9.11テロと、サブプライム問題の地下水脈
9.11テロで崩壊した、ワールドトレード センターの52F、53Fには米国債 のメイン取引センターがあった。
しかし9.11によって、その800人のトレーダー は全員死亡、アメリカ国債取引についてのデータの多くも失われた。国債取引の証拠、証人が全て消滅した事になる。
米国債を担保 に資金 を借り出し、ヘッジファンド に投資 し、またヘッジ運用する事が金融 機関の常套手段であったが、この取引による巨額の損失が、9.11によって「ウヤムヤ」にされ、一部の金融業 者が「救済された」。
もしも、不明になったヘッジ運用の損失が表面化していた場合には、銀行 ・ファンドの崩壊と同時に、担保となっていた米国債の投売りによって現金を回収し、損失の穴埋めに使うという担保権行使が行われ、米国債大暴落という事態になった可能性がある。
ドル、米国債の暴落回避、米国の金融秩序維持のために、9.11テロは不可欠であった事になる。