Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

「ブレックファースト・イン・アメリカ」

2009年10月12日 | Weblog
昨日の「アメリカン・モーニング」から連想するのは
スーパー・トランプの「ブレックファースト・イン・アメリカ」。
やはり79年のヒット曲。
何しろあの頃は、感受性も今よりずっとみずみずしかったし、思い入れも強かったし、
一つの曲やシーンの思い出から、次々に連想してしまう…
これは、ランディの甘く爽やかなメロディと違って
なんとも人の神経を逆撫でするような、でも一度聴くと忘れられないメロディです。



”Take a look at my girlfriend
Cos She's the only one I've got
Not much of a girlfriend
Never seem to get a lot

Take a jumbo 'cross the water
Like to see America
See the girls in California
I'm hoping it's going to come true
But there's not a lot I can do

Could we have kippers for breakfast
Mummy dear, Mummy dear
They've got to have them in Texas
Because everyone's a millionaire

I'm a winner, I'm a sinner
Do you want my autograph
I'm a loser, what a joker
I'm playing my jokes upon you
While there's nothing better to do”


”僕の彼女を見てくれよ
はじめてできた彼女なんだ
あんまりキレイじゃないけれど
高望みしちゃいけないよね

ジャンボに乗って海を越え
アメリカに行きたいな
カリフォルニアの女の子たちに会いたいだ
いつかそうできたらいいなって思うけど
僕にはたぶん無理だろう
    (中略)
僕は勝者 僕は罪人
僕のサインが欲しいかい?
僕は負け犬 とんだ道化師さ
僕は君をからかってるんだ
他に何もすることがないからね”


この曲も、ろくに歌詞を知らないままによく聴いていました。
何しろ昔はネットなんて便利なものはないから、簡単に調べられなかったし、
たまにそういうのに詳しい男の子に訊くと、喜んで教えてくれるのはいいのだけど
長々とロック談義が続いて面倒だったり…w
今見ると、結構いい加減というか、皮肉というか、残酷というか…
”I'm a winner, I'm a sinner”
”I'm a loser, what a joker”のあたりは
単なる韻を踏んだ言葉遊びか?
あるいは深遠な皮肉が込められているのか?

この曲のジャケットは、印象的でした。
マンハッタン島を背にした、自由の女神ならぬ太ったオバちゃんのウエイトレス。
あの頃は単なるジョークだと思っていたけど、これも今見ると
イギリスの片田舎(多分)のプログレ・バンドの
アメリカへの憧憬と風刺が詰まっているような気がします。
かの世界貿易センタービルがしっかり存在しているのも悲しい…
コメント
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