この日はヒガラの群れにも出会いました。シジュウカラやヤマガラの囀りはいよいよ活発になってきて、春本番を告げているようです。エナガは姿を見せませんでしたので宝来公園に向かったところ、途中の住宅地でエナガの鳴き声を聞きました。しかし、宝来公園でもキクイタダキとヒガラはいたもののエナガの姿はなし。
この日はこれまでで最も多くのアトリに出会いましたが、初めて地面に降りて採餌している場面にも出会いました。これまでは高さ10メートル以上ある大きな木の上の方にばかりいたので思うように撮れませんでしたが、絶好のチャンス到来と数コマ撮ったところで、公園の営繕作業員が歩いてきたために翔び去ってしまい万事休す。シジュウカラの群れと一緒に数羽のアトリが採餌していましたが、写真のアトリはまだ冬羽の雄ですが、なんとも複雑な模様の羽毛をまとっています。
多摩川台公園では桜が開花し、日一日と華やかさを増していますが、木々の芽吹きもちらほら見かけるようになりました。東京の最高気温が25℃を超えたという日の撮影ですが、長袖のシャツをまくりたくなるほどの陽気となり、あまりの変化に戸惑ってしまいます。