東高根森林公園でもペアになったエナガを見つけ、双眼鏡で見るとその内の一羽が羽毛を咥えているのが確認できました。そのエナガとは別のエナガを見つけたところ、このエナガも何かを咥えていたので、また羽毛だろうと思って、かなり遠かったのですが、撮影したのですが、撮った画像を拡大してみると羽毛ではなく袋状のクモの巣のようでした。クモの糸も巣材の大事な材料ですから、巣材集めをしていたことが考えられます。
ディスプレイで他に見られた行動は、枝突きの仕草。普段見る枝にいる虫を捕える行動とは違って、その行動を単にまねているだけという感じでした。ただし、こうした一連の行動を見せつけている相手をきちんと確認していないので、相手が雄だった可能性も否定できませんから、この場合は求愛のディスプレイではなく、縄張りを主張するための行動ということになるでしょう。もう一方のシジュウカラが動かず、姿を見せなかったということは雌だった可能性が高いと思うのですが、さて、どちらだったのでしょうか。