天才ピアニスト野田恵こと「のだめ」のキャラクターが面白い。
まずは彼女の歌。
「フン フン フーン ネコのフン フーン フーン かたい」
学校中のあこがれの先輩・千秋真一が酔っぱらって倒れているのを見て
「ぴぎっ。なんとか先輩」
ちなみにのだめのマンションは千秋先輩の部屋の隣り。
そして自分の部屋に一晩泊めただけで「先輩、昨日のこと覚えていますか?」と恋人気分。
おまけに忘れていったベルト(苦しそうなので外しただけ)を学校で届けに来る。
「昨日うちに忘れていったですよー」
当然、他の人間は誤解する。千秋が「人違いだ」と言ってごまかそうとすると、「でもにおいが同じだよ」と言ってついてくる。
それを友だちが問いつめると「先輩の寝言って面白いんだよ~」と吹き出す。
のだめには全く悪気はない。ただ天然ボケなのだ。
そしてのだめの部屋は汚い。
悪臭がするので千秋が文句を言いに行くと、掃除をさせられる。
コミックポンポンがいっぱい入った段ボールがあり。宝物入れの段ボールがある。
おまけに甲子園の土までが埋まっている。
クリームシチューは黒く、御飯からはいくらの様なカビが生えている。
洗濯物からはきのこや正体不明の植物が生えている。
おまけに下着が出てきて「ふぎゃあブラジャー」「はぎゃあパンツ」と恥ずかしがって奪い取る。
さらにのだめはお風呂は1日おきシャンプーは5日おき。
「ふふ、こう見えてもキレイ好きでショ」と言う。
千秋先輩はストレスがたまると、わけの分からないボランティアをする癖があり、のだめの髪を洗いドライヤーで乾かしてやる。
そんな状態をのだめは王室で従僕にかしずかれている様だと話すが、千秋先輩は犬にドライヤーをかけている様だと答える。
しかし、のだめはともかくプラス思考だ。
「えーっ何犬ですか?」と尋ねる。(今までは魚系で犬系で例えられたことがないのだ)
そして数日後、千秋先輩はのだめのために夕食を作ることになっている。
のだめは「恋の大作戦」で黒こげのアジなどを持ってきたのだが、「殺す気か」と先輩に言われる。おまけに「俺が手本を見せてやる」と言って先輩が作り、出てきた料理に大感激する。
「ぎゃああ!これ何ですか?」
「ミレリーナ・アラ・パンナコン・イ・ブロッコリ」
「呪文料理。おいしーい、先輩。お母さんよりうまい。アンブレーラ(意味不明)」
「明日はもっとうまいのを作ってやるよ」
「きゃあー、救世主」
といった具合になる。そして横になって
「ふあーーっ、結婚っていいものですよね~」
「誰が結婚した?」
しかし、そんなのだめに新たなオトコが。ソウルでバイオリンを弾く峰龍太郎だ。
彼の家はラーメン屋でのだめはチャーハンをごちそうになる。
そして「ぎゃほーーっ(すごい)」とのだめは感激する。
千秋先輩は「エサをもらえればどこでもいいんじゃないかー」と怒り出す。
嫌がってはいたが、千秋の中にものだめの存在が大きなものになっていたのだ。
こんなのだめだが、ピアノには何か心をとらえる特別なものがある。
テクニックがあるとかいうことではなくメチャクチャで間違いだらけだが、自分流に弾いて味わいがある。
「のだめカンタービレ」の人気の理由はそのキャラクターの面白さだ。
この壊れ方がすごい。
天才とはどこか頭のねじが外れているものなのだろう。
そんな天才たちに振りまわされる千秋先輩。
千秋先輩は指揮者志望。
のだめを始めとする天才たちを彼がまとめて、どんな演奏をするか今後が楽しみだ。
★研究ポイント
キャラクター造型
キャラクターの作り方
洗濯ダメ、料理ダメ、自分に都合の良い天然が魅力になる。
壊れた人間が魅力になる。
それに振りまわされる人間がいるとさらに面白くなる。
千秋先輩も十分に変人なのだが、のだめはそれ以上にすごいからキャラが立つ。
「ぎゃほーーっ」「びぎっ」なども擬音、「アンブレーラ」といった意味不明語も面白い。
そしてピアノに光るものがあるという天才性が彼女を物語の主人公にする。
まずは彼女の歌。
「フン フン フーン ネコのフン フーン フーン かたい」
学校中のあこがれの先輩・千秋真一が酔っぱらって倒れているのを見て
「ぴぎっ。なんとか先輩」
ちなみにのだめのマンションは千秋先輩の部屋の隣り。
そして自分の部屋に一晩泊めただけで「先輩、昨日のこと覚えていますか?」と恋人気分。
おまけに忘れていったベルト(苦しそうなので外しただけ)を学校で届けに来る。
「昨日うちに忘れていったですよー」
当然、他の人間は誤解する。千秋が「人違いだ」と言ってごまかそうとすると、「でもにおいが同じだよ」と言ってついてくる。
それを友だちが問いつめると「先輩の寝言って面白いんだよ~」と吹き出す。
のだめには全く悪気はない。ただ天然ボケなのだ。
そしてのだめの部屋は汚い。
悪臭がするので千秋が文句を言いに行くと、掃除をさせられる。
コミックポンポンがいっぱい入った段ボールがあり。宝物入れの段ボールがある。
おまけに甲子園の土までが埋まっている。
クリームシチューは黒く、御飯からはいくらの様なカビが生えている。
洗濯物からはきのこや正体不明の植物が生えている。
おまけに下着が出てきて「ふぎゃあブラジャー」「はぎゃあパンツ」と恥ずかしがって奪い取る。
さらにのだめはお風呂は1日おきシャンプーは5日おき。
「ふふ、こう見えてもキレイ好きでショ」と言う。
千秋先輩はストレスがたまると、わけの分からないボランティアをする癖があり、のだめの髪を洗いドライヤーで乾かしてやる。
そんな状態をのだめは王室で従僕にかしずかれている様だと話すが、千秋先輩は犬にドライヤーをかけている様だと答える。
しかし、のだめはともかくプラス思考だ。
「えーっ何犬ですか?」と尋ねる。(今までは魚系で犬系で例えられたことがないのだ)
そして数日後、千秋先輩はのだめのために夕食を作ることになっている。
のだめは「恋の大作戦」で黒こげのアジなどを持ってきたのだが、「殺す気か」と先輩に言われる。おまけに「俺が手本を見せてやる」と言って先輩が作り、出てきた料理に大感激する。
「ぎゃああ!これ何ですか?」
「ミレリーナ・アラ・パンナコン・イ・ブロッコリ」
「呪文料理。おいしーい、先輩。お母さんよりうまい。アンブレーラ(意味不明)」
「明日はもっとうまいのを作ってやるよ」
「きゃあー、救世主」
といった具合になる。そして横になって
「ふあーーっ、結婚っていいものですよね~」
「誰が結婚した?」
しかし、そんなのだめに新たなオトコが。ソウルでバイオリンを弾く峰龍太郎だ。
彼の家はラーメン屋でのだめはチャーハンをごちそうになる。
そして「ぎゃほーーっ(すごい)」とのだめは感激する。
千秋先輩は「エサをもらえればどこでもいいんじゃないかー」と怒り出す。
嫌がってはいたが、千秋の中にものだめの存在が大きなものになっていたのだ。
こんなのだめだが、ピアノには何か心をとらえる特別なものがある。
テクニックがあるとかいうことではなくメチャクチャで間違いだらけだが、自分流に弾いて味わいがある。
「のだめカンタービレ」の人気の理由はそのキャラクターの面白さだ。
この壊れ方がすごい。
天才とはどこか頭のねじが外れているものなのだろう。
そんな天才たちに振りまわされる千秋先輩。
千秋先輩は指揮者志望。
のだめを始めとする天才たちを彼がまとめて、どんな演奏をするか今後が楽しみだ。
★研究ポイント
キャラクター造型
キャラクターの作り方
洗濯ダメ、料理ダメ、自分に都合の良い天然が魅力になる。
壊れた人間が魅力になる。
それに振りまわされる人間がいるとさらに面白くなる。
千秋先輩も十分に変人なのだが、のだめはそれ以上にすごいからキャラが立つ。
「ぎゃほーーっ」「びぎっ」なども擬音、「アンブレーラ」といった意味不明語も面白い。
そしてピアノに光るものがあるという天才性が彼女を物語の主人公にする。