ケンプは41歳だから20歳近い差があったわけですが、ほぼ同時代を生きた二人だったのですね。この本の著者によるとケンプは丸山が一番好きな音楽家だったのではないかと書いている。
私が音楽を聞き始めたころは、ケンプはすでに晩年で、元々、ピアノのテクニックに卓越したピアニストではなかったので、どうもあまり高い評価がされず、ちょっと過去の人という感じでした。しかし、1914年生まれの丸山にとっては、まさに同時代の音楽家だった。それぞれの時代のなかでの歩みを思います。