Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

飼い主の正体は

2023年05月25日 | グルメ

去年の丁度今頃、赤坂クラシックハウスでアフタヌーンティをしたのですが、今日は別の友人たちとそこでランチを。
薔薇は盛りを過ぎていましたが、まだまだ咲き誇っていました。




こちらはこの季節とても人気があるので、一月ほど前に予約したのですが、その時は母がこうなるなんて思ってもみなかったなあ。
高齢なのだから、何が起きてもおかしくないのでしょうが…



レストランの前で友人二人と待ち合わせていたら、可愛いポメラニアンが二匹いる。
犬好きの私が例によって撮らせて頂いてもいいですか?と声をかけたら、その飼い主から、○○さん?と、なんと私の名前を呼びかけられました。
その人はマスクしているし、顔が覚えられない私にはさっぱり分からない。



名前を名乗られて、まああああ!
20年以上前に教会の英会話で、何年か一緒だった友人でした。
Lineのアドレスを慌ただしく教え合って、さて店内へ。



この綺麗な赤い飲み物は、あまおうとマリアージュフレールの「マルコポーロルージュ」を合わせたオリジナル・ドリンクなのだそうです。
私はアルコールをごく薄くして貰って。
乳児の孫の世話(友人A)、息子の発病(友人B)、老母の急変(私)、色々あるけれど、息抜きしながら頑張ろうねえ。


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと話したいと思う時

2023年05月24日 | グルメ
(散歩中に撮った薔薇)

帰省中に岐阜新聞で、門田光代の「友だちとは何をする人ぞ」という短いエッセイを読みました。
3年続いたパンデミック下、自分には友だちがいないとつくづく感じたと。
ちょっと話したいと思う時に話す相手が夫しかいない、ちょっと会いたいと思った時に気安く連絡できる人がいないことに改めて気がついてしまった。元々喫茶店でお茶を飲む習慣がないから、友だちとカフェでお喋りなんてしたことがない、友だちとのランチも経験がない、旅も一人旅が好き。唯一酒の席なら友だちと会う機会があったけれど、それがコロナでまったく失われてしまったのだと。



小説を「根も葉もある嘘八百である」と言ったのは、佐藤春夫であったか。
エッセイとはいえ、作家の言うことを額面通り信じる訳ではありませんが、改めて自分には「ちょっと話したいと思う時に話す相手」がいてくれてありがたいと思いました。
日頃通っているジムの下の小さなカフェでダンスの後にお茶したり、英会話の後にランチしたり。
二子玉川の、古くからある「メッシーナ」というイタリア料理店が、久しぶりに行ったら閉店してしまっていて驚きました。
代わりに「CHICAMA」でランチ、錫のコーヒーカップがちょっと面白い。
カフェ・フーケでフルーツ・パルフェ。リンゴ、イチゴ、甘夏、グレープフルーツ、キウイなどのフルーツがたっぷり入っています。



コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新緞帳、ウルフギャング・ステーキハウス

2023年05月14日 | グルメ
「霊峰飛鶴」(横山大観)

昨日の歌舞伎座では、新開場十周年を記念しての新しい緞帳が披露されていました。


「朝明けの潮」(東山魁夷)

それに眞秀君の祝幕と、新しい幕をこんなに見られて幸せでした。



六本木のウルフギャング・ステーキハウス
ニューヨークにある、熟成肉の火付け役といわれるというステーキハウスです。
シーザーサラダ、シズリングベーコン添え
クラムチャウダートマトスープ
プライム熟成T-BONEステーキ 
キーライムパイ、二種のクリーム添え



熱々のステーキを、こんな風にお皿に取り分けて貰って頂くのですが、その付け合わせがマッシュドポテトとクリームスピナッチ。
ぐちゃぐちゃのホウレン草!
そういえば子供の頃、ホウレン草の缶詰を食べて体力百倍になるポパイの漫画を見て憧れたものですが、実際にアメリカでその缶詰を見て、ガーッカリしたのでした。



コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アポロ」、そして栄枯盛衰

2023年05月10日 | グルメ

東急プラザ銀座11階の「アポロ」は、モダンギリシャレストランです。
白とグレーを基調色とした広い店内には大理石のロングカウンターがあり、無機質な不思議な雰囲気を醸し出しています。
久しぶりの友人と、フルーツのカクテルで乾杯。
イエローエンドウ豆のディップを温かいピタブレッドにつけて。
グリークスタイルのBBQチキンの下にはフムスがたっぷり、ガーリック味のロースト・ベビーボテト。
アポロスタイルのレモンパイ。
どれもこれも、ギリシヤで食べたのより美味しかった!



フムスというのはゆでたヒヨコマメに、ニンニク、練り胡麻、オリーブオイル、レモン汁などを加えて作ったペースト状の伝統的なアラブ料理で、Wikiによれば、パレスチナ、レバノン、ヨルダン、シリア、イラク、エジプトなど中東の広い地域で食べられているのだそうです。
私はギリシヤの他、トルコやエジプトで食べました。
そういえば、小さなヒヨコの形をしたヒヨコ豆、日本ではあまり食べないような。


(2016年に行った際のキリコラウンジ)

銀座には映画やランチでよく行っていますが、東急プラザ銀座に寄ったのは久しぶりでした。
そうしたらビックリ!
かなりの店舗が変わってしまっている。
こちらの6階には、天井からキリコ型の巨大なオブジェが吊るされた、キリコラウンジというお気に入りのカフェがあったのに、影も形もなくなっていました。
いっときはとても評判になって、行列を作っていたのに。
コロナ禍を耐え切れなかったのか…

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようやく…

2023年05月09日 | グルメ

新型コロナは、昨日から季節性インフルエンザ同様の5類に移行。
その少し前に、WHOは緊急事態宣言解除を発表。
そうなったからといってウイルスが絶滅したわけではないし、外に出ればまだまだマスクしている人が多いし、何が違うという感じではありますが、それでもようやくここまで来たかと嬉しい。
出かけるのが好きな私にとっては、長い長い3年間でした。


でもニュースによると、日本全体で感染した人は4割なのですって。
ちなみにイギリスでは8割だそうで、これではまだまだ、日本では安心できない訳です。



物凄く久しぶりに、ジム仲間5人とお茶。
慎重派の友人が多いので、このメンバーで集まったのは、コロナ以降初めてかも。
うかい亭の春待坂茶寮のパンケーキ・コースは、小さな豆花とコーヒーがつきます。
カフェ・メニューはこの一種類しかないのが残念ですが、それでも早目に予約しないと入れない位の人気です。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レースのマーメイドライン

2023年04月30日 | グルメ

昨日は姪の結婚式でした。
青山のル・アンジェ教会で挙式、その隣のラ・ロシェルで披露宴。
長いベール、レースのマーメイドラインのドレスを着た新婦の初々しいこと。
お式の最初の頃こそ皆さんマスクをしていたようですが、披露宴会場にはもうアクリル板もなくなり、幸せに輝く若い二人を囲んで、楽しく美味しく宴は進みました。



宴の途中でオーナーシェフの坂井宏行氏が現れ、挨拶をなさいました。
御年81歳というのに、現役でとてもお元気そうでびっくり!
90年代の料理対決番組「料理の鉄人」時代、テレビでお顔を拝見していたし、その頃にこちらに食べに来たこともあります。
その美味しさに感動して、「ボクは料理長、ときどき鉄人」という著書も読んだのでした。


詳細は綺麗に忘れましたが、貧しい家に生まれて、最初に住み込みで勤めた先は仕出しの弁当屋であったと。以来、あちこちのレストランで働くが、本格フレンチで働いたことはなく、フランスで修業したこともない。和風の出汁や材料を使うため、本物のフランス料理ではないと非難されたこともあったと。
昨日も目に鮮やかな料理の中に、ゴボウやレンコン、キクラゲなどの食材が使われていました。
そして言うまでもなく、美味しい。



私はごく若い頃に作った、薄ピンクの源氏物語の絵柄の訪問着を着ました。
還暦を過ぎてこれを着るとは思いませんでしたが、ろくに着ていないので可哀想で…



コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

可愛いフレジェ

2023年04月21日 | グルメ

昨日の読売新聞によると、今年3月の訪日外国人数は、前年同月の27倍超の181万人だったのだそうです。コロナ禍前の19年3月の65.8%の水準まで回復したのだと。
韓国の46万6800人が最も多く、台湾27万8900人、米国20万3000人、香港14万4900人、タイ10万8000人。
コロナ禍前に全体の3割程度を占めた中国は、89%減の7万5700人なのですと。
中国からが何故まだ少ないのかという解説はありませんでしたが、そのせいかまだ静かでありがたい。

  

確かに銀座を歩いても、外国人観光客だらけ。
シャネルビルの前に外国人の行列ができていたので、何事?とドアマンにお聞きしたら、スタッフの手が空き次第、次のお客様を入れているとのこと。
特にイベントがある訳ではないらしい。
そりゃこの円安では、日本で買えば安いよねえ。

 

写真は二子玉川の高島屋ローズガーデン。
藤、薔薇がもう咲いていてビックリ。
ランチは高島屋SCのトライアングルカフェで。
明太子のパスタ、サーモンとアボガドサンドを友人とシェア。



トライアングルカフェの可愛いデザートは、フレジェ。
苺パフェのようなものかと思ったら、フレジェとはショートケーキのフランス版といわれるスイーツなのだそうです。
日本の苺ショートケーキがふんわり軽めの生クリームを使うのに対し、フレジェはカスタードクリームやバタークリームなどの濃厚なクリームを使うのだと。
こちらのフレジェには鮮やかなエディブルフラワー、マカロン、ピスタチオのソルベなども入ってなんとも贅沢でしたが、小さな単品で2千円は少々高いかも。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の新作、旧作

2023年04月10日 | グルメ

デパ地下などで週替わりの新作スィーツが出ていると、つい買ってしまいます。
最近食べた中で面白かったものは…
柿の木坂Quatreの季節限定「桜苺ミルフィーユ」。
桜型のパイで苺を丸ごとサンドしてあり、パイとクリームはフランボワーズ風味。
見た目のインパクトは凄いのですが、少々食べにくい。



三軒茶屋TheSUNLIVESHEREの「CHILK(チルク)苺味」。
とろける食感の3層の瓶詰めチーズケーキだそうです。
瓶に入ったチーズケーキって何?と思いましたが、これは美味しい。
食べ終えた後、鼻を突っ込んで夢中で舐めるタロウに代わりたくなったくらい。



そして我家の旧作、老犬タロウ。
めっきり歩調が遅くなり、トボトボ歩くようになりました。
あと何回、こうして一緒に桜を観られるかな…

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三十数年ぶりの「パッション」

2023年03月30日 | グルメ

代官山の旧山手通り沿い、お洒落なヒルサイドテラスの一角にレストラン・パッションはあります。
私がここに来たのは実に三十数年ぶり。
若かった私が何を食べたのかなんてまったく覚えていませんが、正式なフレンチレストランに緊張したこと、赤い豪華な絨毯、奥に大きな暖炉があったことをぼんやりと覚えていました。



お店のHPによると、アンドレ・パッション氏は1970年に大阪万博で来日、名店「イル・ド・フランス」のシェフを経て、1984年に代官山のこちらを開店されたのだと。
単身で来日した彼はこちらで結婚、今や孫5人を含む11人の大家族で、息子さん二人も店を手伝っているのだそうです。
確かに、体格は違うけれどちょっと似た感じの黒髪の男性が二人、店内でてきぱきと接客を。



こちらのスペシャリテ「カスレ」は、白インゲン豆をソーセージや鴨肉と共に、カッセロールと呼ばれる土鍋に入れてじっくりと煮込んだラングドック地方の郷土料理。
白インゲン豆がたっぷり、そしてどうにも脂っぽくてコクがあると思ったら、豚足や豚の皮も入れてあるのですって。
真ん中がその写真、これで二人分(注文できるのは二人分から)。
深い味わいの、とーってもボリュームがある料理です。



他にアミューズ、レンズ豆のポタージュスープ、イサキのカルパッチョなど。
デザートは、ワゴンから好きなものを3品。
「ダークチェリーの焼きカスタード」が美味しい!と思ったら、これもこちらの定番なのですって。



銀鼠色に淡い花の絞りが入った着物で、誕生日ランチ。
パッション氏に褒められました。
女性へのお世辞は、フランス人男性のエチケットでありましょう。

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

So Blue!!

2023年03月23日 | グルメ
会場に一歩入ると、鮮やかな青の世界に息を呑みました。
成瀬優氏の「Silkgallery next展 染めのゆくえ」@産業貿易センター。
「このブルーの染料がなかなかの“じゃじゃ馬”でして。暴れるので非常に手ごわい。40年以上向き合っていますが、毎回コントロールに四苦八苦しています。逃げ出したくなるけれどやっぱり離れられない。悪女のような存在ですよ」とは、パンフレットにある成瀬氏の言葉。



古流かたばみ会家元大塚理司氏の、サンゴミズキのオブジェが展示してありました。
その前で、青の着物の舞妓さんによる舞踊の披露も。



近くのツキ・シュール・ラメールで友人とランチ。
東京湾が一望できる大きな窓から見えるのは、灰色の霧にかすんだ雨の海。
お天気がよかったら、どんなにか素晴らしい眺望だったでしょうに。
そもそも雨じゃなかったら、春の着物を着て行くつもりだったのに。
こればっかりは仕方ないですね。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする