雛形あき子が「ひな祭り」ということで「めちゃイケ」の様々なコーナーにチャレンジする。
女優が芸人と絡んで、何を生み出すか?
まず、女優が芸人さながらのことをするから、笑いが取れる。
次に女優と絡むから芸人は違ったリアクションを取れる。
・相撲ライダー……山本圭一(極楽トンボ)×雛形あき子
雛形あき子にいじられる山本圭一。
いつもは指令が飛んで恥ずかしいことをさせられる相撲ライダーだが、今回は雛形が指示を出す。
尻の写メを取られ、乳首をいじられ「SMの雰囲気」が生まれた。
・恋のカマ騒ぎ……鈴木紗里奈×雛形あき子
「料理が上手な女」で大はしゃぎする雛形。すなわち女優とは違った顔。
次に離婚というプライベートネタが出る。
「スキャンダル・週刊誌」の雰囲気が出た。
離婚にあたって、紗里奈に相談したという雛形。
紗里奈の雛形にしたというアドバイス。
「結婚する前に同棲しなきゃだめ」
「男に対してMじゃないとだめ」
すなわち逆転して、紗里奈のプライベートの暴露。
雛形の離婚の話題と絡んだから、この話が引き出せた。
紗里奈は自分の恥ずかしい話題について聞こえないふりのボケ。
それを何度も繰り返して、業界用語でいう「かぶせボケ」。
雛形に「芸人じゃないのに芸人風の紗里奈のポジションっていいわよね」と突っ込まれる。
紗里奈もオイシイ。
ちなみに余談だが、タレントにはイメージ、ポジションが重要。
女優・芸人・芸人風などなど。
芸のないタレントは個人の生活を切り売りしなければならない。
制作者は「めちゃイケ」のメンバーとの絡みがそろそろマンネリと考えたのか、
フジテレビ警察で、雛形と三浦和義を絡ませる。
三浦和義と逮捕ネタはタブー。
三浦和義×雛形あき子で何が生まれるか?
「予定調和じゃないスリル」
「新しい刺激」で視聴者のチャンネルを変えさせない。
逮捕を連発して、岡村達を冷や冷やさせて、雛形はさらに三浦和義を怒らせる行為へ。
自分の製作した映画の話をする三浦和義に雛形は居眠り。
おまけに自分から肩に寄りかかったにもかかわらず、「セクハラ!逮捕」発言。
三浦和義もリアクション。
「これで逮捕されるのなら、本当にセクハラしてやる!」
これで雛形が素に戻る。オンナに戻る。
「素の顔を見せること」もバラエティにとって必要なこと。
セクハラでフジテレビ警察に逮捕される三浦和義。
「オチ」は「エロス疑惑」(ロス疑惑)。
実にブラックジョーク!
最後は「感動」。
バラエティには「涙」が必要。
これは岡村隆史のこだわりの様だ。
「めちゃイケ」には涙が良く登場する。
雛形は岡村がやったホールインワンに挑戦する。
しかし、雛形のゴルフは下手。
これで雛形の素の顔を見せた。視聴者は雛形あき子はゴルフうまくないんだと知る。
そしてこの下手な彼女がホールインワンをどうやって行うかに視聴者の関心が。
ここで黒子ならぬ緑子が登場。
ゴルフ場のグリーンに緑の服を着た女性が、雛形のボールを運んでホールインワンさせる。
これだけでは番組ラストの笑いとして弱いので緑子の正体を明かす。
緑子は雛形の同じ事務所の後輩のMEGUMI。
雛形のインチキホールインワンに怒る岡村らに「雛さんは頑張った」と反論する。
さらにMEGUMIだけでは盛り上がりに欠けると思ったのか、制作者は事務所のグラビアタレント候補の女性たちを大挙出演させ、事務所の野田社長を出す。
ラストの盛り上げに向けて「刺激を大きくしていく」手法だ。
そして締め。
野田社長に語らせれば、一応「締め」っぽくはなる。
野田社長は言う。
~今回1時間、雛形がやって来たことはすべて「女優魂」~
これで締まった。
野田社長はさらに悪乗り。真面目に締めるだけでは足りないのだ。
熊田曜子と噂のあった岡村に「熊田より雛形にしろ。雛形のことを好きだったこと知ってるんだぞ」と言う。
MEGUMIも悪乗りして「雛さん、今空き家だから」と言う。
番組のエンディング後には、素の「雛形あき子」を見せて、これまで見てきた雛形あき子はパーフォマンスであることを示した。
雛形は憧れ性のある女優であることを示した。
★研究ポイント
テレビに必要なことが詰め込まれている今回の「めちゃイケ」。
・個性、違うポジションがぶつかり合うこと、絡み合うことで生まれる雰囲気、新しい世界。
・個性、違うポジションがぶつかり合うこと、絡み合うことで生まれるキャラクターの新しい面。
・スキャンダラスであること。
・予定調和ではないこと。
・スリル
・どんどん強くなっていく刺激。
・オチ
・締め、まとめ。
・個人の素の顔を垣間見せること。
関連事項 ドラマの作り方
女優が芸人と絡んで、何を生み出すか?
まず、女優が芸人さながらのことをするから、笑いが取れる。
次に女優と絡むから芸人は違ったリアクションを取れる。
・相撲ライダー……山本圭一(極楽トンボ)×雛形あき子
雛形あき子にいじられる山本圭一。
いつもは指令が飛んで恥ずかしいことをさせられる相撲ライダーだが、今回は雛形が指示を出す。
尻の写メを取られ、乳首をいじられ「SMの雰囲気」が生まれた。
・恋のカマ騒ぎ……鈴木紗里奈×雛形あき子
「料理が上手な女」で大はしゃぎする雛形。すなわち女優とは違った顔。
次に離婚というプライベートネタが出る。
「スキャンダル・週刊誌」の雰囲気が出た。
離婚にあたって、紗里奈に相談したという雛形。
紗里奈の雛形にしたというアドバイス。
「結婚する前に同棲しなきゃだめ」
「男に対してMじゃないとだめ」
すなわち逆転して、紗里奈のプライベートの暴露。
雛形の離婚の話題と絡んだから、この話が引き出せた。
紗里奈は自分の恥ずかしい話題について聞こえないふりのボケ。
それを何度も繰り返して、業界用語でいう「かぶせボケ」。
雛形に「芸人じゃないのに芸人風の紗里奈のポジションっていいわよね」と突っ込まれる。
紗里奈もオイシイ。
ちなみに余談だが、タレントにはイメージ、ポジションが重要。
女優・芸人・芸人風などなど。
芸のないタレントは個人の生活を切り売りしなければならない。
制作者は「めちゃイケ」のメンバーとの絡みがそろそろマンネリと考えたのか、
フジテレビ警察で、雛形と三浦和義を絡ませる。
三浦和義と逮捕ネタはタブー。
三浦和義×雛形あき子で何が生まれるか?
「予定調和じゃないスリル」
「新しい刺激」で視聴者のチャンネルを変えさせない。
逮捕を連発して、岡村達を冷や冷やさせて、雛形はさらに三浦和義を怒らせる行為へ。
自分の製作した映画の話をする三浦和義に雛形は居眠り。
おまけに自分から肩に寄りかかったにもかかわらず、「セクハラ!逮捕」発言。
三浦和義もリアクション。
「これで逮捕されるのなら、本当にセクハラしてやる!」
これで雛形が素に戻る。オンナに戻る。
「素の顔を見せること」もバラエティにとって必要なこと。
セクハラでフジテレビ警察に逮捕される三浦和義。
「オチ」は「エロス疑惑」(ロス疑惑)。
実にブラックジョーク!
最後は「感動」。
バラエティには「涙」が必要。
これは岡村隆史のこだわりの様だ。
「めちゃイケ」には涙が良く登場する。
雛形は岡村がやったホールインワンに挑戦する。
しかし、雛形のゴルフは下手。
これで雛形の素の顔を見せた。視聴者は雛形あき子はゴルフうまくないんだと知る。
そしてこの下手な彼女がホールインワンをどうやって行うかに視聴者の関心が。
ここで黒子ならぬ緑子が登場。
ゴルフ場のグリーンに緑の服を着た女性が、雛形のボールを運んでホールインワンさせる。
これだけでは番組ラストの笑いとして弱いので緑子の正体を明かす。
緑子は雛形の同じ事務所の後輩のMEGUMI。
雛形のインチキホールインワンに怒る岡村らに「雛さんは頑張った」と反論する。
さらにMEGUMIだけでは盛り上がりに欠けると思ったのか、制作者は事務所のグラビアタレント候補の女性たちを大挙出演させ、事務所の野田社長を出す。
ラストの盛り上げに向けて「刺激を大きくしていく」手法だ。
そして締め。
野田社長に語らせれば、一応「締め」っぽくはなる。
野田社長は言う。
~今回1時間、雛形がやって来たことはすべて「女優魂」~
これで締まった。
野田社長はさらに悪乗り。真面目に締めるだけでは足りないのだ。
熊田曜子と噂のあった岡村に「熊田より雛形にしろ。雛形のことを好きだったこと知ってるんだぞ」と言う。
MEGUMIも悪乗りして「雛さん、今空き家だから」と言う。
番組のエンディング後には、素の「雛形あき子」を見せて、これまで見てきた雛形あき子はパーフォマンスであることを示した。
雛形は憧れ性のある女優であることを示した。
★研究ポイント
テレビに必要なことが詰め込まれている今回の「めちゃイケ」。
・個性、違うポジションがぶつかり合うこと、絡み合うことで生まれる雰囲気、新しい世界。
・個性、違うポジションがぶつかり合うこと、絡み合うことで生まれるキャラクターの新しい面。
・スキャンダラスであること。
・予定調和ではないこと。
・スリル
・どんどん強くなっていく刺激。
・オチ
・締め、まとめ。
・個人の素の顔を垣間見せること。
関連事項 ドラマの作り方