第10話(16:00)、第11話(17:00)
いよいよ前半(12話)のエピソードが解決に向かって動き出す。
様々なエピソードが同時進行で描かれていく「24」だが、個々のエピソードはどんどん発展していく。
事件を解決するためにはそれを解決、収束していかなくてはならない。
まずはアラス家のエピソード。
ディナを協力させるために病院の地下の洗濯室(衛星が熱源を探知して場所を特定した)へベルース救出へ向かう。
侵入経路は入口のドアと3階からのダストシュート。
ジャックはベルースの父親ナビを捕らえるが、父親を憎むベルースが射殺してしまう。
そしてCTUでトニーはディナを尋問。(トニーはジャックと国防長官の力で復職した)
ディナは、関わった人物の名と過去に行ったことのあるアジトの住所を吐く。
ジャックはアジトに突入して、地下の隠し部屋を見つけるが、既にもぬけの殻。
鑑識を呼んで指紋・DNAの採取を指示する。
一方、CTUでは事件解決のためにふたつの動きが。
まず、ジャックが踏み込んだ敵のアジトの所有者を調べた所、所有者にギャラクシー・ファイナンシャル社の名を見つける。
この会社はオードリーの夫ポールが社長を務める会社だ。
折しもポールはロスを離れようとしており、オードリーは復縁の話をするという口実でポール足止めに向かう。
離婚を決意していたとはいえ、夫がテロリストに加担しているとは思えない。しかし、自分には国防長官の娘という任務もある。
この葛藤はドラマになっている。
オードリーは夫を欺くことに悩む。
そしてポールは駆けつけたジャックに拷問を受けることになり、さらに悩む。
オードリーはジャックに心を寄せていただけに、事件解決のためなら何でもする捜査官ジャックの顔を見てしまい、どういう感想を持ったか?
今後のロマンスの伏線だ。
そして拷問の結果、ポールはサインをしただけだと分かるが、その契約に関わった人物を特定する。
その人物の名は偽名を使っており、本名はハビーフ・マルワン。
その名は、ディナが尋問で吐いた名前にも上がっていた。
彼が今回のボスらしい。
そしてCTUでのもうひとつの動き。
スパイのマリアンは、殺されたパウエルのパソコンから情報を引き出せるかもしれないと話す。パソコンのデータにアクセスするためには、パウエルか自分の指紋認証が必要。自分の刑の軽減を求めるマリアンの駆け引きだ。
マリアンは捜査官カーティスとパソコンのある現場に向かう。
そして、データを引き出す途中でマルワンとその手下に殺され、カーティスは捕らえられてしまう。CTUがどれだけ事件に迫っているか、聞き出すためだ。
事件がすべてマルワンに集約されてきた。
ジャックはマルワンの居所とされるビルを特定する。
それはカーティスの捕らえられているビルだ。
カーティスは敵の隙をみて敵を倒し、自分の居所をCTUに伝える。
マルワンは仕事をするふりをしてオーバーライドを操作する。
5基の原発がメルトダウンするのはあと15分。
タイムサスペンスだ。
そしてカーティスのいる29階を制圧したジャックは、30階のマルワンのもとに向かう。
ジャックにマルワンの顔はわからない。
わかるのは唯一遭遇したカーティス。
ジャックはマルワンを見つけ出し、オーバーライドを回収できるのか?
この様に第10話・11話では事件解決に向かってすべてが動き出した。
敵を尋問して、CTUやFBIのデータベースからアジトなどの住所を引き出すという解決方法はいささか安易だが、この作品の場合はスピード感が命。ジャックは24時間動きまわっていなくてはならないから仕方がない。
しかし、この「便利な解決手法」も何度も使うと飽きられてくるだろう。
今後はどの様な解決方法が見られるか?
また、今回カーティスが調べに行ったビルが敵のアジトだったというのも安易な感じがした。いくら不意をつかれたとはいえ、カーティスひとりにいいようにされた敵も。
しかし、それらのマイナスを補うのが登場人物たちの心のドラマ。
今回はオードリーの夫に対する葛藤があり、ディナの息子を思う心があった。
この他にもかつての恋人であったカーティスとスパイのマリアンには愛憎と駆け引き、スパイと疑われ拷問を受けたサラはドリスコルに不信感などが描かれた。(サラは上司への尊敬でなくビジネスでつき合うと宣言、協力する代わりに昇進を申し出た)
そしてドリスコル。
今回のラストで彼女の娘は、母親にかまってもらえない苦しみから自殺をしてしまう。これは出世主義者だったドリスコルにどんな心のドラマを生み出すか?
今後が楽しみだ。
いよいよ前半(12話)のエピソードが解決に向かって動き出す。
様々なエピソードが同時進行で描かれていく「24」だが、個々のエピソードはどんどん発展していく。
事件を解決するためにはそれを解決、収束していかなくてはならない。
まずはアラス家のエピソード。
ディナを協力させるために病院の地下の洗濯室(衛星が熱源を探知して場所を特定した)へベルース救出へ向かう。
侵入経路は入口のドアと3階からのダストシュート。
ジャックはベルースの父親ナビを捕らえるが、父親を憎むベルースが射殺してしまう。
そしてCTUでトニーはディナを尋問。(トニーはジャックと国防長官の力で復職した)
ディナは、関わった人物の名と過去に行ったことのあるアジトの住所を吐く。
ジャックはアジトに突入して、地下の隠し部屋を見つけるが、既にもぬけの殻。
鑑識を呼んで指紋・DNAの採取を指示する。
一方、CTUでは事件解決のためにふたつの動きが。
まず、ジャックが踏み込んだ敵のアジトの所有者を調べた所、所有者にギャラクシー・ファイナンシャル社の名を見つける。
この会社はオードリーの夫ポールが社長を務める会社だ。
折しもポールはロスを離れようとしており、オードリーは復縁の話をするという口実でポール足止めに向かう。
離婚を決意していたとはいえ、夫がテロリストに加担しているとは思えない。しかし、自分には国防長官の娘という任務もある。
この葛藤はドラマになっている。
オードリーは夫を欺くことに悩む。
そしてポールは駆けつけたジャックに拷問を受けることになり、さらに悩む。
オードリーはジャックに心を寄せていただけに、事件解決のためなら何でもする捜査官ジャックの顔を見てしまい、どういう感想を持ったか?
今後のロマンスの伏線だ。
そして拷問の結果、ポールはサインをしただけだと分かるが、その契約に関わった人物を特定する。
その人物の名は偽名を使っており、本名はハビーフ・マルワン。
その名は、ディナが尋問で吐いた名前にも上がっていた。
彼が今回のボスらしい。
そしてCTUでのもうひとつの動き。
スパイのマリアンは、殺されたパウエルのパソコンから情報を引き出せるかもしれないと話す。パソコンのデータにアクセスするためには、パウエルか自分の指紋認証が必要。自分の刑の軽減を求めるマリアンの駆け引きだ。
マリアンは捜査官カーティスとパソコンのある現場に向かう。
そして、データを引き出す途中でマルワンとその手下に殺され、カーティスは捕らえられてしまう。CTUがどれだけ事件に迫っているか、聞き出すためだ。
事件がすべてマルワンに集約されてきた。
ジャックはマルワンの居所とされるビルを特定する。
それはカーティスの捕らえられているビルだ。
カーティスは敵の隙をみて敵を倒し、自分の居所をCTUに伝える。
マルワンは仕事をするふりをしてオーバーライドを操作する。
5基の原発がメルトダウンするのはあと15分。
タイムサスペンスだ。
そしてカーティスのいる29階を制圧したジャックは、30階のマルワンのもとに向かう。
ジャックにマルワンの顔はわからない。
わかるのは唯一遭遇したカーティス。
ジャックはマルワンを見つけ出し、オーバーライドを回収できるのか?
この様に第10話・11話では事件解決に向かってすべてが動き出した。
敵を尋問して、CTUやFBIのデータベースからアジトなどの住所を引き出すという解決方法はいささか安易だが、この作品の場合はスピード感が命。ジャックは24時間動きまわっていなくてはならないから仕方がない。
しかし、この「便利な解決手法」も何度も使うと飽きられてくるだろう。
今後はどの様な解決方法が見られるか?
また、今回カーティスが調べに行ったビルが敵のアジトだったというのも安易な感じがした。いくら不意をつかれたとはいえ、カーティスひとりにいいようにされた敵も。
しかし、それらのマイナスを補うのが登場人物たちの心のドラマ。
今回はオードリーの夫に対する葛藤があり、ディナの息子を思う心があった。
この他にもかつての恋人であったカーティスとスパイのマリアンには愛憎と駆け引き、スパイと疑われ拷問を受けたサラはドリスコルに不信感などが描かれた。(サラは上司への尊敬でなくビジネスでつき合うと宣言、協力する代わりに昇進を申し出た)
そしてドリスコル。
今回のラストで彼女の娘は、母親にかまってもらえない苦しみから自殺をしてしまう。これは出世主義者だったドリスコルにどんな心のドラマを生み出すか?
今後が楽しみだ。