Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

お菓子巡り

2024年01月27日 | グルメ

少々変わったお菓子を頂きました。
亀屋清永の「清浄歓喜団」、奈良時代に遣唐使によって伝えられたお菓子なのですって。
ハッカや丁子、ニッキ、白檀など七種の香りが混ぜ込まれているそうで、不思議な香り。
中はこしあん、外の皮は米粉・小麦粉の生地で作られ、胡麻油で芳ばしく揚げてあります。
お香のような香りがする不思議なこのお菓子、甘さ控えめの鄙びた美味しさで、熱々の緑茶によく合います。



千年前から京都にあるそうだとFaceBookに投稿したら、千年後はどうなっているかしらとコメントが寄せられました。
今から千年後、人類は存続しているのかしらん?




お菓子繋がりで、久しぶりに行った「オ・タン・ジャディス」の写真を。
渋谷の喧騒から少し離れた場所にあるクレープリー、80年代からやっているお店です。
こちらの内装は、南仏の小さな家の居間をイメージしているのですって。
オカズ系のガレットと甘いクレープをコースにしたランチを頂くことが多いのですが、
この時はお茶の時間だったので、私はレモンとハチミツのクレープにカフェ・オ・レ、友人はハムと卵のガレットにシードルを。
このお店、数年ぶりに行ってはまだあるとホッとしています。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大雪のニュース、俺のイタリアン

2024年01月25日 | グルメ

今朝は私の故郷の岐阜でもかなりの降雪があったと、ニュースで言っていました。
岐阜市で14㎝とは、珍しい。
岐阜出身だというと、雪が大変ですねなどと言われたりするのですが、それは岐阜県北部の飛騨高山の話。
南部の岐阜市の辺りでは殆ど降らず、東京と変わらないのです。
年に2~3回降ったら子供が喜び、車の事故が頻発するという感じ。

何にしても故郷のニュースを聞くと思い出すのは、昨年亡くなった母のこと。
生きていたら、大騒ぎして電話してきていただろうなあと。
用がなくても毎日のように電話がかかっていたのですから。
肉親を亡くした人は、みんなこんな思いを抱えて生きていくのでしょう。



首都圏は気温は低いが、このところ陽射しが眩しいほどの好天気。
映画の前のランチ、恵比寿ガーデンプレイスの「俺のベーカリー・カフェ」が、「俺のイタリアン」に変わっていました。
「俺のベーカリー」は1階にそのままあり、ランチのピザやパスタに、階下の焼き立てパンが食べ放題でつきます。
小さなスープとサラダと共に。
そう言われても3切れも食べられないのですが。
日当たりのよいテラス席にはストーブが何台もあり、膝掛け毛布が用意してあります。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末の渋谷

2023年12月28日 | グルメ

「ポトフ・美食家と料理人」
確かに美味しそうなシーンが続出、そしてフランスの田舎の光景はうっとりするほどに綺麗でしたが…ストーリーらしいストーリーがない!
トラン・アン・ユン監督、パリ育ちのベトナム人のこの監督の「ノルウェイの森」を10年位前に観て、私は怒り狂ったことを忘れていました。
そして料理の肉の使い方といい、男女の交接の仕方といい、つくづく彼らは肉食人種なのねえ。



渋谷で映画を観た後、渋谷東急プラザで開催されている「プレバト水彩原画展」へ。
テレビだと大きく見えるけれどA4サイズと結構小さくて、老眼にはつらい。
分かりやすく1~5位を。
1位「一撃」光宗薫 2位「ティラノサウルス」田中道子 3位「漁師になろうよ」田中道子 4位「「緑光と夏飛沫」光宗薫 5位 「採光」辻本舞



そして渋谷西武百貨店へ。
メイン・エントランスに、友人の乗り物絵師・轟友宏氏の元気な世界が広がっていました。



映画を観る前のランチは「時のすぎゆくままに」で。
渋谷駅東口という、普段行かないエリアのビルの地下でしたが、鉄のドアを開けたら小さな独特の世界が。
スパークリングワインで乾杯、カリフラワーのポタージュ、工夫を凝らした前菜、ローストビーフ、どれも美味しく頂きました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白馬の騎士、ロシア料理

2023年12月23日 | グルメ

銀座メゾンエルビス・フォーラムの今のテーマは「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」で、崔在銀(チェジェウン)の「新たな生」と名付けられた作品群があります。
こちらの現代アートは私には難解で、いつも口数が少なくなるのですが。
今回もこの積み上げられた白いサンゴや石やガラスの山を見ても、「賽の河原」という言葉しか思い浮かばない。



エルメスビルの天辺に普段は飾ってある、白馬に跨った騎士の像が、一階に下ろしてありました。
長年はるか高みにあって小さくしか見えなかった像を、こんな間近で見るのは初めて。
こんなに大きかったんだ…
なんで?とスタッフにお聞きしたら、クリスマスイベントの為なのだそうです。
その時はまだ、そのイベントは始まっていませんでした。



ロゴスキーというロシア料理店が、かつて東急プラザ渋谷の中にありました。
昔行きましたが、東急プラザの閉館と共になくなったと思い込んでいたら、銀座に移転していたのですね。
この店のHPの「ロゴスキー物語」によると、戦争から帰った軍人長屋緑氏が、ハルビンで食べたロシア料理を見よう見まねで作り、昭和26年間口一間半奥行き一間、カウンターだけという小さな店を開いたのだそうです。
ハルピンで訪れた店「ロゴジンスキー」を短くした 「ロゴスキー」という名をつけて。
たった8席のお店で苦節数年の末、昭和30年に30坪の店へ移転し、そして昭和40年に東急プラザに出店。
その開店一週間前に、病床にあった緑氏は亡くなられたそうですが。



そして49年後に東急プラザは閉館、2015年に銀座イグジットメルサ7階に移ったのだそうです。
お料理は、これにピロシキがつきます。
「エビとキングサーモンのパイ包み焼き」や「ラムチョップのステーキ」についている小さな粒々の付け合わせは、蕎麦の実だそうです。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バカラツリー、ふわふわオムレツ

2023年12月01日 | グルメ

映画を観た恵比寿ガーデンプレイスには、バカラツリーが燦然と輝いていました。
高さ約5m、クリスタルパーツ総数8,500ピース、ライト総数250灯の世界最大級のバカラシャンデリア。
これは今年で24回目の披露なのだそうです。
恵比寿ガーデンプレイス自体は1994年開業、だから30年近くになるのか。
30年の間には、ガーデンシネマが閉館したり再開したり、イタリア料理のブーコ・ディ・ムーロがバーチョ・ディ・ジュリエッタになり、三越がリニューアルしたと思ったらなくなったり、まあ色々な変遷がありました。
そういえば写真があった筈と昔のアルバムを見てみたら、出て来ました。



1994年9月、幼稚園生の次男と、ガーデンプレイスのロブションの前で。
この頃の息子たちはママべったりで、うるさいほどにまとわりついてきて可愛かったなあ。
息子たちもタロウも、今ではまったく寄って来なくなってしまった。
寂しいなあ…



渋谷パルコのカフェ・マルリーでランチを。
こちらで以前お茶をしたとき、分厚いオムライスを食べている人を見て、気になっていたのです。
上から撮るとよく分かりませんが厚みがたっぷりあるオムレツに、別添えのデミグラスソースをかけて。
ボリュームがあるけれど、フワフワで軽くて美味しい。
オムレツ繋がりで思い出しましたが、モン・サン・ミシェルの有名なオムレツは美味しくなかった。
歴史ある有名店で長いこと行列して、しかもいいお値段だったのに、あまりにも淡白で夫も私も残してしまいました。
あれはきっと、苦難の道を乗り越えて命からがら辿り着いた昔の巡礼者たちにとっては、夢のようなご馳走だったのでしょう。


コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

果てしない愚痴、煌めくエキシビション

2023年11月16日 | グルメ

昨日の読売新聞の人生案内に、30代の会社員女性から、同居している50代の母の果てしない愚痴を聞くのが堪えられないという相談が乗っていました。それに対する藤原智美氏の答えは、「私は他人の愚痴や悪口は聞きたくない」とハッキリ言え、せめて食事中はやめて貰え、ゆくゆくは家を出た方がいいだろうと。
でもそれって、その御母堂が50代だから言えることだろうと思ってしまいます。
母親が80代後半で身体も弱っていたら、回答は違ってくるだろうと。
やっぱりあなたが大人になって、愚痴も悪口も大きく受け止めてあげなさい、ということになるのかしら。
そう思うと、今更ながら晩年の母の愚痴を聞き続けた自分を、褒めてやりたい気分になります。



そんな世知辛い話はさておき、「ブルガリ セルペンティ75周年 時を超えて紡がれる無限のストーリー展」
ブルガリのアイコン「セルペンティ(イタリア語で蛇)」の誕生75周年を記念したエキシビションなのだそうです。
原宿の特設会場の、金ピカ、絢爛豪華な入り口を入っていくと

  

蛇をモチーフにした、煌めくばかりのハイジュエリーがこれでもかと。



この虹色のトンネル、よく見ると、何百枚ものアクリル板に濃淡の色のローマ数字が書いてあるだけなのですが、無限に続くように見えます。



そして部屋いっぱいの、色鮮やかなインスタレーション。
ブルガリのこちらのイベントは無料ですが、予約が必要です。



表参道のGERMOGLIOで創作イタリア料理のランチを。
フェンネルを利かせた、ゴルゴンゾーラと生ハムと金柑とハチミツの前菜から美味しく頂きました。




コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4年の間

2023年11月10日 | グルメ

いつものジムのサウナの中で四方山話をしていたら、明日4年ぶりに銀座に行くのよと嬉しそうに言った女性がいました。
4年の間、都心方面にはまったく出かけていなかったのですって。
なんと…
我家の最寄駅から渋谷まで電車で十数分、ジムはその駅の近くにある。
そんなに近い距離なのに!?
私など、2020年の3月だったか緊急事態宣言が出た時はさすがに引き籠もっていましたが、それ以降は(ご存知のように)どれだけ出かけているか分からない。
映画、オペラ、コンサート、美術館、車のお祭り、それらに伴うランチやディナー。


コロナに関しては本当に個人差があると痛感するのは、こんな時です。
そういえば岐阜の私の実家の近くに住む、80代の叔父夫婦。
叔父は糖尿病を患っている上に元々慎重な性格なので、コロナ以降、文字通り家から出ていないらしい。
田舎のことで結構広い屋敷や庭、そして広い家庭菜園の世話と読書で、晴耕雨読の生活をしていると。
叔母はそんな叔父に不満で、私が帰省した時に、たまに母も一緒にランチなどしていたのですが。
その叔父が、この前コロナに感染したと。
幸い軽症ですんだらしいのですが、一体何処から感染したのか?(定期的に通っている病院で感染したのか?でも勿論、マスクしているのに?)
それを思うと、今のところ私が一度の感染ですんでいるのは、僥倖と言うべきなのか?



などとツラツラ考えながら、六本木ヒルズの「ビキニ」でスパニッシュ・ランチ。
上段真ん中は普通のパエリヤ、右はフィデウアといって、焦げた焼きそばみたいな、パスタを使ったパエリヤ。
スペインではよく見かけましたが、日本ではちょっと珍しいのです。
友人とシェアして、その後の3時間半の映画に備えました。



長い映画を観終わってお茶などしたら、外はもうとっぷりと暮れていました。
ヒルズのイルミネーションがもう始まっていました。

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スープカレー、ポルトガルのお菓子

2023年10月23日 | グルメ

神田に出かけたのは久しぶりでした。
遥か昔の学生時代には、古本屋街を良くうろついたものですが。
神田と言ったらカレーでしょ!ということで検索し、評判の良いスープカレーの店に行くことに。
現地に着いて、笑ってしまいました。


スープカレーの「鴻(オードリー)」、その左にはカレーグランプリで優勝したという「MAJI」、その右には昔からある「エチオピア」と、カレー屋が3軒並んでいる!(上の写真)
これで商売が成り立つというのが凄い。
レトロな喫茶店といった内装の「鴻」では、スープ、具材、辛さをメニューから選びます。
スープは、豚骨ベースの「黒」とチキンベースの「赤」の2種からのチョイスとなり、夫は「黒」で和牛ハンバーグの具、私は「赤」で骨付きチキンの具を。
スープになんとも深みがあって美味しい。
骨付きチキンは多少食べにくいが、スプーンでホロリと崩れるほどに煮込んでありました。
白い飲み物の名前は「オッシー」、ラッシーの鴻版だそうです。
ちなみに「鴻(オードリー)」という名前は、店主がオードリー・ヘップバーンの大フアンであるからなのですって。



展示会のある神田スクエアを目指して歩いていたら、靖国通りからちょっと引っ込んだところに「ポルトガルのお菓子」という看板を発見。
珍しいと思って入ってみたら、中に数人が並んでいて、ショーウインドゥの中はほぼ空っぽ。
聞いてみたら、名物のエッグタルトは1ヶ月先まで予約でいっぱいなのですって。
他のお菓子もほぼ売り切れ、かろうじて少し残っていた「焼きリンゴ」を頂きました。



帰宅して開けてみたら、太いシナモン棒がそのまま入っていて、シナモンの香りタップリ。
ジューシーでリンゴの美味しさが濃縮されているようですが、ちょっと単調かな。
750円と焼きリンゴ一個にしてはいいお値段なのだから、生クリームなど付けて欲しかったような気も。
「ドース・イスピーガ」という店名は、甘いトウモロコシの穂という意味なのですって。
それにしてもポルトガル菓子店って、代々木八幡にもありますが、そこもかなり不便なのです。
エッグタルトなどの素朴な味が好きなのですが、もっと便利な所に作ってくれればいいのにねえ。
ロンドンでもかなり外れた所にあるポルトガル菓子店を、はるばる訪ねた覚えがあります。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コーヒーの味

2023年10月15日 | グルメ

最近流れているユニクロのテレビCM、舞台となっているのは私のお気に入りのカフェのひとつ茶亭羽當 です。
渋谷駅にほど近い老舗カフェ、最近では外人観光客もとても多く、この前映画の後に寄ろうとしたら並んでいて入れませんでした。
こんなCM流しちゃったら、益々押し寄せるのでしょうね。


こちらは随分前に、あの「ブルーボトル・コーヒー」の創業者兼CEOのジェームス・フリーマン氏が「日本でもっとも好きなカフェ」として、その名を公言したのだそうです。
なのでコロナ前から外国人客の姿は多かったのですが、最近の多さと言ったら。
カウンターの中でバリスタ氏が、ネル・ドリップで丁寧にコーヒーを淹れてくれるのですが、そのネル・ドリップ方式って世界でも珍しい淹れ方なのだということを最近知りました。



美味しいコーヒーは好きですが、正直言えば、そこまでの味の違いは私には分からない。
コーヒー屋の思い出は、だからその味というよりは、その時誰と一緒だったかとか、その時の精神状態の方に重きが置かれるように思います。
若い頃の、ワクワクしながらコーヒー屋を訪れた日が懐かしいな…
写真は、かつて訪れた時のものです。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀座ハプスブルク・ファイルヒェン

2023年09月29日 | グルメ

銀座ハプスブルク・ファイルヒェン」は、オーストリア宮廷料理の店です。
15年ほど前オーストリア旅行から帰って、赤坂にオーストリア料理の有名な店があるというので行ってみたのでした。
オーストリアには、宮廷料理の国家公認料理人(キュッヘン・マイスター)という資格があり、大変に難しいものらしい。
試験期間が半年間、七年以上の実務経験が条件、毎年の合格者数は平均13名、しかも生涯に一回しか受けられないのですって。
日本人として初めてその資格を取られたという、神田真吾氏のお店「K&K(カー・ウント・カー)」が赤坂にできて、それが銀座に名前を変えて移ったのだそうです。
ファイルヒェンというのは、エリザベート皇后が愛したスミレの花のことであるらしい。



乾杯のお酒はカイザー・シュプリッツァー(ニワトコの花の香りのカクテル)
香ばしく焼き上げた鮎とピューレ オイルサーディンのノッケルン
和牛スネ肉と季節のキノコ カルトフェルピューレとチーズ 黒トリュフの香り
メロンの冷製スープにフレッシュチーズのムース ニワトコの花の香りのジュレと共に

やたらとニワトコの花が登場しましたが、これはエルダー・フラワーのことで、白い小さなこの花の飲み物を欧州ではあちこちで目にしたような気がします。
日本ではそれほど普及しないのが不思議ですが、あまり自己出張しない、優しい味だからかな?
魚料理では、鮎をムニエルみたいにして、中にそのピューレを挟んで丁寧に焼き上げてありましたが、正直、日本の鮎の塩焼きの方が美味しいという気がしないでもない(内緒)。
牛スネ肉はとろりと柔らかく、文句なく美味しくいただきました。
マッシュポテトの中にたっぷりトリュフが混ぜ込んであり、独特の香りが。


(ホイップバターが可愛い)

そして食後の飲み物(一番上の写真)。
私は「メランジェ サクランボのリキュール添え」を。
メランジェとカプチーノはどう違うのかと聞く私に丁寧に答えて下さいましたが、要するにカプチーノに生クリームを山ほど載せたものらしい。
小菓子と共に美味しく頂きました。

k&kに行った時の日記 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする