Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

可愛い猫を撮る講座

2022年08月11日 | お出かけ

何年ぶりかに池袋に行ったので、西武百貨店の屋上に寄ってみました。
こんな所にモネの池を作ってしまうって、やっぱり凄い。
前回来た時は薔薇の花が咲き乱れていたのに、この時期は花が少なくてちょっと残念。
あまりにも暑いので、写真だけ撮ってすぐに退散しましたが。



西武池袋線のひばりが丘という駅に初めて降り立ち、その住宅街の中のカフェ「ミケポス」に。
猫愛が強く、保護猫活動もなさっているオーナーが、猫の絵や写真、置物をこれでもかと飾っている小さなカフェです。
愛猫の撮影好きが高じて個展まで開いたという友人が、そこで可愛い猫の撮り方という講座を開き、対象が犬であっても構わないというので行って来たのでした。



カメラの絞りとシャッタースピード、ISO感度について。
スマホでいかに個性的に撮るか?
フワフワの毛並みやキラキラの瞳を撮るには?
私はタロウを撮る時、いつもオヤツで釣るのですが、それだと確実にこちらを見てくれるのはいいが、ワンパターンの写真になってしまう。
その脱し方は?
有意義な講義をありがとうございました。
その後、美味しいコーヒーと猫顔クッキーを頂きながら、ペットの話に花が咲きました。



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「アイダよ、何処へ」

2022年08月10日 | 映画

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の中で起きた大量虐殺事件「スレブレニツァの虐殺」の中で、家族を守ろうとした一人の女性の姿を描いたヒューマンドラマ。
「サラエボの花」でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したヤスミラ・ジュバニッチ監督。


1995年、スレブレニツァ市がセルビア人勢力によって占拠される。
街には迫撃砲が撃ち込まれ、セルビア軍兵士がうろつき、見境なくその場で発砲する。
殺戮、強姦、強奪が始まり、逃げ惑った市民たちは国連軍の施設に押し寄せる。
2万5千人の市民が、水も食料もトイレもない、体育館のような所に避難する。
そこで国連平和維持軍の通訳として働いていたアイダは、夫と二人の息子の姿を必死で探す。
銃を持ったセルビア兵がそこにも入って来るが、弱腰の国連軍は為すすべもない。
国連軍は数百人、セルビア軍は数万人というのですから、無理もない。



施設の中を、夫と息子の姿を探して必死に駆け回るアイダ。
その鬼気迫る表情に、一体何が起きているのか、これからどうなるのか、観る側もパニックに巻き込まれます。
ようやく彼らを見つけても、彼女にはどうすることもできない。
助けてくれとボスである国連軍の大佐に必死に訴えるが、大佐には何の権限もない。
泣き叫ぶアイダを置いて、夫と息子たちは連れて行かれる。
セルビア軍は劣悪な環境の中であえぐ避難民を男と女に分け、バスに乗れという。
安全な所に連れて行くから、と。
バスに乗ったアイダの夫と息子たちが下ろされた先で待っていたのは、一斉射撃だった…



学校の教師であったアイダの元教え子がセルビア軍にいて、「先生!」と声をかけてくる。
そうした近所の人たち、或いはかつての教え子に殺される状況というのが、なんとも恐ろしい。
終戦後何年も経ってから教師に復帰したアイダが見る学芸会の客席では、敵部隊の隊長だった男が、父親の顔で笑って舞台を見ているのです。
この虐殺で8千人以上が殺されたといいます(正確な数字はまだ分かっていない)。
これを観て誰もが思うのは、ウクライナで今、同じようなことが起きているということでしょう。
分かっていてもどうすることもできないのか。
この映画の原題は「 Quo Vadis」(クォ・ヴァディス)、ラテン語で「あなたはどこへ行くのか」という意味だそうです。

公式HP 

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「蒼穹の昴」

2022年08月09日 | 

西太后が統治していた清朝末期の中国を舞台に繰り広げられる大河物語。
汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう―寒村の貧しき糞拾いの少年・春児(チュンル)は、占い師の予言を通じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀(ウエンシウ)に従って都へ上った。それぞれ歩み始めた二人を待ち受けていたのは、権謀術数渦巻く魔窟と化した宮廷の闇だった…

あまりにも壮大な物語なので、ストーリーについてではなく、印象的だったことを二、三書き留めます。
この物語には膨大な数の宦官(ホアンクワン)が出てくるのですが、その宦官の作り方というのが凄い。
刀子匠(タオヅチャン)という宦官製造専門家が、火で炙った大鎌でチョン斬るのですが、その後が…
トルコのハーレムの宦官が、チョン斬られた後、熱い砂漠の中に埋められ、出血多量にも破傷風にもならず生き残ったものだけが宦官になるという記述をものの本で読んだ時にも驚愕しましたが、こちらはもっと残酷。
刀子匠に払うお金もない春児はそれを自分の手ですべて行い、後に紫禁城の官吏となって、西太后(シータイホゥ)に可愛がられることになります。

そして官僚登用試験、科挙のこと。
その名前は勿論知っていましたが、具体的にどんな風に行われるのか、詳細を知る程に驚きました。
地方で100人に1人という合格率の郷試をくぐり抜けた2万人が、北京に集まる。
煉瓦作りの厩(うまや)のような、壁と天井はあるが扉はないという個房に寝具や食料を持ち込み、9日間に渡って四書五経、詩、政策論などから出された難解な問題への答案を書き続ける。
体力に欠ける者は倒れ、老いて気力の失せた者は死に、気弱な者は狂う、と。
そこから選出されるのは300人、それが千数百年も続いた悪評高き科挙なのですね。
この本の終章で、それは廃止されるのですが。
文秀はそれを首席で突破し、西太后と対立する光緒帝に仕えることになるのです。
なので幼馴染であった春児と文秀は、敵味方となってしまうのですが…

世凱暗殺に失敗して獄中にあった、文秀の同期である王逸(ワンイー)が、小梅(シャオメイ)という貧しい聾唖の少女に救われるシーンに泣けました。
小梅は王逸の食事の差し入れ係をしており、処刑を待つだけの王逸は、無学の彼女に暇潰しに字を教える。
恐らく生まれて初めて人間らしい扱いをされた小梅は、余程嬉しかったのでしょう。
王逸の脱獄の手引きをするのですが、それは自分を始め、家族全員が処刑されるということを覚悟の上だったのです。

「天宮を統べる富と威の星、昴」、その星を背負うと予言を受けた少年の運命はどうなったのか?
良くも悪くも「中国四千年」という言葉を実感させられた、骨太の本でした。

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「じっと手を見る」「私の台所」

2022年08月07日 | 


「じっと手を見る」窪美澄著
富士山を望む小さな町で暮らす20代の介護士、日奈と海斗はかつての恋人同士。
日奈は東京から来る既婚デザイナーとの性愛におぼれ、日奈を思い続ける海斗は職場の後輩と肉体関係を続け、しかしお互いを思い切ることができないでいる。
寂しい生育環境、支えなければならない家族、厳しい介護の職場が、彼らを取り巻く。
視点人物が次々に切り替わる連作短編集で、登場人物の誰もが不器用で生きづらさを抱えている。
この著者の「ふがいない僕は空を見た」で泣きたいほどに感動したのですが、本作ではそこまでのヒリヒリ感は得られませんでした。


「私の台所」

名脇役だった沢村貞子さん、1996年に87歳でお亡くなりになったのですね。
きっぷのいい、曲がったことは許さない、背筋がしゃんと伸びた江戸っ子というイメージでした。
「私の浅草」「貝のうた」などと一緒にこの本も昔読んだ筈ですが、綺麗に忘れて再読。
「あんまりこぎたない格好をしていると、はたの人に気の毒だからね」とは、彼女を仕込んでくれた母親の言葉。
母のお洒落は、まわりの人に嫌な思いをさせたくない、という心遣いだった。
だから自分も、一緒にいる人たちに侘しい思いをさせないように、普段のお洒落に気を遣うようになったと。
そして、自分は若い頃から、つき合いの悪い女だったと。
”新聞の身の上相談をしていた時、「姉妹よりも仲良くして気を許していたご近所の奥さんに裏切られて…」という嘆きが多かった。お互いに求めすぎるから、傷がつくのだ”
だから「つかずはなれず」というのが、彼女の人付き合いのスタンスだったのだそうです。
この人の他の本も、また読み直してみたくなりました。

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どんどん短く、どんどん楽に

2022年08月06日 | 家庭料理

以前は、圧力鍋でトウモロコシを茹でていました。
皮を剥いて3~4個に切ったトウモロコシを、何本か。
美味しくできるのですが、圧力鍋は毎日使うものではないので、我家ではシンクの下の奥に入れてある。
それを取り出すのが大変でした。
しかも圧力鍋は、圧力をかける時間そのものは数分間と短いのですが、沸騰するまで、そして圧力を抜いて蓋を開けるまでに結構時間がかかり、結局30分ほど。
息子たちがいる時は沢山のトウモロコシを茹でましたが、二人暮らしになった今、
たった2本のトウモロコシの為に大きな圧力鍋を取り出したり、洗って片付けるのもちょっと面倒。

その次に登場したのは、フランスの鋳物鍋ストウブ。
これに水を少しだけ入れ、皮を少し残したトウモロコシを長いまま入れる。
10分茹で、蓋をしたまま10分放置。
これも美味しくできますが、ストウブは4㎏と重くて、シンクの下から取り出したり、洗って片付けるのがやはり少々面倒。

 

そして最近ネットから覚えたのが、超楽チンなこの方法。
皮を少し残し、水でさっと洗って濡れたまま、レンジでチン!
トウモロコシの大きさによりますが、500Wのレンジで5分強。
取り出したら茎に近い方の頭を、2~3㎝ほど残して切る。
髭の方を持って少しゆすると、スルリと中身だけ綺麗に出て来ます。
こ、こんなに楽にトウモロコシを茹でることができるとは!
絡んでうっとうしい髭も皮も、一瞬で綺麗に取れます。
しかも結構美味しいのです。



日本のトウモロコシは本当に甘いと思っていたら、先日、北海道でピュアホワイトという白いトウモロコシと遭遇。
生のままでもあんなにみずみずしくて甘いとは。
メキシコに行った時、その国の主食というトウモロコシの茹でたのがホテルの朝食のビュッフェに山盛りに出てきたので齧ってみましたが、パサパサして甘くもなく、そんなに美味しいものではありませんでした。
ただ市場や屋台で見かけたカラフルなトウモロコシ(見出し写真、これはネットから) 、あれはどんな味なのか食べてみたかったなあ…

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「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」

2022年08月05日 | 映画

1990年から始まった「ジュラシック・パーク」シリーズの第6作目、完結編。
2015年の「ジュラシック・ワールド」のコリン・トレボロウが再び監督、シリーズ生みの親のスティーブン・スピルバーグが製作総指揮。
ジュラシック・ワールドのあった島、イスラ・ヌブラルが噴火で壊滅し、救出された恐竜たちが世界中へ解き放たれて4年。
人類はいまだ恐竜との安全な共存の道を見いだせずにいる。
恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、ジュラシック・パークを創設したロックウッドの亡き娘のクローン少女、メイジーを守りながら、人里離れた山小屋で暮らしていた。
ある日ヴェロキラプトル・ブルーの子供と、メイジーがさらわれてしまい、二人は取り戻すために立ち上がる。
その頃、巨大イナゴの大発生で、アメリカ中西部の農家は壊滅的な被害を受けていた。
どちらも、巨額の利益と地球制服をもくろむバイオシン社の仕業であった…



いやもう、話としてはハチャメチャです。
恐竜と人類の共存、イナゴを使った悪徳巨大企業の陰謀、クローン少女の存亡、
そのどれをとっても映画が一本できそうなのに、その三つを合体させるとは。
悪徳企業のCEOにあれだけ見込まれていたラムジーは、何故CEOを裏切ったのか?
誘拐された少女メイジーを見かけただけのケイラが、何故命を懸け、自分の飛行機を犠牲にしてまで、彼らを助けたのか?
正義感からと言えばそれまでですが、その辺りの説得力が足りなかった。
主要キャストは何があっても死なないし、あり得ないでしょ!?と思いながら、それでも恐竜の大迫力と、話のスピード感に見入ってしまいます。
オールスター競演の豪華パーティ、新種の恐竜との闘い付きと思えば、こんな楽しいものはない。



ジュラシック・パーク第一話の主要キャストが勢ぞろいなのです。
しかしあれはもう30年も前のこと、一体彼ら幾つなの?と調べてみたら。
アランを演じたサム・ニール74歳、イアンのジェフ・ゴールドブラムは69歳、エリーのローラ・ダーンは55歳。
体型も変わらず若々しく、激しいアクションも軽くこなすのは素晴らしいが、ローラ・ダーンは意外に若かったのね。



第一話で太っちょのネドリーが恐竜の胚を隠して持ち出そうとしたスプレー缶が出てきたㇼ、そのネドリーが最後にやられた襟巻トカゲのような恐竜ディロフォサウルスに、今回の悪徳巨大企業のCEOがまた襲われたりと、第一作のオマージュがあちこちに。
ティラノサウルスが世界最大の肉食恐竜だと思っていたら、今はギガノトサウルスが最強なのね。
何はともあれ、30年間楽しませてくれて、ありがとうジュラシック・シリーズ!

公式HP 

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やっぱりね

2022年08月04日 | 社会

日本の先週1週間の新型コロナの新規感染者は約138万人で、2週連続で世界最多だったとWHOが発表。
またかと思いながら読んでいたら、こんな記事も見つけました。
京大大学院の藤井聡教授が先週、イタリア、ドイツ、スイスに学会で行った所、どの国も何の規制もなく、マスクしてる人もおらず、入国時の帰省もなく、拍子抜けしたと。
空港にPCR検査場があるが、そこにいるのは日本人だけでガラガラだったと。
そしてコロナの問題は欧州では終わっている、日本だけが調べてるから世界一になってるのだと断言。

やっぱりね、と思わずにはいられませんでした。
先月スイスを旅行した友人(日本人)、イギリス、スコットランドを旅した友人(アメリカ人)から、同じようなことを聞いていましたので。
ジム仲間からまた、陽性になっちゃった!というLineが来ましたが、その人も軽症ですみそうです。
いつまで騒ぐのだ、日本!?


最新作、チビ姫とタロウ。
女の子は時におませな顔をします。
オムツをつけた三頭身、一才半の赤ん坊なのですが。

京大大学院・藤井聡教授 日本が新規感染者で世界最多の“カラクリ”明かす

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ワクチン4回目、向き不向き

2022年08月02日 | 家庭

昨日の夕方、近所のかかりつけ医院でワクチン4回目を打って貰いました。
7月中旬に予約した時点では、最短でも今月末しか取れなかったのですが、キャンセルが入ったということで急遽、昨日に。
私が3回目を打ったのは3月1日だったので、ジャスト5ヶ月目!
モデルナ、モデルナ、ファイザー、ファイザー。
私は2回目の後が高熱が出て一番酷かったのですが、今回はどうなるかな?
とりあえず今は36.9℃の微熱(私は平熱が35℃台なのです)でだるいのと、打たれた右腕が痛いだけ。
今日の午後のジャズダンスは無理かな?
天気予報では最高の暑さになるなんて言ってるし、本でも読んでゴロゴロするか…



のんびり多肉の世話なども。
これは小指の爪ほどの大きさの、可愛らしい花が咲くハナキリンといいます。
かざぐるまのように巻き込むように咲き、なんとも可愛い。



多肉には室内向き、屋外向きと色々ありますが、
マダガスカル島原産というこの花は、冬以外は断然、屋外向き。
写真の上の二つは外に置いた分、下は室内に置いた分。
下の鉢の右下に、ごく小さなハナキリンの白い花が咲いていますが、この後、花はなくなってしまいました。


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