カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

ハグロトンボ②

2011-08-01 | 多摩川台公園とその近隣公園
 こちらは雄の方ですが、トリミングをして拡大しました。トリミングせずにこの位の大きさで撮れるように接近できるといいのですが、なかなかそこまでは寄らせてくれません。
 今日はアオゲラの鳴き声を聞いて耳を疑いました。アオゲラはこの公園では冬鳥だと思っていたからです。姿は一瞬双眼鏡の視野の中を通りすぎただけなので、きちんと見ることはできませんでしたが、間違いなくアオゲラでした。冬の間はこの公園で見られましたが、春以降まったく声も姿も確認できず、より自然が残っている地域に移動してそこで相手を見つけて繁殖し、もし戻ってくるとしても冬が近づいてからだろうと思っていました。それが真夏の8月に見られるとはまったく予想外のことでした。冬の間見られたのは1羽だけで、まず間違いなく同じ個体だったので、その個体が戻ってきたのか、それとも違う個体なのか。もし違う個体ならば、今年産まれて自分のテリトリーを持っていない若い個体がやってきたのか、など色々なことを想像してしまいます。

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ハグロトンボ①

2011-08-01 | 多摩川台公園とその近隣公園
 雨は大丈夫そうだし、あまり暑くもないので多摩川台公園へ。昨年はとっくに見られたハグロトンボでしたが、ようやく見ることができました。しかし、まだ3匹しかおらず、本格的な発生はこれからでしょうか。なかなか敏感なトンボで2メートル以内に近寄るとすっと逃げてしまいます。手前の金属光沢(構造色)をもったものが雄、後が雌です。
 セミの鳴き声もだいぶ多くなってきました。今日の午前中は時々薄日の射す天気でしたが、汗をかくほどの暑さではなく、この位の暑さだといいなあと思ったことでした。帰宅後、昼の天気予報を見ると渋谷の気温が26℃ということだったので、もう少し早い時間の田園調布は25℃前後だったのではないでしょうか。それでも今鳴かなくてどうする、という勢いで鳴いているセミたちでした。

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