格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

ロシアVS米国と言う、陰謀論者の間違え

2008-07-30 08:23:22 | オルタナティブ通信

ロシアVS米国と言う、陰謀論者の間違え
 ロシアは、カザフスタンのテンギス油田から、黒海の石油積み出し港ノボロシスクまで、1580kmのパイプライン建設を完了させ、稼動を開始している。

一方、老朽化した油田の再開発に忙しいアゼルバイジャンのバクー油田からも、既にグルジアを経由し、このノボロシスクまでのパイプラインが完成し、稼動を開始している。

このパイプラインは、外貨稼ぎのための、ロシア経済の「生命線」となっている。

この「生命線」は、米国国務長官コンドリーザ・ライスが、かつて取締役であったシェブロン石油、ロックフェラーのエクソン・モービル、ロシア政府、カザフスタン政府の共同経営によって動いている。

ロシアの「生命線」が、こうして米国資本によって半ば、動いている。

 今後、ロシアと米国の対立によって、新たな冷戦が開始され、第三次世界大戦が準備されると言う、陰謀論者の「国際政治学的・図式整理」は、こうした水面下でのパイプライン事業の一体化が、何も見えていない所から出てくる。

「自分に敵対する人間を全てイルミナティの手先」などと感情的に罵倒するインチキ陰謀論のような妄想ではなく、原油という「物質の動き」が現実を決定し、動かす。

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今年の米軍の戦争シミュレーション会議での議論

2008-07-30 08:13:37 | オルタナティブ通信

今年の米軍の戦争シミュレーション会議での議論


 米国ロードアイランド州ニューポートに、アメリカ海軍大学がある。この大学の2代目校長であり、第二次世界大戦に突入する時期において、米国海軍の対日本戦略を形成した、アルフレッド・マハン提督の名前を冠した、マハン会議室が、この大学構内にある。

米国が戦争に突入する場合、戦闘機を載せた航空母艦が、海外の敵国との戦闘行為の中心となる。そのため海軍こそが、地上部隊=陸軍を投入する前提段階の、先制攻撃を担当する。

海軍の戦闘によって一定程度、勝敗が決定した後、敵軍の一掃と、敵の敗戦処理のために陸軍が上陸する。

 米軍は、あらゆる国家との戦争に備え、世界各国との戦争シミュレーションを行っている。軍の各部署で、それぞれの外国との戦争の形態を、1国につき数百種類、シミュレートしている。もちろん、そのターゲットに、日本も含まれている。

この戦争シミュレーション「研究報告集会」が、毎年、この海軍大学のマハン会議室で開催される。

今年は、この会議に、中国軍の首脳も呼ばれた。

米軍の戦略会議に、中国軍部が呼ばれているのである。米軍と中国軍の水面下での一体化を、良く物語っている。

しかし、この会議の席上で、今年は、米軍首脳と中国軍幹部は、アジア戦略を巡り、激しく論争を展開した。水面下での一体化を示す、この会議への中国軍幹部の参加であっても、未だ、アジア戦略への意見の食い違いと、温度差は当然あるようである。

敵は味方であり、味方は敵である。強く一体化しながら、激しく対立する。対立は一体化であり、一体化は対立である。これがリアルポリティクスの政治力学である。
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今年の米軍の戦争シミュレーション会議での議論

2008-07-30 08:13:37 | オルタナティブ通信

今年の米軍の戦争シミュレーション会議での議論


 米国ロードアイランド州ニューポートに、アメリカ海軍大学がある。この大学の2代目校長であり、第二次世界大戦に突入する時期において、米国海軍の対日本戦略を形成した、アルフレッド・マハン提督の名前を冠した、マハン会議室が、この大学構内にある。

米国が戦争に突入する場合、戦闘機を載せた航空母艦が、海外の敵国との戦闘行為の中心となる。そのため海軍こそが、地上部隊=陸軍を投入する前提段階の、先制攻撃を担当する。

海軍の戦闘によって一定程度、勝敗が決定した後、敵軍の一掃と、敵の敗戦処理のために陸軍が上陸する。

 米軍は、あらゆる国家との戦争に備え、世界各国との戦争シミュレーションを行っている。軍の各部署で、それぞれの外国との戦争の形態を、1国につき数百種類、シミュレートしている。もちろん、そのターゲットに、日本も含まれている。

この戦争シミュレーション「研究報告集会」が、毎年、この海軍大学のマハン会議室で開催される。

今年は、この会議に、中国軍の首脳も呼ばれた。

米軍の戦略会議に、中国軍部が呼ばれているのである。米軍と中国軍の水面下での一体化を、良く物語っている。

しかし、この会議の席上で、今年は、米軍首脳と中国軍幹部は、アジア戦略を巡り、激しく論争を展開した。水面下での一体化を示す、この会議への中国軍幹部の参加であっても、未だ、アジア戦略への意見の食い違いと、温度差は当然あるようである。

敵は味方であり、味方は敵である。強く一体化しながら、激しく対立する。対立は一体化であり、一体化は対立である。これがリアルポリティクスの政治力学である。
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中国がウイグルを弾圧する理由

2008-07-30 07:58:19 | オルタナティブ通信

中国がウイグルを弾圧する理由

 西暦2000年代に入り、中国最大手のエネルギー企業・中国石油天然ガス集団公司が新たに発見した、中国国内の原油は推定23億トンを超え、天然ガスは1兆5000億立方メートルを超える。

その大部分は、ウイグル自治区で発見されており、現在、ウイグルから上海に向け、中国大陸を3000km横断する、大パイプライン設備が猛スピードで建設されつつある。

中国がウイグルの独立を絶対に認めず、ウイグル人を他の地域に強制移住させ、民族そのものを消滅させる「民族浄化」作戦を展開し、軍隊を投入し弾圧を展開している真の理由は、ここにある。
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