カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

池上梅園

2022-03-17 | あちこち
 園内には茶室が二つあって、こちらは「聴雨庵」。政治家藤山愛一郎が建てたものですが、寄贈されてここに移築したもの。
 
 池には緋鯉が泳いでいます。
 
 一羽のアオサギがいましたが、手が届くほどの近さでもまったく気にしていない様子。
 
 16~85㎜での撮影。
 
 100㎜で。
 
 梅園を後にして川端龍子記念館に向かいました。記念館へは1㎞弱の距離ですが、急坂を登って下ってという道なので夏なら一汗かくような道でした。
 
 川端龍子は1885年生まれの日本画家。記念館は龍子自身の設計によるもの。作品からは豪放磊落な性格だったのではないかという印象を持ちます。大作が多いのでどちらかといえば細部まで緻密に描くという描き方ではありません。
 庭園のガイドツアーがあったので参加しました。庭園にはアトリエと旧宅が残されています。アトリエには伝俵屋宗達の襖絵があって、それを毎日目にしながら描いていたというのは驚きでした。現在は本物は国立博物館が所蔵していて、ここにあるのは模写とのこと。
 

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