「ガラスの仮面」の北島マヤ。
彼女はやはり偉大なキャラである。
大晦日。
芝居「椿姫」のチケットが絶対にほしい彼女は120件の出前を実行する。
自分と自分の母が住み込みで働いているラーメン屋の娘にそそのかされたのだ。
ラーメン屋の娘は当然、そんなことは不可能だと思っている。
しかし、それを可能にしてしまう所がマヤのスゴイところだ。
彼女は出前を成し遂げチケットをもらいにいくが、面白くない娘は横浜の海にチケットを投げてしまう。
果たして冬の海の中に飛び込むマヤ。
天才は思い込んだらトコトンやる!!
この執念がスゴイ!!
次にマヤがスゴイ所は「椿姫」の舞台を1回見ただけで、せりふ・動きすべてを覚えてしまった所だ。
舞台を見て立ち上がれないマヤ。
月影千草のもとにラーメンを届けに行くと、「椿姫」の台本が置いてある。
月影先生はやってみろと指示を出すが、なんとマヤは台本を見ずに演じてしまうのだ。
たまたま月影邸にやって来た演出家は未熟でなっていないとマヤのことを言うが、月影先生は言う。
「彼女は『椿姫』の舞台を1回しか見ていないのよ」
それで演出家は驚く。
この見せ方の仕掛けが面白い!!
おまけにマヤもスゴイ!!
次にマヤは劇団月影に入る意思を月影先生に確認される。
マヤは「お芝居ができるならどんなことでもします!」と言うが、その時に嵐が来て稲妻が走る。
この演出がスゴイ!
おまけに嵐を呼び寄せるマヤの情熱もスゴイ!!
さて、劇団月影に入ったマヤは「若草物語」でベスをやることになる。
しかし、うまく演じられない。
「ベスの気持ちを理解して芝居をしてるの?」
「気持ちが芝居を作るんです!」
「だめ!ベスが弾んでいない!」
とダメ出しの連続。代役の話も出る。
この後のマヤがスゴイ!
マヤは病弱なベスの役を掴むため、雨に打たれ40度の熱を出す。
これでベッドで生死をさまようベスになり切ることができる。
40度の熱を出して、ついにベスを演じきるマヤ。
亜弓さんいわく「舞台が進めば進むほどよくなっている」
役へのアプローチの仕方は様々あれど、この様にアプローチするマヤはスゴイ!
少々、無器用ではあるが、ひたすら想う気持ちが彼女をこの様な行為に駆り立てる。
それにしても人が輝くとはどういうことだろう。
「若草物語」を終えて、速水社長は言う。
「あの小さな体のどこに、あの不思議な力が潜んでいるのだろう」
マヤはきれいでもなく、頭もよくなくてお金もないという設定だ。
では彼女を輝かせるものとは?内なる心の力……。
作品はこれに向かって描かれていく。
★研究ポイント
キャラクターの作り方
キャラクター造型
★追記
彼女を取り巻く脇キャラもスゴイ!
ライバル姫川亜弓は、パントマイムをやって小鳥が見える。
月影先生は顔に傷を負って女優を引退している。
大都芸能の速水真澄社長は「紫のバラ」を送ってマヤを陰ながら支援する。
桜小路くんはマヤと等身大になっていっしょに悩んでくれる。
ライバル、師、応援する異性。
これはスポ根ものの王道。
彼女はやはり偉大なキャラである。
大晦日。
芝居「椿姫」のチケットが絶対にほしい彼女は120件の出前を実行する。
自分と自分の母が住み込みで働いているラーメン屋の娘にそそのかされたのだ。
ラーメン屋の娘は当然、そんなことは不可能だと思っている。
しかし、それを可能にしてしまう所がマヤのスゴイところだ。
彼女は出前を成し遂げチケットをもらいにいくが、面白くない娘は横浜の海にチケットを投げてしまう。
果たして冬の海の中に飛び込むマヤ。
天才は思い込んだらトコトンやる!!
この執念がスゴイ!!
次にマヤがスゴイ所は「椿姫」の舞台を1回見ただけで、せりふ・動きすべてを覚えてしまった所だ。
舞台を見て立ち上がれないマヤ。
月影千草のもとにラーメンを届けに行くと、「椿姫」の台本が置いてある。
月影先生はやってみろと指示を出すが、なんとマヤは台本を見ずに演じてしまうのだ。
たまたま月影邸にやって来た演出家は未熟でなっていないとマヤのことを言うが、月影先生は言う。
「彼女は『椿姫』の舞台を1回しか見ていないのよ」
それで演出家は驚く。
この見せ方の仕掛けが面白い!!
おまけにマヤもスゴイ!!
次にマヤは劇団月影に入る意思を月影先生に確認される。
マヤは「お芝居ができるならどんなことでもします!」と言うが、その時に嵐が来て稲妻が走る。
この演出がスゴイ!
おまけに嵐を呼び寄せるマヤの情熱もスゴイ!!
さて、劇団月影に入ったマヤは「若草物語」でベスをやることになる。
しかし、うまく演じられない。
「ベスの気持ちを理解して芝居をしてるの?」
「気持ちが芝居を作るんです!」
「だめ!ベスが弾んでいない!」
とダメ出しの連続。代役の話も出る。
この後のマヤがスゴイ!
マヤは病弱なベスの役を掴むため、雨に打たれ40度の熱を出す。
これでベッドで生死をさまようベスになり切ることができる。
40度の熱を出して、ついにベスを演じきるマヤ。
亜弓さんいわく「舞台が進めば進むほどよくなっている」
役へのアプローチの仕方は様々あれど、この様にアプローチするマヤはスゴイ!
少々、無器用ではあるが、ひたすら想う気持ちが彼女をこの様な行為に駆り立てる。
それにしても人が輝くとはどういうことだろう。
「若草物語」を終えて、速水社長は言う。
「あの小さな体のどこに、あの不思議な力が潜んでいるのだろう」
マヤはきれいでもなく、頭もよくなくてお金もないという設定だ。
では彼女を輝かせるものとは?内なる心の力……。
作品はこれに向かって描かれていく。
★研究ポイント
キャラクターの作り方
キャラクター造型
★追記
彼女を取り巻く脇キャラもスゴイ!
ライバル姫川亜弓は、パントマイムをやって小鳥が見える。
月影先生は顔に傷を負って女優を引退している。
大都芸能の速水真澄社長は「紫のバラ」を送ってマヤを陰ながら支援する。
桜小路くんはマヤと等身大になっていっしょに悩んでくれる。
ライバル、師、応援する異性。
これはスポ根ものの王道。