第1話~3話までは「妻の浮気は本当か?」というテーマ。
今回の第4話以降は「妻はなぜ浮気をしたか?」というテーマで描かれていく様だ。
ひとつのテーマを解決して別のテーマを提示する。
これで視聴者はグイグイ作品の中に引きずり込まれていく。
また、今回は主人公への感情移入ということを考えた。
第1話~2話はひとりで大騒ぎする主人公ハジメ(ユースケ・サンタマリア)に感情移入できなかったが、今は違う。
妻の浮気に直面したら自分はどうするだろうかという視点でハジメを見てしまう。ハジメのうろたえ方や裏切られた悔しさ・怒り、相手の男への感情。ドラマなので誇張はされているが、ハジメに感情移入してしまう。
この作品、女性はどう見ているのだろう?
陶子(石田ゆり子)にも浮気をしたしっかりした理由があるようだから、陶子に感情移入してしまうのか?
主人公への感情移入ということを考えた場合、完全に感情移入してしまう場面と主人公と自分とは違うと思う場面がある。
例えば、やたら感情的なハジメや陶子の言いたいことに耳を貸そうとしないハジメには違和感。「少しは冷静になって陶子の言うことを聞いてあげれば」と思ってしまう。
ドラマはこの様に「感情移入」と「非感情移入」を繰り返して展開していく。
そのどちらが多いか少ないかは作品ジャンルに拠る。
大いに感動させて泣かせたい場合は感情移入が多い方がいいだろうし、笑わせたい場合は感情移入は少ない方がいい。
さて、今回の玉子(ともさかりえ)。
玉子は毎回的確なアドバイスをしてくれるプリンさんだった。
「ダメな男ですよね~」と誤魔化したが、恐らく玉子は浮気の相談主がハジメであることを知っているのだろう。
そして相談主=ハジメであることを知っているとわかってしまったら、今までのようなプリンとしてのアドバイスが出来ないと玉子は思っている。
玉子でなくプリンであるからこそ出来るアドバイス。
相手がハジメでなくネットの誰だかわからないからこそ出来るアドバイスがある。
面と向かって言うのではなく、ネットのサイトを通しての間接的なコミュニケーション。
ここにドラマがある。
おそらく玉子はハジメのことが好きなのだろう。
もしかしたらハジメが陶子と別れることを願っているかもしれない。
それを願っているが、一方でハジメが陶子との幸せな家庭を築いてくれることも願っている。
その相反する複雑な心情。
その複雑な心情がプリンとしてのアドバイスになった。
面と向かってしまえば、離婚を望む気持ちがもたげてきて的確なアドバイスなど出来ないのかもしれない。
そして、この玉子に関して印象的なシーンがあった。
プリンをハジメにプレゼントされた玉子は食べながら、見えないように隠してある写真を見ながら微笑む。
その写真にはハジメとのツーショット写真。
このワンシーンで玉子のハジメへの気持ちがわかる。
そして先程述べた様な玉子の心のドラマが垣間見える。
今後はおそらく玉子が絡んで、三角関係、四角関係になってどんどん面白くなっていくのだろう。楽しみだ。
今回の第4話以降は「妻はなぜ浮気をしたか?」というテーマで描かれていく様だ。
ひとつのテーマを解決して別のテーマを提示する。
これで視聴者はグイグイ作品の中に引きずり込まれていく。
また、今回は主人公への感情移入ということを考えた。
第1話~2話はひとりで大騒ぎする主人公ハジメ(ユースケ・サンタマリア)に感情移入できなかったが、今は違う。
妻の浮気に直面したら自分はどうするだろうかという視点でハジメを見てしまう。ハジメのうろたえ方や裏切られた悔しさ・怒り、相手の男への感情。ドラマなので誇張はされているが、ハジメに感情移入してしまう。
この作品、女性はどう見ているのだろう?
陶子(石田ゆり子)にも浮気をしたしっかりした理由があるようだから、陶子に感情移入してしまうのか?
主人公への感情移入ということを考えた場合、完全に感情移入してしまう場面と主人公と自分とは違うと思う場面がある。
例えば、やたら感情的なハジメや陶子の言いたいことに耳を貸そうとしないハジメには違和感。「少しは冷静になって陶子の言うことを聞いてあげれば」と思ってしまう。
ドラマはこの様に「感情移入」と「非感情移入」を繰り返して展開していく。
そのどちらが多いか少ないかは作品ジャンルに拠る。
大いに感動させて泣かせたい場合は感情移入が多い方がいいだろうし、笑わせたい場合は感情移入は少ない方がいい。
さて、今回の玉子(ともさかりえ)。
玉子は毎回的確なアドバイスをしてくれるプリンさんだった。
「ダメな男ですよね~」と誤魔化したが、恐らく玉子は浮気の相談主がハジメであることを知っているのだろう。
そして相談主=ハジメであることを知っているとわかってしまったら、今までのようなプリンとしてのアドバイスが出来ないと玉子は思っている。
玉子でなくプリンであるからこそ出来るアドバイス。
相手がハジメでなくネットの誰だかわからないからこそ出来るアドバイスがある。
面と向かって言うのではなく、ネットのサイトを通しての間接的なコミュニケーション。
ここにドラマがある。
おそらく玉子はハジメのことが好きなのだろう。
もしかしたらハジメが陶子と別れることを願っているかもしれない。
それを願っているが、一方でハジメが陶子との幸せな家庭を築いてくれることも願っている。
その相反する複雑な心情。
その複雑な心情がプリンとしてのアドバイスになった。
面と向かってしまえば、離婚を望む気持ちがもたげてきて的確なアドバイスなど出来ないのかもしれない。
そして、この玉子に関して印象的なシーンがあった。
プリンをハジメにプレゼントされた玉子は食べながら、見えないように隠してある写真を見ながら微笑む。
その写真にはハジメとのツーショット写真。
このワンシーンで玉子のハジメへの気持ちがわかる。
そして先程述べた様な玉子の心のドラマが垣間見える。
今後はおそらく玉子が絡んで、三角関係、四角関係になってどんどん面白くなっていくのだろう。楽しみだ。