昨日も多摩川台公園に出かけましたがキクイタダキとヒガラは、まだ山に戻らずにコナラの梢で採餌をしていました。上空を見るとツバメが一羽すいっ、と翔んでいるのが見えました。しかし、シメ、シロハラ、ジョウビタキなどは見られず、冬鳥と夏鳥の交代の季節を感じます。エナガはこの日も見られず、昨年もそうでしたが、営巣の時期になると次第に見られなくなるようです。せせらぎ公園に行くとマガモが多い時と比べると半分程に減っていましたが、残留組が残り少ない日本での暮らしを続けていました。
多摩川台公園に続いてせせらぎ公園にも行ってみましたが、この公園では急斜面崩落防止のための工事中で、一部立ち入り禁止となっていますが、その場所はエナガがよく見られた場所でした。念のため他の場所を歩きましたが、やはりエナガの姿は確認できませんでした。せせらぎ公園のミズキの新緑が瑞々しかったので撮影。
いかにも早春の中のヒガラという写真が撮れました。芽吹きだした低木にやって来て盛んに採餌をするようになったので、近くで撮ることができるようになってきました。いくらでも食べ物があるからでしょうか、ちっとも移動しないのでずいぶん長いことヒガラと遊んでいました。この日はしばらく顔を見せなかったジョウビタキが姿を見せ、ヒッヒッと鳴いていましたが、別れの挨拶をしにやってきたように思ったものです。
急に暖かい日が続いたので多摩川台公園の桜の開花がどんどん進んでいて、今日辺りは見頃になっているかもしれません。
急に暖かい日が続いたので多摩川台公園の桜の開花がどんどん進んでいて、今日辺りは見頃になっているかもしれません。
この日はヒガラの群れにも出会いました。シジュウカラやヤマガラの囀りはいよいよ活発になってきて、春本番を告げているようです。エナガは姿を見せませんでしたので宝来公園に向かったところ、途中の住宅地でエナガの鳴き声を聞きました。しかし、宝来公園でもキクイタダキとヒガラはいたもののエナガの姿はなし。
この日はこれまでで最も多くのアトリに出会いましたが、初めて地面に降りて採餌している場面にも出会いました。これまでは高さ10メートル以上ある大きな木の上の方にばかりいたので思うように撮れませんでしたが、絶好のチャンス到来と数コマ撮ったところで、公園の営繕作業員が歩いてきたために翔び去ってしまい万事休す。シジュウカラの群れと一緒に数羽のアトリが採餌していましたが、写真のアトリはまだ冬羽の雄ですが、なんとも複雑な模様の羽毛をまとっています。
多摩川台公園では桜が開花し、日一日と華やかさを増していますが、木々の芽吹きもちらほら見かけるようになりました。東京の最高気温が25℃を超えたという日の撮影ですが、長袖のシャツをまくりたくなるほどの陽気となり、あまりの変化に戸惑ってしまいます。