カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川台公園

2018-07-06 | 多摩川台公園とその近隣公園
 この時期としては珍しく富士山がよく見えた。今の季節としては湿度が比較的低かったようだ。もうほとんど雪は消えかかっていて富士山も今年は気温が高めなのだろうか。
 
 日当りのよい所のヤマユリはもう終わっていて日当りがあまりよくない場所のものだけが咲き残っていた。ルミックスGX-7で撮っているがホワイトバランスをオートで撮ると日陰では少し青みが強い発色になる傾向がある。
 
 鳥の方はシジュウカラとメジロの混群に出会い、30羽ほどもいたようでとても賑やかだった。シジュウカラは幼鳥がたくさんいたが、メジロの幼鳥もおそらくいたのではないだろうか。

 日本のWカップはラウンド16で終わってしまったが、グループリーグを突破できないと予想していたので予想外の活躍だった。Wカップでは初戦が最も大切と言われるが、その初戦で勝ったことが大きかったのだろう。
 ベルギー戦で2点を先行したときには、ひょっとすると勝つかもしれないと思ったのだが、やはりそんなに甘くはなかった。それにしても日本の2点はいずれも胸のすくような見事なもの、会心の「美しいゴール」だった。
 最初の失点はTVの実況ではシュートと言っていたが、実際はあれはクロスボールを上げたつもりがゴールに行ってしまったのだろう。ゴールを決めたフェルトンゲンの表情からもそれはうかがえる。ドーハの悲劇もミスキックしたボールがゴールに吸い込まれてしまったのだったが、それと同じようなケースで不運な失点だった。タラレバになってしまうが、日本の選手が競って自由にヘディングシュートをさせなければ、あるいは川島のポジションがもう少しゴールマウスの中央寄りであったなら失点を防げたのではないか、という思いが強い。この失点がすべての始まりだった。3失点目は攻めに意識がゆきすぎてカウンター攻撃への備えが不十分だったことに尽きるだろう。本田のコーナーキックに対する批判があるが、3点目を取れる可能性もあったわけで判断が分かれるところだ。
 得点力不足が言われる日本だが今回は6点も取っていて、攻撃については日本としてのひとつの形が見えたように思う。これをさらに発展させてゆけば得点力は上がるのではないか。問題は7失点と失点も多いことで、特にセットプレーからあっさり失点してしまうことが多すぎる(ポーランド戦の失点が典型的)。高さがないからということもあるが、それだけではなくマークを外されてフリーでシュートを打たれることが多い。この辺りが改善されないと攻撃力がアップしてもなかなかさらに上にはゆけないと思う。
 帰国後、会見を聞いたが西野監督も長谷部選手の発言も精魂傾けて戦ったことが伝わってきて、とても清々しいものだった。どこかの政治家や官僚たち、不正隠しの企業のトップなど、見苦しいものばかり見てきたのでその対比があまりにも鮮やか。

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