カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

旧小坂邸

2015-12-06 | あちこち
 静嘉堂文庫のすぐ近くに旧小坂邸があって、初めて入ってみました。これまでに何度も前を通っていながら、迂闊にもここが旧小坂邸とは知りませんでした。元々は小坂順造という人の別邸として建てられたものだそうです。小坂氏は信濃銀行頭取、信濃毎日新聞社長などを務めた方。戦時中は横山大観が空襲を避けるため、茶室に移り住んだそうです。
 玄関部分には大きなイロハモミジが。工事中だったため赤いコーンが目障りでしたが。
 
 真っ赤に染まっていて、期せずしてちょうどよいときに行きました。
 
 建物は天井から床まで非常に素材が吟味され、凝った造りになっています。
 
 
 国分寺崖線を活かした広い庭園は緑が濃く、エナガの鳴き声も聞こえました。幅1メートルもない位の小川が流れていて、鳥の格好の水浴び場になっていそうでした。

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